オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

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<   2016年 09月 ( 15 )   > この月の画像一覧

オキナワ初めてのアナタに贈る・part2。映画を観たり、おしゃべりしたり。今すぐ沖縄に触れるイベント@首都圏☆





素敵すぎる情報をキャッチしたので、

予定を変更してお知らせいたします!


いずれも、ワタシの友人・知人・マブダチが

ガッツリかかわってる

おススメのイベント2連発デス!!






■イベントその1■

「沖縄カフェ@神田〜私たちの問題として〜」




**FBよりシェアココから**



関東に住んでいる私たち。


多くの市民の反対を押し切って、

辺野古、高江につくられる米軍施設。


他人ごととは思ってない。


でも、どういう経緯があっての今なの?

私たちに何ができるの?



沖縄の現場と距離を縮めた市民たち、

縮めるための観点を教えてくれたジャーナリストからお話を聞き、

皆さんで感じて、考えてみましょう。


アメリカの元軍人ベテランズ・フォー・ピースの

沖縄への思いもご紹介します。




日時 20161010日(月)13:30-16:00(予定)


場所 東京 神田 シャン・ドゥ・ソレイユ

101-0047東京都千代田区内神田1-10-6


JR 神田駅 西口 徒歩6

地下鉄 大手町駅 A1C1出口 徒歩6

地下鉄 小川町駅 徒歩10



(美味しいベルギービールと料理のお店ですが、

お店がお休みのところをお貸しいただきますため、

ドラフト以外のベルギービールやソフトドリンクのみ

オーダー頂けます。)



お話する人



外山麻貴さん(でんわ勝手連)

辻仁美さん(安保関連法に反対するママの会)

松島佳子さん(神奈川新聞記者 「対立の島から」、「高江で生きる」など)

コーディネーター 武井由起子さん(弁護士・OVERSEAs発起人)



参加費 1000円(資料代込み)


申込み イベントのFacebookページで「参加する」を選択頂くか、

ccafe.reka@gmail.comまでお申し込みくださいませ。


(先着40名なので、お早めにどうぞ。

なおメールでのご連絡は前日までにお願いいたします。)




主催 憲法カフェリレーかながわ(カフェリカ)・沖縄カフェ実行委員会




****シェアココまで******




超豪華メンバーですぞ!!


先着ですので、ビビッと来たら即参加ポチっとね!!↓↓↓

https://www.facebook.com/events/1398914780133650/






■イベントその2■

「おきなわゆんたくカフェ」

b0343370_20510069.jpg

***FBよりシェアココから**




海なし県埼玉でも沖縄に思いをはせてみよう(^_-)-


沖縄出身のアーティスト、Coccoの映画を観たあとは

沖縄料理を食べてみんなでゆんたく♪


ゆんたくとは沖縄の言葉で「おしゃべり」の意味です。





こんなイベントを開催します。


10月4日(火)

ムクゲ自然公園 森のホール

埼玉県秩父郡皆野町皆野4048-7




10:00 開場 受付開始

10:30 上映

「大丈夫であるように ~Cocco 終わらない旅~」



歌手のCoccoがファンからもらった一通の手紙をきっかけに、

六ケ所村や広島や辺野古を巡るドキュメンタリー映画です。

若いころCoccoを聴いて荒んだ心を癒してた方、ぜひw

詳しくはhttp://www.dai-job.jp/



12:30 上映終了 休憩時間


沖縄直伝の軽食を頂きながらゆんたく

のんびりとした空間で、映画の感想、

お料理のこと、ふだんのこと、

なぜ今沖縄なのか?などお話ししましょう


14:30 終了




参加費 軽食代として500


申し込み 090-6068-5554(シマザキ)まで

またはこのイベントページに参加をポチ!


お料理の準備の関係で参加人数を把握しておきたいです。


託児 お子様一人につき100

上映中、スタッフがお子様をお預かりします。

※事前予約制、080-5106-4246(フジタ)まで


https://www.facebook.com/events/1075338099228800/




***シェアここまで***



主催は「未来のためになんかするママの会」(^^)


なんかしたいヒト、なんか気になるヒト、この指とまれ☆


沖縄ビギナーさんでも大丈夫ですよ~ん





いますぐ現地に駆け付けられなくても、

出来ることはある。


それぞれが生活しているところから始めましょう♪





※本日、予定を変更してお届けしました。

「工芸の島」沖縄の魅力はまた次回にご紹介していきます♡


※タイトル短縮しました

なぜかトップ画像が、末尾貼った前回Part1のバナーが表示されてしまうので、

紛らわしいので、やむなく一旦バナー削りました。2016.9.30





【当ブログ内関連記事】

これなら私にも出来るかも? オキナワ初めてのアナタに贈る、今すぐ可能な3つのこと。↓

http://syuklm.exblog.jp/26233416/







byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-29 19:22 | 沖縄ビギナーのアナタに。 | Comments(0)

これなら私にも出来るかも? オキナワ初めてのアナタに贈る、今すぐ可能な3つのこと。





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現地に行くことまではできない…

そんな(行動派じゃない)あなたにもできることがある!


それは…





■■①高江の自然を知る・伝えるだけでOK!


■■②カンパで、現地に行く人を増やそう!


■■③買い物は、相手への関心と愛☆






*******




■■①=高江ってどんなところ??


「イイね!」と感じたらどんどんシェア☆



▼眩しいほどの豊かな自然!高江動画

子連れで現地へ駆けつけた友人の写真をもとに構成しました☆







▼生き物たちの楽園!印刷できる高江カラーパンフ


やんばる東村 高江の現状

http://nohelipadtakae.org/files/takaecolorJP.pdf





▼コチラは森住卓さんのカレンダー「ヤンバルで生きる2014

宝物です☆


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▼フォトブック「沖縄・高江で生きる」

森住卓さん(ジャーナリスト)×三上智恵さん(映画「標的の村」監督)

Amazonでも購入できます!

https://www.amazon.co.jp/%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%83%BB%E9%AB%98%E6%B1%9F-%E3%82%84%E3%82%93%E3%81%B0%E3%82%8B%E3%81%A7%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B-%E6%A3%AE%E4%BD%8F-%E5%8D%93/dp/4874985424/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1475063307&sr=8-5&keywords=%E6%A3%AE%E4%BD%8F%E5%8D%93







■■②どうすれば止められる?? 



⇒カンパで、現地に行く人を増やそう!




8月、高江に思いを寄せる人たち1,000人が

全国から駆けつけて基地建設工事を中断させました。



「とにかく一人でも多くの人に来てほしい」。



現地に行けなくても、カンパがある!





カンパは何に使われるの?




■現地へ行く人の足を確保!



高江までの交通手段は限られるので、

いま現地の支援団体で、往復送迎バスを運行しています。



「沖縄平和市民連絡会では、

この行動の定期化のため、

送迎車のガソリン代と高速料金援助の

カンパを募っています。


カンパの宛先は、

『(口座番号)は01710-5-88511』

『(加入者名)は平和市民連絡会』

『通信欄に辺野古・高江行きカンパ』と

記入してください。」






■子連れママがゆく☆ 辺野古・高江再訪を応援しよう!




緊迫する高江と辺野古に埼玉から駆け付け、

現地の座り込みに参加した、

私の友人・ママ崎ママちゃん。



再度、旅費カンパを集めて、

冬にまた現地へ向かう決意を新たにしています!



辺野古と高江で何が起きているのか、

2人の子連れママさんに見てきてもらおう!という手弁当企画、

「MI基金」。ぜひ応援を☆


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■■③=買い物は、相手への関心と愛





買い物することで、沖縄の生業を応援!



お気に入りを見つけて買って、

現地経済活性化・気持ちも応援・

自分の心も生活も豊かになる、一石四鳥♬





個人的イチオシショップはコチラ!!





■思わず魅入ってしまう…「工芸の島」沖縄の、手仕事の数々




▼まるで懐かしい木琴の音が聴こえてきそうな琉球ガラスたち


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▲「MADE IN RYUKYU(琉球)」さんHPより。リンクはコチラ

http://www.madeinryukyu.jp/


Facebook

https://www.facebook.com/yuimarumadeinryukyu/about/?entry_point=page_nav_about_item&tab=page_info





▼特に個人的レコメンドなのは、コチラのバッグ!!

同じく「MADE IN RYUKYU」さんHPより

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「やんばるの自然の中で手仕事によって育てられ、

染められた琉球藍の風合い」が素敵。

丈夫で使いやすくて、実用性も◎!


琉球藍、バッグのページはコチラ↓↓

http://www.madeinryukyu.jp/fs/kougei/c/tote-for-adult






MADE IN RYUKYUを運営する「ゆいまーる沖縄」さんでは、

毎年、ジュゴン柄のかりゆしウエアを作り、

販売枚数に応じて辺野古へのカンパもされているそうですよ♡




他にも素敵な商品が満載!

「ゆいまーる沖縄(株)」さんHP

http://www.utaki.co.jp/






や、ココで書いたコト全部やる必要はないですよ!


ひとつでもできそうなこと・

ビビッと来たモノがあったら、

活用してみてくださいね☆





次回も、おススメの素敵なプロダクツなどを

シリーズでご紹介していきます♡







byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-28 22:04 | 沖縄ビギナーのアナタに。 | Comments(0)

「標的の村」を観た!取って出しレポ・私達の知らない沖縄リアル。胸に響く言葉の数々。










遅まきながら、全編、観てきました。




▼三上智恵監督「標的の村」(2013年公開作品)

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上映会@横浜市鶴見公会堂




今日のイベントでは、

沖縄の踊りエイサーや、

元沖縄国際大学講師の西岡さんの解説、

沖縄在住の谷田部さんの最新現地レポと、

盛り沢山プログラム。




主催者の皆さま、有難うございました!  



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■普通に暮らしている人たちの想いが胸に響く







緑滴る豊かな高江の自然の中で、

農業とカフェを営むゲンさん。




住民に何の説明もなく、

オスプレイのための新基地建設が開始され、


「普通に暮らしたいだけなのに、

なんのための基地建設なのか?」と

工事強行に説明を求めて抵抗すると、

国から訴えられてしまうという不条理。




ゲンさんの子供の、

「なんでいやだって言ってるのに

やめてくれないんだろうねえ?」

という問いかけに、

答えられる大人がいるだろうか??





11歳の娘さんは、

「お父さんとお母さんが疲れちゃったら、

わたしが代わりに(運動を)やるの」と、

絶望に打ちひしがれる大人たちを

いたわるように、そっとつぶやく。






座り込み、腕を組み、

身ひとつで抵抗する住民たちが

強制排除されようとする時に、

くちづさんでいた郷土の歌に、

機動隊員も建設業者も涙ぐむ。





ヒロジさんの

「こんな工事をやってるのは誰だ!」

という叫びが突き刺さる。





工事を強行する建設業者も、

住民を排除する警察も、

機動隊員も、防衛施設局も、

人間の心を殺して仕事をしないといけない状況に

追い込んでいるのは誰なのか??






映画には明示されてないけれど、

それは本土の私達なのだ。







■私達があまりにも知らない沖縄リアル





どれくらいの人が知っているだろうか?



ベトナム戦争の時、

ゲリラ戦を想定した訓練施設

「ベトナム村」が高江にあったこと。


高江区民が、

6歳の幼児を連れた母親まで

ベトナム人の役に従事させられ、

「標的」に使われていたこと。

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そしていま、

国が恫喝的に高江住民を訴えた訴訟の原告に、

現地に1度も行ったことのない6歳の少女まで

含まれていたこと。




基地反対の10万人が結集した県民大会の直後、

たった1本の電話で

日本政府がオスプレイ配備を通達したこと。





ついに本土の岩国基地から、

オスプレイが米軍・普天間基地に

配備されようとする前夜、


トラックが横転するほどの台風の暴風の中、

沖縄戦を体験した人たちを先頭に、

普天間基地ゲート前に

次々に集まった人たちによって、

ついにすべてのゲートが封鎖され、


2012929日、22時間に渡って、

極東最大の普天間基地が

完全に封鎖されたこと。




64年間で前代未聞の出来事が起こっていたことを。


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私自身、ほとんど知らなかった。


知らされていなかった。




そう、知らないからできるのだ。


沖縄だからできるのだ。



私達は普段、あまりにも沖縄から

断絶・分断されている。







■どうすれば断絶を超えられる?





ここが難しいところだと思うのですが、


本土で普通に生活していると、

あまりにも知ることがない

あまりにも過酷な沖縄の現実。



それをそのまま伝えるだけでは、多分

多くの人は受け止めきれなくてひるんだり、

「沖縄に申し訳ない…」と罪悪感に

立ちすくんでしまうのではないか。




その溝を埋めること、

少しでも地続きにして、

激しい断絶と分断を埋めることが

必要なのだと思います。




国が沖縄県を訴えている裁判の判決が出る

年末年始にかけて、

とにかく、知ってる分母を増やすこと。




そして、罪悪感や義務感からでなく、

自分にもかかわれること、

希望を見いだせること、

展望が感じられること。




それをこれからもっと、本土でなるべく

たくさん創り出していきましょう。




「沖縄のため」だけじゃなくて、

本土の私たち自身のために。








ささやかですが、このブログでも、今後、

「オキナワ初めての人に贈る、今すぐできること」

などを取り上げていきたいと思います。







byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-24 19:21 | 沖縄・原発・震災・福祉など | Comments(0)

個人的選挙総括⇒国民投票に向けて・民主主義が試された1年を経て





■強行採決から1年を振り返り





安保法強行裁決後、国会前に沸き起こった

「野党は共闘!」の声を実現すべく、

参院選にガッツリかかわった者として、

個人的な総括を書かせていただきます。




国会前10万人も、野党統一候補実現も、

当初は「ありえない夢物語」だった。


それを実現したのは、ひとりひとりの

意志ある人間の想いでした。




全国で延べ何100万人規模が

行動したというだけでなく、

胸打たれる実感や肉声が

可視化されたことには、

代えがたい意味があった。




野党共闘や勝手連など様々な力が

議席に結実した爆発的な歓喜も、

全く勝負にならなかった選挙の

叩き落とされた敗北感も経験した、

民主主義がまさに試された1年だったと思います。





つぎ込んだエネルギーの分、

随分多くの人が傷ついたし消耗もしたけれど、

それは私たち自身の中にある

ゆずれない願いや、

現実を変える力に気づいた

プロセスだったとも思うのです。




本当の勝負は、これから先。




国民への発議がされたら、

最短2か月で国民投票が実施となります。


最速で来年秋にも実施という

政治日程に上ってきています。





これから先、何をどうやって行くのか。




その前に、負けた選挙の総括も

しておかないといかんと思います。


特に、直近の都知事選挙。




体調を崩していて全面的には

噛めなかったのですが、

失敗から学ばないことは

前に進めないので、

自分のケジメとして

書かせていただきます。





負けた選挙は、なぜ負けたのか。







■「敵」に勝つには? なぜ首相が支持されるのか?




参院選で争点にしなかったのに、

「改憲も信任を得た」と言い出す安倍内閣。



参院選で現役大臣が落選し

沖縄の民意が示されたのに、

翌朝から開始された高江への強制排除。



そして汚染コントロールが破綻しているのに、

進む原発の再稼働。





それでも内閣支持率は下がらず、

むしろ安定している。





▼報道ステーション内閣支持率グラフ 

1988年からの歴代内閣すべてカバーされていて興味深いです)

http://www.tv-asahi.co.jp/hst/poll/graph_naikaku.html

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▼NHK世論調査 内閣支持率

http://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/political/2016.html





なぜ支持されるのか?




「国民が騙されている」からなのか?


「若者が考えていない」からなのか?





そうではないと思うんです。





元自民党の重鎮・亀井静香氏が、参院選前、

野党統一名簿の実現に奔走しながら

指摘していました。




「総理の支持率がなぜあれだけあるか、

わかりますか?



やってることはけしからん。

が、からだの悪い総理が、

世界中飛び回って

政治家としての活動をしている。


それが、国民の胸を打っている。



野党には、国民の心を打つものがない。


だから無党派層がついてこない。


無党派層は、一生懸命やってる人のところに来る」と。


(5・7ミナカナ集会での発言より)





実際、

「いつも野党にいじめられてる

安倍首相はかわいそう。


よくわかんないけど、

頑張ってるから応援しなきゃ」と

自民党に投票した女子高生もいました。




事実はともかく、

そう感じているかなりの層がいる。




問題は「頑張っている」中身がなのですが、

少なくとも野党側は、

「愚直なまでの懸命さ」で、

本当に悔しいがまだ負けている。



目指している中身と真摯さで

勝負するしかないと思うのです。






■「自民はイヤだけど、野党もイヤだ」




すでに、首相のレベルの低さや独善的人格を

ただ批判していればすむ時期は

終わったと思います。



「首相ってアホだよね~」と

溜飲を下げているだけでは勝てない。





そして、東京都知事選挙では、

非自民・小池百合子候補が圧勝。



結果として示されたのは、

「自民はイヤだけど、野党もイヤだ」

という民意でした。





「国民は騙されている」

「よく考えろ!」

そういわれて、

考えを変える人がいるだろうか?




「オマエは騙されている、

よく考えていない、

目を覚ませ」と言われて、

耳を傾けたいと思うでしょうか?




ワタシなら、

「うるせー!!」って言いたくなります。


余計に遠ざけてるんじゃないか。



敵をバカにしてれば済む時期は

終わったと思うのです。







■打開するカギは? 「真ん中6割にアプローチを」




自民党改憲草案で憲法が改訂された後の近未来を描いた小説

「未来ダイアリー」(内山宙弁護士・著)

でも指摘されていました。



右でも左でもない、

「真ん中6割」の無党派層の

共感を得る必要がある、と。





本当にその通りだと思います。





たとえば、民進党は、

なぜ無党派層に支持されないのか?



個人的感触ですが、

「民主党に投票して裏切られた」という

思いが根強い人もかなりの数

存在していると思います。



「自分が選択して失敗するのは、

もうコリゴリ」と。





「前回選挙と比べて、少なくとも6年前

民主党に投票した人のうち

参院選前の選挙では30万票近くが

投票にいかなかった可能性がある」

という分析もあります。



そしてその票は、

今回の参院選でも戻ってこなかった。


民進党への失望ゆえに

自民へ流れた票もあるでしょう。




「自民党=なんとなく現状維持」で、

という消極的選択になる。





実際には、現自民党の方が

現状を大きく変えることになってしまうんですが、

「リスクがあるかもしれない選択を

わざわざ積極的にしたくない」と

考えたとしても無理はない。



だって何もかもが「自己責任」なんだから。





そういう人たちに「正しさ」を訴えても、

届かないと思うのです。


「正しさ」が人の心を動かすわけじゃない。






■国民投票・ピンチをチャンスに。共感できる回路を




政権選択でない国民投票。



こと憲法改正に関しては、

自公支持者でも、

投票行動を変える可能性が大。



ピンチをチャンスに変えられるかもしれない。




いや、変えるしかない。



選挙と違うたたかいをする必要があると思います。







以前、「新党・護憲リベラル」という党の応援で、

選挙ポスター貼りに、一軒一軒、

ローラーで回ったことがあるのですが、



「ウチは何世代も自民支持だけど、

憲法は変えてはいけないと思ってる。

ポスターは貼れないけど頑張ってくださいね」という

「護憲派自民」の方にも何人も会いました。




現在の自民党改憲案を進める側にとっては、

「関心が高まらず、投票率も上がらない」

という状況が有利。



なので、

「関心を高めて、投票率も上げる」こと、

自民党改憲案の危険性を知らせることが重要。





しかしその過程で、

「安倍はヒトラー、やり方はナチス」、

「だからアブナイ、

だから反対しなくてはいけない」という

脅してねじ伏せる二段論法では

共感を得られないのではないか。




もちろん自民の発想は稚拙だけど

やり方が狡猾で危険なのは

実際そうなんですが、

内容は内容できちんと伝える必要がある。




政権批判とは分ける必要があると思うんです。





自公支持者でも、味方になってもらえるように。


「真の保守」とも、共闘できるように。


「おっかなびっくり層」の人たちとも、


届く言葉を、通じ合う回路を、

少しでも増やしていくこと。





目的は、今よりも少しでも、

誰もが生きやすい社会にしていくこと。


そのためのツールとしての

選挙や国民投票のはず。






耕して、種を撒いて、

少しでも実りを増やしていくプロセスとして、

大事にやっていきたいと思います。





EU離脱を問うたイギリスの国民投票のように、

「こんなはずじゃなかった!」とならない道を、

このブログでも引き続き考えていきます。






※必読書はコチラ!

内田宙弁護士著「未来ダイアリー」

Amazonはコチラから↓

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%82%E3%80%81%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E6%94%B9%E6%86%B2%E8%8D%89%E6%A1%88%E3%81%8C%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89-%E5%86%85%E5%B1%B1-%E5%AE%99/dp/4865720138/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1474026149&sr=8-1&keywords=%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC+%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%82+%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E6%94%B9%E6%86%B2%E8%8D%89%E6%A1%88%E3%81%8C%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89




byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-24 09:54 | 選挙カンケイ | Comments(0)

未来を書き換えるカギを探る必読書! 内山弁護士の「未来ダイアリー・もしも、自民党改憲草案が実現したら?」






1年前の2015919日。


安保法が参院強行採決されたあの日、

国会前で鳴り響いたコールように。



未来は私達ひとりひとりの手の中にある。




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■■■■■



昨年2015715日、

安保関連法が最初に衆議院で可決された直後、

「諦めないで!まだ方法はあります」と

法的根拠に基づく具体的提案を示して、

30万人以上に読まれ、

多くの人を勇気づけた投稿があった。



それを発信したのが「あすわか」=

「明日の自由を守る若手弁護士の会」だ。



私自身も、その投稿に鼓舞されて

国会前に足を運んだひとりだ。




結果的に選挙で与党が3分の2議席を占め、

国民投票が現実の政治日程に上ってきている今、

具体的な分析と、これからの新しい展望を

探ろうとする企画本だ。




ライトノベル仕立てでわかりやすく、

一気に読了した。


初めての人も、「安保反対派」の人も、

ぜひ読んでほしいと思う。







小説の舞台は、国民投票が実施され、

自民党改憲草案(以下ジミケン)に

憲法が改訂された後の、近未来。




主人公の大学生・憲司は、

卒論の資料探しに行った古本屋で、

憲法関連の本を買っただけで、

「内乱予備罪」の疑いで公安警察に

しょっぴかれそうになるという、

なにやら不穏な場面から始まる。



「改定前の憲法(日本国憲法)を

学ぶことは危険思想に当たる」というのだ。



危ういところを、バリバリやり手の

女性弁護士・桜野杏に救われ、

杏の法律事務所助手の篠田真琴に

憲法への思いをアツく語られ、

なぜこんな息苦しい社会になっているのか

解き明かされていく。




草食系ヘタレ男子の主人公と、

主人公がほのかな思いを寄せる

「ギャップ萌え」のヒロイン。


気楽に読み進めることが出来る。






そして、とにかくリアルで読みどころなのは、

国民投票のくだりだ。




「国民投票は難しくてよくわからなかったので、

真っ白のまま投票しちゃいました」という憲司に、

篠田は力説する。





**以下抜粋***




「問題なのは、投票率が低くても、

たとえ50%を割っていても

国民投票が無効にはならない

ということなんです!



白票はただの無効票なんだから、

憲司さんの白票は、

過半数の分母に入ってないんですからね」



「そ、そうなの?」



「そうよ。白票は分母を小さくするので、

むしろ憲法改正を後押しするようなものね」と

杏が篠田の後を継いだ。



「じゃあ、僕は、このおかしな憲法改正を

後押ししちゃってたってことなんですか…」



「そうなんです。しかも、

最低投票率が決められていないから、

どんなに投票率が低くても、

有効投票の中で

改憲賛成票が半数を超えれば

憲法は改正されちゃうんです。


無効にならないんです。



たとえ、この前の国民投票のように

50%の投票率でもですよ」




篠田の説明に、憲司は

背筋がスーッと冷たくなるのを感じた。

知らなかったとはいえ、

なんと恐ろしい。




「投票率50%だと、

国民の約20%が賛成するだけで

改正されちゃんですよ!」。





****





「有権者全員の過半数が賛成したら憲法改正」ではない!

「投票した人の過半数が賛成したら改正」できてしまう。



しかも最低投票率が決まってないから、

投票する人がどんなに少なくても

成立してしまう…。




「ヤバいとは思っていたが、

まさかそこまでとは」。



読みながら、私自身も

スーッと血が引いた。





ジミケンの問題点を長々と文章で説明するよりも、

10倍わかりやすい!! 

小説にした効果は絶大だ。


(巻末に日本国憲法とジミケン案の対照表も

付いているので資料もバッチリだ)







■打開のカギはどこに?





じゃあ、このヤバい事態に対して

どうすればいいのか??


本書のメッセージは明確だ。




「右でも左でもない人たち」に

アプローチすべし、だ。





与党支持層の絶対的得票率は

常に17%前後と安定していて、

選挙で自民が大敗した時も

大勝した時もほぼ変わらなかった。



与党支持層が考えを変えることはないので、

野党が割れていれば、

与党支持層がいつも通りの

投票行動をするだけで勝ててしまう。





だから、

「与党や与党の支持者を

どんなに激しく批判しても無意味だったの。


リベラル派がすべきだったのは、

右でも左でもない、

中間の無党派層に共感してもらえる、

届く言葉を発することだったわけよ」


という杏の指摘は、

全くその通りだと思う。




保守2割、リベラル2割だとすると、

「真ん中6割くらいの無党派層」に、

決まりきった「正しい」結論や

怒りをぶつけるのでなく、

自分自身の葛藤や体験から

どれくらい語りかけられるか、

それにかかっている。




展望はここにあるよ、と

作者は示してくれている。







■人の想いが現実を変える




この小説も、最終的には、

真剣に現実に向き合う人たちの想いや、

まっとうな現場感覚を持った人間の

ギリギリの判断が

事態を変えるという筋立てになっている。




現実は「わかりやすい勝利」なんて

そうそうあるわけでないし、

全く楽観できる状況ではないが、


今は充分でないとしても、

現実を変えていく力は、

明日からまた創っていけばいい。



それが「明日の自由を守る若手弁護士の会」からの

最大の激励メッセージなのではないだろうか。





それを受け取った私たちが、

今まで届かなかった人たちと一緒に、

「未来ダイアリー」に描かれたような

暗い将来を書き換えていこう。






未来は私達の手の中にあるのだから。







Amazonにも書評書かせていただきました】

購入もコチラから!!↓


国民投票が現実的となった今だからこそ。未来を書き換えるカギを探る必読書!,

https://www.amazon.co.jp/review/R3BR7BOGOHAJQ3/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=4865720138&channel=detail-glance&nodeID=465392&store=books>




※内容修正し、個人的選挙総括については別記事にさせていただきます(2016.9.22





【当ブログ内関連記事】

【時事】安保法成立・国会前で、何かが生まれるのを見た。

http://syuklm.exblog.jp/24913133/





byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-18 21:45 | 憲法・国民投票・天皇制など | Comments(0)

高江を報じてるメディア、応援しよう!朝日新聞・毎日・報ステ、そして神奈川新聞連載!「命を守るのに理由がいりますか?」






本土の主要メディアでも、

高江のことがかなり報道されるようになってきました!




読者の応援で高江の記事掲載が実現した朝日新聞、頑張ってます!!▼

http://www.asahi.com/articles/ASJ983T72J98TLZU001.html



912日毎日新聞 那覇支局長の署名記事▼

「やんばるの森を守りたい 沖縄・高江 最前線からの報告」

http://mainichi.jp/movie/video/?id=5121121688001



913日報道ステーション▼

「米軍ヘリパッド工事で”異例”の自衛隊ヘリ投入」

https://youtu.be/Q8Jm5ZrKIag







そして神奈川新聞の連載「高江で生きる」▼

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記者が高江で出会った土木技術者の男性。

両親はハンセン病患者だった。

ハンセン病患者が隔離された島で教えてくれた歴史。




人として扱われない。

なかったことにされる。

事実は隠される。

いつも同じことが繰り返される。




基地建設反対候補が現役大臣を破った参院選、

その翌日早朝の6時から、高江では強制排除が始まる。




9年間、交代しながら24時間座り込みを高江で続けてきた

農家の男性は、

農薬・化学肥料・除草剤を一切使わない農業に

取り組んできた。


「なんで、そんなに命を大切にできるんですか?」

と思わず尋ねた記者に、不思議そうに答える。



「命を守るのに、理由がいりますか?」。





「時代の正体 高江で生きる・沖縄2016夏」↓

http://www.kanaloco.jp/article/197387

初回全文無料公開中!





そこに生活している人たちの言葉、

届いてこなかった思いに、

大事なことが全部詰まってる。





ほんの少しでもそれが繋がれば、変わることがある。

できることはある。


バトンを繋ごう。

広く薄く遠くまで。



海の向こうからも、同じ思いが届いている。




「高江の抗議行動は、非暴力で美しい平和活動だ」

「沖縄の現状を、米国で多くの人に伝えていきたい」。


RBC(琉球放送)

米退役軍人団体 米総領事館に基地撤去を要求/RBCニュース▼

https://m.youtube.com/watch?v=VkOi67UbVvY&feature=youtu.be







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by shuklm | 2016-09-15 07:48 | 沖縄・原発・震災・福祉など | Comments(0)

無意識の差別はなぜ起こるのか?? 【シェア】格差や差別を無視するときにやりがちな言動





はてこさんのブログより。


「自分は差別者ではないなんて安易に思うより、

そういうことをやりかねない人間だと思って

平素注意した方がずっといい。」



この指摘、ホントその通りだと思います。




凄く簡潔に解き明かされてる良記事。

自分も肝に銘じておくため、シェアさせていただきます。





はてこはときどき外に出る

格差や差別を無視するときにやりがちな言動



コチラも必見↓

「弱者やマイノリティにはやさしくしなければならない」という勘違い







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by shuklm | 2016-09-14 12:30 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

今日必要な問いは、ひとつだけ。「テロとの戦い」で世界は平和になりましたか?





■「オバマの戦争」でテロはなくせるか?




2001年の911「同時多発テロ」。


ブッシュ政権が掲げた「テロとの戦い」

開始から15年。


いまだ「真犯人」は明らかでないまま、

「テロ」は収まるどころか、

形を変えて世界中へ拡散しています。




現在の「オバマの戦争」は、

米兵の戦死者を減らすために、

本国から遠隔操作でピンポイントで

ターゲットを暗殺する。


殺された「テロリスト」側が

復讐しようとしても、

相手は現場にいない。



そうしたら結局、

遠隔操作している「本国」本体を

やるしかなくなってしまうのではないか。



オバマの戦争では、

テロを終わらせることは出来ないと思います。





希望はどこにあるのか。




今日シェアしたいのは、

米国在住のイスラム教徒で平和運動家の

ザック・エブラヒムさん。

そして中村哲さんです。




▼ザック・エブラヒムさん
2015年2月18日 NHKニュース「おはよう日本」より
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■「テロリストの息子」と呼ばれ排除された少年を変えたのは?




「テロリストの息子に生まれて―平和への道を選んだ軌跡」

動画、完全公開されています。

まだの方は是非ご覧ください!!





”教義をすりこまれ、憎むことを

教えられて育てられたら、

もうそれとは異なる道を

選ぶことはできないのでしょうか?



ザック・エブラヒムの父親が

1993年の世界貿易センタービル爆破事件に手を染めた時、

エブラヒムはまだ7歳でした。”



日本語字幕付き動画はコチラ!!↓↓

https://www.ted.com/talks/zak_ebrahim_i_am_the_son_of_a_terrorist_here_s_how_i_chose_peace?language=ja




英語版はコチラ↓↓






******以下、一部書き起こし******





私はペンシルバニア州

ピッツバーグで、1983年、

エジプト人技術者である父と、

小学校教諭で愛情深いアメリカ人の母のもとに生まれました。




しかし私が7歳のとき、父は私を

イスラム教のある一派に引き入れました。




父とその友人たちは、(1993226日)、

爆発物 約700キロを積んだバンを、

世界貿易センタービルのノース・タワーの

地下駐車場に停車し爆破させ、

6名の命を奪い、

千人以上の負傷者を出しました。


これが、私が尊敬し慕っていた人たちです。





19歳になる頃には、私はすでに

20回もの引っ越しを経験していました。

よくいじめの対象になりました。


素性は隠していましたが、

物静かでぽっちゃりした新顔というだけで、

十分な攻撃材料だったのです。



ですから私は、たいてい

家で本を読んだり、テレビを見たり、

ビデオゲームをしたりして過ごしました。



私は、恣意的な価値基準で

人を判断するよう、育てられてきました。

人種や宗教などで、人を見ていたのです。





では 何が私を 変えたのでしょう?




2000年、大学準備プログラムで、

私はフィラデルフィアで

全国学生議会に参加しました。


私のグループは、

若者の暴力対策を柱に据えており、

人生のほとんどをいじめられて過ごした私は、

特に熱心に取り組みました。



グループには、様々な背景の人たちが

集まっていました。



会議も終盤のある日、

仲良くなった人たちの中に、

ユダヤ人の子がいると知りました。


私たちは数日間、何も知らず、

共に過ごしていたのです。




イスラム教徒とユダヤ教徒は、

最初から憎み合う運命にはないのです。




それまでユダヤ人の友だちが

いなかった私は、

この障害を乗り越えられたことを

素直に誇りに思いました。







つぎに私を大きく変えたのは、

「ブッシュガーデン」という遊園地で

ひと夏、働いたときです。



それまでの人生では、

同性愛は罪であると教えられてきました 。


ゲイのパフォーマーと仕事をする

機会に恵まれ、すぐに彼らの多くが、

誰よりも優しく、相手を色眼鏡で見ない

人たちだとわかりました。


いじめられっ子だった私は、

他人の痛みに対して

ある種の共感を覚えたものですが、

私が望む以上にとにかく優しい人たちと向き合うのは、

とても不思議な感覚でした。



ゲイであることの辛さは想像もつきませんが、

自分にはどうしようもないことで判断される辛さは、

身をもって知っています。





ある日 、母は、

生涯を教条主義に染めた人に

特有の疲れ果てた目で

私を見やると、こう言ったのです。



「他人を忌み嫌うことに疲れたわ」。



その瞬間 私は、

憎しみを持ち続けることが、

どれだけエネルギーを

無駄に消耗するのか悟りました。







なぜ私はこんな告白をして、

自らを危険にさらすのでしょう?



簡単なことです。



暴力を強制されている人が、

私の話を聞いて、

他にも良い方法があると

気付いてほしいと願っているからです。




私は、暴力的で偏狭な

イデオロギーにさらされてきましたが、

それに染まることはありませんでした。


その代わり私は、この経験を生かして、

テロに抗い、この偏見に抗うことを選んだのです。



それは、テロの犠牲者と、

その愛する人々のためであり、

彼らがテロによって強いられた―

激しい苦痛や喪失感のためでもありました。



テロの犠牲者の方々のために私は立ち上がり、

こうした非情な行為に断固反対し、

私の父の行いを非難します。




私は身をもって、

暴力は、宗教や人種に

最初からあるものではないと証明します。




息子だからといって、

父親のやり方に従う必要はありません。



私は、父ではないのですから。






*****一部書き起こしココまで******



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■テロや戦争に抗して




「テロリストの息子」と呼ばれ、

社会から排除されてきた少年を

根底から変え、テロや偏見に抗して

闘うことを決意させたのは、

生きた人間との具体的な関係でした。




「テロリスト」や「予備軍」を

排除しても、テロはなくならない。






あるいは、

「テロは戦争では解決しない」と

身をもって示し、

展望を切り開いてきた様々な取り組みの中で

忘れてはならないのが中村哲さんでしょう。





30年以上にわたって、パキスタン・アフガニスタン地域で

医療支援・農業支援に取り組んできた中村哲医師▼

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アフガンへの「報復戦争」に対し、


「武器や戦車では解決しない。

農業復活こそが、アフガン復興の礎だ」

という信念のもと、


「とにかく生きていてくれ。

病は後で治す」と、白衣を脱ぎ、

自らツルハシを握り重機を動かして

黙々と用水路を掘り続け、

15年がかりで、不毛の大地に

一面の緑野を蘇らせ、

人々の「平和な生活」を

確実に再建させています。





    ▼NHKEテレ 9月10日放送「武器ではなく命の水を」

      再放送は9月17日土曜 午前0時から!!

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■数値化されていない営為の中にこそ




世界中で数値化されていないこうした

地道な努力の積み重ねこそが、

むしろ新たな「テロ」の芽を

ひとつひとつ摘み、

希望に組み替えて防いできたのではないでしょうか。




「テロ」を完全になくすことは出来なかったとしても、

それを少しでも踏みとどまらせ

減らす可能性があるだとすれば、

こうした具体的に生存できる手段があることと、

生きた人間との信頼関係の中にこそ

あるのではないでしょうか。




希望はそこにある。

そのことを忘れない日にしたいと思います。









【当ブログ内関連記事】


「イスラム教徒は皆テロリストって思ってるの?」~9・11後のシリア人留学生の声から考える。↓

http://syuklm.exblog.jp/24160519/


「私はイスラム教徒。ハグしてくれますか?」パリの広場に立った男性。人々は…(動画シェア)

http://syuklm.exblog.jp/25109446/>


13回目の911に寄せて。(ガザからの伝言2)

http://syuklm.exblog.jp/23360168/


【関連カテゴリー】

「テロ」・IS・イスラム・宗教について

http://syuklm.exblog.jp/i20/







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by shuklm | 2016-09-11 15:47 | 「テロ」・IS・イスラム・宗教について | Comments(0)

続・蓮舫議員の「国籍問題」。自称「愛国者」として、もう少しだけ考えてみた。






■それってそもそもそんなに問題なの?? 




前回記事、なにか自分でも中途半端なことを書いてしまった気がして、

再トライしようとしていたところ、

論旨はコチラで整理して下さってました!↓




清 義明さん

2016年09月09日15:21 


法務省ですら事実上容認している二重国籍の禁止規定が、どれだけガラパゴスルールなのか考えてみる

http://blogos.com/article/189913/?p=1




結論としては、


国籍選択済なので二重国籍ではなく、

法的にはなんら問題ない。


現在の国籍制度の方が現実にそぐっていなくて、

法務省ですらその矛盾を認めている。


ということなのですが。





どーしても個人的に引っかかったのが、

この間のネットや報道でモンダイにされていた


「二重国籍なのかどうか」という設問それ自体です。



 ↓

「二重国籍でない事実を確認=

身の潔白を証明できたからセーフ」、なの??



仮に二重国籍だったとして、

だったらなんなのかなあ???と思うわけです。



もちろん一般人なら問題ないことが、

民進党の代表候補=総理大臣候補であれば

「日本のことを最優先に考えてくれるんだよね?」と、

ハードルが高くなるのは仕方ないとも言えます、一般的には。


だけどだからといって、国籍を理由に

家族までバッシングされるなんて、ありえない。


本当に恥ずべきことで、いたたまれない。





■「ルーツが単一でないコト」はモンダイじゃない



今回のことで、

「蓮舫議員は二重国籍じゃなかった、問題なし」

裏返すと、「二重国籍だとダメ」ってなってしまうのは、

ちょっと待て、と思うのです。


実際に今日日本で生活している多くの二重国籍の

人たちの存在を否定することになる。


自称「愛国者」としては、

もっとオープンで息のしやすい国にしていきたいと思うのです。




そもそも、「二重国籍を認めたら乗っ取られる」といった

主張が繰り返されることが意味がわからないんですよね。


天皇自身が、自分たちのルーツに朝鮮半島出身者が入ってるって言ってるのに??

じゃあ天皇家を通じて日本は朝鮮に支配されてたというんでしょうか??


宮内庁HP 日韓ワールドカップ関連の天皇のコメント(問3)

http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h13e.html



むしろアジアという「一衣帯水」の大きな文化的繋がりの中で、

様々なルーツを持つ人たちと一緒に創って来た歴史を

大事にすべきなのでは??


少なくとも私は大事にしたいです。





■「少数者と連帯し誇れる国に」ノルウェー国王のスピーチが秀逸


ヘイトとレイシズムが溢れる現在、

様々なルーツのひとたちと一緒に、

これから先どうやっていくのか?


ぜひ見ていただきたいのが、コチラ↓



****FEMNEWSさんのブログよりシェア******


2016年 09月 03日

ノルウェー国王のスピーチ録画、277万回再生される



ノルウェーの国王が、木曜日、園遊会で行ったスピーチがすごいらしい。

翌日にはfacebookのシェアが100万人以上になったという。

さきほどクリックしたら、277万回になっていた。



Youtubeに、NRK(ノルウェー公共放送)の英字幕付き録画が出てきたので、

ハーラル国王の力強いスピーチのさわりを、私なりに訳した。



「ノルウェー人は、北方から、中東から、南方から、

いや、あらゆる地域からやってきました。


ノルウェー人は、アフガニスタン、パキスタン、

ポーランド、スウェーデン、ソマリア、シリアから

やってきた移民でもあります」



「出身はどこか、国籍はどこか、簡単には言えません。

祖国とは、心がここにあると思うところです。


祖国は、いつも国境の内側にあるわけではないのです」



「ノルウェー人は、女の子を愛する女の子です。

男の子を愛する男の子です。


そして、お互いに愛しあう男の子と女の子なのです」



「ノルウェー人は、神を信仰する人であり、

アラーを信仰する人であります。

全てを信じる人(汎神論)、

何も信じない(無神論)人もいます」



「ノルウェー人は、グリーグ(Grieg)、

ヒューゴ(Kygo)、ヘルビレス(Hellbillies)、

カーリ・ブレネス(KariBremnes) が好きです」



「つまり、ノルウェーはあなたがたであり、

私たちなのです」



「わたしの最大の夢は、お互いが助け合って、

この国をさらに信頼と連帯と寛容さにあふれる国にすることです」




国王が、難民、同性愛者、イスラム教信仰者など

少数派との連帯を、多数派に向かって吐露したのだ。


このような国王のスピーチを聞くことのできる国。

ウーンやっぱり、I Love Norway!


facebook_nrknyheter_videos




貼り付け元 <http://frihet.exblog.jp/25951389>





*****シェアココまで********




別に「ノルウェー素晴らしい!日本遅れてる!」とか

自虐的に言いたいわけではないですよ、念のため()




「わたしの最大の夢は、お互いが助け合って、

この国をさらに信頼と連帯と寛容さにあふれる国にすることです」。



シンプルに、こんな国を目指したいなあと思いませんか??







■「誰かを排除するのは愛国じゃない」




とはいえ、無条件に国という枠組みに回収されたり

「愛国心」ににスポッとハマるのも気持ち悪いというか、

全体主義を警戒してちょっと落ち着かない。



ワタシ自身、長らく日本人という属性は邪魔で、

「日本人である自分」は好きではなかったのですが。


中東・アラブ・イスラムの人たちから、

「同じアジアの兄弟」「平和国家日本」に向けて

寄せてくれている想いを知り、

それに応えたいと、

はじめて「日本というナショナルな枠組み」の

自覚的な活用を考えるようになりました。



同じ国に住んでいる人間同士、

あるいは他の国や地域の人たちとも、

相手の存在を否定したり損なったりせずに、

一緒に暮らしていきたい。


「ワタシは日本人で、自分も自分の国がスキだ」、と

もうちょっとフツーに言いたいんですよね。


右も左も関係なく。




元一水会代表の鈴木邦男さんの「愛国」についての指摘、

全くその通りだと思います。↓↓


「日本人は日本には四季があって富士山があって素晴らしいというが、

どの国の人も自分の国を素晴らしいと思う。


中国もロシアも米国も韓国も嫌いで、

日本だけを愛するというのでは本当の愛国心とは言えない」


http://www.47news.jp/smp/47topics/postwar70/turning-point/post_20150506143708.html





自分のふるさとには誇りを持ちたい。


けれど、

今回のようなレイシズムやバッシングがまかり通るようでは、

残念ながらとてもじゃないけど誇れない。



「だから日本はダメなんだ」と呪うのではなく、

少しでも誇れるところに変えていこうよ。


誰もが胸張って一緒に生きていけるところにしていこうよ、と


ありきたりかもしれないけれど、やっぱり言いたいのです。







【当ブログ内関連記事】


201528UP

「日本の友人たちよ、道を誤ってくれるな」。日本人だからこそ出来ることがあると教えてくれた、中東からの眼差し

http://syuklm.exblog.jp/24109189/






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by shuklm | 2016-09-10 19:49 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

蓮舫議員の「国籍問題」。 血統・国籍のハナシになると突然炎上してしまう件。





こと国籍や血統の話になると、

冷静な議論がなかなか成立しない。


ベーシックな事実が共有されていないために、

いきなり炎上に行きついてしまう。



こういう状況をなんとかしたいですよね。





想田和弘さんのコメントと小田島隆さんのブログが冷静に

論点をほぼ整理して下さっているので、

自分のメモのためにもシェアさせていただきます。





***シェアココから********




想田 和弘さんFB 99日付より



日本をことさらに誇りたがる人たちが、

逆にどんどん日本を誇れない国にしていくというこの不条理。



蓮舫議員は別に好きじゃないが (小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」)

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/090800060/?n_cid=nbpnbo_twbn




****シェアココまで********





複数のルーツを持つ人たちの気持ちと尊厳を損ない、

「インターナショナルでもグローバルでもない国です」と

自ら世界に宣言してしまった…。


本当に失ったものは計り知れない。




小田嶋さんの意見に100%賛同という訳ではないのですが、

ただ、ここで指摘されている通り、

私たちは今回のことを通じて、

びっくりするくらい国籍法などについて知らなかったことを

知らされました。


日台ハーフの人たちが置かれている現状の一端も。





「国籍選択」という踏み絵を強制される日本の制度って、

そもそもどーなの???





そうしたベーシックな事実を共有し、

知らなかった隣人の人たちと

今後どうやって出会い直していけるのか、だと思います。




自分と違う他者を片っ端から排除するのでなく、

一緒に何が出来るのかをどれくらい探れるのか、

「自由主義国家」の「民度」は、そこで測られるべきでしょう。







byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-09 22:13 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)