オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

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13回目の「9・11」に寄せて。(ガザからの伝言2)



2001年9月11日。

あれから、13年が経ちました。




多くの国で政権が変わりましたが、結局「テロとの戦い」の先行きは見えていません。

そういう中だからこそ、この日に、ぜひ多くの方に、お伝えしたい言葉があります。

これもまた、友人が現地ツアーでガザを訪問した際に、直接パレスチナ人から聞いたことです。



ガザ北部・シーファーの農民詩人、サイード・ダウールさんから贈られた言葉。


「日本人は、あらゆるものを発明した。

我々はイスラエルに対して抵抗を続けてきたが、

それでは、平和を発明することはできなかった。


ぜひ、平和への第三の道を発明して欲しい」




私は直接その場にいなかったので、細かいニュアンスまではわかりませんが、

「平和国家・日本」という文脈で捉えてくれているのだと、解しました。

「日本人だからこそ、できることがあるはずだ」と考えている人たちが、パレスチナにはいるのだと。




いま、日本では「軍事力がないと平和は守れない」という意見が拡大してきています。


そういう時だからこそ、改めて、問いたいのです。


「けっきょく軍事力でカタをつけるしかない」っていう、

そんじょそこらの普通の国のマネを、今更やろうとするのがリアリズムなのか?

違う方法を考えるところに日本の強みがあって、

そこにこそ、ほんとうに期待もされてるのではないでしょうか?



今まで誰も成しえなかったからこそ、多くの方々と一緒に、

様々な智慧を寄り集めて、その『発明』に、辿り着きたい。


少なくとも、『発明』を、進める側にいたい。



そのことを、忘れない日にしたいと思うのです。







※北海道の方々、大雨特別警報で大変かと思います。

 どうか御無事でいてくださいますよう。


byしゅくらむ


by shuklm | 2014-09-11 06:54 | 「テロ」・IS・イスラム・宗教について | Comments(0)