オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

syuklm.exblog.jp

<   2015年 06月 ( 11 )   > この月の画像一覧

イスラエル 薄氷の連立政権、組閣の舞台裏。





「史上最もタカ派」、でも「史上最弱」の政権?




中東全体に大きな影響を及ぼすイスラエルの政権運営。


3月の国会選挙の結果成立したネタニヤフ政権は、右派中心。


「イスラエル史上もっともタカ派の政権」

「パレスチナ国家を認めないと公言している

ネタニヤフ首相のもとでは、和平はますます遠のく」

「イランへの強硬姿勢は中東情勢を一層緊張させる」

といった報じられ方をされいます。





しかし一方では、「イスラエル史上最弱」とも言われています。


なぜか。


その理由は、かつてない政権基盤の弱さです。



与党は、国会議員120議席のうち、

実に61議席しか確保していません。


誰かひとりでもNOと言えば

たちまち転覆してしまうような状況だからです。





3月のイスラエル国会選挙について、

以前当ブログにて「選挙結果より組閣に注目」と書きました。


当初遅くとも4月中に完了するはずだった組閣は

遅れに遅れて5月中旬までずれ込み、

その舞台裏は「政治サーカス」と評されるような

綱渡りだったようです。



日本ではほとんど詳報されなかったのですが、

現地からの貴重な情報発信を発見しましたので、

遅ればせながら続報を書かせていただきます。





こちらをニュースソースにさせていただきました↓

「オリーブ山便り イスラエルを中心とした中東・世界のニュースをエルサレムから」↓

http://mtolive.blog.fc2.com/

「ぎりぎり滑り込みの新政府」2015..5.7

http://mtolive.blog.fc2.com/blog-entry-1134.html

「イスラエル内閣まだ立ち上がらず」2015.5.13

http://mtolive.blog.fc2.com/blog-entry-1136.html


リアルタイムの細かいニュースがフラットに書かれており、

この件以外でも参考にさせていただいています。






■■左派(和平派)内閣の可能性もあった!




3月の国会選挙では第1党になったものの、

ネタニヤフ党首率いる右派政党「リクード」は

単独過半数を確保できず、複数の政党と連立交渉に入りました。


が、交渉期限前日に、老舗の極右政党

「イスラエルわが家」が連立を蹴ったため、

宗教右派党との徹夜協議に突入。



議会内第1党が連立に失敗した場合は、

第2党(労働党)が組閣することになります。

つまりこの時点では、労働党中心の左派(和平派)内閣が

立ち上がる可能性もあったわけです。



5月6日の交渉期限の2時間前ギリギリに

宗教右派と連立合意に達して、

「ネタニヤフ首相」続投は確定するも、

今度は政権安定化のため左派に閣僚ポストを提示して蹴られて、

また難航。



他党に閣僚ポストを与えすぎて、

自党内に割り当てるポストが足りなくなってしまい、

閣僚ポスト数の制限をはずす法案を急遽可決させて、

5月16日にようやく新政権発足にこぎつけたそうです。





こうした内情のためイスラエルの専門家は、

「ネタニヤフ政権はそれほど極端な右寄りの政策は

取りにくいのではないか」と見立てているそうです。





そういう状況の中、

「イスラエルの安全保障上の最大の懸案」である

イラン核問題について、

欧米とイランとの話し合いが今日、

最終期限を迎えます。






■■弱い政権だからこそ強硬になる?





ココから先は私見です。




私が個人的に気になるのは、

むしろ閣外に極右がいることで、

「弱腰の政権」という批判を浴び、

「そんなことはない。自分は断固として

国民の安全保障に責任を持つ」と、

さらに強硬姿勢を示さざるを得なくなって

しまうのではないか、ということです。



「脆弱な政権であるほど、国内的には

強硬的にふるまって見せて支持を

維持しなくてはならなくなる」というのは、

世界共通の現象です。


全然他人事じゃない。




しかもこの政権は、民意を反映しているとは言い難い。



先の選挙では、120議席のうち、左派(和平派)は42議席。


「パレスチナと二国家共存」を掲げている中道政党も

和平派にカウントすると、合計53議席。


イスラエルの国会議員選挙は比例代表制ですが、

厳格な拘束名簿方式で、得票率に応じて

票が振り分けられるので、死に票はありません。


ストレートな民意は、半数近くが

パレスチナとの和平を是としていると言える。


その民意よりも、相当右寄りの政権に

なっているということになります。




政権と民意は、必ずしも一致しているとは限らない。


政権が民意に反した方向に向かう時、

なおかつそれが明らかに誤っている場合、

どういうことが有効なのか――


問いかけられていることは、

日本の私たちにとっても無縁ではないと思うのです。





【当ブログ内関連記事】

2015316UP【時事】明日、イスラエル総選挙。選挙結果より、組閣に注目。

http://syuklm.exblog.jp/24250875/

2015320UP 【時事】私見・イスラエル選挙結果。ガザ攻撃で吹き荒れた逆風を乗り越えて、示された民意。↓

http://syuklm.exblog.jp/24265760/

2015627UP 【時事】迫る最終期限・イラン核協議。次の「導火線」となってしまうのか? ↓

http://syuklm.exblog.jp/24632262/




byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

by shuklm | 2015-06-30 20:56 | イスラエルサイド | Comments(0)

【シェア】シリア映画 上映館、続々決定!!

映画公開資金を募るクラウドファンディングに協力させていただいたのですが、賛同者へのリターンの品々が届きました!

映画チケット、アレッポのオリーブオイル石鹸、シリア難民が撮った日常の写真のポストカードなどなど…。

シリアの人たちの笑顔や風景が眩しい

b0343370_08311318.jpg

予告編も公開開始! コチラからどうぞ↓


『それでも僕は帰る —シリア若者たちが求め続けたふるさと』HP

http://unitedpeople.jp/homs/



***シェアココから***



シリアで命懸けで撮られた映画を届けたい!『それでも僕は帰る —シリア若者たちが求め続けたふるさと』

上映館、続々決定!!



プロジェクトメール Vol.40 - 0626日 



みなさまのご支援のおかげで、映画『それでも僕は帰る 〜シリア若者たちが求め続けたふるさと〜』を上映いただける映画館が、続々決まっております。



東京 渋谷アップリンク 81日(土)〜未定

神奈川 横浜シネマ・ジャック&ベティ 未定

埼玉 川越スカラ座 未定

愛知 名古屋シネマテーク 未定

大阪 第七藝術劇場 未定

兵庫 豊岡劇場 未定

福岡 中洲大洋劇場 81日(土)〜821日(金)




***シェア ココまで***




【当ブログ内関連記事】

イスラム教徒への嫌がらせが起きている。「イスラム教徒は皆テロリストって思ってるの?」~911後のシリア人留学生の声から考える

http://syuklm.exblog.jp/24160519/

シリア人留学生の言葉2。イラク攻撃直前にきいた、「イラクと独裁者と中東の民主化」のこと。

http://syuklm.exblog.jp/24177306/

シリア人留学生の言葉3。友人が日本を去る時に語ったことは。

http://syuklm.exblog.jp/24196766/

【シェア】「シリアで命懸けで撮られた映画を届けたい!」

http://syuklm.exblog.jp/24447765/

【シェア】シリア映画、公開決定!!

http://syuklm.exblog.jp/24561268/



byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-06-28 08:36 | シリア人の友人のこと・シリア関係 | Comments(0)

【時事】迫る最終期限・イラン核協議。次の「導火線」となってしまうのか?

「イラン核協議 最終合意に向け交渉ヤマ場へ」 6月27日 付NHKニュース より

b0343370_19435567.jpg

”イランの核開発問題の解決を目指す欧米などとイランの協議は、27日にもアメリカのケリー国務長官とイランのザリーフ外相が直接協議を行うなど交渉はヤマ場を迎える見通しで、交渉期限が今月末に迫るなか、最終合意に向けて対立を解消できるのか予断を許さない状況です。”



「核武装しないのなら、イランの核開発(平和利用)は認める」という最終合意に至るのか。

ただ、たとえ欧米とイランがなんとか合意できたとしても、イスラエルは承認できないのではないか。

「それではイランの核兵器開発を阻止できない。核開発の脅威が残るのなら、イラン核施設への爆撃も辞さない」と公言しているネタニヤフ首相が、武力行使に踏み切る可能性も否定できない。


中東の次の戦禍の導火線となってしまうのではないかと危惧しています。




なにが問題なのか? 


こういう時にいつもとてもわかりやすいので参考にさせていただいているのが、NHK解説委員で中東専門の出川展恒さんの解説です。



2015年03月27日 (金) NHK 放映 

キャッチ!インサイト「イラン核協議とイスラエル」↓

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/900/212942.html


(以下の画像はすべて、上記サイトより)




欧米とイランの大きな対立点は3つ。

b0343370_15123483.jpg



そして、交渉を左右する要因が2つ。アメリカ議会とイスラエルの動向。

合意してもしなくても、イランと敵対関係にあるイスラエルにとっては納得がいかない。

b0343370_15124647.jpg

b0343370_15130398.jpg
b0343370_15131297.jpg





ここから先は私見になりますが。


前々回の選挙で「イラン核開発阻止」を公約にしていたネタニヤフ首相としては、政権維持のためにはイラン攻撃を選択肢から外せないという面も抱えていると思われます。

しかしもしそれを選択したら、イスラエルの存立自体も脅かす事態を招いてしまうのではないかと思うのです。


以前当ブログにて、「イスラエルの民意がすべて強硬派というわけではない」と書きましたが、

だからこそ、なんとか、武力行使は回避されてほしい。

それを願いつつ、注視したいと思います。




【当ブログ内関連記事】

【時事】私見・イスラエル選挙結果。ガザ攻撃で吹き荒れた逆風を乗り越えて、示された民意。↓

http://syuklm.exblog.jp/24265760/



byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-06-27 20:06 | 時事・ニュース | Comments(0)

パレスチナの暮らしと心を支えるフェアトレード ※追記アリ※





現地ツアーで一緒にパレスチナを

訪問した友人の取り組みをご紹介します。





20026月。

イスラエルとパレスチナ自治区の境、

エレツ検問所に向かう途上にて。



友人が目にした無数の壁の

落書きのひとつは、

アラビア語でこう記されていたそうです。




「パレスチナでは、まだ

多くの人が死なねばならない。


なぜなら、オリーブの木が

泣いているからだ」。




オリーブの木は、

アラブでは平和の象徴であり、

わずかな水しかない荒野でも

力強く繁る「生命の木」です。




その樹齢百年ものオリーブの木々が、

イスラエル軍のブルドーザーで

なぎ倒された無数の跡。



そして、それでもその土地で、

「家を壊されたら、その瓦礫の上に

テントを張って生活し、

殺されたらここに墓を建てる」と、

暮らし続ける農民の姿。




そのことに衝撃を受けた友人が、

帰国後に立ち上げたフェアトレード

プロジェクトが「セーブ・ザ・オリーブ」です。↓

http://savetheolive.main.jp/index.htm





現地のNGOを通じてのオリーブオイルの

直接購入・販売から始まり、

徐々に商品を増やし、現在

様々なパレスチナ産直品を扱う

フェアトレードショップとして運営されています。




聖母マリアを癒したとされるハーブ「マラミーヤ・セージティー」

ビール通にも評価の高い、パレスチナ地ビール「タイベビール」

キリスト生誕の地・ベツレヘムの修道院で醸造された「クレミザンワイン」

イスラエルのファンからも最高評価を受けた「ナブルス産のタヒナ」(ゴマのペースト)

世界でも最高級品種とされる「ジェリコ産デーツ」 などなど…



(セーブザオリーブ取り扱い商品の

「Delicious Palestine」 マップは、

前回記事にてシェアさせていただきました。

よろしかったらそちらもご参照下さい↓)

http://syuklm.exblog.jp/24610065/





パレスチナ産の製品を購入することは、

現地の人たちの生活と自立を支援するだけでなく、

彼らが「自分達は世界から

見捨てられていない」と実感できる

精神的な支えにもなります。




それよりなにより、とにかく美味しい! 



どれも、一度でも口にした方は、

忘れられないとおっしゃいます。



難しい理屈は抜きで、

ぜひ一度味わってみて欲しい。





パレスチナ自治区・ヨルダン川西岸ベツレヘムにある「オリーブオイル博物館」。

現地で入手したガイドブック「This week in Palestine 2002 June」より。

オリーブ栽培は、現地の基幹産業なんですね。

b0343370_22413044.jpg



無添加のバラディ(地のモノ)で、安心。


美味しくて、健康にもイイ。

そしてココロにも潤いで、一石三鳥



普段使いの一品を、

パレスチナ産に切り替えるだけで、

手軽に現地への応援ができます。



私自身は、「パレスチナに

良いコトしてる」というより、

「パレスチナの人たちに助けてもらってる」という感覚です。





今後も、四季折々、

「美味しくて、健康にも良い」パレスチナと、

品々に込められた物語もお伝えしていきたいと思います。


よろしかったらおつきあい下さい。





「セーブザオリーブ」オンラインショップ商品詳細・ラインナップはコチラから




※追記※ 2017年4月現在


「スター・オブ・ベツレヘム」は、

産地の修道院の敷地が

イスラエル軍に接収されてしまったため、

取り扱いが保留となっています。

現在パレスチナ産ワインで

取り扱っているのは、

「セント・ガブリエル」。

イエス・キリストゆかりの地ナザレにある、

聖ガブリエル教会(受胎告知教会)に

ちなんで名づけられたワインです。


オンラインショップはコチラから!▼

貼り付け元 <http://savetheolives.shop-pro.jp/?pid=107196102>


また、取り扱い品盛りだくさんの

セーブザオリーブのオンラインSHOP

すっきりスタイリッシュに

リニューアルされていますので、

ぜひチェックしてみてください!▼

http://savetheolives.shop-pro.jp/






【当ブログ内関連記事】


20141210UP記事 X'masや新年のプレゼントに、パレスチナ産ワインはいかが?

http://syuklm.exblog.jp/23856121/


201544UP おうちで花見気分。パレスチナワインで花見酒 ↓

http://syuklm.exblog.jp/24322591/


201545UP 続「おうち花見」。桜の花+パレスチナワインのゼリー ↓

http://syuklm.exblog.jp/24325472/


201552UP 母の日のプレゼントに!パレスチナ産オリーブオイル石鹸のギフトセット

http://syuklm.exblog.jp/24431571/





※「エレツ検問所前」を「エレツ検問所に向かう途上」に、「ジェリコデーツ」を「ジェリコ産デーツ」に修正するなど、一部不正確だった箇所を訂正させていただきました(2015.7.1)


※現状に合わせて記事を修正しました(2017.4.7)





byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ      

にほんブログ村      人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-06-25 22:48 | パレスチナ産品&レシピ | Comments(0)

【シェア】「美味しいパレスチナ」Foodマップ♪

一緒にパレスチナを訪問した友人が運営しているフェアトレードショップ「セーブ・ザ・オリーブ」のFBより。

パレスチナ各地の名産品の数々。どれもおススメの逸品です!


「セーブ・ザ・オリーブ」は、「世界難民の日」に合わせたイベントに出展しています。

当日で恐縮ですが、イベント告知も貼らせていただきます。




****シェアココから*********



セーブ・ザ・オリーブ(Save the olives)

【よもやま話】(2015.6.21付)


本日15時半から出展させていただくJIM-NETさんのイベントに合わせて、セーブ・ザ・オリーブが取り扱うパレスチナのFood Mapを急遽作ってみました。パレスチナ、とひとくくりに言っても地域ごとにそれぞれの特産品があり、人々の生活があります。

b0343370_14092831.jpg




【イベント出展のお知らせ】(2015.6.20付)

今日(6月20日)は「世界難民の日」です。

さきほどニュースで、岸田文雄外相が海上を漂流しているミャンマーのロヒンギャ族支援のために国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に350万ドル、約4億3000万円を無償資金協力するとありました。

それはそれですが、現在の日本自体に難民として認められずに不安な日々を長年に渡って強いられている方が多くいます。どうしてなんでしょう。皆さん、一緒に考えてください。

国際社会に弱者支援をPRしても、国の中は受け入れ態勢が空っぽです・・・。それが日本の実情です。


明日621日(日)は日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)さんの会に私たちも参加させていただきます。みなさま、お時間がありましたらどうぞお越しください。

(以下JIM-NETさんのアナウンスより)



「世界難民の日に考える「中東のいま」」

会場:青山学院大学9号館2920教室

日時:621日(日)15時開場~18時半

資料代:500円(JIM-NETサポーターは無料)


ワークショップ「つくってみよう 中東地図」

中東には世界遺産がいくつもあり、各地域それぞれにおいしい食べ物や日用品などの特産品があって、かつては鉄道で人々が行き来していたとても豊かなところです。女性の衣装でどこの出身かわかることも。その一方、シリア、パレスチナ、イラクからは戦争の影響で難民もたくさん出ています。そんな中東の魅力と現実を、一緒に地図を作りながらみていきませんか?


イラク・ヨルダン現地報告

JIM-NET鎌田代表と佐藤事務局長は、6月にイラクを訪問します。帰国直後の最新報告と、ヨルダン事業担当で一時帰国する福田直美の現地報告を、ぜひお聞きください。


鎌田 實(JIM-NET代表理事・医師)

佐藤真紀(JIM-NET 事務局長)

福田直美(JIM-NET ヨルダン事務所長)

共催:特定非営利活動法人 日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET

青山学院大学人権研究会

http://jim-net.org/blog/event/2015/05/621.php



******シェア ココまで**


この他にもパレスチナ産のおススメ製品、色々取り扱ってます!

「セーブ・ザ・オリーブ」オンラインショップ トップページはコチラ↓




byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-06-21 14:14 | パレスチナ産品&レシピ | Comments(0)

ゆるくてオモシロイ!「超宗教ラジオ」ネット配信中☆



”「宗教の衝突で戦争が起こるのも現実ですし、

日本の片隅で仲良くラジオなんかやってる、

というのも現実です」”


(番組のディレクターを務める牧師の中澤信幸さん)。


b0343370_13023448.jpg


531日付神奈川新聞 


「仏教・キリスト教・イスラム教 

宗教を超えて、世の中を明るく」


「相模原のネットラジオ 

『身近な存在』を伝えて好評」




”「この前、他宗の僧侶の方と話していたら、

菊の花粉アレルギーがあるって言っていて」


「お坊さんで菊のアレルギー? 

年がら年中大変でしょ」”



僧侶の高山さんが離し始めると、

牧師の中野さんがすかさず突っ込みを入れた。




”伝えたいのは、

「宗教は意外と身近な存在」ということ。


だから堅苦しい教義の話などは出てこない。


話すのは、昔好きだったアイドルや、

全員が(神奈川県)相模原市在住ということもあり宇宙航空研究開発機構(JAXA)の話題など。”




”初めのうちは異教徒同士、

互いを探り合う面もあった。


そんな中、大切にしてきたのは、

宗教の看板を背負うのではなく、

同じ人間として付き合うことだった。


互いの教義を否定せず、

身近な話題で人となりを理解し合い、

信頼を築いた。”



”ナセルさんは、

「いつの間にか『キリスト教徒の中野さん』から、『中野さんはキリスト教徒』になった」と振り返る。


宗教がその人の看板ではなく、

特徴の一部となった。”





***





この「超宗教ラジオ」を、

実際にポッドキャストで視聴してみました!



「タクちゃん」ことキリスト教牧師の中野拓哉さん(43)


「カズちゃん」こと浄土真宗僧侶の高山和明さん(35)


「ナセルくん」ことイスラム教徒のナセル永野さん(31)

の3人が繰り広げる、

ゆる~いトークが楽しい



休日の午後に、

のんびりまったり聴くのが

オススメですよ☆


毎月5のつく日に更新。

過去の番組も聴けます。



「世の中をピカッと明るく。

超宗教コミュニティラジオ ピカステ!」↓

http://pika.st/





byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-06-20 13:06 | 閑話休題 | Comments(0)

W杯予選開幕。パレスチナの人が教えてくれた、「フットボールのチカラ」。



簡単な試合なんて、ひとつもない。

負けて平気な国なんて、どこもない。

あらためてW杯の重みを思い知らされた初戦。





なんでこのブログで、

何度もしつこくサッカーの話を書いているのかといいますと。



国境も人種もあらゆる境界を超えるサッカーの素晴らしさを教えてくれたのが、

パレスチナの人たちだったからです。






20026月、パレスチナ自治区を訪れた時のこと。



トイレを借りにたまたま入った店で、

コーヒーを飲みながらサッカー観戦をしていたパレスチナ人達が、

私が日本人だと分かった瞬間、一斉に立ち上がって

Incredible!! 」(ありえない!!信じられない!)と怒りだしました。



「こんなところで何してんだ? 

早く帰れ!今すぐ帰れ!!」と。





え?え? なんで怒られてるの自分?


12時間かけてやっと辿り着いたのに、すぐ帰れってどゆこと???





「自分の国でW杯が開催されるなんて、

一生に一度あるかないかの物凄く貴重な機会なんだぞ?

そんな大事な時に、自分の国で応援してないなんて

ありえないだろ!」ということらしい。





折しも、日韓W杯が開幕し、日本がW杯初勝利を挙げた翌日。


彼らは、アジアで開かれる初めてのW杯が日本であることを、

誇りにすら感じてくれていました。



見てくれ、俺たちアジアのフロントランナーを、と。




「アジアの大切な兄弟」として、

日本代表に心からの応援を送ってくれていました。






こんなにも離れた人と人が、ひとつのスポーツを通じて、

こんなにも強く結びつけられているなんて。




地球の反対側まで行って、初めて知りました。






「サッカーって、そんなに凄いモノだったんだ」。







それまでは「にわかサポーターに変身するのもなんだかなあ」とか、

「国家主義的に利用されたら嫌だなぁ」とか思ってたのですが、

それからはサッカーやW杯にまつわる物語が気になるようになりました。




その中でも興味深かったのは、

日本代表監督を退いた岡田武史さんと作家の沢木耕太郎さんの対談。



サッカー100年の歴史をもつヨーロッパの国々では、

「あの試合に勝ってりゃW杯行けたんだ」とか、

「あの時、あのゴールが入ってれば」とか、

まるでつい昨日のことのように、

半世紀も前の試合のことを語り合うんだそうです。





パレスチナはW杯に出場したことがありません。


パレスチナでは現在もきっと、アジアという大きな物語のなかで、

日本人の知らないところで、

日本代表の歴史を語り継いでくれているでしょう。



それを思うと、今でも胸が熱くなります。






アジア地区の中では今や「強豪」となった日本代表。

もちろん勝ち上がって、いけるところまで行ってほしい。



その時に、忘れないでいたいと思うのです。



本戦へすすむ国は、

予選で当たるすべての国や地域の人たちの思いを背負ってるんだってこと。





だからこそ、それが選手たちに力を与えてくれますように。


全力で、お互い、いい試合ができますように。






▼2018W杯ロシア大会を目指す、アジア地区予選初戦・シンガポール戦。


シンガポールのゴールキーパー・マフムードが

スーパーセーブ連発で、スコアレスドロー。


次戦、アウェーでの奮闘に期待!

b0343370_21503980.jpg
※文章一部修正しました(2015.6.17)



【当ブログ内関連記事】サッカー・スポーツ・ワールドカップ関連


2015112UP 【時事】アジアカップ・「スポーツの祭典」と政治の関係について、考えてみた。

http://syuklm.exblog.jp/23999784/


2015115UP 【時事】続・アジアカップ 「敬意を払った」からこそ圧勝した日本。「紛争だけじゃない姿」を示したパレスチナ。

http://syuklm.exblog.jp/24013940/


2015326UP 【時事】チュニジアの若者たちは、いま。~サッカー日本代表・チュニジア戦に寄せて。

http://syuklm.exblog.jp/24289385/




byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-06-16 21:53 | サッカー・W杯・スポーツと政治のこと | Comments(0)

「切れ目のない安全保障」はそもそも無理。「切れ目だらけの世界」で、どう生きていくのか?

安全保障に関する法律を変えても変えなくても、リスクはある。

だって、「絶対の安全」なんて、そもそも存在しないから。



法律を変えなくても憲法9条を堅持しても、「そんなのカンケ―ねえ!」っていう相手が現れたら、標的にされるリスクは常に存在する。

9条だって万能の処方箋じゃない。


「9条があればオートマチックに絶対安全」なんて言えない。

「『丸腰』じゃ不安だ」と感じる人は存在するし、不安に思う気持ち自体を否定することは出来ないと思うんですよ。

私自身もテルアビブで「テロの脅威」にビビった経験があるので、気持ちはわかります

その人たちに「9条があれば大丈夫」って繰り返すだけでは答えにはならないと思います。



どうやってもノーリスクってのはあり得ない中で、

だからこそ、どのようなリスクを取るのかっていうのが問題なのではないかと。



だから、安保法制を巡る国会論戦が「リスクがあるかどうか」にかなり時間が割かれてきましたが、本質的な問題はソコじゃないんじゃないか?と思います。



安倍政権の主張は、「切れ目のない安全」を軍事的な「抑止力」によって保障しようということですよね。

「万全の安全を構築しなくてはいけない」という発想。


でも、それって現実的に無理でしょ。



どっちにしても完璧なシールドはない。

100%の安全を、私は別に政府に求めないですよ。


アメリカ人が「銃を持たないでどうやって安全が確保できるんだ?!」って言うのと同じで、鉄砲持ってりゃ安心かもしれないけど、絶対安全じゃないでしょ。

むしろ銃があるために、ただのケンカで済むところが殺人にまで至っちゃったりする。



軍事力に完全はないし、9条だって万能じゃない。

どんなに気をつけてたって、不幸な事例や理不尽な死をゼロにする事は出来ない。

だって世の中思い通りになる訳ないんだから。



だけど、だからこそ、どうやってそれを減らしていくのか、

どっちの努力を諦めないか、が大事だと思うんです。

どっちの現実的可能性を大きくしていくのか、じゃないですか?



たとえば、当ブログでも以前取り上げた、トルコの人たちが日本人を救ってくれた実話があります。


201563UP記事

6月3日、日本とトルコ「100年の友情の始まりの日」。知られざる2つの救出実話↓

http://syuklm.exblog.jp/24546590/



軍事的手段も外交的方策も、万策尽きたと思われた絶体絶命の時に日本人を救ってくれたのは、トルコの人たちの「100年前の恩返し」でした。


まさに軍事力的には「切れ目」の瞬間だったと言えますが、

軍事力によらない邦人救出の実例は、実際にあるわけです。

私はそっちの可能性を増やしていきたいです。



「切れ目だらけの世界」の中で、どうやってお互いが手を取りあって生きていくのか。

できればそれを探っていきたいじゃないですか。





【当ブログ内関連記事】安全保障、国際貢献、平和国家日本への期待

20155月1日UP記事

何、約束しちゃってんの? 「アメリカとの一体化」は、リスクヘッジとしてもブランディングとしても下策。↓

http://syuklm.exblog.jp/24428068/

201555UP記事

憲法の日WEEKに。「国民投票でガチンコ勝負を!」 ↓

http://syuklm.exblog.jp/24443491/

2015530UP記事

パレスチナが日本に望んでいた、「東ティモールのような支援」とは?↓

http://syuklm.exblog.jp/24534571/


byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-06-13 11:48 | 安保法・安全保障・日米関係 | Comments(0)

【シェア】シリア映画、公開決定!!

シリアの若者たちの今をとらえた映画「それでも僕は帰る」の劇場公開が決定したそうです!


以前、当ブログでもご紹介させていただいた、劇場公開資金を募るクラウドファンディング。

なんと、達成率117%!!で無事終了。

目標を上回る資金が寄せられ、東京だけでなく全国4か所で公開されるとのこと。


映画館で、多くの方々に彼らの思いが届きますように!


クラウドファンディング「Motion-galleryHPより




**シェアココから***



シリアで命懸けで撮られた映画を届けたい!

『それでも僕は帰る —シリア 若者たちが求め続けたふるさと』



映画『それでも僕は帰る』、劇場公開が決定致しました!!!

みなさまのご支援のおかげです!!ありがとうございます!!

東京では、渋谷アップリンクにて、81日(土)より公開となります!!

また、福岡の中洲大洋映画劇場でも同日81日(土)〜、時期は未定ですが、大阪・第七藝術劇場、愛知・名古屋シネマテークでも公開予定です!!

ぜひ劇場で本作をご覧ください!

https://motion-gallery.net/projects/return_to_homs/updates/7871



***シェアココまで***



なお、

目標額を上回って寄せられた資金の10%と、

劇場公開及び市民上映会の売り上げの1%を、

シリア支援をしている3団体に3年間寄付されるそうです。


寄付先団体

セーブ・ザ・チルドレン(シリア周辺国にいるシリア人難民の子供達支援)

難民支援協会(日本に難民認定を求め、逃れてきたシリア人を支援)

アムネスティ・インターナショナル(シリアも含めた人権保護)





byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-06-07 11:31 | シリア人の友人のこと、シリア関係 | Comments(0)

【シェア】パレスチナ産タイベビール入荷&ビアフェス出展!

パレスチナ唯一の地ビール「タイベビール」が、遠くヨルダン川西岸地区から東京に到着しました!

急遽、今日・明日の「ビアフェス東京2015」に、参加決定とのこと

ビール通にも評価の高い逸品、どうぞご賞味あれ!!

一緒にパレスチナを訪問した友人が運営しているフェアトレードショップ、「セーブ・ザ・オリーブ」が取り扱ってます。

▲「セーブ・ザ・オリーブ」 HPより



***シェア ココから***



セーブ・ザ・オリーブ (Savethe Olives)スタッフFBより


621256

【商品入荷のお知らせ】

お待たせしました!

新しいタイベビールが到着しました!

さきほどお台場の倉庫に無事入庫です。


621306

【イベント出展のお知らせ】

と、いうわけで今週末6/6(土)、6/7(日)に恵比寿ガーデンプレイスで開催されるビアフェス東京2015に急遽出展します!

届きたてのパレスチナの地ビール、「タイベビール」 TaybehBeerをぜひ召し上がってください!

なお、今回はお土産ビールも特別販売。

ゴールデン、ダーク、アンバーの3種類とも出品します!

ビール日和になりますように!



****シェアココまで**



※文章修正しました(2015.6.6)

byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-06-06 10:07 | 出来ること | Comments(0)