オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

syuklm.exblog.jp

2016年 12月 02日 ( 1 )

元アメリカ兵が語る戦場リアルpart2・イラクで直面した現実「自分こそがテロだった」【採録】





【イラクの凄惨な戦場を

経験した元アメリカ兵

マイク・ヘインズさんが語る、

戦争と平和のリアル】






「戦争ディズニーランド」と

愛国心で育った結果、

私は18歳で軍隊に入り、

2003年3月、イラクに行きました。



海兵隊の精鋭部隊、

「フォース・リーコン」

という特殊部隊です。





b0343370_19453348.jpg



その時の写真、真ん中が私です。






イラク戦争で1番最初の作戦に

参加しました。





1日に3回か4回の突撃を

繰り返しました。






「あそこがテロリストの家だ」。



上官から得ていた情報の

6割から7割は間違っていました。





ある建物に突撃すると決定したら、

まず玄関に爆薬を仕掛けて、

爆発したら突撃します。




そのほとんどが、ごく普通の

家族が住んでいる家でした。





破壊した家に押し入り、

家中の人を銃で脅して

壁に押し付け、

子供も大人も家族すべて

脅威とみなして

手荒に扱いました。





泣き叫んだ6歳か7歳の

子供の泣き声が、

まだ耳に残っていて、

眠っている時にいまでも

思い出すことがあります。








兵士になるような年齢の

イラクの若者は、

「テロリストの容疑」で

片っ端から捕えました。



彼らは遠くに送られました。


アブグレイブのような

拷問のある収容所にです。


多分、彼らのほとんどが

生きては帰ってこない。








毎日毎日、その繰り返しでした。


来る日も来る日も…。





このような日々が、

私の精神を破壊していきました。


道徳心が欠如していくのです。








「イラクに大量破壊兵器がある」

「自由を守るために

テロリストを殲滅する」

「これは正義の戦争だ」



アメリカ政府が言ってたことは、

すべて嘘でした。







「テロとの戦い」のために

イラクに行ったはずが、

イラクの人たちにとっては、

私自身が「テロ」に

他ならなかったのです。






私は戦場に行ってから

それに気がついたのです。








【続きます】





「平和を求めるアメリカの退役軍人の会 ベテランズ・フォー・ピース」全国スピーキングツアー

20161127日(日)横須賀産業交流プラザにて開催・

交流集会でのトークより。


再構成・採録を数回に分けてお届けします。

(通訳:ピースデポ研究員 山口大輔さん) 


※一部しゅくらむの意訳が入っておりますことお許しください




■ベテランズ・フォー・ピース(Veterans for Peace)とは?!

ベテランズフォーピースは退役軍人、軍人の家族、同志で構成される国際組織です。

平和の文化を構築し、戦争の真のコストを露出させ、戦争の傷を癒すことに専念しています。

ネットワークは、米国および海外全体で120以上の支部で構成されています。

公式サイト:

https://www.veteransforpeace.org/


■今回のVFP全国スピーキングツアー企画;

ベテランズ・フォー・ピース 2016/11 来日ツアー実行委員会

OVERSEAs(安保法制に反対する海外関係者の会)

https://www.facebook.com/events/1788504961423362/



【当ブログ内関連記事】

【採録】元アメリカ兵が語る戦場リアルPart1・なぜ自分はイラク戦争に行ったのか?

http://syuklm.exblog.jp/26421959/






byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
by shuklm | 2016-12-02 19:52 | 元兵士が語る戦場リアル | Comments(2)