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沖縄とパレスチナで見たそっくりの光景、言われた同じ言葉。「帰ったら日本を変えてほしい」






■私が見た沖縄とパレスチナ、デジャヴュのような相似形■






もう10年以上前ですが。

パレスチナ自治区を訪れた時、

あまりの既視感に目を疑いました。



「初めて来たのに、

なんでこの風景を

私は知ってるんだ??」




見渡す限り続く、

整然と区画された田園風景。


車窓いっぱいに見える

広大な敷地は、すべて

イスラエルに占領された土地。






1997年の少女暴行事件後、

嘉手納基地を包囲する

ヒューマンチェーンに参加

するために

沖縄を縦断する国道を

北上しながら見た風景が、

まさにそれでした。



広くてゆったりした

綺麗なビーチやデカイ敷地は、

全部が米軍基地。


縮尺を間違ってるんじゃないか

と思うくらい狭い場所に

ひしめくように押し込められて

いるのが、地元の人たちの家々。





びっくりするほどの相似形を

成していたその風景は、

成り立ちまでが似通っていました。






パレスチナの人が

かつて住んでいたのに、

中東戦争によって追われた土地。


目の前にあるのに、

いまは立ち入ることも

耕すこともできない占領地。






沖縄戦後、アメリカ占領下で

多くの土地が米軍に接収され。

終戦後やっとの思いで

再建した家や畑を、

朝鮮戦争時、

「銃剣とブルドーザー」で

追い出され

米軍基地が拡張されて。



金網の向こうに見えている

自分の土地に立ち入ることも、

子どもの頃に登って遊んだ

庭のガジュマルの樹に

触れることもできないまま

60年以上が経過。







そして、現在。



学校へ向かう子供たちが通る

生活道路を、銃を持った

フルメタルジャケットの

兵士が闊歩する風景も、

パレスチナと同じ。




▼これが日本か 米兵が銃持ち県道を移動、沖縄・高江

2016年7月27日付 琉球新報

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-324192.html

画像も同紙から拝借しました▼

b0343370_16343867.jpg




オスプレイが「不時着」しても、

小学校に米軍機部品が落下し

避難シェルターまで造られても、

飛行を止めることすらできない。


沖縄は占領下じゃないのに、

占領状態がそのまま残っている。




これって独立国なの??







■基地の始まりがそもそも国際法違反■







こうした米軍基地問題の

始まりの問題点について、

沖縄選出参院議員の

伊波洋一さんが指摘されています。



▼伊波洋一さんTwitterより

https://twitter.com/ihayoichi/status/1037579357823201281

b0343370_05525054.jpeg


***シェアココから***



”沖縄の基地問題の原点は

米軍占領による住民からの土地強奪。

占領軍による住民財産の没収は

ハーグ陸戦条約「第四六條 

私有財産ハ之ヲ没収スルコトヲ得ス」

によって禁じられている。


米軍基地の返還を求めることは

沖縄県民の正当な権利である。


普天間基地の返還で県内に

新たな基地を求めるのは不当だ。”




***シェアココまで***





少し解説させていただくと、

基地問題の始まりが、そもそも

戦時の敵国領土における

軍の権力について定めた

ハーグ陸戦条約違反だと。


たとえ占領していても、

住民の財産や私有地を勝手に

没収することは国際法違反だと。


この指摘は全くその通りだと思います。



(イスラエルの占領地での入植も

国連安保理や国際司法裁判所から

何度もダメだと勧告されています)




占領者によって

奪われた土地を返還させる

正当な権利を行使しないで、

どこが独立国家なんでしょうか?







■沖縄でもパレスチナでも言われた言葉「帰って日本を変えてほしい」■






なので、

「沖縄ガンバレ」みたいな声を

見聞きすると、

悪意がないのは重々承知して

いるのですが、どうにも

「わじわじ」して

居心地が悪くて仕方ないんです。





パレスチナでも沖縄でも、

言われたのは同じ言葉でした。





「日本に帰ったら、

アメリカの戦争を支えている

日本を変えてくれ」と。







沖縄で交流した様々な人達からも

異口同音に言われました。




平和バスガイドの草分け・

糸数慶子さん(現・参院議員)、


「基地・軍隊を許さない

行動する女たちの会」の

メンバーの女性の方々、


読谷村の反戦地主・知花昌一さん、


「沖縄のガンジー」と呼ばれた

阿波根昌鴻さん(故人)も、


「沖縄が基地を望んだことは

一度もない。

沖縄に基地を置いているのは、

本土の側。

だから本土へ帰ったら、

日本政府を変えて欲しい」、と。






▼阿波根さん達が島ぐるみ闘争の時に建てた

「伊江島 土地を守る会」の団結道場

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■大事なのは、「最前線」を作らせないこと■






実際、

「最前線」の現場で

出来ることは限られます。



パレスチナでは、

私たち市民ツアーの一行は

迫りくるイスラエル軍の

戦車を止められず、

なす術なく難民キャンプを

後にする事しかできませんでした。



沖縄では辺野古の新基地建設完成が

非暴力の直接行動で

10年押しとどめられてきましたが、

でもそれだけでは、

全体状況を止められない。



そうした現地での直接行動を

無駄にしないためにも、次々と

機動隊などを送り込んでくる

政府を止めないと、

延々とどこかで繰り返される。




だから、

いかに最前線を作らせないかが

肝心なのだと。


沖縄とパレスチナで

自分なりに学んだ

最大のことはそれでした。







■最前線で争い合わされるのは■





そして、忘れてはならないのは、

「最前線」で争い合わされるのは

いつも普通の人たち同士

だということです。




沖縄の新基地建設工事を

止めようと座り込む

沖縄戦を生き残った

おじいやおばあを

排除しているのは、

地元沖縄の軍警だけじゃない。


神奈川や大阪など

あちこちの県警から派遣された、

若い機動隊員や、警備員たち。




▼高江の機動隊員や警備員たち

Photo by ママ崎ママ

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パレスチナでの占領を

やめさせようと

非暴力で訴える人達を

実弾や催涙弾で追い散らして

いるのは、

つい数週間前まで

ニンテンドーのゲームを

やっていたような、

189歳の新兵たちでした。




▼ひとりひとりは人懐い笑顔のイスラエル兵たち。

2002年6月、パレスチナ自治区

ヨルダン川西岸地区にて

Photo by しゅくらむ(筆者)

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機動隊員も警備員も、

そして若いイスラエル兵も、

ただ自分の仕事をやっているだけ。


誰もわざわざ争い合いたくなどない。


なのにやりたくもない仕事を

しなくてはならないから、

暴力的・排他的になる。







そして、選挙などのたびに

選択を迫られ、いつも

分断に苦しめられるのは、

地元で暮らしている人達です。




そういう現場に、

人を追い込んではならない

のだと思います。




彼らをそういう場に

追いやっているのは誰なのでしょう?




沖縄の主産業が基地で

基地が無いと生きていけない

経済だったのは、

いまや過去の話です。



基地が無くなって困るのは、

一番基地を望んでいるのは、

いまや本土の方ではないですか。





<沖縄基地の虚実11>跡地の経済効果28倍 基地、発展の足かせに

琉球新報 2016年5月22日付

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-283959.html

画像も同紙より拝借しました▼

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■簡単に言えないからこそ。日本の何を変えればいいのか?■






現在、激戦が伝えられている

沖縄の知事選。

非常に厳しい選挙だと思います。



私自身は、翁長知事の遺志を引き継ぐ

玉城デニーさんを支持します。



一方で、本土で生活していて

沖縄で生きていく訳でもない私が、

軽々に言えないとも感じていて。


それを承知で、

それでも何かをせずにはいられない。



日米同盟が必要だとしても、

こんな占領状態のままでいいのか??



せめて現状を伝えることくらいは

しなくてはと思い、

書き綴っています。




沖縄の選挙の結果がどうあれ、

沖縄の中だけの選択に

し続けている限り、

解決が難しいからです。




では、

日本本土の何を変えることが

必要なのか?





「アベ辞めろ」を主張するだけ

では危ういと感じています。


民主党政権時代の野田総理も

米軍基地は地位協定により

提供し適切に使用していると

答弁しました。




最大の要因はやはり、

「沖縄は大変だと思うけど、

やっぱり北朝鮮とか

中国が心配だし、

米軍がいないと困る…」という

本土の精神構造でしょう。



つづめて言えば、

「守ってもらってるんだから

占領状態でも仕方ない」。



それが変わらなければ、

誰が首相でも

どの党が政権を執っても同じ

だと思います。





だからこそこの際、

再検証しておきたいんです。


ホントに「米軍は日本を

守ってくれてる」のか??






■日本防衛が目的じゃない?!■





日米地位協定と他国の地位協定の

国際比較に徹底的に取り組まれた

伊勢崎賢治さんと布施祐仁さんの著書

「主権なき平和国家」から見てみます▼

(201710月集英社クリエイティブ発行)




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***一部抜粋ココから****



※見出しと◆はしゅくらむによります※




”アメリカは日米安保条約によって

日本を防衛する義務を負っていますが、

そのためだけに日本に米軍を駐留

させているのではありません。


むしろ、第一の目的は、

日本の防衛以外にあります。”




【例証】



1968年アメリカ国防総省作成の極秘文書

「日本と沖縄の米軍基地・部隊」

(アメリカの民間機関「ナショナル

セキュリティ・アーカイブ」が

情報公開法に基づいて入手し公開)


「(日本に)日本防衛のための基地は一つもない。

いくつかの部隊が副次的に、

そのような任務を持っているだけだ」




1993年から1995年まで陸上自衛隊

トップの陸上幕僚長を務めた冨澤暉氏


「在日米軍基地は日本防衛のためにある

のではなく、アメリカ中心の世界秩序の

維持存続のためにある」


(公益社団法人「安全保障懇話会」

20092月の会報)




1991年の特別協定を結んだ時の

アメリカ国防長官、ディック・チェイニー氏も


「米軍が日本にいるのは、

日本を防衛するためではない。

米軍にとって日本駐留の利点は、

必要とあれば常に出撃できる前方基地

として使用出来ることである。


しかも日本は米軍駐留費の75%を

負担してくれる。


極東に駐留する米軍は、

米国本土から出撃するより

安いコストで配備されている」


199235日、米下院軍事委員会)





”実際、在日米軍基地は、

朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、

アフガン戦争、イラク戦争と

アメリカが第二次世界大戦後に

アジアや中東で行った軍事行動の

ほとんどで出撃拠点や兵站拠点

として使われてきました。”




****一部抜粋ココまで***







そして実際、最新の

米軍の対中戦争シミュレーション

「オフショア戦略」でも、

日本を防衛するなんて書いていないのです。



もし戦争になったら、


「米軍はまず逃げる」


って言ってるんです。




「実際に戦うのは自衛隊で、

戦場は沖縄と日本本土、

アメリカはちょこっと作戦に

アドバイスするだけ」と、

自衛隊最前線部隊出身の

井筒高雄さんも指摘されています。






既に日米合同軍事演習もとっくに

そういうマニュアルで実践されてる。



▼「三上智恵の沖縄<辺野古・高江>撮影日記より

https://youtu.be/92Nxh-PEB28

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こうした事実を見ると、

「米軍が守ってくれる」というのは

自分に都合のいい願望、

というよりもはや幻想です。



この幻想から自由になることが

必要なのではないでしょうか。








■「アメリカに守ってもらってるから仕方ない」と思わなくてもいい!■






解決策は、

改憲よりもまず地位協定の改定だと、

「主権なき平和国家」著者の

伊勢崎賢治さんと布施祐仁さんは

主張されています。




何も日米同盟を今すぐ

破棄するとか、

独自核武装するとかではなくて、

地位協定を普通の同盟国並みの

運用にすることだ、と。





***シェアココから****




”地位協定をめぐる歴史を

冷静な目で見れば、

この問題でアメリカが譲歩する

度合いの大小は、必ずしも

アメリカの防衛にどれだけ

貢献しているかで決まって

いるわけではないことがわかります”



”ドイツでも、韓国でも、イラクでも、

地位協定に関してアメリカ側の譲歩を

引き出す最大の要因となったのは、

受け入れ国の「国民感情」です。”




***シェアココまで****




詳しくはぜひ著書をご参照ください!▼







準戦時下のイラクや韓国でさえ

運用改定を実現できているのです。


なぜ「平時」で「平和」なはずの

日本で出来ないのか?



それは「国民感情」、

私たちの意識次第です。




「仕方ない」と諦める必要はない。



戦略を練りましょう。


これからが勝負だと思うのです。







【当ブログ内関連記事】




▼【日常スケッチ】どこまでも続く田園風景。パレスチナの人たちが、今も「イスラエルって呼びたくない」理由。

http://syuklm.exblog.jp/24736236/


元イスラエル兵が語る占領リアルpart1・ついこの間までニンテンドウのゲームをやってた1819歳の少年が、人間的に壊れてしまう理由。

https://syuklm.exblog.jp/25223656/


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繰り返される暴言と沖縄差別。「モグラ叩き」を終わらせる道は?

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▼必見!国防のリアル。「中国脅威論」とガチで向き合う・アメリカが守ってくれない理由。

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by shuklm | 2018-09-24 06:01 | 沖縄・原発・震災など | Comments(0)

紛争地へ行った者としての使命感―体験を還元するためにブログ





初めてこのブログを見てくださる方、

世の中に星の数ほどあるブログの中から

訪問いただき、有難うございます。


今日は、なんでこんなニッチで

マイナーなブログを始めたのか?

というハナシをば少々。




いままで読んでくださっていた皆さま、

遅ればせながら、2018年頭のごあいさつ&個人的なハナシ。

の続きです。





2002年パレスチナを訪問してから、

全力でイラク反戦運動に取り組んだ反動で、

燃えつき症候群と自殺念慮を体験。


過労死レベルの業務量で体を壊して、

しばらく社会運動を離れていました。





それ以上に、

「イラク戦争を止められなかった。

パレスチナ問題も解決の途が見えない。

いったいどの面下げて、

パレスチナの人たちに会えるのか。

自分には、何も言う資格はない」と

思ってきました。




もう燃え尽きたくない、

死にたくても死ねないという

精神状態には陥りたくない、

という強迫観念もありました。






しかし2014年夏、

イスラエル軍によるガザ攻撃で

あまりにも一方的な報道に対して、

「このまま何も伝えずに

終わるわけにはいかない」

「少なくとも自分が現地で

見聞きしたことは伝えなくては」と、

当ブログを開始したのでした。


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「日本の友人達よ、

どうか道を誤ってくれるな」と、

祈るような、血族に寄せる思慕にも似た

想いを寄せてくれていた中東の人たち。




12年前のあの時、

私に言葉を与えてくれた

パレスチナ・イスラエル、

シリア・イラク・アフガンなどの

人たちに、いま何かを返せるとしたら。





本当にささやかなこの場だけれど、

綴らずにはいられない。





届きますように。





心ある日本の人たちに、

彼らの思いが届きますように。





日本から、

彼の地に希望を届けられますように。






【当ブログ内関連記事】

「日本の友人たちよ、道を誤ってくれるな」。日本人だからこそ出来ることがあると教えてくれた、”中東からの眼差し”。

「なんでそんな遠い所のことを?」社会で働き20年。人生ままならないからこそ、伝えたいこと。~戦後70年の8月に~




【当ブログ内関連カテゴリー】


パレスチナ自治区 現地レポなど

シリア人の友人のこと・難民・シリア関係

中東・イスラムなどからの声

はじめての方はコチラからご覧ください




上記のような内容を

ギュッとコンパクトにして、

イベントでお話しさせていただきます。

よろしかったらのぞいてみて下さい!▼

この際だからぶっちゃけトークしませんか?? 4人4色のシロウト×平和学専門家が語る、憲法・改憲・国民投票!@3/10東京




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by shuklm | 2018-03-07 22:41 | はじめての方はコチラからご覧ください | Comments(0)

乾杯で応援!和平を願って醸造されたパレスチナ産ビール☆新年やお祝いにいかがですか?









1993年のオスロ合意の後、

和平の継続を願って、

94年にパレスチナ初の地ビールが

誕生しました。


それが「タイベビール」!▼

今までも何回か取り上げてきましたが、今回は起業ヒストリーについて等)

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生産地は、ヨルダン川西岸地区・

エルサレム郊外のタイベ村。


聖書の中でキリスト最後の隠遁の地・

エフライムとして登場するこの村は、

現在100%キリスト教徒のコミュニティです。





戒律でお酒が飲めないイスラム教徒が

多いパレスチナですが、

クリスチャンも大勢住んでいるんですね。




そのクリスチャンの村ならではの

起業として作られたビール醸造所。




アラビア語でズバリ「美味」と

名づけられたタイベビールは、

ビール通からも高く評価され、

ドイツ、ベルギー、デンマーク、

スウェーデン、そしてイスラエルでも

販売されるようになり、

占領下で失業者も多いパレスチナでの

新しいビジネスモデルとなりました。




タイベビール「サクセス物語と挑戦」動画

https://www.youtube.com/watch?v=FDjbYmECQ-Q




創業者のコウリ―さん

「私たちは自分達の国を持っていないが、

パレスチナ人皆のビール、

パレスチナ人全体の製品を持っている」。






さらに、イスラム教徒も一緒に飲める

ノンアルコールビールも開発。


そして、タイベ村のビールフェスタは

村の名物になり、いまや毎年

世界中から来場者が訪れる

一大イベントに!


タイベ・オクトーバーフェスト動画

https://www.facebook.com/taybeh 4 oktoberfest/videos/1210974958965915/





このタイベビール、

日本でも飲めます!





パレスチナ産品専門のフェアトレードショップ・

「セーブ・ザ・オリーブ」で取り扱っています。



一緒にパレスチナを訪問した友人が

帰国後立ち上げたこのお店で、

2005年からずっと販売し支援してきました。





買って飲んで味わって、

一緒に和平を応援しましょう!




セーブザオリーブ

オンラインショップはコチラから

http://savetheolives.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2179302&csid=0




新年のご挨拶やお祝いにご希望の方は

下記HPご確認の上、お早めに☆





***セーブザオリーブ年末年始配送について

オンラインショップよりシェアココから****





【年末年始の配送につきまして】




☆年内発送最終日:1227日(水)

15時までのご入金確認で、

 最終日に発送いたします)


☆年始発送開始日:15日(金)


☆休業日:1229日(金)~14日(木) 


※緊急の場合はメール、FAX、お電話を。


貼り付け元 <http://savetheolives.shop-pro.jp/>



****シェアココまで******







セーブ・ザ・オリーブ (Save the OlivesFacebookはコチラ

https://www.facebook.com/savetheolives/


タイベビール(Taybeh BeerFacebookはコチラ

https://www.facebook.com/taybehbeer/





ぜひイイねやシェアで応援しましょう!






【当ブログ内関連記事】


パレスチナの暮らしと心を支えるフェアトレード ※追記アリ※


パレスチナでいま、ノンアルコールビールが大人気らしい件☆


【現地情報】オクトーバーフェストinパレスチナ &Newブリュワリー誕生!


Xmasにオススメ!パレスチナ産品を使った超カンタンレシピ☆




【関連カテゴリー】


パレスチナ産品&レシピ








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by shuklm | 2017-12-24 13:11 | エルサレム・和平・国際監視 | Comments(0)

和平は、「仲良くする/しない」の問題じゃない・パレスチナ和平を難しくしているものPart3;難民帰還という悲願





パレスチナ和平を難しくしているもの 最終回、
Part1;土地と水利権の問題、
Part2;エルサレムの帰属問題 の続き です。




私がエルサレム帰属問題と

難民帰還権の問題について

詳しく知ったのは、

NHKスペシャル「ドキュメント・エルサレム」2004放映)

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【写真はNHK出版「ドキュメント・聖地エルサレム」表紙より】



パレスチナ・イスラエル双方で

和平実現へ渾身の努力を続ける人たちと、

彼らをめぐる過酷な現実に肉薄する、

人生で最も衝撃を受けた番組のうちの1つでした。



今回は、主にこの番組と書籍を手掛かりに書いてみます。









■なぜパレスチナ難民が発生したのか?■






難民帰還権の話に入る前に、

基本的なところを確認しておきますと。



なぜパレスチナ人が難民にならなくてはならなかったのか?



一番わかりやすかったのは、

高橋和夫さんのこの解説。





***高橋和夫さん著「アラブとイスラエル」より

  引用ココから*******





(パレスチナ難民の発生については)

”イスラエルとアラブ側で異なった歴史が語られている。





イスラエルの歴史によれば、

1948年の第一次中東)戦争中にアラブ側が

パレスチナ人に避難を呼びかけた。


アラブの軍がシオニストを攻撃するので、

その邪魔にならないように、一時脱出するように

との指令がラジオで流されたというのである。


アラブの軍隊の勝利の後に帰還すればよいと

思ったパレスチナ人たちは、そのため故郷を

離れたというわけである。”






”一方、アラブ側の歴史によれば、

アラブ諸国はそのような呼びかけはおこなっていない。


イスラエルがパレスチナ人を追い出したというのである。


その方法の一つとして取られたのが、

ディール・ヤシーン村の虐殺であった。




この村を包囲したシオニストの軍事組織

の一つ「イルグン・ツヴァイ・レウミ」の

一部隊が、老若男女を問わず村の住民の皆殺しをおこなった。


この虐殺のニュースはパレスチナ人の

あいだに広まり、恐怖にとりつかれた

パレスチナ人の大脱出が始まった。”






”この両者の中間に位置する以下のような説もある。


ディール・ヤシーン村民の虐殺が始まると、

これに気付いた付近の村のユダヤ人が、この虐殺を止めた。


だがアラブ側のラジオが、

ディール・ヤシーン村の女性に対する

暴行が起こったと脚色を加えて放送した。


これがパレスチナ人の避難を引き起こした。”






難民となったパレスチナ人への支援は

けっして充分ではなかった。


テントが不足し、上半身のみをテントに入れ、

足を出して寝たという悲惨なありさまであった。”





”イスラエルではパレスチナ人の「放棄」した

財産の没収、地名の変更、村落の破壊など、

パレスチナ人の生活の痕跡の抹消

ための施策がつぎつぎと実行に移された。



だがイスラエルのこうした政策も、

難民キャンプで呻吟するパレスチナ人の

脳裏からパレスチナの記憶を消し去ることはなかった。




こうして、パレスチナで少数派であった

ユダヤ人が多数派に変身し、

多数派であったパレスチナ人が少数派に転落した。”







****引用ココまで******






■故郷へ帰ることを願い続けて70年■






どの説が正しいのか断言できる根拠を

私は持っていません。

しかし少なくとも確かな事実は、

パレスチナの400以上の村が地図から消えたということです。

(フォトジャーナリスト広河隆一さんの調査による)




1948年の「独立戦争」に勝利した

ユダヤ人が、「故郷を取り戻す」

という悲願を果たした一方で、

故郷を追われ避難したパレスチナ人は

70万人(国連統計による)。


シリア内戦が激化するまで、

世界最大の難民はパレスチナ人であり

世界の難民の4人に1人がパレスチナ人でした。


参考:「パレスチナ子どものキャンペーン2015年次報告」






来年2018年で実に70年が経過、

その数はいまや1,000万人にのぼり、

帰郷を果たせないまま亡くなる1世代目、

生まれてから一度も「故郷」を

見たことのない4世代目も大勢います。





国連決議も帰還権を

認めているにもかかわらず、

帰るべき故郷がない。


なぜならイスラエルの軍事占領が続き、

そこで生活しているイスラエル人がいるから。




どちらかを立てればどちらかが立たない、

難題中の難題です。







■オスロ合意後、難民帰還権という核心に正面から向き合った2人■






NHKスペシャル

「ドキュメント・エルサレム」は、

そうした背景を含む、

パレスチナとイスラエルの

100年の歴史を縦軸に、


和平を推進しようとする

パレスチナ人サリー・ヌセイべ氏と、

イスラエル人メロン・べンベニスティ氏

2人の男性の人生を横軸に進みます。





パレスチナ人の大学教授

サリー・ヌセイべ氏は、

オスロ合意後、アラファト議長に抜擢され

和平実現に奔走した人物。


イスラエル人の歴史家

メロン・べンベニスティ氏は、

4次中東戦争後のエルサレム市の助役。




この二人の間で、エルサレムを

将来の2国の首都として共同管理すべく、

具体的に水道や電気などのライフラインを

どう分割していくのかまで、

細かい交渉が進められていきます。




同時に、土地の問題、難民帰還権の問題が

俎上に載せられます。






しかし、

「パレスチナ人にも同等の権利を

与えるべき」と主張した

ベンベ二スティ氏は、

ユダヤ人の反発を買って辞任することに。






さらに2000年、

当時のイスラエル首相シャロンが、

エルサレムのイスラム聖域に立ち入り。


歴代イスラエル政権さえ実行しなかった

暴挙に対して、パレスチナ人の

溜まりに溜まっていた不満が爆発。


第2次インティファーダが始まると、

シャロンはこれに軍事侵攻で応え、

和平プロセスは完全に暗礁に乗り上げます。







パレスチナ・イスラエル双方の

世論の理解がえられず、

困難を極める状況を打開するため、

下野したヌセイベ氏は思い切った策に打って出ます。




「現実的なパレスチナ国家建設を

認めさせるために、パレスチナ難民の

帰還を諦めるべき」と公言、

タブーに踏み込んだのです。



イスラエルの新聞の1面に

全身写真と意見広告を掲載し、

イスラエル世論へも訴えかける

一大キャンペーンを展開します。




が、この行為は

パレスチナ人からは激しく非難され、

街を歩いていても「裏切り者!」と罵られます。







それでもヌセイベ氏は訴え続けます。



「第一次中東戦争の前まで住んでいた

土地に戻れるという夢…。


その夢はもはや実現しないということを

パレスチナの人々に勇気を持って

伝えなければなりません。


その代わりに自分たちの国家をつくれば

新しい生活が始まるのだということを

人々に示す必要があるのです」。






ベンベニスティ氏も、

右派の台頭と分離壁建設が

和平を破壊すると発信を続けます。



「失ったのは私の方ではありません。


しかし、彼らが失ったものを

理解しようとすること。

分かち合おうとすること。

苦悩を負わせたのは私たちの側なんだ

という罪の重荷を抱えること。


それは、決して偽善にはならないと考えています」








「永遠の都エルサレム」に向かって

二人の思いがクロスする場面で、

番組は終わります。


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【写真はNHK出版「ドキュメント・聖地エルサレム」表紙より】








パレスチナ人であるヌセイベ氏が、

同胞の感情を傷つけることを承知の上で

それでもなお「諦めろ」と

言わねばならないという現実が

あまりにも切なくて、

番組を観終わった後も

言葉をつぐ事が出来ませんでした。







和平は、「仲良くするか・しないか」の

問題ではない。




「誰が何を諦めるか・諦めさせるか」、

という問題なのです。









■これが「和平」なのか??■





◆政治的には妥当な選択だとしても…◆





難民帰還権を放棄し、

イスラエル国家を承認するかわりに、

パレスチナ国家の独立を得る。



これ以上の流血を止めさせ、

具体的的和平を実現するためには、

おそらく政治的選択肢としては

一番現実的なオプションでしょう。



それは私も理解できます。





しかし、中東戦争で

イスラエルに故郷を追われた時に、

かつて住んでいた家の鍵を

ずっと大切に代々の家宝にしながら、

「いつか、あの我が家に帰るんだ」

ということだけを心の支えにして

これまで生きてきたパレスチナ難民が、

いったいどれほどいることか。



その夢を諦めろ、と

私はパレスチナの人達には言えません。



とても言えない。



どれほどの想いを

葬り去らせることになるのか。


その和平はあまりにも公正ではない。






◆ディール・ヤシーン村は、いま◆





パレスチナ難民発生のきっかけの

1つとなったディール・ヤシーン村。


2002年、シャロンの軍事侵攻が続く中

パレスチナを訪れた時、

偶然通りがかる機会がありました。




そこには生活の痕跡は跡形もなく、

代わりに「ヤド・ヴァシェム」

(ホロコースト犠牲者の記念碑)が建ち、

「ここはユダヤ人のものだ!」という

ヘブライ語の横断幕が掲げられていました。





それを見やりがら、

パレスチナ人の友人は言いました。



「この世に正義なんてないよ」、と。




そうではない、と言い切れる人がいるでしょうか?






ユダヤ人は、千年来の故郷に帰還を果たした。

では、なぜパレスチナ人は故郷に還れないのか。



この問いに答えられる人がいるでしょうか?








■パレスチナ・イスラエルが諦められない理由■






「いつか自分たちの国に帰るんだ」、

それだけを心の支えに生きていく。

それはかつてのユダヤ人の姿と同じです。


いま、そのユダヤ人によって

パレスチナ人が離散させられているという事実。






そもそも、何故イスラエルが建国され、

パレスチナ人が追い出され

なくてはならなかったのか?



ユダヤ人が何百年も迫害され、

ナチスに虐殺され、

「このままでは自分たちの居場所がない」

と思い詰めたから、

「安住の地」イスラエルが必要だった。




今も、「イスラエルを失ったら

自分達は世界中のどこにも行き場がない」

と思い詰めているから、絶対に譲れない。




現に、2014年のイスラエル軍による

ガザ攻撃時、ヨーロッパでユダヤ人への

排斥が悪化し、身の危険を感じて

イスラエルへ移住するユダヤ人が

急増したという事実もあります。


参考:2014年8月6日付 神奈川新聞記事





もし世界中のどこででも

生きていけると思えるなら、

こんなにもユダヤ人が

イスラエルという国家形態に

固執することはないはずです。





ユダヤ人がユダヤ人として

当たり前に暮らしていくことが

出来ない世界。


それが変わらない限り、

不安を抱えるユダヤの人たちの

固執がやむことはないでしょう。






これは世界中にかえってくる問題です。







パレスチナ難民が帰還権を捨てられないのは、

それ以外の希望や夢を叶える機会を

ずっと奪われてきたからです。



あまりにも理不尽で不公正が

まかりとおってきたから

それに未来を託すしかない。



パレスチナへの不公正がやまない限り、

彼らから望郷の念を消すことは

出来ないでしょう。







これは私たちの生きている世界の問題です。








だからこそ、そうであればこそ、

私たちの生きている世界を変えることで、

変えられる事があるはずなのです。







何かを成しましょう。


私たちの世界を取り戻すために。


その可能性を広げていくために。









※文章一部加筆しました(2017・12・19)


この文章は、10年書きたくても書けずお蔵入りしていたものでした。

読んでくださる皆様のお陰で形にすることが出来ました。

今回シェアしてくださった方々に特に御礼申し上げたいです。

何がしかのお役に立てれば本望です。





【当ブログ内関連記事】



▼和平について


和平は、「仲良くする/しない」の問題じゃない。パレスチナ和平を難しくしているもの・Part1;土地と水利権の問題


私が見たエルサレム・今も変わらぬ願い。和平を難しくしているものPart2:エルサレム帰属問題






▼ディール・ヤシーン村をめぐるやりとり

「この世に正義なんてないよ」。パレスチナ人の本音に、言葉を失う。  



▼ざっくりパレスチナ問題、オスロ合意まで

「パレスチナ問題」って、ぶっちゃけ何なの?

「パレスチナ問題」解きほぐす手がかりを探す・同じ歴史を、イスラエル・パレスチナ両サイドから見てみる。その1

「パレスチナ問題」手がかりを探す。その2

「パレスチナ問題」手掛かりを探す。その3「インティファーダの衝撃」



【関連カテゴリー】

エルサレム・和平・国際監視




【参考図書など】


平山健太郎さん&NHKエルサレムプロジェクト

「ドキュメント 聖地エルサレム」

2004年 NHK出版


※2004年放映された番組「ドキュメント・エルサレム」は

2017年現在、NHKオンデマンドでは見れないようですが、

上記の番組プロジェクト書籍が発行されています。

ぜひNHKにオンデマンドリクエストをしてみてください!!




高橋和夫さん著

「なるほどそうだったのか!!パレスチナとイスラエル」

2010年 幻冬舎

「アラブとイスラエル」

1992年 講談社現代新書


広河隆一さん著

「パレスチナ 難民キャンプの瓦礫の中で」

1998年 草思社


イツハク・ラビン著 

「ラビン回想録」

1996年 ミルトス

竹田純子さん訳・早良哲夫さん監修




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by shuklm | 2017-12-18 22:03 | エルサレム・和平・国際監視 | Comments(0)

パレスチナで何が起こってきたのか?【最新現地動画byVFP 有り!】



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▲2002年6月。F16戦闘機で破壊された小学校の校庭に散らばる教科書
          






◆私が見たパレスチナ◆







小学校が戦闘機で攻撃される▼

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救急車が検問所で停車させられる▼

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民家が住んでる人ごと轢き潰される▼

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(もちろんすべて国際人道法違反です)






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私自身も、イスラエル軍の

戦車の砲撃音が迫り来るのを聴き、

真夜中、照明弾を目にし、

戦車部隊に包囲されて

一晩を過ごしました。






もう10年以上も前の2002年、

市民交流ツアーに参加した時のことですが。







オスロ合意を成立させたイスラエルの

ラビン首相が暗殺された後、

シャロン首相がパレスチナ自治区に

突然軍事侵攻し、ついに

第2次インティファーダ(民衆蜂起)が

始まった頃。








それでもその中で出会った人達は、

朝が来ればご飯を食べ、

決まった時間に礼拝し、

学校や職場へ行き、

家族や友人たちと談笑しながら

サッカーワールドカップに熱中する

ごく普通の生活を送っていました。





▼破壊された小学校の校門から

そーーっと覗いていた恥ずかしがり屋のこどもたち。

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▼ジェニン難民キャンプ、瓦礫の前で。

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▼ヨルダン川西岸地区トゥルカレムの街中で。
障害があっても人懐っこい笑顔の少女。
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アラファトPLO議長の元で

ゲリラ戦を闘った

歴戦の老指揮官は語っていました。


「オスロ合意後、

イスラエルとは隣人でした」と。▼

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イスラエル軍戦車や軍用ヘリや

ブルドーザー等で破壊された

ジェニン難民キャンプの瓦礫の前で、

キャンプの責任者の方は言いました。


「ユダヤ人を憎んでいるわけでは

ありません」、と。

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誰も紛争など望んでいなかったのです。










◆「過激派」が支持された理由◆






確かに「過激派」ハマスなどの

「自爆」攻撃もありました。




ハマスが支持されたのは、

和平合意を反故にして

軍事侵攻してきたイスラエルに対して、

和平合意を捨てないPLOファタハ

(パレスチナ暫定自治政府)が

無策に映ったからでした。



「ただ殺されるのを待っているより

一矢報いたい」と、「自殺攻撃」に

志願した若者も多かった。



さらに、かつての英雄アラファトや

暫定自治政府の腐敗に比べて、

社会保障などに注力するハマスは

具体的でまともな勢力だったのです。





しかし、すべてのパレスチナ人が

「自爆」=自殺攻撃を支持している

わけではありませんでした。


「暴力によらない手段で

パレスチナの未来を創りたい」と

活動する個人や団体とも交流しました。





いまも、非暴力の抵抗は続いています。










◆最新現地動画、撮って出し! byVFP






今年2月、平和を求めるアメリカの元軍人たち

ベテランズ・フォー・ピース(VFP)が、

パレスチナ自治区のガザ地区と

ヨルダン川西岸地区を訪れ、

軍事占領への非暴力抵抗行動に参加しました。




その動画が公開されています▼

https://youtu.be/tJaD_N-hkoI



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軍事占領下、「テロを防ぐ」という名目で

建設された巨大な「分離壁」で

ズタズタに分断されてしまった

パレスチナの大地▼

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銃声がこだまし、催涙弾が飛来する

緊迫した状況での非暴力直接行動▼

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動画にも登場するVFPメンバーの

マイク・ヘインズさんも、

「いままでのVFPの活動の中でも

最も危険を伴う行動だった」と

語っていました。



米軍最強の特殊部隊の出身者ですら

そう実感するような現場。








それでも、

そこに暮らし続けている人たちがいる、

諦めない人たちが人たちがいるのだと、

伝え続けたいのです。





私がパレスチナを離れる時、

滞在中にお世話になった

エルサレム旧市街前の

宿のオーナーが

別れ際に贈ってくれたのは、


「いつの日か、平和になった

パレスチナで会おう」という

言葉だったからです。









▼よろしければ、パレスチナ現地レポは

こちらからご覧下さい


【関連カテゴリー】

パレスチナ自治区 現地レポなど




なお、このブログは、

「こんなに酷いイスラエル」というのを

確認して糾弾して終わり、というのが

本意ではありません。


パレスチナ問題ってなんなのか?

どこに解決の手掛かりがあるのか?

日本の私達が出来ることは何なのか?

について、及ばずながらも考え続け、

少しでも可能性を広げたいのです。


よろしければこちらも併せて

ご覧いただけると有難いです▼


「パレスチナ問題」って、ぶっちゃけ何なの?


「パレスチナ問題」解きほぐす手がかりを探す・同じ歴史を、イスラエル・パレスチナ両サイドから見てみる。その1


「パレスチナ問題」手がかりを探す。その2


「パレスチナ問題」手掛かりを探す。その3「インティファーダの衝撃」


エルサレムでの「聖域封鎖」は、共存を脅かす。




【関連カテゴリー】

エルサレム・和平・国際監視

イスラエル 現地レポなど



※動画「Veterans For Palestine」のリンクを張り直しました(2017.12.11)




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by shuklm | 2017-12-07 22:33 | エルサレム・和平・国際監視 | Comments(2)

夏だビールだ!パレスチナ産地ビールも飲み比べ☆ @高円寺





明日のイベント告知、もう一発☆



一緒にパレスチナを訪問した友人が運営するフェアトレードショップ「セーブ・ザ・オリーブ」の出張販売です。




偶然にも、コチラも高円寺で開催!

高円寺、腕広いな~~♡


高江イベントとハシゴもイイね!






****シェアココから********




【イベント出店のお知らせ】



明日8月20日(土)は 座・高円寺の座の市さんに出店します。


8月の市は毎年恒例の地ビール特集ということで、タイベビールの新入荷品をその場でお召し上がりいただくスタイルで販売します。


そのほか、地元の高円寺麦酒工房さんの『すだちビール』や、熊本・福田農場さんの『不知火浪漫麦酒』などが販売されるとのこと、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。



なお、熟成の進んだ以前のタイベビールも割引価格にてご提供しますので、フレッシュタイベと熟成タイベの味の違いをお試しいただくのも一興です。

今月は座の市・サマータイムバージョンでの開催のため、11時から18時頃まで出店しております☆





****シェアココまで*****




【当ブログ内関連記事】

【シェア】「美味しいパレスチナ」Foodマップ♪
http://syuklm.exblog.jp/24610065/

和平継続を願って醸造された、「タイベビール」。↓
http://syuklm.exblog.jp/24655193/

【現地情報】オクトーバーフェストinパレスチナ &Newブリュワリー誕生!
http://syuklm.exblog.jp/24913930/






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by shuklm | 2016-08-19 23:40 | 私たちに、出来ること。 | Comments(0)

パレスチナでいま、ノンアルコールビールが大人気らしい件☆





撮って出し☆


5月19日 NHKニュースおはようにっぽんより▼
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 あっっ!!!コレ、「タイベビール」だ!!!
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ノンアルコールでない「タイベビール」、日本で飲めますよ!!!



一緒にパレスチナを訪問した友人が運営しているフェアトレードショップ、

「セーブ・ザ・オリーブ」オンラインショップでどうぞ!↓

http://cart02.lolipop.jp/LA11054252/?mode=ITEM2&p_id=PR00102266107

http://cart02.lolipop.jp/LA11054252/?mode=CATE&c_id=CA00100157014







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by shuklm | 2016-05-19 08:01 | 閑話休題 | Comments(0)

フェアトレードWEEK!父の日に向けて、フェアトレードのパレスチナビールはいかがですか?




毎年5月第2土曜日は、世界フェアトレードDAY

今週はフェアトレードWEEKです。




父の日に向けて、今年は

ちょっとリッチなパレスチナビールはいかがですか?



ビール通にも評価の高い逸品。


今ならお得なアウトレット品アリ!!


▼「セーブザオリーブ」HPより

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「え、パレスチナって、イスラム教徒ばっかりじゃないの?」と

思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

産地のタイベ村は、100%キリスト教徒の村なんです。




紀元前より「エフライム」と呼ばれていたヨルダン川西岸地区、タイベ村は、

聖書(ヨハネ福音書11.54)のなかで、

イエス・キリスト最後の隠遁の地として登場しています。






今年は、そんなプチトリビアを肴に、お父さんと一杯いかがでしょう。




一緒にパレスチナを訪問した友人が運営しているフェアトレードショップ、

「セーブ・ザ・オリーブ」オンラインショップでどうぞ!↓

http://cart02.lolipop.jp/LA11054252/?mode=CATE&c_id=CA00100157014




【当ブログ内関連記事】

パレスチナの暮らしと心を支えるフェアトレード↓

http://syuklm.exblog.jp/24626048/

【シェア】「美味しいパレスチナ」Foodマップ ↓

http://syuklm.exblog.jp/24610065/

パレスチナ産品&レシピ コチラにまとめました↓

http://syuklm.exblog.jp/i13/



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by shuklm | 2016-05-15 20:38 | 私たちに、出来ること。 | Comments(0)

【シェア】震災5年、追悼のたこ揚げ=釜石訪問の子供も参加-ガザ




パレスチナ自治区・ガザの子供たちが、

東日本大震災の追悼と復興を願って、

今年も凧を揚げてくれたそうです。



おととしのガザ攻撃で破壊された瓦礫もまだそのまま、

自分たちの復興すらままならない中、

日本の復興を願ってくれている子どもたち。




「パレスチナ人は、戦争の廃墟から立ち上がってきた日本を、

心の支えにしている」。


それは私が現地で聴いたのとまったく同じ言葉でした。



そのことを忘れずにいたいと思うのです。





****シェアココから 

2016年03月13日 19時06分 時事通信より****



震災5年、追悼のたこ揚げ=釜石訪問の子供も参加-ガザ



【ハンユニス(ガザ地区)時事】


パレスチナ自治区ガザ南部のハンユニスで13日、

東日本大震災の犠牲者を追悼するとともに被災地の復興を願い、

地元の子供ら約1000人によるたこ揚げが行われた。



震災から5年を迎え、被災地への思いを込めたたこが空に舞い上がった。



震災で被災した岩手県釜石市でもこの日、

紛争が続くガザとの「絆」を示そうと、

子供たちがたこを揚げた。



2015年11月にはガザの子供3人が日本を訪れ、

釜石で地元の子供らと交流した。



その1人、ラワン・サフィさん(14)もたこ揚げに参加。


「被災地の人々はゼロから復興した。

私たちの悲劇は人災だが、日本人から勇気をもらっている」

と話した。





貼り付け元 <http://news.ameba.jp/20160313-648/>





*****シェアココまで***



【当ブログ内関連記事】


201499UP

ガザからの、伝言。

http://syuklm.exblog.jp/23346747/




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by shuklm | 2016-03-14 18:45 | 沖縄・原発・震災など | Comments(0)

2016年。今年、取り上げたいこと・向き合いたいこと。「テロ」・宗教・安全保障、そして和平。





去年の当ブログでは、

シリアや日本の安保法制やPKOまで内容が広がりましたが、

自分の中ではすべて繋がっているひと連なりでして。




パレスチナ・イスラエル現地へ行ったからこそ、

「日本にしかできない国際貢献がある」と気づかされたし、

現地へ行ったからこそ帰国後にシリア人の友人と知り合えた。


その縁に報いたくて書くことで自分の世界も広がり、

心ある方々とさらに出会うこともできました。





ですので、その時々で個人的に気になった事を書く

というスタンスは変えずに参りたいと思っております。






今年、特に向き合いたいのは、以下3つ。






1■ ISと「テロ」、宗教とカルトなど



なぜ若者はISなどの過激派を目指すのか?

彼らとどう向き合っていくことが出来るのか?

彼らを生み出した現実をどう変えていくことが出来るのか?

まずベルギーやデンマークなどでの取り組みをお伝えしたい。



また、自分自身の宗教遍歴

(キリスト教系新興宗教→仏教→イスラム教→無宗教)と

渡り歩いてきた経験から自分なりに感じたことも書いてみます。







2■ 国際貢献、安全保障と自衛隊、改憲と国民投票など




パレスチナ・イスラエル・シリア・イラク・アフガンなど

「中東からの眼差し」が教えてくれた

「平和国家日本の進むべき道」について、さらに深めたい。



今年7月の参院選について、安倍政権は「改憲を争点に」と明言。

憲法や安全保障の議論がさらに活発化するでしょう。


この際だから、具体的なコトをちゃんと

詰めていく必要があると思うんです。




例えば、じゃあ南シナ海でどう対応すべきなのか?

憲法や自衛隊はこのままでいいのか?

中国などアジアや世界とどういう付き合い方をしていけばいいのか?



現実と真正面から格闘している方々の言葉や本から学んだことをご紹介していきます。







3■ パレスチナ・イスラエル和平の手掛かりを探す




現地を訪れてから14年の間に考えてきたことを

まだ書き尽くしていないので、

「ここまで出し切れたら本望だっ!」と思えるまでは

書き続けさせていただきます。


しつこくてすみません。







いま必要と感じた本、読みかけ&読もうとしている本。


前回記事で「世界情勢は分析不可能」と書きましたが、

世界がどうしてこうなっているのかは自分なりに知りたいので。

学んだことはまた折々書きますね。






で。



去年はどんどん長文化してしまったので、

初心に帰って、なるべく短くシンプルに、

「ひとくちサイズ」でお届けすることを心掛けたいと思います。

  ↑

ココ重要!





おつきあいいただけると幸いです。






【当ブログ内関連記事】


シリア関係


20152UP記事  シリア人留学生の言葉2。イラク攻撃直前にきいた、「イラクと独裁者と中東の民主化」のこと。

http://syuklm.exblog.jp/24177306/


その他、シリア難民やシリア映画などについてまとめました。

カテゴリー「シリア人の友人のこと、シリア関係」↓

http://syuklm.exblog.jp/i10/


日本の国際貢献・憲法・自衛隊・安全保障など

20155UP記事 パレスチナが日本に望んでいた、「東ティモールのような支援」とは? ↓

http://syuklm.exblog.jp/24534571/


20154UP記事  【時事】「国際平和支援」の最前線。報ステ「緊迫のコンゴPKOに密着」 ↓

http://syuklm.exblog.jp/24409230/


2015年9月UP記事

「賛成議員を落選させよう」。でもそれだけでいいのか? 70年越しの宿題=「軍隊を持つのか・持たないのか」に向き合おう。

http://syuklm.exblog.jp/24926841/



2015年8月UP記事

「なんでそんな遠い所のことを?」 社会で働き、20年。人生ままならないからこそ、伝えたいこと。~戦後70年の8月に~ 

http://syuklm.exblog.jp/24771441/




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by shuklm | 2016-01-10 14:48 | オトナの自由研究 | Comments(0)