オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

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カテゴリ:安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和( 58 )

平成最後の敗戦の日・明治維新150年の夏に。読みたい3冊


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▲個人的厳選:いまだから読みたい・読み返したい3







1■なぜ戦争を回避できなかったのか?黒歴史・自賛史観を超えて ■





▼『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』 

加藤陽子さん著/朝日出版社/2009年刊


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明治維新後、

「世界最高の頭脳」と称された

日本の指導部が、

「ごく普通のよき日本人」が、

「もう戦争しかない」と思ったのは

なぜか?




「軍部が暴走し、庶民が抵抗

できなかった戦前は黒歴史」

という一面的な歴史観

(その裏返しとしての

日本はこんなに凄かったという

自賛史観)ではない、

侵略・被侵略の図式では見えて

こない視点を提供してくれます。




歴史に学ぶエキサイティングさと

現代に活かせる具体的ヒント満載。








2■明治維新150年、賊軍・官軍の相克から読み解く■





▼『賊軍の昭和史』

半藤一利さん・保坂正康さん著

東洋経済新報社/2015年刊

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「明治維新の”官軍”が始めた昭和の

戦争を、国が滅びる一歩手前で

なんとか終わらせたのは、

全部”賊軍”の人たちだった」






先の戦争で国を破滅へと向かわせ、

今なお日本を振り回す

”官軍”なるものの正体を明らかに

する―というキャッチに魅かれて購入。




まだ斜め読みなのですが、

明治維新が現代にまで与えている

影響を解き明かしていて、

非常に興味深いです。






以下は、個人的見解です。




明治維新は、エリートの

「上からの革命」で、

敗戦もある意味「上からの革命」だった。

それが受け入れられたのは、

「無茶な戦争だけはもう絶対に

御免だ」という国民的合意が

もちろんあってこそですが、

いつのまにかそれが「錦の御旗」

になってしまったのではないか。



左派リベラルが

戦後マジョリティとなった時、

戦争を担った人達が一転して

”賊軍”扱いされ、あまりにも

「無駄死にだった」と冷遇され

すぎたために、遺族の方々の

「自分達の家族・縁者をそこまで

言われたくない」という思いが

強まっていったとしても、

無理はないのではないでしょうか。



それに加えて、

「戦争には負けていない」という

”官軍”でありたい人達からの

「下からの革命」が、現在のヘイト

草の根右派ムーブメントなのではないかと。





その思想的源流と処方を探るために

有効な視点と感じます。









3■地位協定―「交戦」を拒否できない戦後日本のパラドックス■






▼『主権なき平和国家』

伊勢崎賢治さん・布施祐仁さん著/

集英社クリエイティブ/2017年刊

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戦後、平和憲法によって

戦争を放棄し、平和国家として

歩んできたはずの日本。


しかし戦後日本は、果たして

「平和」だったのでしょうか?



その「平和」は、戦後一貫して、

沖縄に基地をしわ寄せして、

沖縄を「憲法番外地」にすることで

成り立ってきたものではないでしょうか。


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なぜ外国軍隊の駐留が必要なのか?


主権と憲法の根源に関わる問題が

放置され、その矛盾が集中して

きたのが沖縄だったのではないでしょうか。



 


憲法で交戦権を否定しているはずが、

日米地位協定によって、実際は

アメリカの戦争への拒否権がない。



地位協定の国際比較によって、

それを明らかにしているのが本書です。





世界でも例を見ない不平等な

日米地位協定のもとで

米軍を駐留させていることで、

アメリカの「自由出撃」を可能にしている。


つまり戦後一貫して、

国際法上は「自動交戦国」だったと。





果たしてこれが独立国なのか?




「主権のない平和」状態を、

これからも続けるのか?


「勝てば官軍」だから、

アメリカについていけばいいのか?




これは沖縄だけの問題ではありません。

現憲法下で、日本中いつでもどこでも

アメリカの戦争に使うことが出来る。






戦後73年。


改めてこの現実から出発して、

現状がどこから来たのかを学び、

過去の歴史からヒントを得て、

少しずつでも変える途を

探っていきたいと思うのです。






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正午、今上天皇が出席する最後の

戦没者追悼式典を見ながら書き始め、

夜、「ノモンハン~責任なき戦い」を見ながら。






【当ブログ内関連記事】


「カミカゼ」をパレスチナに教えたのは日本人。「今でもカミカゼは日本で尊敬されてると思ってた」と聞いた衝撃。




「8月15日終戦」ではなかった。本土玉砕を免れたのは、特攻をとめた人達のお陰だった。







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安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和

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by shuklm | 2018-08-15 21:13 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)

米朝会談前に・part2。なぜ北朝鮮は核開発を加速させたか?転換点は「イラクとリビアの教訓」~中東からの視点を手掛かりに。







1■「カダフィ政権崩壊はリビア非核化と別問題」か??■






前回はリビア方式非核化を担った

アメリカ最強硬派の主張を紹介してきました。

https://syuklm.exblog.jp/28358263/



今度は、非核化はリビアと北朝鮮に

何をもたらしたのかを見ていきます。


(ノート状態で長文で恐縮ですが、

ご参考になれば幸いです)。

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世の中的な評価としては、

「リビアが非核化したのはよかった。

テロ国家指定も経済制裁も解除された。

カダフィ政権崩壊したのは残念だった

けど」という報道が多いようです。




代表的なのは、

「リビア方式が最善」と唱える

島田洋一氏の以下の主張でしょう。


月刊Hanada20187月号より





***引用ココから***



”産油国リビアの場合は、

制裁解除と同時に、

原油の輸出で経済発展の道筋が付けられた。



大量破壊兵器とミサイルの放棄により、

カダフィは内政の安定を経て、

最終的に二〇一一年、

「アラブの春」の波の中で

殺害されるまで、命脈を保ち得た。


原爆を持っていてもデモ隊には使えず、

二〇〇三年に核を放棄していなければ、

経済的な行き詰まりで、おそらく

より早期に命を落としただろう。”




***引用ココまで****





しかし、もう一方の当事者である

リビアが属するアラブ世界や

アフリカの側の認識を知ると、

それはあまりにもフェアではないと感じます。






ここで主に道案内人としてご紹介する

重信メイさんは、日本赤軍幹部の娘と

して中東で生まれ育ち

ジャーナリズムを学んだという

特殊な生い立ちを持つ方ですが、

現地情勢に精通されているだけでなく

フェアな視点を持っていることから

信頼に足る方と思っています。





リビアの最高指導者だったカダフィの評価についても、

「革命当初は、チェゲバラのような

ハンサムでポリシーのあるリーダー」

であり、全世界の反体制活動・

民衆運動を支援してきたという

「光」の面と同時に、

内政での専横という負の面についても

きちんと指摘されています。





そのカダフィですが、

核査察・非核化を受け入れたのに、

なぜ倒れたのか?





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▲重信メイさん著「アラブの春の正体

欧米とメディアに踊らされた民主化革命」

2012年・角川oneテーマ21発行








2■非核化受け入れ後の暗転■






革命で政権を奪取した頃は、

「アラブナショナリズム」を掲げる

エジプトのナセル大統領に憧れ、

欧米に対抗していたカダフィですが、

それが挫折すると、アフリカに軸足を移していきます。



そして2000年代、一転して

欧米との外交に積極的になり、

核査察を受け入れ、核兵器の廃絶、

テロ路線からの転換に大きく舵を切ります。

(1988年イギリス・ロカビー上空で

起きたパンナム機爆破事件の

賠償金支払い等)





それにもかかわらず、ある時点を境に

バッシングが始まったといいます。




なぜ、欧米と対話を始めたカダフィに

対して、バッシングが始まったのか?





重信メイさんの指摘する要因は3つ。



1つ目は、リビアの持つ豊富な資源

天然ガス等)、


2つ目は、リビアと中国の接近、そして


3つ目、決定的な要因は、

「アフリカ合衆国という

独自の経済圏構想だったと。




カダフィは2010年、

「アフリカ連合」の会議で

金本位のディナールという地域通貨を作ることを発表


これが欧米社会の強烈な逆風を呼んだというのです。





***引用ココから*****




(重信メイさん著「アラブの春の正体

欧米とメディアに踊らされた民主化革命」

2012年・角川oneテーマ21発行 より)


※≪≫箇所はしゅくらむによる補足です





いままで、有力な国際通貨と言えば

米ドルかユーロでした。


アメリカにとっては

ドルが基軸通貨である限り、

足りなくなれば刷ればいい、

打ち出の小槌を持っている

ような状態が続いています。


かし、お金ではなく

普遍的な価値のある

を使うということになれば、

アメリカやユーロ圏は大打撃を受けるでしょう。


イラクの元大統領サダム・フセインは

二〇〇二年に石油の売買をドルではなく

ユーロを使うと宣言しました。

同じ年、アメリカによってイラク戦争が起こされました。”




”このことと戦争の関係は

明言できませんが、

事実として覚えておく価値が

あると思います”





***引用ココまで*****





少なくとも、2010年末

アフリカ連合の会議で

「金本位」を宣言した

そのタイミングで、リビアで

「革命」という名の「内戦」が

起こった、とアラブやアフリカでは

見られているそうです。



それまでの「アラブの春」が、

止むに止まれぬ民衆の声、つまり

「下からの革命」だったのに対して、

カダフィ政権への反政府運動は、

欧米が介入した「内戦」だったと。







3■ゆがめられた「リビアの春」■






2011年、

リビアへのNATO空爆のキッカケは、

「リビア政府軍による虐殺」という

1本の電話でした。






***引用ココから*****





”この時、私はアルジャジーラの放送を

フォローしていたのですが、だんだんと

報道が偏っていくことを感じました。


たとえば、現地に危険では入れない

という理由で、電話取材の音声を

どんどん流し始めたのです。


誰が証言をしているのかも、

どこから証言しているのかも、

それが本当の証言なのかも

わからないまま”





”あるとき、アルジャジーラの

電話取材を受けた人が

「いま、リビア政府軍が

一般住宅を空爆しました。


一〇〇〇人以上が亡くなりました。

虐殺です」と叫びました。


そしてすぐにアルジャジーラが

「民間の住宅地が空爆され1000人の犠牲者が出た」

というテロップを流し続けたのです。


私はこのとき、

CNNBBCも観ていたのですが、

ほんの数分後には、

アルジャジーラの情報を

もとに緊急ニュースとして、

同じニュースを流しました。


そして、この報道がきっかけとなり、

数日後の国連で、国際的な軍事介入を認める決議が出ました。





私はこのニュースを見たとき、

違和感を感じました。




まず電話取材だけで、なぜ

この無名の人の言っていることが

正しいと言えるのだろう。

誰もウラを取っていないのに。


一〇〇〇人という犠牲者の数も

どこから出てきたのか。


ジャーナリストであれば

誰もが疑問に思うことが

疑いもなく報道されていたのです”




≪その後これが事実と異なることが判明するも≫


”リビア攻撃のきっかけになった

この誤報について検証することも

されていません”






NATOによる空爆に

「アメリカは参戦しなかった」、

言っていますが、事実とは異なります。



今回の「反乱」が起こった直後から、

アメリカのCIAは国民評議会

≪反カダフィ派≫の兵士の

軍事訓練に関わっていました。


一度、CIAの乗っているヘリコプターが

墜落したことがあり、その事実が

バレてしまったのです。




しかしそのことを取り上げたメディアは

ごくわずかでした。”





●無視されている「カダフィ後のリビア」





20118月、

カダフィは自宅を追われ逃亡し、

カダフィ政権は崩壊しました。


そして、1020日に国民評議会が

カダフィが死亡したことを発表しました。



それまでメディアは

あんなに騒いでいたのに、

カダフィが死んだあとはさっぱり

報道が止んでしまいました。



おそらく、世界中の人たちは、

その後、リビアは民主化されて

平和な状態が続いていると思っている

のではないでしょうか。”





”しかし≪発行の2012年当時≫、実は

まだ内戦が収まってもいないのです。



いろいろなところで自治政府を作ったり

独立すると言い出した部族も出てきました。


いまのリビアは、部族間の対立が激しく

なっていますが、それは各部族が

武器を持ってしまったからです。


今回の内戦で、欧米、カタール、

バーレーンの「支援」で送り込まれた

大量の武器のお陰で、

リビアはいつ新たな内戦に突入しても

おかしくない危険な状態にあります”




”いま、欧米のメディアはリビアの状態を

見て見ぬふりをしています。

アフリカで起こっている出来事が

報道されないのと同じです。”





***引用ココまで*****





実際この後リビアでは内戦が勃発し、

報道は途絶えました。




私自身も今回、

東京外国語大学の

「日本語で読む世界のメディア」

http://www.el.tufs.ac.jp/tufsmedia/

(アラビア語・ペルシア語・トルコ語等の主要メディアをカバー・訳出)

等で検索してみましたが、

「革命後」リビアの情報は、ほとんど

ヒットしない状態でした。





その中でも見つけることのできた

数少ないリビアについての記事は、

悲憤に満ちたものでした。





▼「シリア、イエメン、リビア:アラブ世界の

再植民地化のための革命が起こったのか?(2)」

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20170810_103234.html


2017年08月05日付 al-Qudsal-Arabi紙

ファイサル・カースィム博士

(翻訳者:中鉢夏輝氏)




”リビアは、同国の覇権と資源の分配を狙う

多くの勢力の間の戦場と化した。


権力と戦ったリビア人は、

外国勢力がリビアを支配し傘下に置くために

利用する駒に成り下がった。”



”ロシアを含む多くの国々が、

リビア領内に自国の軍事基地を

建設したのではなかったのだろうか。”



”国内の圧制を終わらせるために

国民は立ち上がったはずだが、

外国の圧制が到来した。”



”革命の結果、新たな植民地主義の

ほかに何が残っているだろうか。”







4■「独裁者の末路」が意味するもの・「イラクもリビアも、核を持っていなかったからやられた」■





カダフィ死亡時の詳細は

いまだ不明なままですが、

拘束されて路上に引きずり出され、

リンチを受けて血まみれになりながら

悲鳴を上げる「最後の映像」が流出し

「これがかつての独裁者の姿か」と、

世界中に衝撃を与えました。


私もそれを観たひとりです。




それが北朝鮮の政権に与えた

インパクトはそれ以上だったでしょう。


カダフィ氏の死亡状況は情報錯綜、拘束時「何が起きている」

貼り付け元 ロイター2011年10月21日付


※静止画ですが流血有り。閲覧はご注意ください

<https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-23737520111020>






「リビアは核査察も受け入れ、

テロ支援国家指定も経済制裁も

解除されたのに、結局

国土は空爆に晒され政権は崩壊した。



かつてアメリカの”子飼い”だった

イラクのフセインも、最終的には

公平な公開裁判なしに殺された。



自分達もこれと同じ最期を辿るのか?」

と。





つまり国際社会の介入に従っても、

欧米の意に反するとなるや反故にされ

その時々の都合で結局はやられてしまう

という「教訓」を北朝鮮に与えた

のではないでしょうか。





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▲ちょうど1年前20175月の日曜討論にて

南山大学教授・平岩俊司さんNHK

南北会談をリアルタイム解説されていた方)

が同様の指摘をされています。





「北朝鮮が核開発を始めた当初は、

『核開発を放棄する代わりに

平和協定を結んでほしい』とか、

有利に交渉するためのカードの一つだった。



しかしその後イラク戦争で、

『フセイン大統領が核を持って

いなかったために攻撃された』、


リビアでは『カダフィ大佐が核を

放棄したために、最終的には

アメリカによって排除された』

という思いが非常に強い。




『やはりなんとしても核を持たないと

いけない』ということで、いまや

交渉カードと言うより、明確に

アメリカに届く打撃力を持つことが

交渉力になるし、自分たちの体制維持に

繋がると考えていると思います」







これを、イラク・リビアの年表に

北朝鮮の年表重ねてみると、

一目瞭然です。



参考:「原水爆禁止日本国民会議」

ホームページ

http://www.gensuikin.org/nw/libya.htm

核兵器のページデータに基づき作成

(赤字がイラクとリビア)



200319日 IAEAのイラク核査察報告。

 (1991年~98年の査察で新たな核兵器開発の証拠見つからず。

 しかしアメリカはイラクへの攻撃意思を取り下げず)


2003110日 北朝鮮、アメリカの軍事的脅威を理由にNPT脱退表明


20032月 イラク、IAEAの指示に従いミサイル廃棄

20033月 イラク攻撃


2003年12月 イラクの元フセイン大統領、米軍に拘束される

2003年12月 リビア、すべての化学・生物・核兵器を放棄と発表


2004年 イラク戦争後、大量破壊兵器の捜索をアメリカが断念


2006年北朝鮮第1回核実験

2009年北朝鮮第2回核実験、テポドン2発射


2011年 NATOの軍事介入、リビアのカダフィ政権崩壊

2013年北朝鮮第3回核実験

2016年北朝鮮第4回・第5回核実験





「制裁対象だったイラクやリビアが、

国際社会の言うことに従って

制裁解除しても核廃棄しても、

結局無駄だったじゃないか。


イラク戦争の根拠が嘘だとわかっても、

リビアも非核化した後やられた。

むしろ核を手放したらおしまいだ」

と、北朝鮮が核やミサイル開発を

加速させていることが見て取れます。




実際、

長距離ミサイル・核を持つことによって、

アメリカは本土への反撃を危惧し、

北朝鮮を攻撃しづらくなっている。


「核とミサイルがあればやられない」

いう北朝鮮の認識を裏付ける結果と

なってしまっています。






こうした事実から見るとき、

リビア方式による非核化の結果として

正反対の結果を北朝鮮にもたらして

いるのではないでしょうか。



そういう意味では、大局的には

「リビア方式」「棍棒外交」は

失敗だったといえると思います。





しかもリビアと北朝鮮では核開発の規模が違う。


リビアのそれがほんの初期だった

のと比して、北朝鮮は

核実験まで成功させ、

国防の要となっています。






「リビア方式」というワードを

使わなくても、

即時の「完全かつ検証可能で

不可逆的な非核化」、

「さもなくば圧力最大化・

攻撃も辞さず」というのは、

それとほぼイコールです。



だからこそ、

今回もアメリカが「棍棒」を

振りかざし続けるなら、

交渉が決裂しかねない。



それを強く危惧します。






別に北朝鮮の肩を持つつもりは

ありませんが、

調べてみる限りでは、少なくとも、

「体制を崩壊させない」という保障と

短期的でなく長期的段階的な非核化が

現実的な道というのが事実なのでは

ないでしょうか。





まずはそこになんとか

軟着陸出来ることを願って、

明日の会談を見守りたいと思います。







(北東アジアの平和構築と

朝鮮半島非核化の

具体的な前進のためには、

朝鮮戦争の司令部である在日米軍基地と

地位協定見直しが不可欠だと考えますが

それについてはまた別途書きたいと思います)






【当ブログ内関連記事】



▼米朝会談前に・part1。「リビア方式が成功例」と言う根拠は?対北朝鮮・最強硬派の主張を聞いてみる。




▼北朝鮮危機に考える国防part4・これが38度線リアル!太平洋32か国の軍トップと議論したことは?解決の方途は?@伊勢崎賢治さんJazzLIVE






byしゅくらむ



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by shuklm | 2018-06-11 20:23 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)

米朝会談前に・part1。「リビア方式が成功例」と言う根拠は?対北朝鮮・最強硬派の主張を聞いてみる。





▼先月27日、NHK日曜討論より 

同じ「非核化」というワードでもここまで認識のズレ

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1■「伝える力」の必要性を痛感する日々■




史上初の米朝首脳会談をめぐり、

駆け引きが連日報道されています。



少しでも北東アジアの平和構築が

前進してほしいと願っていますが、

一方で、「交渉なんて無駄だ。

北朝鮮に今まで何度騙されてきたか。

外交努力なんてお花畑だ。

圧力を緩めるな」という意見もあります。


また、戦争までは望んでいないけれど、

「そうは言っても、北は危ないから

核放棄させないと安心できない…」

「結局アメリカを頼りにするしかない」

という意見もあるでしょう。




それに対して、

ひとつひとつきちんと根拠をもって

自分の言葉で向き合う力、

堀潤さん言うところの、伝える力」を

アップしていく必要があると、

日々ひしひしと感じています。


「ファクトに基づいて小さい主語で語る」ことで、相手に届く言葉を。




私は北朝鮮専門家でも中東研究者でもない

ただの1勤め人にすぎませんが、

シロウトが入手可能な情報の範囲で

ひとつひとつ学び考えたことを書いておきたいと思います。


現在アトピー療養中で長文が難しく、

ノート状態で恐縮ですが、

ご参考になれば幸いです。







2■「非核化」をめぐるズレが孕む危険性■





今回1回の会談ですべてが解決する

わけではないのはもとよりですが、

一番気になるのは、

「非核化」をめぐる同床異夢です。





先月27日、日曜討論より

静岡県立大学 奥園秀樹さんの指摘

「パンムンジョム宣言の英語版を読むと、

韓国側はシンプルに”朝鮮半島の非核化”

と言っているのに対し、

北朝鮮側は”朝鮮半島を非核地帯化”と

言っている。

北朝鮮に一方的に核を捨てろというのではなく、

トータルでの安全を主張している」

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最近トランプ大統領は「リビア方式」という

ワード自体は使わなくなりましたが、

掲げている方針である

「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」、

「さもなくば圧力最大化・攻撃も辞さず」

というのは、実はリビア方式とほぼイコールなんです。





これは本当に軟着陸が難しいと感じます。






そこで、あらためて、リビア方式って具体的には何なのか、

そしてリビアはその結果どうなったのか?

というのを押さえておきたい。





まず、ボルトン補佐官や支持者ら

「対北宥和はありえない」

「リビア方式にどれだけ近づけられるかがカギ」という

最強硬派の具体的な主張を聞いてみましょう。




そして、もう一方の当事者・リビア

(アラブ世界とアフリカ)の側から

それがどう認識されているのか、

そして北朝鮮がそれをどう受け取った

のかを見ていくことで、

解決の方途を探るヒントになればと思います。





【主な参考図書・ニュースソース等】


重信メイさん著「アラブの春の正体―欧米とメディアに踊らされた民主化革命」2012年・角川oneテーマ21発行


「月刊Hanada20187月号・飛鳥新社


「原水爆禁止日本国民会議」ホームページ

http://www.gensuikin.org/nw/libya.htm


東京外国語大学「日本語で読む世界のメディア」

ホームページ&メルマガhttp://www.el.tufs.ac.jp/tufsmedia/


孫崎享さんTwitter https://twitter.com/magosaki_ukeru


アルジャジーラ英語版Twitter https://twitter.com/AJEnglish


NHK日曜討論


TBSサンデーモーニング








3■最強硬派「リビア方式は成功例」の根拠■






▼初めて買いました、「月刊Hanada

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20187月号の島田洋一氏の記事

「金正恩を追い詰める非核化の成功例”

リビアモデル”」

から抜粋してご紹介させていただきます。

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島田氏は、ジョン・ボルトン補佐官と

直接5・6回面談したことがあり、

リビア交渉時の米側代表だった

ロバート・ジョゼフ氏

(当時の国家安全保障会議

核拡散戦略上級部長)とも5月に意見交換し、

さらに彼の腹心の部下で首席補佐官の

フレッド・フライツ氏とも親交の深い

という、対北最強硬派。



リビア方式が成功例という根拠は?

なぜ「対北宥和はありえない」のか?





▼ボルトン補佐官(月刊Hanada20187月号より)

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**抜粋ここから****



※≪≫箇所はしゅくらむによる補足です





”ボルトンが、目指すべき「完全かつ

検証可能で不可逆的な非核化」の

成功例として常々上げるのが、

「リビア・モデル」だ。”



”実際いかなるものであったのか”




”1.最高指導者に直結する対外情報機関

(CIAとMI6)幹部が、交渉および

廃棄・検証の初期段階を担った。”


”「雰囲気作り」のための譲歩に

傾きがちな国務省や、動きが鈍い

国際機関は関与させなかった”


≪途中から関与≫




2、合意成立の1ヶ月後には

米軍機と戦艦による廃棄対象物質の

海外搬出が始まり、3ヶ月後にはほぼ完了。


≪驚異的なスピード!!≫



”合意発表から約一か月後の二〇〇一年一月、

米海軍のC-17輸送機が、

まず最も重要な物質・パーツを、

リビアから米テネシー州のオークリッジ国立研究所に搬出した”


≪一国の安全保障にかかわる兵器を、

一国に移転していたという事実…≫





3、すべてのウラン濃縮用機材や原料を

廃棄対象とした「平和利用」目的の部分、

すなわち軽水炉原発の燃料(低濃縮ウラン)

製造用の部分は廃棄対象から除外する

といった措置は認めなかった。


≪イラン的な平和利用も認めないということ≫




4、核のみならず化学兵器、

射程三百㎞以上の中距離ミサイルも

廃棄対象となった




5、合意成立後、疑惑施設の査察要求に

リビアが即時全面的に応じた。


米英諜報機関が把握していなかった

関係施設に自主的に案内したケースもあった。


「完全かつ不可逆的な」廃棄か否かは

物理的には照明困難で、査察に対する

態度で判断するしかない。

リビアは「合格」であった。





6、テロの精算も同時に行われた。


具体的には、一九八八年十二月二十一日

のパンナム機爆破テロ(ロッカビー事件。

スコットランドのロッカビー村上空で発生。

死者二百七十人。うち米国人百九十人、

英国人四十三人)の責任を

リビア政府が公式に認め、

犠牲者遺族に対する二十七億ドルの

賠償金支払いを約束した。


また、中東テロ組織に対する支援の

打ち切りも約束した。





7、リビアへの見返りは「見返り」は、

核・ミサイルの廃棄完了後に提供された。


すなわち、金融制裁と航空機往来禁止解除が二〇〇四年九月、

テロ支援国家指定の解除が二〇〇六年六月などである。





8.サダム・フセインの悲惨な末路を

指し示しつつ、カダフィに斬首作戦の

恐怖を与え続けた。




20031213日、

イラクのサダム・フセイン元大統領が

地下の穴倉から米軍に拘束される≫




”その3日後に当たる十六日、

ロンドンでの協議において、

リビア側は全ての大量破壊兵器および

関連物質の廃棄に同意する。


サダムの拘束がカダフィを大いに動揺させた、

というのが米側の理解であった。”




”「当時、カダフィは偏執狂(パラノイア)的に

米軍の攻撃を恐れていた」とジョゼフは言う。”




”米英側は、早く見返りが欲しければ

早く全面廃棄を実行せよ、との立場を変えなかった”



CIAMI6のような諜報能力を持たず、

軍事力の後ろ盾もない国際機関では、

独裁国家の秘密核開発を暴くことは出来ない”


”IAEAのような国際機関は、

多くの場合、むしろ足を引っ張る

存在となるというのがジョゼフの総括である”






***抜粋ココまで***





この過程では、

リビアに搬出されようとした核物質を

米英独伊が船舶臨検で発見したり、

諜報機関が主導権を握っていました。



また、米側は、

かつてアメリカの”子飼い”だった

フセイン元大統領の末路に震撼した

カダフィに対して、

「実際にレーガン政権下で実行された

斬首作戦を今度こそやるぞ」、という

脅しをかけ続けています。

その結果の核と武器の解体でした。




この文章では、それをもって

リビアモデルの成功とし、

北朝鮮が求める「段階的な非核化」は

その対局であり、絶対に受け入れるべきでない、と結論付けています。







4■「リビア方式成功」のカギは棍棒外交■






これは正直凄いなと思いました。

「棍棒外交の勝利」であることを前面に出して、

はばかることが無い。



確かに、「非核化」というミッションについては

合意から3か月で完了という、物凄い高速で

ほぼ完璧に実現されたといえるでしょう。

その意味では「大成功」と言えます。




しかし果たして、こういうやり方を、

当然の世界スタンダードとしてよいのでしょうか?




「ならず者国家」認定した相手を

手段を択ばず脅して締め上げていうこと聞かせる。


世界が積み上げてきた国際法も、

国際機関も関係ない。




こういう振る舞いをしてきたから、

アメリカというナショナルな枠組みに

対して反感や恨みを買ってしまう

のではないでしょうか。


「なんでアメリカは核兵器も原発も持ってて

戦争やりたい放題でOKなんだよ?」と。


だから「欧米の唱える正義と自由」に

異議を唱えるISや、それに共鳴する

ホームグロウンテロリストが

産まれてしまうのでは…と思うのですが。





しかし、一方で、

こういう棍棒外交を支持する人たちや、

あるいは「アメリカのやり方は乱暴

かもしれないけど、守ってもらってる

んだから仕方ない」と感じている人たち

にも、届く言葉を増やしていく必要が

あるでしょう。




キレイごとでなく、

「核兵器を持つ独裁国家」と

どう向き合っていけばいいのか、と。






それでは、そのリビアは

非核化後、どうなったのでしょうか?


そしてそれは北朝鮮にとって

どういうものとして認識されたのでしょうか?





今度は、中東専門家・ジャーナリストで

リビアもウォッチしてきた重信メイさんや、

中東メディアの視点を借りて見てみます。



アラブ世界・アフリカの側から

逆照射すると、全く違う姿が現れてきます。





【続きます】







【当ブログ内関連記事】

▼歴史的南北会談。韓国の友人たちの願い・分断を解決する最後の1ピースとは??


▼何度も危機を経験してきた韓国。兵役経験者に聞いてみた・Part1;北朝鮮の隣で暮らし続けるということ。



【関連カテゴリー】



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by shuklm | 2018-06-09 20:10 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)

★朗報★このブログでもリクエストを呼びかけた「テロリストは僕だった」放映が決定しました!! 






イラクなどの過酷な戦場を経験し、

現在は平和の実現のために

沖縄の基地建設に反対し、

パレスチナでの軍事占領に

抗して行動している元米兵たち。



彼らに密着したドキュメンタリー、

「テロリストは僕だった~

基地建設反対に立ち上がる元米兵~」、

ついに関東で放映が決定しました!!




沖縄でしか放映されていなかった

この番組。

どうしてももっと多くの人に見て欲しくて、

「テレビ局へ全国放映リクエストの

電話をかけましょう‼︎」と、

先日このブログで

呼びかけさせていただきましたが、

ホントになりました‼︎\(^o^)/

b0343370_12182062.jpg


電話をかけてくださった皆様、

有難うございます!!






関東放映で反響が大きければ、

さらに関西や九州圏など

各地方局でも放映される

可能性が大きくなります!



ぜひぜひ広めましょう〜〜!!




=====================


第23回 PROGRESS賞最優秀作品


「テロリストは僕だった〜

沖縄・基地建設反対に

立ち上がった元米兵たち」


1230日(土)

あさ455分~550

テレビ朝日にて放送予定


=====================





番組ディレクター大矢英代さんが

繋いで下さった、

沖縄の方々や元米兵たちの思い。



この想いのバトンが、さらに

リレーされていきますように!!






****FBよりシェア*****



ベテランズ・フォー・ピース(Veterans for Peace平和を求める元軍人の会)来日ツアー

12月8日 0:06 ·



吉報です!


「テロリストは僕だった」

沖縄県内のみで放送された

幻の?46分完全版が地上波で帰ってきます!




放送日が決定しました。


「第23回 PROGRESS賞最優秀作品

「テロリストは僕だった〜

沖縄・基地建設反対に

立ち上がった元米兵たち」は

12月30日(土)

あさ4時55分~5時50分に

テレビ朝日にて放送予定」

です!



が、しかし残念ながら

「関東のみ」…!!!


全国放送まではまだまだ

道のりが遠いですが、

関東での視聴率が高く、

また反響が大きければ

今後各地方の放送局でも

放送される可能性は大いにあるとおもいます。



ぜひ多くの方にご覧頂ければ幸いです。


みなさま、ご周知のほどよろしくお願い致します。


貼り付け元 <https://www.facebook.com/profile.php?id=100004018046931>




***************







【当ブログ内関連記事】


イラク帰還兵に密着したドキュメンタリー「テロリストは僕だった・基地建設反対に立ち上がる元米兵」全国放映リクエスト電話をかけよう!※追記アリ

http://syuklm.exblog.jp/27755895/



元アメリカ兵が語る戦場リアルpart1・なぜ私はイラク戦争へ行ったのか?【採録】

元アメリカ兵が語る戦場リアルpart2・イラクで直面した現実「自分こそがテロだった」【採録】

元アメリカ兵が語る戦場リアルpart3・今も兵士を苛む戦争の記憶。PTSDから回復する力を与えてくれた2つのこと【採録】

元アメリカ兵が語る戦場リアルpart4・平和のために伝えたいこと【採録】


【関連カテゴリー】

安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和

元兵士が語る戦場リアル



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by shuklm | 2017-12-10 12:42 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(3)

イラク帰還兵に密着したドキュメンタリー「テロリストは僕だった・基地建設反対に立ち上がる元米兵」全国放映リクエスト電話をかけよう!※追記アリ





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テレビ朝日系列プログレス賞

最優秀賞など受賞!





昨年来日したVFP(平和を求める

元軍人の会)メンバーである

マイク・ヘインズさんが

悲痛な思いで語った、戦争の本質。




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「”テロとの戦い”のために

イラクに派兵されたが、

イラクの人々にとって、

テロリストは僕自身だった」。





沖縄の米軍基地の前で座り込んで

新基地建設に抵抗する姿とともに

琉球朝日放送で放映され、

反響を呼んだ番組です。







この番組のディレクター

大矢英代(はなよ)さんは、

元・琉球朝日放送の記者さん。



高江で座り込む人達に向けて

語りかけたスピーチは、

今も語り草になっています。



「あらゆる戦争につながる原稿は

1本たりとも書かないことを約束します。

戦争のためにカメラを回しません。

戦争のためにペンを持ちません。

戦争のために輪転機を回しません」。






この人が心血注いで完成させた

この作品を、ひとりでも多くの人に

観てほしい!


元米兵たちの声にならない叫びを聴いてほしい。






リクエストが多くなれば、

全国放映される可能性が高まります。


イベントに参加できない方も、

スキマ時間にサクッと1アクション。

ぜひ朝日放送にリクエスト電話を掛けましょう!




そして、明後日からスタートする

VFPの再来日全国横断ツアーを

盛り上げていきましょう!!







映像リンクと、

朝日放送お客様窓口の電話番号を

末尾に貼ります☆






****番組紹介より******







「テロリストは僕だった

~基地建設反対に立ち上がる元米兵~」




2016.11.20放送

テレビ朝日テレメンタリー2016

ディレクター:大矢英代

制作:QAB(琉球朝日放送)







「ノーモア・ミリタリーベース!」



米軍基地の前に座り込むのは、

かつて沖縄に駐留していた元海兵隊員

マイク・ヘインズさんだ。



ヒーローと称賛される退役軍人が、

なぜ今、沖縄で基地建設を止めようと

体を張るのか。




取材班はマイクの姿を追いながら、

若い兵士たちやホームレス化した

元兵士たちなど、

日本からは見えてこない「米軍」を追う。



「テロとの戦いのため

イラク戦争に派兵されたが、

人々にとってのテロリストは僕だった。」



貼り付け元 <http://www.dailymotion.com/video/x52qcts_%25E3%2583%2586%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2588%25E3%2581%25AF%25E5%2583%2595%25E3%2581%25A0%25E3%2581%25A3%25E3%2581%259F-%25E5%259F%25BA%25E5%259C%25B0%25E5%25BB%25BA%25E8%25A8%25AD%25E5%258F%258D%25E5%25AF%25BE%25E3%2581%25AB%25E7%25AB%258B%25E3%2581%25A1%25E4%25B8%258A%25E3%2581%258C%25E3%2582%258B%25E5%2585%2583%25E7%25B1%25B3%25E5%2585%25B5_tv>








VFPジャパンのイベントで紹介されたのはロングバージョンですが、

こちら、ショートバージョンはどなたでもご覧いただけます:

http://dai.ly/x52qcts





***********







◆朝日放送 テレビ番組についての窓口◆




ABCテレビ視聴者センター


06‐6453-1111(直通)



平日:午前9時30分~午後7時まで

土曜:午前9時~午後0時30分まで

(日・祝日・年末年始休みを除く)

http://corp.asahi.co.jp/ja/contact/




電話番号はお掛け間違いのないように、

くれぐれもお気をつけてお願いいたしますm(__)m


あと、電話口で番組名だけ伝えると、

「え? テ、テロリストですか??」

とびっくりされてしまうので(^^;)、

なぜこの番組を放映してほしいのか、

ひとこと添えていただけると良いかと!

よろしくお願いします!



※追記※

関東圏での放映が決定しました!!ヤッター!!

電話かけてくださった皆様、有難うございました!!



””””VFPジャパンFBよりシェア”””



吉報です!


「テロリストは僕だった」沖縄県内のみで

放送された幻の?46分完全版が

地上波で帰ってきます!


放送日が決定しました。


「第23回 PROGRESS賞 最優秀作品

「テロリストは僕だった〜

沖縄・基地建設反対に立ち上がった元米兵たち」は

12月30日(土)あさ4時55分~5時50分に

テレビ朝日にて放送予定」です!


が、しかし残念ながら「関東のみ」…!!!

全国放送まではまだまだ道のりが遠いですが、

関東での視聴率が高く、

また反響が大きければ今後

各地方の放送局でも放送される可能性は

大いにあるとおもいます。


ぜひ多くの方にご覧頂ければ幸いです。

みなさま、ご周知のほどよろしくお願い致します。



””””シェアココまで””””””””””




VFP来日ツアー2017最新情報はコチラから!!◆

https://www.facebook.com/VFP2016/




◆東京でのイベント情報◆

※終了しました※


1125(土)@東京

スリーベテランズ大集合!

アメリカVFPメンバーvs元日本兵vs元自衛官


主催者: ベテランズフォー ピース ジャパン (VFP ジャパン)- Veterans For Peace JAPAN

https://www.facebook.com/events/141290166518532/


今年来日する元米軍人もイラク戦争経験者。

太平洋戦争を経験した元日本兵(97才!)と集い、

時代も国も違う彼らが、戦争の本質を語ります。

ドキュメンタリーのディレクター

大矢英代さんがコーディネーターをつとめます。

今週25日(土)、どうぞお越しください!


【まだまだお席に余裕があります!!

もうこんな機会はありません!!

Facebookでポチッと参加表明を!!

シェア・お誘いあわせの上、

ぜひぜひご参加を!!】


https://www.facebook.com/events/141290166518532/






【当ブログ内関連記事】

▼昨年のVFP来日ツアーでの
マイク・ヘインズさん講演の採録です




byしゅくらむ


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by shuklm | 2017-11-23 21:00 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)

VFP再来日ツアー!VFPジャパンとジョイント・ 経済的徴兵なしに成り立たない世界を変えるために







1■経済的徴兵の現実■





前回インタビューに登場した

韓国人青年Kimさんのように、

自分の夢の実現のために、

経済的な理由で

入隊を選択する若者たち。



その現実について、元アメリカ兵で

VFP(平和を求める退役軍人の会)

メンバーのマイク・ヘインズさんも

語っていました。



熱狂的な愛国心からの志願者が

いる一方で、

「米軍に入隊する理由で多いのは、

教育、保険、家だ」と。




それでもイラク戦争では米兵が不足し、

州兵までもが駆り出されました。






また、VFPジャパン(平和を求める

自衛官と市民の会の代表)であり、

自衛隊最前線部隊出身の

井筒高雄さんも、自衛隊の実態を

指摘されていました。



「所得が低く、大学進学率が低い

都道府県ほど、自衛隊への

就職率が高い」と。






▼VFPジャパン設立記念シンポジウムでの井筒さんの講演より
人口10万人当たりの自衛官数など
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「世界最強のアメリカ軍」、

「世界第4位の軍事力を擁する」自衛隊は、

そうやってようやく維持されているのです。







2■「本人が選んだことだから」でいいのか?■






一方で、

「そうはいっても職業選択の自由だ」


「自分で選んだ道だから、

危険は仕方ないだろう。

嫌ならやめればいい」


「そうやって入隊する人間が

いなくなったら、

国防はどうするんだ?」

という意見があるかもしれません。





しかし、お金と引き換えにしないと

維持できない国防とは何なのか?


本当にそれで守られているのか?


そういうコストを私たちは十分に

知った上でやってるのか??





経済的徴兵を前提として

その上に乗っかって成り立つ社会を

やっぱり私は是とすることはできないのです。




軍隊を必要とするような事態を

どうやって減らしていくのか、

武力でない解決の選択肢を

どうやって増やしていくのか、

そのリアルを探っていきたいのです。







3■戦争を生み出さない社会のために■







戦場を最も知る元米兵が

戦争と平和のリアルを語った

昨年の来日スピーキングツアーが、

今年、さらに進化!!




現場を知る元自衛官、

さらに元日本兵も登壇予定。


戦争を生み出さない

持続可能な社会の実現のために。


彼らのリアルを受け取り、

その可能性を広げていきましょう。


ぜひご一緒に!!






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◆イベント情報◆




ベテランズ・フォー・ピース

2017ジャパンツアー

「ぼくたちが見た戦場のリアル

~僕らは死と破壊をもたらし、

大切な家族をばらばらにした~」



実際に武器を持ち戦場に立った

米国ベテラン(元軍人)たちが、

2016年に来日。


戦場でのリアルな体験を語り、

その反響はVFPジャパンの

設立に繋がりました。

今年も、彼らの声を生で聴く

機会が訪れます。






◆11月25日@東京

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「スリーベテランズ大集合!

アメリカVFPメンバーVS元日本兵VS元自衛官」



【案内文より】


【日時】2017年11月25日(土)13:30

【会場】早稲田大学早稲田キャンパス

14号館201教室(東西線早稲田駅徒歩5分)


【出演者】

・スピーチ

アメリカVFPメンバー

谷口末廣(元日本兵不戦兵士・市民の会)

形川健一(VFPジャパン)

・クロストーク

アメリカVFPメンバー

高野邦夫 (不戦兵士の市民メンバー 同代表理事代行)

形川健一(同じ)

コーディネーターは大矢英代

(フリージャーナリスト、

VFPジャパンアドバイザー、

早稲田大学ジャーナリズム研究所招聘研究員)


【参加費】資料代 1500

【問合せ先】vfpjapan@gmail.com VFP・ジャパン

【主催】ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン/不戦兵士・市民の会

【後援】早稲田クロニクル/9条地球憲章の会

https://www.facebook.com/vfpjp/photos/gm.143168286330720/740156632852795/?type=3&theater






◆11月26日@神奈川

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「ベテランズ(退役兵・元自衛官)と

反戦を語る・横須賀ツアー」


【案内文より】


ベテランズ・フォー・ピース(略称VFP

平和を求める元軍人の会)」は、1985年設立の、

従軍経験のある元軍人、軍人の家族、

その賛同者で構成される、

アメリカに本部がある国際NPOです。


昨年は辺野古や高江をはじめ、

日本全国を回って反戦アピールや

戦争による経済構造の真相などを

訴えてきました。

横須賀でも集会後、月例デモに参加して

米兵に平和を語りかけました。


今年は元自衛官・市民によりVFP

日本支部も発足し各地で活動を続けています。


今回のツアーでは、基地県神奈川で

唯一のイベントがここ横須賀で行われます。


元自衛官、元米軍兵士が直接に自衛官・

米兵に対して語り掛けます。

 プレ集会では、横須賀で取り組んできた

ハンセン米への活動と、自衛官に対しての

取り組みが報告されます。

是非たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています。



11月26日(日)12:30~

横須賀市生涯学習センター(ウェルシティ)2F市民ホール

(京急逸見駅、JR横須賀駅下車徒歩5分)

資料代500円

※デモは3:30集合4:00出発 ウェルニー公園イオン側です。

(京急汐入駅下車徒歩3分)

https://www.facebook.com/events/124539738225521/








◆12月2日@京都

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Go Green(ゴー・グリーン)

戦争を生み出さない持続可能な社会を語る

VFP2017スピーキングツアー京都

https://www.facebook.com/events/699177700288531/


【案内文より】


2016年の米ベテランズ・フォー・ピースの来日で、

ベテラン(元軍人)が戦場のリアルを語り、

大きな反響を呼びました。


今年も米ベテランズを日本に招いて語ってもらいます。

戦場のリアルから、戦争を生み出さない社会の話に。

どうなるのでしょうか。乞うご期待!!

日程:2017年12月2日(土)

時間:開場13:30/開会14:00/閉会16:30

場所:ひとまち交流館 4会議室(3F)

定員:90

参加費:1,000

~~~~~~~~~~

私たちの日常は100年前とは比較にならないほど

、多くの便利なモノで溢れています。

しかしそれらのモノはどこからくるのでしょう?誰が作っているのでしょう?


自分のお買い物で、カフェで支払ったお金が、

まわりまわって世界のどこかで

誰かを傷つける武器になっているとしたら?

19世紀から20世紀は大量生産、大量消費の世紀でした。

同じ経済構造を維持するには、大量消費し続けなければなりません。

経済的搾取をするためのフロンティアが地球上になくなると、

誰かが新たにフロンティアを作り出します。

戦争という手法で。繁栄のための消費としての戦争。

この構造を変えるには一体どうしたらよいのでしょうか。



●第1:VFPメンバーによるトーク

昨年に続きイラク派遣経験のあるVFPメンバーが来日、戦場からの光景、そして彼が考える戦争を生み出さない社会について語ります。


●第2:ワールドカフェ

「戦争を生み出さない持続可能な社会」について意見を交わしましょう。


●第3:パネルディスカッション

・米VFPメンバー

・秋山豊寛 <宇宙飛行士・京都造形芸術大学教授>

・後藤正敏 <京都上賀茂教会牧師>

・形川健一 <VFPジャパン副代表>

貼り付け元 <https://www.facebook.com/events/699177700288531/>




;;;;;;;;;;;;;;;;;;



【当ブログ内関連記事】


韓国人青年に聞いてみた・Part4;「夢を叶えるために米軍へ」?!




元アメリカ兵が語る戦場リアルpart1・なぜ私はイラク戦争へ行ったのか?【採録】


元アメリカ兵が語る戦場リアルpart2・イラクで直面した現実「自分こそがテロだった」【採録】


元アメリカ兵が語る戦場リアルpart3・今も兵士を苛む戦争の記憶。PTSDから回復する力を与えてくれた2つのこと【採録】


元アメリカ兵が語る戦場リアルpart4・平和のために伝えたいこと【採録】





【関連カテゴリー】


安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和


元兵士が語る戦場リアル




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by shuklm | 2017-11-20 07:18 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)

北朝鮮危機に考える国防part4・これが38度線リアル!太平洋32か国の軍トップと議論したことは?解決の方途は?@伊勢崎賢治さんJazzLIVE


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▲国際紛争解決のプロ・伊勢崎さんが
トランペットでも吠える!
2017.9.24@吉祥寺JAZZ喫茶meg






国連総会でトランプ大統領や安倍首相が

北朝鮮への強行手段を言い募っていたのと

まさに同じ時期の、921日。



太平洋地域32カ国の最高司令官たちが

ソウルに集結。


アメリカ・韓国・日本・中国から、

インド・オーストラリア・ニュージー

ランド・フランスまで。


互いの信頼醸成のための会議を

開催していたというから驚き!




その会議に、アメリカ陸軍から招待されて

レクチャーしてきた伊勢崎賢治さん。




最前線で何が議論されたのか??





現場の生の声を聞きたくて、

924日、帰国後の初ライブ、

行ってきました!


会場は立錐の余地もなし、

熱気ムンムン。




その中で伊勢崎さんからは、

実際に「斬首作戦」を実行したら

何が起こるのか等など、リアルな説明が。 


また、北朝鮮問題解決を妨げているのが

「国連の皮を被った米軍」であること、

地位協定改定が必要であることが指摘され。





そして、「これから命懸けで、

地位協定改定の市民運動をやりますよ」

との宣言が!




その檄と相まって、

ぶつかりあうようなセッションが

繰り広げられ、

聴いているこちらも思わず胸アツに。

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出演:伊勢崎賢治さん (トランペット)/
▲志賀聡美 さん(トロンボーン)/
田中利佳さん (ピアノ)/
栗田俊宏さん (ベース)/
林ライガさん (ドラム)





いつもにも増して白熱のトーク、

抜粋・再構成してお送りします。




※◾️◆の見出し・( )内は、筆者による補足です











1■北朝鮮問題解決を妨げているのは?■






◆戦争というオプションはありえない!◆






今回初めて韓国に行って本当に実感しました。

1953年から時間が凍結されたように止まってるんです。


まさにいま演った曲「funk deep frozen」、

ディープフリーズのような感じ。




北朝鮮からソウルまで50キロしかない。

ミサイルも核兵器も必要ありません。

普通の大砲でソウルは火の海にできる。


お盆には交通渋滞で、鉄道も満員。

攻撃されたら逃げるところなんかない。



だから韓国の人達は冷静です。

戦争というオプションはありえないんです。






今回の会議、ソウルのホテルに、

環太平洋地域32カ国の軍トップが

そろって集結してる。



北朝鮮も、もちろん知ってます。



しかもこのホテル、なんの警備もないんです。

砲撃すらいらない、

軽武装で5人来たら十分ですよ。



だけど攻撃してこなかった。








◆北朝鮮問題解決の方途◆






北朝鮮は韓国相手なら、

核もミサイルも開発の必要はありません。




朝鮮戦争を解決するためには、

休戦の形態を変えるだけでいい。



カンタンな話です。

北と南が休戦協定の当事者になればいいんです。





休戦協定は当事者がやるものですが、

いま休戦は、一方は北朝鮮と中国、

一方は北朝鮮と「国連軍」の間で結ばれてます。



「国連軍」というのは米軍のこと。

韓国は独立したパーティじゃない状態。

それが1953年からずっと続いているんです。




南北同じ民族の融和を阻止しているのは、

北朝鮮じゃない。



国連という仮面を被った合衆国ですよ。








◆「国連と関係ない」と事務総長も公言!◆






国連の後方支援基地が、(東京の)

横田基地だって知ってました?


横田基地には、アメリカ国旗と国連旗がかかってる。

以前は神奈川県のキャンプ座間にありました。




元国連にいた人間としては、

「何が国連軍だ?!

これが国連のコマンドかよ?

(国連の)旗返せ!」と思いましたよ、ホントに。





ブトロス・ガリが国連事務総長になった時に、

声明出してるんです。



38度線の国連軍は、たまたま国連旗

出してるけど、国連でもなんでもない。


安保理もぜんっぜん関知しないから。


運用も撤収も、全部アメリカの判断で

やってね」って。





僕らPKO(国連軍)やってきた人間は、

安保理決議があって(派遣され)、

定期的に安保理にレポを出してきた。



そういった義務もなにもない。

まやかしです。




PKOや、「テロとのたたかい」が

発動される前の時代の遺物なんです。




どっちが無理強いしてるのか?

国連の皮を被って、アメリカが居座ってるんですよ。









2■もし斬首作戦を実行したら?■





環太平洋32か国の軍トップと議論したこと




占領後をどうするか、どんなリスクがあるのかについて

レクチャーしてくれってことで、

日本政府をスルーして僕が呼ばれちゃったんですが。



自衛隊の陸上幕僚長も参加していたんですが、

なぜか僕のレクチャーだけ欠席でした。

残念です。





戦争は、敵の政権をぶっ叩いておしまいじゃない。

日本は天皇陛下の命令で武装解除したから

占領がうまくいった。




もしトップを斬首してしまったら、

民衆はゲリラ化します。


それに対応するのは、空軍でも海軍でもない、

陸軍なんです。




だからアメリカ陸軍は冷静に、

非常にリアリティを持って考えてる。




アメリカ陸軍からは大将が来てました。

四つ星は陸軍でも一桁しかいない。



韓国軍トップの中将

「北朝鮮軍なんて斬首作戦すれば

指揮命令系統崩壊する」って主張してましたが、

米軍の大将はアタマ抱えてましたね()。






もし何百万と言われる軍隊や民間人が

ゲリラ化してしまったら、

そういうのとたたかわなくてはならない



民間人にはこどもも含まれます。



北朝鮮こどもの基準をどう考えてるのか

わかりませんが


こどもはどこで生まれても同じ、

という思いを込めて。



次の曲は、「チャイルドイズボーン」です。







◆ゲリラ化すれば、こども兵士と戦うことに◆





アフリカ諸国のPKOの現場でいま

深刻な問題になっているのが、

チャイルド・ソルジャー、こども兵士の問題です。


8歳くらいの子供が、旧ソ連製の武器をぶっ放してくる。





すべてのこどもは、全ての国際法上、

保護されなくてはならない。



こどもの兵士は、成人より残酷なことを

することも多いんですが、

こどもの兵士を殺してしまうと、

当然、戦時国際法は味方してくれません。



アフリカ諸国の屈強なピースキーパーも、

子どもを殺した良心の呵責で

PTSDに罹ってしまう。



僕の同僚も自殺しました。






非対称的な戦争とはそういうこと。




もし斬首作戦やってゲリラ化したら

こういうことになる。



だから絶対にさせちゃいけないんです。

リアリティとして考えてほしい。









3■ゲリラ戦・戦時国際法・PKOのリアル■






◆チャイルド・ソルジャーが目の前に現れたら?◆





いつどういう時ならこどもの兵士を撃てるのか?

どこまで合法的に殺せるのか?



非常に厳しい話で、国際的にも

ガイドラインがずっとなかったのですが、

この間やっと、ルワンダ虐殺時のPKO司令官だった

ロメオ・ダレールが中心になって、

ガイドラインができた。



一介の兵士に全ての責任を追わせる

ことになるをふせぐためです。




そこまで僕らは考えてPKO送ったか?







◆なぜ軍事法廷が必要なのか?◆





国外に出ると、日本の刑法の外です

警察組織でも海外に行ったら

日本の刑法は働かないんです。


そこで起こった過失は全て国際法で裁かれます。



しかし、現在、国際法廷はない。

国際司法裁判所はできつつありますが。




だから、軍事法廷を各国が作るのは当たり前なんです。





日本だと軍事法廷と聞くと嫌がる人が多いですが。

尖閣とか国防を非暴力でやらなくちゃいけない。



自衛隊責任を持つ法体系がない

自衛隊だけが撃った責任を持てないんです。






PKOの忘れられない兵士◆





僕の東ティモール管轄下

(東ティモール暫定政府知事の時の国連軍)で、

ニュージーランド軍が参加していました。




ニュージーランドには、陸軍が4大隊しかいない


1大隊が600人で、

4大隊の全部PKOに出してた

全員が、僕の部下だったんです




その中でも忘れられないのが、

当時19歳だったプライベート

(二等兵)マニングです。



(東ティモール独立直後の

国創りを支援するPKOの任務中、

武装民兵に殺害され殉職した時)、

ニュージーランドの首相がすぐ飛んできて

遺体と一緒に帰って行きました。





殉職者は数字になるけど

殺した数は数字になりません

殺したのは殺人罪にはならない






警察には、「比例の原則」というのがあります。


相手がナイフ持ってたら、

マシンガンで打っちゃいけない





でも戦争では違う。


一般民衆をどれだけ犠牲にするか、

ゼロにすることは無理。

でも1000人単位で死んだらだめ」、

というのが、戦時国際法




ちなみに自衛隊は殺人集団ではないです。

殺人ではないから








◆敬意を持つべき人々◆





いま演った曲アラビア」という曲です。

ムスリムと仲良くしましょう、と。



民間人と合法的な敵は

絶対戦争しちゃいけない



さらに「北朝鮮と仲良くしよう」とか言うと、

また批判されそうですが。

日本は拉致被害者の問題があるから

なかなか難しいところがありますが、

でも仲良くするしかない。




次は、タリバンを讃える歌

(ナビラート:Talibaanの逆読みNaabilat)です。




タリバンのような人達を敵にしてはいけません



アメリカを勝たせなかった

建国史上最長の戦争を戦わせて

まだ続いてる


こういう人たちを敵に回してはいけません







4■「主権なき平和」と「主権なき戦争」の現場から■





◆平和のためにこそ、戦争リアルを考える◆





軍はなくなればいいかもしれないけど、

当面は付き合わなくてはいけない。




アメリカ軍も世代交代しています。

アフガン経験した人達が退役して、

経験値は驚くほど継承されていかない。


で、ああいいう大統領が出て来て。

いかに正気を保っていくか。






想像したくないけどコストを考えて欲しい

そこを考えないで政治家が行動するから戦争になる


平和主義だから戦争のことを考えない

ってやってると戦争になっちゃう






◆北東アジアの平和は沖縄から考える!◆




1番困るのは韓国なのに

日本政府は、なに煽ってるのって。

非常にみっともない



僕、安保法制以外は安倍首相のこと

批判してなかったんですけど、

もうやめようかと(笑)。





今回韓国に初めて行って本当によくわかりました。

マッカーサーは日本を主権国家にする気は無かった。





韓国の研究者も、「韓米地位協定が

1番被差別的だって言ってたんですが。


でもあちらが締結したのは戦時中

こちらは平時ですからね。

なのに、ほとんど植民地と変わらない。





今度、布施祐仁くんと

地位協定の国際比較の本を出すんですが。


米軍が結んでいる地位協定なるものは

世界中で115以上ある


その中でも、とんでもなく植民地的・異常で、

最も被差別的なのが日米地位協定です。






今週から(その地位協定の矛盾が集中する)沖縄です。


元首相の鳩山由紀夫さん、そして

(自衛隊を活かす会の)柳澤協二さん、

加藤朗さんたちと、沖縄でトークライブです。



沖縄から考える北東アジアの平和」。


日本から考えちゃいけません








地位協定改定を実現させる市民運動を






韓国はいつも臨戦状態なのに、

北朝鮮に対峙する権利もない

これはすごいまやかしです



よく韓国の人たちが我慢してきたなと思いますよ。





米軍にすぐ出て行けとは言いません。

戦争をすぐやめろというのは無理。



だけど、休戦当事者を北と南にするのは、

国連決議、要らないんです。





だけど、いまの休戦が続くことが

アメリカが望むこと。

ずっとここにいれるから。

その方が都合がいいから。




こんなことを続けさせちゃいけない。







僕はこれから、

地位協定改定の運動をやります。



「被差別的な2兄弟」ってことで、

日韓協力で。





これ命かけてやりますよ。



絶対生きている間に

地位協定の改定を見届けたいです。





市民運動、頑張りましょう。


でも、非暴力でね。






非暴力を貫くむずかしさ◆





市民運動は非暴力が鉄則です。



非暴力を維持することがいかに難しいか、

ガンジーのお弟子さんたちからききました。




権力は必ずちょっかい出してきます。

逮捕者を出して潰そうとする。

同胞もテロをやってしまう人がいる。




非暴力は、かき乱される。

でも、暴力に乗っちゃいけない。




次の曲は「アヒムサー」。

ヒンズー語で、「ノン・バイオレンス」です






そして、最後の曲は「Peace」。








※文章補足させていただきました(2017.9.29)





【関連情報はコチラ】


▼伊勢崎賢治さんFacebook 929ジャズin那覇@寓話

https://www.facebook.com/events/483298788701965/?active_tab=about


▼「自衛隊を活かす会」930シンポin那覇

http://kenpou-jieitai.jp/symposium_20170930.html


9.24LIVEハイライト映像 by IWJさん

北朝鮮核武装の原因は国連軍の皮をかぶった米軍の恒常的挑発!? 停戦協定の当事者を韓国に!! ~ソウルでの「環太平洋陸軍最高司令官会議」から帰国直後の伊勢崎賢治氏がトーク&ライブ!! 2017.9.24

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398865



【当ブログ内関連記事・カテゴリー】


頭をアツく冷やすためのJAZZ、憲法記念日に逝った友へ・伊勢崎賢治さんJAZZ&TALKLIVEレポ▼

http://syuklm.exblog.jp/26845414/

国際貢献・PKO・自衛隊

安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和

憲法・国民投票・天皇制など




byしゅくらむ


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by shuklm | 2017-09-28 07:14 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)

北朝鮮危機に考える国防Part3・Jアラートの効果は?イージス・アショアで万全か?元「自衛隊最前線部隊」井筒高雄さんの指摘!




もしも仮に「有事」となった場合、
最前線に立つのはどこの部隊か知ってますか?


陸上自衛隊の「中央即応集団」です。


この中央即応集団が編成される前、
戦争時に最前線に派兵されるのは
陸自のレンジャー隊でした。

その隊員だった井筒高雄さんが語る、
この説得力!

b0343370_07555164.jpg

「朝鮮半島 最新情勢レクチャー」
(9月14日VFPジャパンでの
井筒さんの講演)等から、
抜粋・再構成してお届けします。





1■まず押さえておきたい事実■



◆ミサイルが通過したのはそもそも「日本上空」なのか?◆



8月のミサイル軌道の「上空550km」は、
宇宙ステーションよりもはるか上。
日本の領空圏内でなく、
人類共通の領域です▼
b0343370_07585411.jpg




◆ミサイルは日本を通過する?◆



ミサイルは日本を狙ったものではない。
アメリカ本土への攻撃は、
日本を通過しません。



この地図を見ると一目瞭然▼
b0343370_07583882.jpg



そして北朝鮮のミサイル・
核開発は突然始まった訳ではありません▼
b0343370_07591212.jpg



「フセインもカダフィも、
核を持っていなかったからやられた」
と考えた北朝鮮が
自国の安全保障のために、
少しずつ拡大してきたものです。





◆ミサイルは迎撃できる?◆




現在の日本の主な迎撃ミサイルシステム▼
b0343370_07564385.jpg



現在日本に配備されている
ミサイル迎撃システム
「PAC3」は、16基。
1基で守備できるのは、
半径20キロ圏内だけ▼
b0343370_07570424.jpg



単発攻撃で、しかも
この●印の圏内にうまく
落ちてきてくれれば迎撃できます▼
b0343370_07572388.jpg



ですが、20キロ圏内でも
当てなければ落ちてくる。



そして東北は空白区。

これが現実です。






2■Jアラートで効果はあったのか?■




4億円の税金を投入した
「ミサイル避難CM」は、
全国民放43局で放映。

放映や避難訓練の効果について
検証すべきでしょう。




地震大国で海に囲まれた日本は、
もともと防衛しにくい国。

しかも原発54基を抱え、
その安全は企業任せ。

さらに企業は原発を再稼働
させようとしている。




事前の発射情報もつかめず、
PAC3の配備もできず、
Jアラートを鳴らしても、
全く無意味です。


それよりも先にやることがあるでしょう。






3■最新迎撃システムで万全か?■




では、配備が検討されている最新の
迎撃システム「イージス・アショア」
を導入すれば万全になるのでしょうか?
b0343370_07573761.jpg


1基800億円かかるだけでなく、
24時間・365日稼働する、
新たな専用部隊を編成する必要があります。

1基当たり100人規模の部隊が必要で、
導入を決めても、実戦配備までに
最長で4年を要するといわれています。


即効性はまるでありません。


いま「危機」と煽っておいて、
いつ対応できるのか。



しかも実戦で18発中10発しか
成功していない▼
b0343370_07581838.jpg






4◾️見落とされている視点◾️




◆イージス・アショアは中露との防衛問題を呼ぶ◆




さらに、イージス・アショアの射程には、
ロシアや中国が入ってくる▼
b0343370_07575620.jpg



防衛上の新しい問題が発生する
ということです。


守備の裏返しは攻撃もできるということ。


実際、ロシアも中国も
配備に反対しています。







◆日本政府が事態を悪化させている◆




4月、米空母カールビンソンを
自衛隊のイージス艦が護衛する
デモンストレーションを行いました▼
b0343370_07561740.jpg

これは北朝鮮に自国防衛のために
攻撃する口実を与えてしまった。




さらに、8月の小野寺防衛相の
「存立危機事態」発言は、
北朝鮮に宣戦布告したともとられかねない。




実際には、集団的自衛権は
米国の個別的自衛権の発動がなければ
適用できません。



そしてアメリカはご存知の通り、
アフガンとイラク戦争で四苦八苦していて、
アジアで戦争をやる余力はありません。






こういうリスクを、
日本政府は説明していますか?



国内世論に惑わされずに、
日本を外から見る必要があると思います。



ホットラインをどう繋げるか、
きめ細やかな外交やインテリジェンスが
求められていると思います。







※まだまだ盛りだくさんの内容
だったのですが、それはまた別途!!※







5■個人的感想■




時宜を得た企画、
本当に有り難かったです!!



友人とも話してたんですが、
Jアラートや避難訓練で
「避難先は自分で確保」って
言うのがありえねえよね、って。
「ソレって随分ミサイル舐めてない??」って。



しかもイージス・アショア、
配備4年後じゃ全然間に合わないし!!

でもって、配備すると中国ロシアと
防衛でぶつかる、って盲点でした。

イージス・あ・ショア(断崖)じゃん!!





もし政府が本気で「国民の
命と暮らしを守る」気なら、
原発をすぐさま止めて、
さらにスイスみたいに一家に一台
核シェルター作ったほうが確実では?



それよりなにより、
加熱するチキンレースから降りて、
ミサイルをいかに撃たせないように
するかが一番の有効策ではないでしょうか。





今回政府は、Jアラートの運用改善
アンケートを実施するとのこと▼

b0343370_07553006.png



ぜひ意見を反映させましょう!



※井筒さんからご教授いただいて、文章訂正させていただきました。

「自衛隊最強部隊」
「自衛隊最前線部隊」


「レンジャー隊」
「中央即応集団」


「旧・普通科連隊」
「戦争時、最前線に派兵される陸自のレンジャー隊員」
(2017.9.22)


ちなみに「自衛隊最強部隊」とは、
通常は第一空挺団を指すそうです。

自分たちの国の組織なのに、自衛隊のこと
ホントになにも知らずに済ませてきたんだあ…と
改めて愕然とします。


【当ブログ内関連カテゴリー】
安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和▼
http://syuklm.exblog.jp/i18/


byしゅくらむ


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by shuklm | 2017-09-22 08:10 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)

【シェア】「挑発に挑発」は逆効果。VFPジャパン(平和を求める元自衛官と市民の会)「対話による解決」キャンペーンリボンはコチラ!※リボンの付け方、追記しました※



わざわざ戦争なんてしたくない。
ましてや、「偶発的核戦争」なんて
ノーサンキュー。


なんとしても不測の事態は避けたい。

ちょっと言い出しにくいならコレ!
ツイッター&Facebook用リボンで
サクッとアピール&拡散☆

※追記※リボンの付け方は末尾に!

b0343370_08033300.png




▼▼シェアココから▼▼

※( )はしゅくらむによる補足です




ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン
によるD&Dキャンペーン

◾️◾️DPRK北朝鮮との対話による
外交を呼びかけます◾️◾️





北の核開発は、
アメリカからの核の脅しへの
対抗手段として始まったもの。

それなのに一方的にならず者扱いして、
ミサイルには圧力?

そのリアクションがエスカレートしたら
戦争になる。



先月の(VFPジャパン)訪米(ツアー)でも、
戦争の現場を知り尽くしたアメリカの
ベテランズ・フォー・ピース
(平和を求める元軍人の会)のメンバーは、
外交しかない!と口を揃えた。



マスコミも議員も「外交」と言いにくい
雰囲気の今、私たちこそ声をあげましょう!


攻撃や圧力ではなく外交を。

Yes, I am for Diplomacy and Dialogue(D&D)



キャンペーンツイボン用意しました!
右と左用あります😋




Current situation with DPRK has been tensed, but what we need is not fire and fury, it is diplomacy and dialogue. We, Veterans For Peace and Veterans For Peace Japan want US/Japanese governments to work on diplomacy and dialogue with DPRK.




▲▲▲シェアココまで▲▲▲





▼東京新聞9月6日付
VFPジャパン記者会見でも
代表井筒高雄さん
(元陸上自衛隊レンジャー隊員)が指摘
これぞ現場リアル!
(写真はVFPジャパンFBより拝借しました)
b0343370_08034821.png

b0343370_08040333.png








※追記※ ツイッター&Facebookリボンの付け方はコチラ!



上記リボンのリンク先に行くと、
現在のご自分のプロフィール写真に
このリボンをつけていいか聞かれます。
そこでリボンをつけた画像が作れるので、
右上か右下あたりにある「・・・」とかの
ボタンをクリック
「プロフィール写真にする」という選択肢が
出てくるので、それを選択してください。

右リボン、左リボン、二つあるので
お好みの方をチョイスして下さいね♡


▼VFPジャパンさんが
すっごくわかりやすい図を
作って下さってました!
FBより拝借いたしました♡
b0343370_21100347.png



※追記2※

「やっぱりリボンがうまく付けられないよう~涙」という方、

VFPジャパンメンバーに直接教えてもらいましょう

「アースキャラバンにて、

プロがお待ちしてますよ~!」とのこと。

9月9日・10日開催のチャリティイベント

「アースキャラバン」@都立木場公園にて

VFPジャパンブース出展中!


参加無料・飛び込み歓迎・

お子さん連れOKの盛りだくさんイベント。

近郊の方はぜひどうぞ☆

▼「アースキャラバン」FBイベントページ

https://www.facebook.com/earthcaravan/photos/gm.745404735647701/1963136487257056/?type=3

VFPジャパンのアースキャラバン参加告知ページ

https://www.facebook.com/vfpjp/?hc_ref=ARRJEXXR7IuqBXSsHidNIvF0SGSICge5LmPPC7Vie1j7h_QcdPDHEyLS88I_FCKZk3s





ps
まだ本調子ではないのですが
取り急ぎシェアさせていただきましたっ


byしゅくらむ


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by shuklm | 2017-09-08 08:05 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(18)

風穴を開けるのは当事者リアル!その2。ベトナム帰還兵で政治学者のダグラス・ラミスさんからのエール@VFPジャパン設立総会番外編







6月9日船出したVFPジャパン

(平和を求める元自衛官と市民の会)の

設立総会の参加者の中には、

海兵隊員としてベトナムの戦場を経験した

ベテラン(退役軍人)で、VFPメンバーの

ダグラス・ラミスさんの姿もありました。




私が勝手に敬愛する政治学者の1人であり、

以前講演をお願いしたこともあって、

総会後に個人的にお話したんですが、

市民運動を勇気づける言葉をかけていただいたので、

ご紹介しますね。




b0343370_21405937.png

▲VFPジャパン代表・井筒さん、

副代表・形川さんとラミスさん(中央)

【VFPジャパンの快諾を得て

公式FBより拝借させていただきました

有難うございます!】







※「それって誰??」って方のために;



ダグラス・ラミスさんは、アメリカ人の著名な政治学者。


ベトナム戦争から退役後、

ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)に参加し、

反戦運動を開始。


日本の大学で教鞭を執りつつ著した

憲法や日本政治・文化に関する著書多数。


「世界がもし100人の村だったら」を

池田香代子さんと再話するなど、

長年、日本で平和運動を続けてこられました。


現在は沖縄在住で、VFP(ベテランズ・フォー・ピース;

平和を求める退役軍人の会)琉球支部のメンバーです。




▼ダグラス・ラミスさん著書

「なぜアメリカはこんなに戦争をするのか」

200310月発行なのに今読んでも学べる!▼

b0343370_21132430.jpg






■ラミスさんからの提案「米軍基地へ直接アピールを」■




2001911後、

世界が「テロとの戦い」に雪崩うつ中、

「アメリカの戦争を止めるには?」といった内容で

ラミスさんに講演していただいた時、


「米軍基地にプロテストに行きなさい

アメリカ兵に直接、戦争へ行くなと

語り掛けることですという提起をきいて


地元・神奈川にあるキャンプ座間

在日米軍陸軍総司令部)や

厚木基地等への申し入れ行動を始めました。





何度行っても全然相手にされず、

「申し入れ書は受け取るけど、それだけね」という反応。


基地ゲート前で若い米兵から

Get out!(出ていけ!)」と吐き捨てられ、

「出ていくのはどっちだよ?!?」と

こちらもヒートアップしたり。


「こんなことやり続けて意味があるのかなあ」と

ったりもしていたのですが。






反応が激変したのは、20033月。


イラク攻撃直前に行った時、

副司令官級が出てきて、

恭しくお辞儀しながら両手で

申し入れ文を受け取ったんです




驚きました。

米軍人がお辞儀するの初めて観まし




「この戦争は、不正義の戦争です。

石油のために血を流すべきではない。

あなた達の血も流してほしくない。

どうか自分の頭で考えて、

イラク行きを拒否してほしい」

という私たちのスピーチを、


金網の向こうの米兵達も耳をそばだてて

全身で聴いているのが感じられ、



その時、「確かに通じている。

こういう行動は無意味じゃない」

と体感しました。






■ラミスさんからのフィードバック・直接アピールの有効性■





という報告と御礼を今回ラミスさんに伝えたところ、




米軍基地に対するプロテストのスピーチを

聴いたこときっかけで、

自分自身の頭で考え始めて、

後から実際にベテランズ・フォー・ピースの

メンバーになった人もいる。


いつかベテランズになる人たちが

必ずいるから、頑張りなさい」


と言って下さいました。





…すいません、ちょっと泣きそうでした。





やってきたことに本当に意味があったと、

まさか15年近く経ってから巡り巡って

実証を得られるなんて、思いもよらなかったので。






私たちのキャンプ座間への呼びかけによって

その時実際にメンバーになった人が

いたのかどうかまではわかりません。


が、少なくとも、米軍基地へ市民から

直接声を届けるのは有効なのだと。




同じ市民として現実を変えたいのだと、

自分のリアルに立脚した言葉で

真摯に語りかけることで、

この声を受け取り、行動に繋げてくれる人がいる。


想いは、基地の金網を超えられるのだと。






こうした世界中の当事者の経験をシェアすることで、

私たちはもっとパワーアップして

より深く現実にコミットしていくことが

できるのではないでしょうか。






もちろん独りよがりや自己満足じゃ仕方ないし、

どこに働きかければ一番有効かを

その都度考え抜く必要はあるけれど、

最後の最後は理屈でなく本気かどうか、

人の胸に届くかどうかなんですよね。





その可能性を信じて、

米兵にも自衛官にも、

同じ未来を生きたいのだと、

諦めずに語りかけ、

伝え続けていきましょう。






******


VFPジャパン(平和を求める元自衛官と市民の会)では、

元自衛官&市民メンバーを常時募集中!

ワタシも市民メンバーです☆


詳しくはコチラで▼

Facebook: ベテランズフォー ピース ジャパン (VFP ジャパン)- Veterans For Peace JAPAN

公式サイト; http://vfpjp.org/


VFP本部公式サイト:

https://www.veteransforpeace.org/




▼ちなみに、ラミスさんの著書で個人的おススメはコチラ!▼

『ラディカルな日本国憲法』

『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』

『ナゼ日本人ハ死ヌホド働クノデスカ?――対談』

斎藤茂男さんとの共著)

興味のある方はゼヒご一読を☆




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byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
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シュックラム!



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by shuklm | 2017-06-29 08:03 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)