オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

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<   2017年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

クラウドファンデイング本日23時59分まで!元・琉球朝日放送の大矢英代さんの挑戦「調査報道メディア」を応援しよう!




「テロリストは僕だった~基地建設反対に立ち上がる元米兵~」の

ディレクター・大矢英代(おおや・はなよ)さん達が

取り組んでいる「調査報道メディア ・ワセダクロニクル」。



「ワセダクロニクル」とは?▼

http://www.wasedachronicle.org/about/



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大学の研究所を拠点に、

独自調査と検証に基づく記事を配信する、

日本では貴重なコンテンツです。


現在、継続的に運営していくための資金を

クラウドファンデイングで募っています。



取材・執筆・製作は、大矢さんの他、

東京電力福島第1原発事故後も

原発問題を丹念に追ってきた気骨ある記者さんたちなど。




VFPジャパン設立プレイベントでお会いした大矢さんは、

福島と沖縄への思いがここで出会い、

同じ志の仲間が集っている、

といったことを話されていました。




共謀罪成立が攻防となっている今こそ、

どこからも広告収入を得ずに

権力監視と独立報道の確保が本当に必要だと思います。



1000円から寄付可能です。

ぜひご一緒に、貴重な市民メデイアを育てていきましょう!


クラウドファンディングはコチラから!▼

https://motion-gallery.net/projects/waseda-journalism


通常寄付も随時受付中とのことです▼

http://www.wasedachronicle.org/







byしゅくらむ


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by shuklm | 2017-05-31 21:01 | メディア・報道のあり方など | Comments(0)

「北朝鮮脅威にミサイル防衛や安保は有効か?」元レンジャー隊員・井筒高雄さんが語る国防リアル@「平和を求める元自衛官と市民の会」設立プレイベント講演






「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」の

設立総会前のプレ・イベント

「ベテランズを知ろう!」に行ってきました!




代表・井筒高雄さんのプチレクチャーが、

時宜を得ていて必聴でした!!


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井筒さん

「安倍政権は勇ましいことを言ってますが、

戦争にはコストがかかる。


北朝鮮ミサイル問題について言うと、

日米安保があっても、

いくら法律を作っても、

抑止効果は全くありません。


現実のリアルを知っていただきたい。


北朝鮮・中国脅威論で煽られる中で、

判断するための材料にしていただきたい」


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プレイベント詳細・レクチャーは、Youtube公開されてます▼

「テロリストは僕だった」を制作した、

元・琉球朝日放送の大矢英代さんの講演にも胸を打たれます

https://www.youtube.com/watch?v=6JOAQhmT0fw&feature=youtu.be






井筒高雄さんは、「普通科連隊のレンジャー隊」出身。

「普通科連隊」とは、戦争時に最前線に行く部隊

(現在の陸上自衛隊レンジャー部隊のことです)。



「たとえ訓練でも生きて帰ることが

できないかもしれない」

「自衛隊最強の部隊」と言われています。




壇上に貼られた寄せ書きは、

レンジャー隊員が遺書を書いて参加する

訓練の際に持参するもの。


生還すればこの寄せ書きを持ち帰り、

亡くなったら棺に掛けて帰ってくるのだそうです。




その生と死ギリギリの現場をくぐり抜けてきた

井筒さんの指摘は、重く的確で、

辛口ながらも、守るべき国民や自衛隊員への愛に溢れていました。




日本の安全保障って何なのか、

自衛隊とどう向き合っていけばいいのか?


「北朝鮮や中国の脅威」が声高に主張される今だからこそ、

こういう心ある方々と一緒に考えていきませんか?




■VFPジャパンの設立総会、いよいよ6月9日です!ぜひご参加を!


設立記念シンポジウム -

「戦場のリアルと戦争する国の経済のリアル」

イデオロギーからリテラシーへ ~

6月9日(金)1830~@衆議院第2会館講堂


貼り付け元 <https://www.facebook.com/events/1228671017255846/?acontext=%7B%22ref%22%3A%223%22%2C%22ref_newsfeed_story_type%22%3A%22regular%22%2C%22feed_story_type%22%3A%22117%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D>




■メンバー&サポートメンバーも募集中!

Facebook: ベテランズフォー ピース ジャパン (VFP ジャパン)- Veterans For Peace JAPAN

公式サイト; http://vfpjp.org/



■ベテランズ・フォー・ピース(Veterans for Peace)平和を求める元軍人の会とは?


1985年、米国で従軍経験のある元軍人(ベテランズ)と軍人の家族、およびその賛同者により結成された国際的な平和団体です。

国連NGOとして認定され、メンバーは全世界に約8000人、支部は140支部存在します。

元陸軍大佐でイラク戦争に反対したアン・ライト氏、オリバー・ストーン氏やオノ・ヨーコ氏もメンバーです。

戦場を知る者たちを中心に、英国の元軍人ら「VFP UK」など、海外の連携団体と共に、紛争各国での反戦アピールや戦争による経済構造の真相などを世界に訴えています。

https://www.veteransforpeace.org/


VFP本部公式サイト:

https://www.veteransforpeace.org/




※追記※

井筒さんの在職中にはレンジャー部隊は編成されていませんでした。

「普通科連隊のレンジャー隊員」が正しい表記となります。

「普通科連隊」とは戦争時に最前線に行く部隊のことを言います。

本文該当箇所を修正させていただきました(2017.5.30)




【当ブログ内関連記事】


平和を求める元自衛官と市民の会「VFPジャパン」、設立総会&プレイベント!元自衛官が語る、コレが国防のリアルだ!

http://syuklm.exblog.jp/26878147/


【採録】元アメリカ兵が語る戦場リアルPart1・なぜ自分はイラク戦争に行ったのか?

http://syuklm.exblog.jp/26421959/


【採録】元アメリカ兵が語る戦場リアルPart2・イラク戦争で直面した現実「自分こそがテロだった」。

http://syuklm.exblog.jp/26424625/


【採録】元アメリカ兵が語る戦場リアルPart3・今も兵士を苛む戦争の記憶。PTSDから回復する力を与えてくれた2つのこと。

http://syuklm.exblog.jp/26426629/


【採録】元アメリカ兵が語る戦場リアルPart4・平和のために伝えたいこと。

http://syuklm.exblog.jp/26430264/





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by shuklm | 2017-05-30 22:27 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)

平和を求める元自衛官と市民の会「VFPジャパン」、設立総会&プレイベント詳細決定!


元軍人と市民が戦争をなくすために活動している
国際的平和団体「VFPベテランズ・フォー・ピース」が
ついに日本でも始動です!

北朝鮮・改憲・共謀罪と、事態が動く中でこそ、
元自衛官が語る国防・安全保障の
最前線のリアルに向き合うことから始めたい。

ぜひ参加を!

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昨年秋のベテランズ・フォー・ピースの来日
全国スピーキングツアーから半年。
日本とアメリカで繋がった種が大きく実を結び始めています。

実現に尽力された関係者の方々全てに
リスペクトを込めて。






■ベテランズ・フォー・ピース(Veterans for Peace)とは:

退役軍人、軍人の家族、同志で構成される国際組織です。

平和の文化を構築し、戦争の真のコストを露出させ、

戦争の傷を癒すことに専念しています。

ネットワークは、米国および海外全体で120以上の支部で構成されています。

公式サイト:

https://www.veteransforpeace.org/


■ベテランズ・フォー・ピース 2016/11 来日ツアー実行委員会:

OVERSEAs(安保法制に反対する海外関係者の会)

https://www.facebook.com/events/1788504961423362/





【当ブログ内関連記事】


【採録】元アメリカ兵が語る戦場リアル

Part1・なぜ自分はイラク戦争に行ったのか?

http://syuklm.exblog.jp/26421959/


Partイラク戦争で直面した現実「自分こそがテロだった」。

http://syuklm.exblog.jp/26424625/


Part・今も兵士を苛む戦争の記憶。PTSDから回復する力を与えてくれた2つのこと。

http://syuklm.exblog.jp/26426629/


Part・平和のために伝えたいこと。

http://syuklm.exblog.jp/26430264/






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by shuklm | 2017-05-24 13:38 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)

頭をアツく冷やすためのJAZZ、憲法記念日に逝った友へ【伊勢崎賢治さんJAZZ&TALK LIVEレポ】





「平和とは、

自らが戦争犯罪を犯す可能性を

想定外にすることではありません。

ジャズ。泥憲和さんに捧げます。」


(伊勢崎賢治さんFacebookより)




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奇しくも、憲法記念日に亡くなられた

元自衛官の泥憲和さん。



陸上自衛隊の地対空ミサイル部隊に所属し、

まさに日本防衛の最前線にいた立場から、

集団的自衛権・改憲などに

精力的な発言を続けてこられました。





自衛隊という、常時日陰に置かれる存在が、

日本の平和、ひいては個々の幸せを

支えているという「事実」を知り

しかしながら、それを見ようともしない、

護憲原理主義者の危うさをもっとも深く理解し、

それでも突き放さずに対話を試みてくださった、泥さん。




懐の深い方、だったと思います。





一方、アメリカ追従の姿勢から

改憲を急ぐ輩には、本来、

「愛国」という言葉に内包されるべきは、

平和主義と基本的人権だと、叱りとばす。



理論と情のバランス感覚に優れた、

稀有な存在の方でした。






その泥さんに捧げられた

JAZZ&TALKLIVE、行ってきました。




泥さんの墓前に捧げられた

伊勢崎さんの言葉の数々を、

どうぞご一緒に噛みしめてください。








「9条も自衛隊も好きな日本人」





同じ憲法記念日に発せられた

安倍首相の改憲発言について。





伊勢崎さん


「安倍さんは、憲法9条はそのままで、

自衛隊を載せるって言い出したでしょ。


うまいなあと思いましたよ。




日本人って、大体が自衛隊が好きだし、

9条も大好きでしょう。


これが選挙の争点になったら、

自民党が歴史的大勝しますよ。」




「野党は何を争点にするか、

真剣に考えたほうがいいですよ。


この問題は、戦後ずっと

ほったらかしにしてきたからこうなった。」




「その最終章を、2年前から安倍さんは用意してた。




護憲派が『自衛隊を合憲』だって

言っちゃったら、憲法の意味がなくなっちゃう。


国の1番大切なものである憲法を

ないがしろにするなんてダメですよ。」






▼曲は、伊勢崎さん作曲の「日本のジレンマ」「忖度」。

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なるほど、と思いました。





国防や災害救助や国際貢献に

黙々と取り組む自衛隊を、

実に9割もの国民が支持していながら、

実際に彼らが直面している

現実や苦悩はほとんど知られていない。




「軍隊でない」という位置づけゆえに

法的身分がない自衛隊員は、

例えば任務であるPKOの場であっても、

個人の責任で引き金を引かねばならない。



「交戦権を認められない」ために、

当然のことながら交戦主体になれない

自衛隊員は、たとえ、南シナ海で

国防の任務にあたっていたとしても、

国際人道法の適用を受けられない。






つまり、いつ戦争犯罪人になっても

おかしくない状態を放置されてきたこと。


今や、それが自衛隊員にとっての

最大のリスクになっていると。






それは、憲法という理念と

自衛隊というリアルの間に生じる齟齬の

必然的な結果であり、

護憲派の主張する

「時の政権の無責任な運用」ばかりに

責任を帰するわけにはいかないのです。




そこを意識的であれ、無意識であれ、

見ないようにしてきた護憲派の姿勢は、

憲法の理念を結果として損なっている。






「自衛隊もこんなに頑張って

くれてるんだから、ちゃんと

位置付けてあげたほうがいいよね。


9条も変わらないんだったら

いいんじゃないの?」という、


ふわっとした世論を作ってきたのは、

多分に護憲派の責任でもあるということ。






だから、安倍改憲案は、そこを明確に取りに来てる。


いい加減、そこに気づいてくれよ、と。






自らが生み出してきた問題に、

どう護憲派は対応していくのか。


いま問われているのは

まさにそこなのだと、

あらためて考えさせられました。







伊勢崎さん「今日のラストの曲はクリフォードの『Peace』。

友人が亡くなった時にはいつもこれを演るんです。

今日は泥さんのために。

泥さんは追悼なんて望んでないかもしれないけど。

僕も追悼なんてされたくないですけどね。










「平和とは、

自らが戦争犯罪を犯す可能性を

想定外にすることではない。」





冒頭に引用した伊勢崎さんの言葉を再度繰り返します。





国際的に、あるいは人道上、

許されるか許されないかは、

憲法の理念とは違う位相で問われること。




だから、自衛隊というリアルと

憲法の理念に齟齬が生じるのは

当たり前であって、

そこを問うことなしに、

わたしたちが愛する「この国の平和主義」を

胸張って世界に誇ることができるのか? 

それは無理だと思うのです。





国連幹部やアフガニスタン武装解除の

日本代表も務めた国際紛争解決の

実務家が突きつける現実は、

今日も重く厳しいものでした。




「護憲派こそそのリアリズムを主張すべき。

それこそが真の平和主義ではないのか?」







泥さんが身を以て私たちに遺してくれた問い。




そこから目を逸らさないで、

真摯に向き合い続けるところに、

状況を切り拓いていくカギがあるのではないでしょうか。







伊勢崎さんの今後のJazzLIVE予定はコチラ!▼

https://www.facebook.com/kenji.isezaki.jazz/?fref=ts




【当ブログ内関連記事】


改憲の「割りきれなさ」、護憲の「落とし穴」。これからの「論憲」のために▼

http://syuklm.exblog.jp/26840079/


安倍首相の改憲案。北朝鮮危機もネタ? 明文化しても自衛隊員を救えない理由。▼

http://syuklm.exblog.jp/26833150/


自衛隊員が直面してる現実を、私達はリアルに知ってるだろうか? その1~3▼

http://syuklm.exblog.jp/25417679/

http://syuklm.exblog.jp/25432174/

http://syuklm.exblog.jp/25446802/


自衛隊、憲法、安全保障などはコチラのカテゴリーにまとめました▼

憲法・国民投票・天皇制など

国際貢献・PKO・自衛隊

安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和





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by shuklm | 2017-05-09 22:23 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)

改憲の「割りきれなさ」、護憲の「落とし穴」。これからの「論憲」のために






1■「護憲でも改憲でもなく、論憲を」■




今朝のサンデーモーニングにて。

バズフィード編集長の古田大輔さんの指摘▼


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「改憲対護憲、タカ派対ハト派といった

2項対立図式で世界は割り切れない。

護憲でも改憲でもなく、論憲が必要」


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「でもこういう言い方すると、大体、

両側の陣営から批判されるんですよね(笑)」


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「それがわかっているからこそ、

そういう人達って黙っちゃうんですよね。



そうすると改憲派と護憲派の

極端な意見ばかりが目立つようになってしまう。



でも実際には、

安倍政権の支持率は高いのに、

憲法改正には反対する人が増えている。


そこの意見の多様性にこそ目を向けてほしいと思います」



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では、安倍首相の改憲案に対して、

護憲派・「平和主義」側からの意見はどうでしょうか。


典型的なのは、安倍改憲案への反論

として書かれた朝日新聞の社説です▼


5月4日付「憲法70年 9条の理念を使いこなす」

http://www.asahi.com/articles/DA3S12922579.html





これについて、

国連幹部やアフガニスタン武装解除の

日本代表も務めた国際紛争解決のプロ・

伊勢崎賢治さんが問題点を指摘されています。



そこを手掛かりに、「論憲」の土台を探っていきたいと思います。






2■≪解読≫「自衛隊は軍隊じゃない」ことで何が起こるか■




伊勢崎賢治さんのFB(5月4日付)より▼

https://www.facebook.com/kenji.isezaki?fref=ts


「9条の悲劇は、世界第4位の通常戦力に

軍事組織としての法理を与えず、

その法理が支配する現場に送り、

その法理が義務付ける誤射/誤爆に伴う

戦争犯罪を審理する法体系を持たない非人道性を、

兵力地位協定の被害国でありながら黙認し、

今まで事故が起きていない幸運を

9条のお陰としていることです。

好きな新聞社ですが、この社説、だめです。」





一文にかなり高度なことがギュウギュウ

詰め込まれているので、頑張って解読を

試みてみます(^^;






①「世界第4位の通常戦力に

軍事組織としての法理を与えず、

その法理が支配する現場に送り」


 ↓↓↓


自衛隊は世界有数の戦力だけど、軍隊じゃない。

9条では軍隊を持たないことになってるから。


法理がないっていうのは、

軍隊じゃないために国際人道法の適用外だったり、

軍隊として当然持ってるはずの軍法がないってこと。


じゃあ例えば軍法がない状態で「なにか」あったらどうなるのか?




②「その法理が義務付ける誤射/

誤爆に伴う戦争犯罪を

審理する法体系を持たない非人道性」


 ↓↓↓


軍法では、誤射とか誤爆とか戦争犯罪の裁き方も決まってる。


でも軍法のない自衛隊が、万が一

現地の人を死傷させてしまったら、

「日本へ連れ帰って、もっと厳しい

軍法で裁くから、ここはひとつ勘弁を」と

現地の人を説得する材料が無い。


それがないのに帰国させれば、

現地の人からみれば「やり逃げ」になってしまう。


現地の人にとっても自衛隊員にとっても

「非人道的」な状態に置いてしまっている、ということ。




③「兵力地位協定の被害国で

ありながら黙認し、

今まで事故が起きていない幸運を

9条のお陰としていること」


 ↓↓↓


この「やり逃げ」、

既に日本は「地位協定のカベ」で、

何度も被害に遭ってきた当事者のはずなのに。


沖縄でオスプレイが「不時着」大破した時も、

不平等な地位協定のために、

日本側は何もできなかった。


そういう悔しさや苦しみを、自衛隊員が

他国の人に味あわせることに

なってしまうかもしれない。


今まで現場で「何か」起きずに

すんだのは、9条のおかげではない。


現場の自衛隊員が身を削るような

細心の注意を払ってきたから。



 ↓↓↓↓


まとめると、

9条の「軍隊不保持」のために、

自衛隊員にとっても現地の人たちにとっても

過酷なシチュエーションを強いることに

なってしまうというパラドックス。


こんな宙ぶらりんの状態のまま

自衛隊を海外に送っていいのか?

ということですよね。






3■「護憲vs改憲」では勝てないのでは?内容で勝負するためには??■





この社説に典型的な主張で行くと、

立場の違いはあっても

「自衛隊OK、米軍OK、9条もOK

なんだから、

「安倍改憲案と何が違うの?」って

ハナシになってしまいます。



護憲派がずっと言ってきたことをそのまま形にしただけ。



そうすると、改憲側の方が、

より現実的に見えてしまうのではないでしょうか。




野党や左派リベラルは、

「護憲・改憲反対」だけでは

選挙も国民投票も勝てないと、

自分自身も危機感を感じます。



だから、これからもっと

勝負できる内容を練り上げていく

必要があると思うんです。




安倍改憲案の穴を突いていく手も

ありますが、それだけでは、

自衛隊員が晒されている

非人道的な現実を変えられない。



9条の条文死守を自己目的化

するのではなく、9条の精神を

活かしていく道はなんなのか。




ココはキモだと思いますので、

今後もさらに掘り下げていきます。





【当ブログ内関連記事】


安倍首相の改憲案。北朝鮮危機もネタ? 明文化しても自衛隊員を救えない理由。▼

http://syuklm.exblog.jp/26833150/


自衛隊員が直面してる現実を、私達はリアルに知ってるだろうか? その1~3▼

http://syuklm.exblog.jp/25417679/

http://syuklm.exblog.jp/25432174/

http://syuklm.exblog.jp/25446802/


憲法、国民投票、自衛隊、安全保障などはコチラのカテゴリーにまとめました▼

憲法・国民投票・天皇制など

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by shuklm | 2017-05-07 17:17 | 憲法・国民投票・天皇制など | Comments(0)

安倍首相の改憲案。「北朝鮮危機」もネタ? 明文化しても自衛隊員を救えない理由。





憲法記念日に、安倍首相が改憲について

かなり踏み込んだ発言。


自民党改憲案にもなかった

9条に自衛隊明記」という

「加憲」を打ち出しました。



安倍晋三首相がビデオメッセージで憲法改正に強い意欲 「9条に自衛隊書き込む」「2020年に新憲法を施行」

 

▼〔写真:産経新聞より〕

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発言のポイントは、


①東京オリンピックの2020年に新憲法施行

②国民の信頼を得ている自衛隊が違憲と言われる余地をなくすため、憲法に明記

9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書きこむ

④教育を無償化、貧困の連鎖を断ち切る





安倍首相

「『自衛隊は、違憲かもしれないけれども、

何かあれば命を張って守ってくれ』

というのは、あまりにも無責任です」。




それは全くその通りだと思いますよ。





しかし、そう言いながら、

「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」

ってどーゆーことなのか?





▼憲法9条全文






◆「2項もアリ」で「自衛隊明記」。じゃあ自衛隊ってナニ?◆




「戦力不保持・交戦権使用不可」の

2項を残して、自衛隊を明文化する

って、じゃあ自衛隊は何なのか?


どういう存在として書き込むのか?


結局は「軍隊じゃない」扱いってコト?



肝心のそこの具体的内容を言ってないんです。

ソコ、物凄く重要なんですけど。




憲法に書き込めば合憲てこと? 



確かに明文化すれば違憲じゃないかもしれない。


だけど、法的身分が無いモンダイは解決しないんですよ。



 

なぜなら、軍隊だって認めない限り、

国際法的に戦争犯罪者になる危険は変わらないから。





明文化しても、自衛隊員を救えないんです。




「命張ってくれ」って言えないのは安倍首相も同じですよ。





だからとても腹立たしいです。


「北朝鮮危機」もオリンピックも

災害も教育も貧困も、

改憲するためのネタに使ってる。


そして自衛隊員の命さえもネタにしている。





安倍首相がそうではないというのなら、

どういう存在として明文化するつもり

なのか、それを明らかにしてほしいと思います。




ただ、反対していればいいのかというと、本題なのはココから先。



結局は、自衛隊をどういう存在としていくのか?



命を懸けてもお願いすべきミッションを、私たちが決めていない。

そのことが最大の問題だと思います。



だから、安倍首相発言を批判しているだけでは終われない。



これを機会に、改めて私たち自身が、

この「宿題」と本気で向き合っていく

ことが必要なのだと思います。





【当ブログ内関連記事】


この件については、当ブログでもずっと書いてきたのですが、よろしかったらコチラご覧ください。


70年越しの宿題・その2。「自衛隊は軍隊じゃない」という理屈が、自衛隊員を危険に晒す。

http://syuklm.exblog.jp/24931440/


コチラのカテゴリーにまとめています▼

憲法・国民投票・天皇制など





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by shuklm | 2017-05-04 14:11 | 憲法・国民投票・天皇制など | Comments(0)

「北朝鮮危機」に考える国防part2・現実を読み解くための軍事リアル・はじめの一歩:ざっくり空母の歴史と現状





▼現在の各国の空母所有数

〔写真:NHK「ニュースウォッチ9」424日放送より〕

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ミリタリーオタクでもないのに、

なんでそんなこと書けるのかと言いますと。


以前、神奈川の米軍基地近くで

生活して、米軍がガチで

戦争する時にどんな準備するのか、

間近で観てきたからです。




そこから言わせていただくと、

「即戦争」は現実的じゃないです。

とりあえず今現在は。





日米合同軍事演習は

例年通りの内容だし、

北朝鮮の抗議も毎年のこと。



だけど今回オオゴトになってるのは、

北朝鮮のギリギリ瀬戸際外交に、

トランプ大統領という

「世界最大の変数」が

かけあわさったことで、

俄然チキンレースの様相に

なってしまったこと。





だから、いま最大の危機管理は、

「偶発的事態」を防ぐことのはず。





それに対して日本がすることが、

自衛隊で米艦防護?


連休中は、閣僚の半数が

外遊で日本不在なのに?




なんだかあまりにもチグハグすぎる。



リアルな安全保障ってナンダ??





こういう時だからこそ、

ひとりひとりが判断する材料を

増やしていくために、

一個一個確認していきたいと

思います。





自分が学んだことを

還元することで、

そのお手伝いができればと

願って書きます。





▼世界最大かつ、世界初の原子力空母エンタープライズ。

1968年、長崎県佐世保に寄港・出撃

〔写真:「知られざる空母の秘密」柿谷哲也氏著より〕

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1■ざっくり空母の歴史でわかる、戦争形態の変化と現状■





物凄く大づかみで書きますと。





◆巨大軍艦の時代◆

第1次大戦後、戦艦大和のような

巨大な戦艦にドデカい砲台並べて

より遠くを攻撃する

「大艦巨砲主義」をとっていた日本は、

次第に時代遅れに。


制空権を握られると、

ただのデカい標的。

空母を飛び立った戦闘機からの爆撃を避けられず。



◆空母+爆撃機の時代◆



爆撃機が戦艦のオマケでなく、

攻撃力のメインに。


第2次大戦末期、日本も空母建造を

本格化させるも、空母同士の激突と

なった重要な海戦を落とし、

敗色濃厚に。





◆冷戦下、核抑止力の時代◆



米ソの核兵器開発競争の中、

「通常兵器」である空母は

一時下火に。



しかし1950年、

突然の朝鮮戦争勃発で、

米軍空母が出動。


即時展開できる空母の利点が

再度注目されることに。


ベトナム戦争では、日本の基地から

空母エンタープライズや

ミッドウェイが出撃。





◆冷戦後、アメリカ最強空母の時代◆



ソ連が崩壊し、空母を

3隻以上保有するのは

世界でアメリカだけの一強に。


また、米軍の全ての空母が

原子力を動力源とした

原子力空母となり、

地球の裏側まで

一度も燃料補給せずに

航行できるようになった。




ちなみに、

独自空母を開発したフランスは

1966年にNATOを脱退しています。

空母打撃群(独自の制空権)

持つことが

1国の防衛力に匹敵する」と

言われるゆえんです。








2■押さえておきたい現状:いま始まったわけじゃない空母常駐の意味■





4月からの「北朝鮮危機」報道の中で、

横須賀に停泊中の空母

ロナルド・レーガンを見て、

「なんでこんな時期に

こんなところに

いるんですか?!」と

驚いた著名人がいましたが、

いやいや、そもそも

いつもいるんですってば。




横須賀が空母の「事実上の母港」

となったのは、

ベトナム戦争中の1973年。




最初は3年くらいの

「一時的な寄港」の予定が、

結局40年以上にわたって

常駐しています。




現在、米軍が保有する空母

10隻のうち、アメリカ本土を

母港としているのは4隻。


あとはすべてアジア太平洋地域

(ハワイに5隻、横須賀に1隻)

常駐していて、しかも

アメリカ本土外で空母打撃群を

擁しているのは横須賀だけです。




朝鮮戦争で空母にやられた

歴史を持つ北朝鮮から見れば、

間近でそういう部隊がずーーっと

戦力を保持していたら、

常時「日米一体の」戦時体制が

終わっていないと実感する状況が

続いているということになります。




そもそもこのメッセージ性を、

私たちが押さえておく必要は

あるでしょう。







このタイミングで安倍首相は、

2020年までに改憲」を掲げました。



「厳しさを増す安全保障」も

理由にしていますが、

日米軍事一体化が招いている

事態なのではないでしょうか?


(このことはまた別途書きたいと思います)




追伸

憲法記念日に、元自衛官・泥憲和さんの訃報に遭い、言葉を失いました。

現場の実感に基づいた発言や行動のひとつひとつに力をいただいていました。

心からのご冥福をお祈りいたします。




【続きます】



【当ブログ内関連記事】


「北朝鮮危機」に考える国防part1・「空母出動」ってどれくらいヤバイの?そもそも空母ってナニ??▼

http://syuklm.exblog.jp/26825257/


世界に広がった反戦米兵活動は、横須賀停泊中の空母ミッドウエイから始まった…

http://syuklm.exblog.jp/26440510/


国防・北朝鮮・安保などはコチラのカテゴリにまとめました▼

安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和




byしゅくらむ


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by shuklm | 2017-05-03 19:55 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)