8回目の311に。台湾・韓国・パレスチナ…世界中から寄せられた想いを、忘れない。
あれからもう8年。
今日は一旦
中国シリーズをお休みにして、
東北に想いを馳せたく、
ささやかながら書かせていただきます。
いまもなお復興半ば。
地域によって状況も様々だけれど
いまも終わっていない震災のこと、
忘れないでいたい。
それと同時に、あの震災の時に
世界中の多くの人が心を寄せてくれたこと、
駆けつけてくれたボランティアの人達、
義援金や支援物資や復興支援などのことも、
忘れずにいたいのです。
韓国人の友人は、震災後、何度も
復興支援のボランティアに来てくれていました。
日韓関係が歴史問題できしんでいた頃。
その後サッカー日韓戦で日本を非難する
プラカードがあった一方で、同じ会場で
「東北を助けてくれてありがとう」という
プラカードも掲げられていたそうです。
▼韓国人青年に聞いてみたPart3;日本の皆さんに伝えたいこと。「嫌韓」・東日本復興支援・反日の中で見た希望
https://syuklm.exblog.jp/27670684/
台湾の人たちは、震災後すぐに
有名人から地方の小学生まで、
「一元でも半元でもいいから送ろう」と
援助の運動を開始してくれたそうです。
▼それがどれだけ心に寄り添ってくれるものだったか、
福島県出身の深谷かほるさんが
台湾で「謝謝」を伝えた様子が
WEB漫画「夜廻り猫」で描かれています。
また、パレスチナの子供たちは、
破壊された瓦礫の残る中でも、
追悼と復興を願ってくれていました。
「戦後、日本が廃墟から復活したように、
震災からも立ち直ることを信じている、
自分たちも日本のように復興するんだ」と。
▼【シェア】震災5年、追悼の凧揚げ=釜石訪問の子供も参加-ガザ
https://syuklm.exblog.jp/25508611/
そして歴史を辿れば、
関東大震災の際にも
世界中から支援の声や
義援金が届けられています。
▼こちらのページが非常にわかりやすく伝えて下さっています
「忘れられた国際支援」(木下真さん)
https://www.blog.crn.or.jp/lab/06/21.html
支えられて繋がって今があることを、
改めて思い起こす日にもしたいのです。
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