オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

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【番外編】日本対パレスチナ/「ただの数字」じゃない、パレスチナの人たちを観て。




サッカーアジア大会日本代表対パレスチナ代表

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試合結果としては、4-0、

日本代表が地力の差で圧勝。




安っぽい「感動をありがとう!」なんて、

言うつもりもありません。


でもね、すみません。

泣いてしまいました。




嘆き悲しんだり救援を待つだけの姿とか

「ハマス戦闘員」の資料映像とか

ではないパレスチナの人達の姿が、

主要メディアで久々に流れるのが嬉しくて。



試合前、選手入場曲(FIFAアンセム)が

流れた時点で、もうアカン。


最近、涙もろくて。

トシですかね…。




選手ひとりひとりの名前が読み上げられ、

どんな特徴がある選手なのかが紹介される。



それを聞きながら、

「私は、ただの数字になりたくない」と

いう言葉を思い起こしていました。



ガザ在住の作家 アテフ・アブサイフ氏が、

今年8月5日付のニューズウィーク

日本版に書いた言葉です。




「私は数字になりたくない。

 ただのニュースのかけらになりたくない。

 ガザのニュースを決められた時間内に

 そつなく読み上げる美人アンカー。

 彼女が口にする名前になりたくない」、と。




日本では、その名前すら詳しく報道されない。

「死傷者何千人」という数字の羅列。



ひとりひとりに名前があって、

親や友達がいて、日々の営みがある。


当たり前なのに、見えなくなってしまうこと。



もしかしたら、

ここにいなかったかもしれない選手たち。

そのひとりひとりが、

それぞれの物語を持ち寄って、プレーしてる。




その中でも、私はハルウーヴという選手が

好きになってしまいました。


目の覚めるようなシュート打つんです、彼。




今回のアジア大会で、パレスチナ代表は、

初戦でアジア大会初得点を記録し、

初勝利を挙げたそうです。


ベスト16進出も、もちろん初めて。




次に彼らのプレーを見ることができるのは、

来年のアジアカップ。


その時を、楽しみに待ちたいと思います。


その時、彼らが誰も欠けることなく、

出場できますように。





PS

記事をUPするところで、御嶽山噴火のニュースを目にしました。

詳細はわかりませんが、とにかく無事に救助されることを祈ります。



byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



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by shuklm | 2014-09-27 19:06 | サッカー/スポーツと政治 | Comments(0)