救急活動ができない。
学校が攻撃される。
それは、パレスチナでは、
今に始まったことではありません。
12年前も既に日常でした。
2002年6月、ヨルダン川西岸地区。
移動中のバスから見た光景。
検問所前の装甲車 ▼ 筆者撮影
▼検問所で、赤新月社(赤十字社のアラブ版)の救急車が、
停止させられていました。(救急なのに!)
イスラエル軍兵士は、
救急隊員を降ろさせ、
ドアからボンネットまで全部開け、
「爆弾が入っていないか」念入りにチェック▼
▼この患者はストレッチャーごと引き出され、
炎天下で15分以上も放置されていました。
(救急患者なのに!)
現地の赤新月社の人の話では、
パレスチナでは、イスラエル軍の
妨害のために、救急車が現場に
到着できる確率は10%くらい。
それでも、「赤新月社は
患者を区別しない。
イスラエル人も同じように
救命している」そうです。
↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓