オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

syuklm.exblog.jp

<   2015年 03月 ( 16 )   > この月の画像一覧

超美麗モスク「東京ジャーミイ」!〜イスラム建築と静寂の調和にひたる



温かな日差しに誘われて、

「小旅行」体験はいかがですか?



東京ジャーミイは既にさまざまな媒体で紹介されていますので、

ココでは個人的イチオシに絞ってお伝えします。






教会や仏堂にも通じる空気感



私自身は現在まったくの無宗教なのですが、神社・寺院・仏閣・教会など、

宗教を問わず静謐な場所が大好きでして。


ステンドグラスを通して降り注ぐ青い光に満たされた空間は、

とても心地よいものでした


b0343370_15034914.jpg

▼アングルや光源や時間によって、全く違った表情に。
b0343370_14595150.jpg

b0343370_14524460.jpg

▼しばし、日々の喧騒から遠ざかってリラックス。

b0343370_19180029.jpg



都会の真ん中とは思えない静かでゆったりとした時間が流れていて、

壁にもたれて吹き抜けの天井をボーっと見上げているだけで、

いろんなことをリセットできる感じです。


禅寺に近いかも。

b0343370_19070750.jpg


キリスト教系の学校に通っていた連れ合いと一緒だったのですが、

「教会と同じ雰囲気だった」という感想を言ってました。


私は、中国の仏堂に行った時に、見上げるような仏像の姿に思わず額づいて祈っていたことを思い出していました。



「人々が大切にしている空間」「聖なる場所」って、

国や宗教にかかわらず、

どこでも共通した雰囲気が流れているというか、

同じ空気に包まれるカンジがしますね。






■至るところに、緻密なデザインと職人芸が!




建物を彩るのは、アラベスク(植物をモチーフとした紋様)や、

幾何学紋様や、

カリグラフィ(アラビア書道)。




中でもこのシャンデリアはアラビア文字を型どったデザインなのですが、

b0343370_15005906.jpg


角度を変えて寄っていくと、開いた花のように見えたり…

b0343370_19185197.jpg


真下から見上げると、雪の結晶の形になってます! 

b0343370_19222998.jpg


ちなみに天井ドーム中心の円形のマークの中も、

カリグラフィー(アラビア書道)なんですね。

新体操のリボンがヒラヒラひるがえっているような部分もアラビア語。

ホントに芸術的!

b0343370_21424574.jpg




▼この螺鈿細工の精密なこと!

「細かい手作業とか大スキ」な人間には、

たまりません(笑)

b0343370_19314593.jpg
▼礼拝堂の扉の意匠に釘づけになって、なかなか室内へ入れなかったり(笑)
b0343370_14515427.jpg




ここで全貌をご紹介することなど到底無理なほど、

アートとしての見どころも満載です。


大変月並みな感想ですが、

本当に一見の価値アリ、です。




暮れ時の外観もなかなかですよ▼

b0343370_15113923.jpg

b0343370_15115269.jpg

見学は、毎日朝10時から夕方18時までOKとのことです。



「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」HPはコチラ↓

http://www.tokyocamii.org/ja/


「見学のご案内・「礼拝場見学に関する注意事項」をチェックの上で、

行かれることをお勧めします

http://www.tokyocamii.org/ja/info-ja/rules




(今回の写真は、一部連れ合いのものを拝借しました。全く同じ場所でも、人によって随分違うものが撮れることが分かり、個人的には発見2倍でした)
※文章の順番を入れ変えました(2015.3.31)


byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村  人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-03-31 07:54 | イスラム建築・アートなど。 | Comments(0)

超美麗モスク「東京ジャーミイ」に行ってみた!〜春のお出かけスポットにおススメな3つの理由。

モスク内のドーム。

角度や位置によって、

さまざまな表情を見せてくれる。

b0343370_18554414.jpg
新しい出会いの季節! 
いつもとちょっと違う春へ出かけてみませんか。


おススメ理由その1

手軽に異文化体験ができること。


新宿から急行で1駅、

駅から徒歩5分と、

アクセス抜群。



扉をくぐれば、

そこは静寂に包まれた別世界。



本場トルコの職人さんたちが手掛けた本格的モスクで、

アートとしてのイスラム建築も堪能できます


b0343370_19340921.jpg


現地でいただいたパンフレット。
新宿のビル群を背に建つ塔と円形ドームが、
不思議な調和を成す。

b0343370_19511995.jpg




おススメ理由その2

気軽に見学・質問できること。


トルコ共和国在東京大使館所属で、

トルコ文化センターが併設されています。


イスラム教徒である日本人ガイドの方が、「イスラム教ってそもそも何?」といった素朴なギモンにも、

丁寧に答えて下さいます。

b0343370_19161093.jpg


おススメ理由その3◼︎

イベントに参加すると、2倍楽しめる!


講演会やチャリティバザーなど

さまざまなイベントが折々に開催されています。


興味のあるイベントを選んで参加すれば、

通常の見学ツアーも両方体験できるので、

お得感2倍☆



ちなみに今週末にも

レクチャーが開催予定とのこと。


トルコのスイーツとチャイのサービスもあるそうですよ


(HPアドレスを末尾に貼らせていただきました)

b0343370_07263056.jpg




私が訪問したのは、先月2月22日。


折しも、日本人人質が殺害されてしまった事件の直後の時期で、

イスラム教への誤解や偏見を解くために

「イスラームを知る講演会」が

連続企画されていました。


この日も大勢の方々が参加されており、

関心の高さが伺えました。

b0343370_19072654.jpg


2月22日のテーマは、

「日本と中東諸国の交流史ー戦前編ー」。


『テレビでアラビア語』の元講師

リーム・アハマドさんが講演。


日本と中東の繋がりが紐解かれていて、

大変興味深い内容でした。




さらに講演の後に、

トルコのスイーツ・バクラバとお茶をいただき、

日本人職員の方のガイドでのモスク見学ツアーもあり、

礼拝の様子まで見せていただいて、

許可を得てドーム内部の写真も撮りまくり。




いや~、実に盛り沢山で、

大満足の1日でした。





今回見聞したことについては、

次回以降、以下数回に分けて

詳しくお伝えしていきたいと思います。


その1イスラム建築美と静寂の調和にひたる〜建築物&アートとしてのモスクの魅力


その2あらためて、イスラム教ってどんな宗教? 何が誤解されてる?


その3古代から現代まで、知られざる日本と中東の交流史







東京ジャーミイ・トルコ文化センターでは、礼拝に参加しなくても見学は随時可能とのことですので、

お気軽に覗いて見てはいかがでしょうか。


「扉は、いつでも開かれています」とのこと。



大通りに面した、ジャーミイ入口のドア。


2階の礼拝堂ドームへは外階段からも1階からも上がれますが、

初めての方は、この扉をはいって1階の受付(トルコ文化センター)へ

お声掛けするとスムーズです。

b0343370_19030592.jpg

詳しくは、

「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」HPでどうぞ

http://www.tokyocamii.org/ja/


見学のご案内・「礼拝場見学に関する注意事項」をチェックの上で、

行かれることをお勧めします

http://www.tokyocamii.org/ja/info-ja/rules





※なぜ「春にオススメなのか」が書かれていなかったので、青字箇所を補足させていただきました。言葉足らずですみません!(2015.3.27)


byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-03-27 07:57 | イスラム建築・アートなど。 | Comments(0)

【時事】チュニジアの若者たちは、いま。~サッカー日本代表・チュニジア戦に寄せて。

明日327日に開催される、サッカー日本代表とチュニジア代表の国際親善試合。

試合前には、チュニジアで起こった外国人襲撃事件の犠牲者への黙祷が捧げられるようです。



チュニジアの人たちは、いま、どんな思いでいるのか。



私自身はチュニジアについては「アラブの春」民主化運動の発端となった国という以外ほとんど知らないのですが、先日届いたばかりのニュースレターにチュニジアの現状についての分析がありましたので、ご紹介させていただきます。

講演された酒井啓子さんは中東問題の専門家で、イラク研究の第一人者です。




【酒井啓子さん講演「『イスラーム国』が投げかける中東の危機」(20141129日開催)より抜粋】



”今イスラーム国に集まってくる人たちで多いのはチュニジア人だと言われています。男性も女性もチュニジアからイスラーム国に入り込んでいる。”


”チュニジアと言えば、アラブの春で一番成功した、ちゃんとした民主化ができた国としていつもほめられる対象です。ところがふたを開けてみると成功したはずのチュニジアから、(2014年)6月の時点で3,000人近い人々がこのイスラーム国に集まっていると言われています。これは何を意味するのか? ”


”民主化という欧米社会が喜ぶような形で解決したとみんな思っているけれども、経済問題、失業、その他社会問題を見ると全然解決していない。チュニジアは成功して良かったね、君たちの未来は明るいねと言われながら、実は何の解決にもなっていないというような状況が辛い訳です。”


”そういう行き場の無い人たちがこのイスラーム国に集まってきている。イスラーム国に温かく迎え入れられ、「イスラーム教徒として頑張っている」と褒められて、やりがいがある社会が見いだせるわけなんですね。

要するにアラブの春の失敗と、その裏返しとして入ってくる人たちが多い。”


(出典:認定NPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」ニュースレター「サラーム(平和)」最新号 2015321日発行より)




チュニジアの人口は約1,067万人。

日本の人口(約12653万人)の12分の1くらい。

チュニジアの3,000人というのは、単純に日本人口に当てはめると、36,000人に当たります。

これは、決して少なくない数字だと思います。

自らの国の未来に希望を持てずにISやアルカイダなどの「過激派組織」に向かう若者たちは、今なお増えて続けていると言われています。




その一方で、多くのチュニジアの人たちが、襲撃事件に抗する声を挙げています。


「チュニジア独立記念日に大統領 反テロで結束訴え」(2015322日付 神奈川新聞)

b0343370_22272421.jpg

女子大生イウマイア・アレグさんは「国の独立の祝賀と、テロとの戦いでの連帯の二つを示すために来た」と話した。

元教師のシェリファ・ハウウェイさんは「この国にとって大切な価値が攻撃を受けている。今こそ本当の独立に向かって前進するという気持ちが必要だ」と訴えた。





そういう意味では、来日するチュニジア代表の選手たちも、少なくとも、母国の現状に絶望せず、自らの社会に踏みとどまって生きていくことを選んだ若者たちと言えると思います。


それが仕事にせよ何にせよ、いま試合のピッチに立つことに対して、「心からウェルカム」と伝えたい。



旧ユーゴスラヴィア出身のハリルホジッチ新監督もイスラム教徒だそうですが、そんなことは全く問題じゃない。

内戦を生き延びた「緻密で情熱的な稀代の戦術家」と日本代表とのどんなケミストリが生まれるのかが気になります。

この時期だからこそ、宗教も国籍も文化も越えてお互いがベストを尽くせるよう願って、応援したいと思います。



スタジアムでも、日本中でも、温かい拍手と声援が送られますように。



※文章若干修正しました。


byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ      

にほんブログ村      人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-03-26 22:40 | サッカー/スポーツと政治 | Comments(0)

日本へ逃れてきたシリア人が、難民認定されない理由。※追記:日本での受け入れを求めるオンライン署名、法務省へ提出



※追記:オンライン署名については赤字で記載しています※


先日(3月17日)夕方のニュースで、

日本へ避難してきたシリア人を

難民として受け入れない

日本政府の対応を聞いて、

耳を疑いました。



シリア人男性4人 難民認定求め提訴」317日付NHKニュース

b0343370_19423981.jpg




”内戦が激化するシリアで民主化運動に参加し日本に逃れてきた

シリア人の男性4人が、(3月)17日、

難民認定を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。



日本での難民の認定を求めてシリア人が提訴するのは初めてです。”




”(訴えを起こした一人)ユーセフ・ジュディさん(31)には、

人道上の配慮から在留資格が与えられました。


ただ、1年ごとに更新が必要で、

5年間の在留資格や職業紹介などの支援が受けられる難民には

認定されませんでした。



(法務省の回答は)「デモに参加した程度で、

シリア政府から迫害を受けるおそれは認められない」

という理由でした。”



b0343370_19464608.jpg






ちょっと待て!!


今なんて言った法務省?!





「デモに参加した程度で」命の危険はない、言うたか?!


その程度では難民として認定する理由にならない、と?




なんでこの人たちがわざわざシリアを出なくちゃいけなかったと思ってるんだ??





シリア難民 母国からの脱出 デモ参加がきっかけ

b0343370_19435524.jpg


”ジュディさんによりますと、シリアにいた当時、

無防備な市民が政府軍に銃撃され命を落とす場面を目の当たりにし、

民主化を求めるデモに積極的に参加するようになったということです。”



”ところが外出していたある日、

政府の治安部隊がジュディさんを逮捕しようと

自宅を捜索していると知人から連絡を受けました。


身を潜めたジュディさんは、周囲から

「家族にも危害が及ぶので逃げたほうがいい」と説得され、

妻や子どもを残して国外に脱出するしかありませんでした。”



b0343370_19442431.jpg




「デモに参加した程度で」、

治安部隊に逮捕されそうになったり、

家族の身にも危険が及ぶような

状況になってしまったから、

やむなく命からがら逃れてきたのに。





難民認定しないってことは、

つまり「内戦の真っ只中へ帰れ」

ってことだよね??





政府は「IS周辺国への人道支援を強化」って言ってるけど、

実際にいま、やっとの思いで

遠く離れた日本まで逃れてきた人たちを助けなくて、

何が人道支援やねん!?!




(すみません、興奮すると思わず大阪弁に戻ってしまって…。

ご勘弁下さい。あんまりにもアタマに来たんで

NHKニュース全文を末尾に貼らせていただきます)





民主化を切望していたシリア人の友人も、

帰国後、あのデモの中にいたかもしれない。


そう思うと、とても他人事とは思えませんでした。



b0343370_19474430.jpg





現在、内戦の激化のため国外に逃れた
390万人を超えるシリア難民の受け入れが
国際的な課題となっています。



イスラム系移民の受け入れにナーバスになってるヨーロッパですら、
シリアからの難民に関しては特例的に極力受け入れを決定しています。

スウェーデンは100%受け入れ・永住権取得を認めているそうです。
b0343370_19481074.jpg




一方、これまでに日本で難民認定を申し立てたシリア人60人のうち、

認められたのは3人だけだそうです。



たった3人だけ! 


申請数は増加しているのに。





そもそも日本の「入管法」は、外国人を

「どれだけ受け入れるか」よりも

「どう管理するか」という視点で作られているので、

シリア人に限らず、これまでも

難民認定のハードルがものすごく高かった。




でもいま、世界中で戦禍に晒されている人たちが

んなにも増えている状況で、

従来通りの対応でいいのでしょうか。




「そうはいっても、外国人がどんどん

増えちゃうのはちょっと心配…」

という声もあるでしょう。




ですが、ここで問題にしたいのは、

転入希望の「移民」じゃなくて、

「避難民」です。



少なくとも、自分の意志で母国を離れて

選んで来たわけじゃなくて、

身の安全が確保できないため

母国を追われて「避難」してきた

人たちなわけです。




その人たちが安心して生きられるように、

日本政府は「人道支援」と言うのであれば、

足元で今すぐ出来ること・やるべきことが

あるのではないでしょうか?



b0343370_19493961.jpg


そして、私も出来る限りのことはしたいと思いました。





「NPO法人 難民支援協会」HPでは、

日本の難民の現状から支援の進捗状況まで詳しく見れますので、

ぜひチェックしてみて下さい。



認定NPO法人「難民支援協会(JAR)」のHP

https://www.refugee.or.jp/


日本へ逃れてきたシリア難民の話↓

https://www.refugee.or.jp/refugee/syria.shtml



また同HPでは、無理なく出来るさまざまな支援方法が

紹介されています。高額寄付だけでなく、

普段のお買い物ついでの支援や、

チャリティーランニング、本の寄贈など等…↓

https://www.refugee.or.jp/support/shopping.shtml

https://www.refugee.or.jp/support/






私も自分が出来ることをちょっとずつやりながら、

「難民」ではなく「隣人」としての

彼らと一緒に生きられるように、

彼らが「母国を離れるのは辛かったけど、

日本に来て良かった」と

思えるようなところに少しでも

変えていけるようにしたいと思います。






【追記】

アムネスティ・インターナショナルからの

アクションの呼びかけをシェアさせていただきます。


お読みいただいた皆様、ぜひシェアをお願いいたします!(2015.9.8)



******


【オンライン署名 公開】日本でシリア難民を受け入れよう!



政府と反政府勢力の対立が激化してから4年、

シリアから国境を越えて、ヨーロッパや他の地域へ多くの人びとが逃れています。


近隣諸国5カ国にシリア難民の約95%が避難しており、

受け入れは限界です。


日本を含め、世界中での受け入れが必要です。

日本政府に対して、受け入れを求めてください!


署名に参加する http://bit.ly/1g6OO0i



【追記2】

・2005.9.8の署名開始から数日で、毎日100名単位で署名が集まっていきました。

 「何か出来ることをしたい」という関心の高まりを日々実感しています。

・署名開始から1か月弱、目標まであと少しというところまで来ました。2015.10.2現在、あと87名です!

・2015.10.3 AM9現在、目標3000名まで、あと24名です!

・2015.10.3 PM6現在、目標3000名をクリアー! 3028名の署名が集まりました!

・2015.10.4 PM3現在、目標3000名クリアー後も、さらに3060名の署名が集まっています!



【追記3】

アムネスティインターナショナル【更新情報】

9月28日、日本政府へシリア難民の受け入れを要請しましたが、

受け入れの表明はなされていません。

目標人数は達成しましたが、引き続き署名活動を続けます。


・2015.10.7 PM7現在、目標3000名クリアー後も、

さらに3130名の署名が集まっています!


・2015.10.9 PM9現在、目標3000名クリアー後も、

さらに3215名の署名が集まっています!


・2015.10.12 PM7:30現在、目標3000名クリアー後も、

さらに3261名の署名が集まっています!


・2015.10.22 PM8現在、目標3000名クリアー後も、

さらに3362名の署名が集まっています!




【追記3】


アムネスティインターナショナル【更新情報(2015.10.23)】


9月の国連総会では、日本政府によるシリア難民受け入れの表明はなされませんでした。

次の目標はG20が開催される11月15日に

日本政府が受け入れの表明をすることです。


より大きな声を届けるため署名目標人数を5000人へ変更し、

引き続き署名を続けます。 http://bit.ly/1g6OO0i


・2015.10.23 PM11現在、新しい目標5000名へ向けて、
さらに3392名の署名が集まっています!

・2015.10.31 PM7現在、新しい目標5000名へ向けて、
さらに4308名の署名が集まっています!


【追記4】
 集まった5,059名分の署名が法務省へ提出されたそうです。
良い方向へ活かされることを願います。


アムネスティインターナショナル 更新情報2015.11.6

【法務省入国管理局長にシリア難民受け入れを求める署名を提出】


アムネスティ日本が9月から11月5日まで実施していた署名

「日本でシリア難民を受け入れよう!」。


この署名で集まった5,059筆を、本日、

井上宏 法務省入国管理局長へ提出しました。

http://www.amnesty.or.jp/news/2015/1106_5688.html



***********






【当ブログ内関連記事】


シリア人留学生の言葉2。イラク攻撃直前にきいた、「イラクと独裁者と中東の民主化」のこと。

http://syuklm.exblog.jp/24177306/


シリア人留学生の言葉3。友人が日本を去る時に語ったことは。

http://syuklm.exblog.jp/24196766







***NHKニュース全文 引用ココから***




”内戦が激化するシリアで民主化運動に参加し日本に逃れてきたシリア人の男性4人が、17日、難民認定を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。日本での難民の認定を求めてシリア人が提訴するのは初めてです。”


”訴えを起こしたのは、3年前に来日した22歳から35歳のシリア人の男性4人です。

シリアで民主化運動に参加していたとする4人は、日本で難民認定を申し立て、人道上の配慮から一時的な在留を許可されましたが、難民とは認定されず、日本語教育や職業紹介などの支援策を受けられません。

このため「情勢が悪化し続けるシリアから逃れた人は、難民と認められるべきだ。日本で安定した生活を送りたい」と主張して難民認定するよう求めています。

弁護団などによりますと、これまでに60人のシリア人が難民の申し立てをしましたが、日本は政治的な迫害から逃れた亡命者の保護を念頭に置いて制度を運用しているため、認められたのは3人だけで、難民認定を求める提訴は初めてです。”


”原告の1人で、シリア人の妻と幼い2人の子どもと暮らすユーセフ・ジュディさん(31)は「将来が見通せず、日本語も理解できないので非常に生活に困っている。難民として認めてほしいというのがいちばんの願いです」と話していました。

訴えについて法務省入国管理局は、「訴状の内容を検討して適切に対応したい」とのコメントを出しました。”


認定を求めるシリア人男性は

”原告の1人、ユーセフ・ジュディさんは3年前に来日し、支援者の紹介を受け、さいたま市の住宅に身を寄せています。

ジュディさんによりますと、シリアにいた当時、無防備な市民が政府軍に銃撃され命を落とす場面を目の当たりにし、民主化を求めるデモに積極的に参加するようになったということです。

ところが外出していたある日、政府の治安部隊がジュディさんを逮捕しようと自宅を捜索していると知人から連絡を受けました。

身を潜めたジュディさんは、周囲から「家族にも危害が及ぶので逃げたほうがいい」と説得され、妻や子どもを残して国外に脱出するしかありませんでした。

先にシリアを離れていた弟を難民として受け入れたイギリスに向かうつもりでしたが、頼ったブローカーの手配でたどり着いたのは日本の空港だったということです。”


”ジュディさんには人道上の配慮から在留資格が与えられました。

ただ、1年ごとに更新が必要で、5年間の在留資格や職業紹介などの支援が受けられる難民には認定されませんでした。「デモに参加した程度で、シリア政府から迫害を受けるおそれは認められない」という理由でした。”


”ことし1月、家族を呼ぶことは許可され、妻と幼い2人の子どもを日本に迎え入れました。

しかし妻のファルハさん(29)は日本語が理解できないため家に閉じこもりがちで、「買い物に行ってもこれをくださいとも言えず、外に出るのは難しいです」と話しています。

ジュディさんも安定した仕事が見つからず、今後の生活に不安を抱えていて、「迫害されるおそれがないと言われるのは納得できない。シリアは壊滅的な状況なので難民として日本にいられることを保証してほしい」と話しています。”


受け入れが多い欧米各国

”4年前、「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が波及したシリアでは、内戦が激化し、国外に逃れた390万人を超えるシリア人難民の受け入れが国際的な課題となっています。

欧米の先進各国は多くの人を受け入れていて、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のまとめによりますと、おととし1年間に、スウェーデンではおよそ1万2000人、ドイツではおよそ8700人に上ります。このうちスウェーデンでは、一定の期間が過ぎれば永住権の申請を認めているほか、語学研修や職業訓練などを提供しているということです。”


”日本でも難民に認定されれば定住者として5年の在留資格が与えられ、日本語教育や職業紹介などの支援策が受けられます。しかし、日本に逃れ難民認定を申し立てたシリア人60人のうち認められたのは3人だけです。

残りの人のうち45人には、人道的な配慮で在留資格が与えられていますが、1年ごとの更新も必要で、日本で生活するうえで十分な支援を受けられているとは言い難いのが現状です。

認定者の数が少ない理由について法務省の難民認定室は、「日本が加盟する難民条約は、政治的な迫害から逃れた亡命者の保護を念頭に置いて制定されたもので、紛争から一時的に他国に逃れた人たちが、必ずしも条約で定義される難民に該当するとは言えない。スウェーデンなどは移民政策の一環として難民の受け入れを積極的に行っており、日本とは状況が異なる」と説明しています。”


「難民政策の在り方議論を」

”元法務省職員でUNHCR=国連難民高等弁務官事務所の駐日代表を務めた東洋英和女学院大学の滝澤三郎教授は、シリアを巡る日本の国際貢献について、「難民の支援に多額の資金を拠出していることは高く評価されるべきだが、難民の受け入れでは先進各国と比べて基準が厳しいのが現状だ」と指摘しています。

そのうえで、1951年に制定された難民条約は紛争難民が急増している現在の国際情勢に合っていないとして、「情勢が変化したのであれば、難民の定義を見直し、より多くの人を救えるような形で運用していくべきで、それが日本のイメージにとっても好ましいことだと思う。今回の提訴をきっかけに、日本の難民政策の在り方について国民的な議論が進んでほしい」と話しています。”


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150317/k10010018461000.html




******引用ココまで*****




※文章一部加筆し、リンクを追加しました(2015.9.4)
 追記2加筆しました(2015.10.2)



byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

by shuklm | 2015-03-24 06:38 | シリア人の友人のこと・難民・シリア関係 | Comments(0)

複雑化する「イスラム世界」。いま1冊読むなら、ズバリ コレ!【追記アリ】

本屋で数えきれないほどのイスラム・中東・アラブ関係本を手に取ってみましたが、その中でも個人的にピカイチはコレでした。


「池上彰が読む 『イスラム』世界」

(株式会社KADOKAWA20147月発行 2015年3月第5版)

b0343370_19561290.jpg

ご存知、「週刊こどもニュース」の元お父さん役、現在は選挙特番の”無双”キャスター、池上彰さん。ココでも物凄く分かりやすく解説して下さってます!



なぜ自分がコレをピカイチと思ったのかと言いますと、


①予備知識全くナシでもOK

「そもそもイスラム教ってなんだっけ?」的なギモンから答えてくれる。


②複雑な事柄も、「イスラム原理主義って何だ?」といったトピックごとに短く区切られているので、スキマ時間に気軽に読める。


③トピックごとに、必ずイラストや国・地域の基礎データ(地図、人口、宗教など)がセットになっているので、イメージしやすい。


それこそ、「週刊こどもニュース」的な、「結局、簡単に言うとどういうことなの?」っていう視点で作られているので、「知れば知るほど暗い気分になる」のではなく、「知れば知るほど『なるほど!』と関心が出てくる」のがスゴイ。



どこからでも自分の興味のあるところから読めるのがまた有難い。

2014年初版なので、今月のチュニジアやイエメンなどの最新時事まではもちろんカバーしきれない部分もありますが、ニュースを見る時に手元にあると、その背景の理解にとても役立ちます。

「ははあ、今こうなっちゃってるのにはそういう理由があったんだ~」とか、

「こういう風にシンプルに説明すればいいんだ!」とか、物凄く勉強になります。



【追記】「なぜ自分がコレをピカイチと思ったのか」という理由が全く書かれていなかったので、青字の部分を書き足させていただきました。写真もなぜか冒頭の一枚が見出しで表示されないのでUPし直しました(2015.3.23




byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ  

にほんブログ村  人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-03-22 21:35 | オトナの自由研究 | Comments(0)

【シェア】続報:「イスラム国」という呼称の使用を中止するよう求めるキャンペーンがAERAで紹介

先日シェアさせていただいた、「『イスラム国』という呼称の使用を中止するよう求めるキャンペーン」が、AERA最新号で紹介されたそうです。



チュニジアやイエメンで惨事が続き、心あるイスラム教徒までも排斥されてしまうのではないかと危惧しています。

イスラム教への誤解や偏見がこれ以上広がらないよう願って、引き続きシェアさせていただきます。




なお、こうしたキャンペーンに否定的なご意見の方がいらっしゃることも承知しておりますので、私の個人的意見も付させていただきます。



【キャンペーンに批判的なご意見の方々へ】

私個人は、「いま日本で頻発しているムスリムへの嫌がらせ・脅迫・ネット上の心無い言説を少しでも減らしたい」と願って、ひとつの手段として賛同しました。日本で生活しているムスリムの方々からの「イスラム国という呼称はイスラム教全体への誤解や偏見を招くので中止してほしい」という声に応えたいという主旨を、どうかご理解いただきたく、お願いする次第です





***引用ココから***



AERAで本キャンペーンが紹介されました!


2015年3月18日 —

AERA '15.3.23号に「『イスラム国』と呼ばない」という記事が掲載され、本キャンペーンが紹介されました。

通常このような社会運動はメディアの力を借りて行うことが有効ですが、本キャンペーンはそのメディアに対しての行動を求めるものであるため、どのように活動を進めるか、手探りの状態が続いています。

そんな中、メディアのひとつである週刊誌AERAでこのような記事を載せていただいたことには本当に感謝しております。記者の方と話し合う中で、マスコミ各社の中でも様々な議論があること、またこうした社会運動に対して、ある種の警戒感も持っているということも窺い知れました。

誠意ある対話の中で、本キャンペーンの目的を達することができるよう、粘り強い取り組みを続けたいと考えております。

----------

(記事中より一部引用)

東京都板橋区議の中妻じょうたさん(民主党)は、今年2月から、ネット上で「イスラム国」の呼称使用中止を求める運動を始めた。ムスリムの親しい友人が地元にいる。彼らが苦しんでいるのを何とかしたい。賛同者が千人集まれば十分と思っていたら、すぐ2万人を突破し、3万人に近づく。予想以上の反響だった。各マスコミに賛同者名簿を送り、「イスラム国」表記の考え方をただすつもりだ。

(中略)

「目の前に差別や人権問題が起きているのに、名称の正確性がどこまで優先すべき問題なのでしょうか。『イスラム国』以外の名前で呼んでほしいだけ。かたくなに拒む理由がわかりません」

一方、日本のイスラム学者の間でも「『イスラム国』と呼ぶだけで誤解してしまうのは単なる勉強不足で本質的問題ではない」として、現状維持を唱える人もいれば、「中東でもイスラム国と呼ばない人がほとんど」と呼称変更を支持する人もいる。

「彼らはムスリムではない」という主張もあるが、イスラム社会から生まれた集団であることに変わりはない。日本人がイスラム教について理解が乏しく、ネガティブな情報が染み込みやすい特殊事情もある。呼称問題を「言葉狩り」に終わらせず、政府、メディア、民間が対話を重ね、イスラム理解を高める方向を模索するべきだろう。

----------

日本放送協会: 「イスラム国」という呼称の使用を中止するよう求めます!

過激派組織「ダーイシュ」または「ISIL」「ISIS」によるテロ行為により、日本人人質が殺害されるという許されざる事件が起きましたが、このテロ組織を、日本のほぼすべてのメディアが「イスラム国」と呼称し、連日この名前で報道を続けてい...

HTTPS://WWW.CHANGE.ORG

貼り付け元 <https://www.change.org/p/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%94%BE%E9%80%81%E5%8D%94%E4%BC%9A-%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%9B%BD-%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%91%BC%E7%A7%B0%E3%81%AE%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%82%92%E4%B8%AD%E6%AD%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99/u/10087826?tk=PrwA7VuVE3g2C6gerJydqSqOZ820d3Sakj19b5zrCD8&utm_source=petition_update&utm_medium=email>


*********引用ココまで***



byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ  

にほんブログ村  人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-03-21 14:29 | 「テロ」・IS・イスラム・宗教について | Comments(0)

イラク攻撃から12年目の3月20日に。「やったもん勝ち」を繰り返させないために、国際法廷でイラク戦争とガザ攻撃を裁くべき。






■「なぜ欧米の不正義は放置されるのか?」■





イラク攻撃が開始された

2003320日から、

今日で12年。



チュニジアでは一昨日、

国立博物館での銃乱射という

衝撃的な事件が起こってしまいました。




なぜいま、このようなことが

起きてしまうのか。


この日にもう一度、改めて

考えておきたいと思います。




すべてをここで解き明かすことなどできませんが、

ここで問題にしたいのは、


なぜいま、IS(自称イスラム国)の

ような「過激な思想と暴力」が

支持されるのか、


なぜいま、世界中から

若者がISを目指すのか? 


ということです。






その理由の一つは、

物凄く簡単に言えば、

イラク戦争に典型的な

「やったもん勝ち」

ダブルスタンダードが

まかり通ってしまっているから

ではないでしょうか。





イラク戦争の理由は、

「大量破壊兵器を保持しているから」でした。


今では、イラクにはそんなものなど

無かったことが、明白になっています。



イラク戦争に、「大義」はなかった。


にもかかわらず、

実に100万人以上とも言われる人々が

犠牲になりました。





だけど、誰も謝らない。





アメリカは、イラク人を片っ端から

グアンタナモやアブグレイブ収容所に

法的根拠なく拘束し、

虫けらのように扱いました。


捕虜虐待を禁じた国際法も

何もかも無視して。


その収容所に拘束された人たちの

ネットワークが、現在の

IS指導層を形成したことも

わかってきています。





だけど、誰も責任を取らない。





「なんで欧米はやりたい放題なんだよ?


 なんで何やってもお咎めなしなんだよ?


 お前ら、謝れよ!!」




「結局は、やったもん勝ちじゃないか!


 それは不正義じゃないのか?


 俺たちが同じ事をやって何が悪い?!」




という、暴力的な行動の

論拠を与えてしまっている。






欧米のやってきたことは、

どんな理由をつけても、

とても正当化などできません。


でもだからと言って、

ISが何をやってもいい根拠には絶対ならない。





そうであればこそ、

それを説得力を持って言うためには、

やっぱり、


「どんな理由があっても、

戦争だからと言って

何をやってもいいわけではない。


戦争犯罪は、犯してはならない。


もしそれを犯したら、

何者であっても必ず罰せられる。

例外も時効もない」という規範が、

広く流通する必要があると思うのです。




もちろん、今更どんなことをしたところで、

奪われた人生はもはや

どうやっても取り返しがつかない。


だけれども、少なくともせめて、

誤りを認めて謝罪させることくらいはしないと、

どうにも話が前に進まないと思うのです。







■戦争犯罪が裁かれるようにすることが人道的支援では?■





戦争犯罪・人道に対する罪・

ジェノサイド(虐殺)を裁く

常設の国際法廷

(国際刑事裁判所:ICC)では、

これまでにアフリカでの虐殺

などが裁かれてきました。





そしていま、まさにパレスチナが、

昨年夏のイスラエルのガザ攻撃を

戦争犯罪として国際法廷で

裁くことを求めています。



すでに今年1月、パレスチナは

ICCへの加盟を申請。


来月4月には加盟が成立して、

裁判への準備が開始される予定です。





これにはイスラエルが激しく反発。



日本の安倍首相が中東を歴訪した折に、

ネタニヤフ首相は一緒に反対

してくれるよう持ち掛けています。



アメリカも横やりを入れていますが、

自らの罪であるイラク攻撃を

アメリカも謝罪するべきです。




もちろん、イギリスなど

イラク攻撃を実行した国々も、

自国政府の非を認めるのは

困難を極めるでしょうが、


「民主主義と法の支配」を

掲げるのであれば、

少なくともICCの調査は

妨害しないのがスジでしょう。




安倍首相は、今年1月に起きた

ISによる日本人人質殺害について、

「犯人の『テロリスト』には、

司法的に罪を償わせる」

「法の裁きを国際刑事裁判所に訴える」

と国会で答弁しました。




本当に、そうすべきだと思います。





しかしその「法の裁き」は、

誰に対しても平等でなくては

全く説得力を持ちえません。



そうであればこそ、

その前に裁かれ、

償わすべきことが

あるのではないでしょうか。




私たち日本人は、

「一方的に巻き込まれた被害者だ」

と言うことは、もうできないし、

そんなことを言っても

通用しないと思うのです。




だからこそ、そのことと向き合って、

「日本も、あの時アメリカに

賛成したのは、間違いだった」と

認めたうえで、


「一度誤りを犯してしまったが、

今度は違う支援をさせてほしい。


すべてを償うことは出来ないけれど、

これ以上の犠牲は出さないようにしたい。

出来る限りの補償をさせてほしい」と、


伝えていくことが必要なのではないでしょうか。





政府が「人道的支援」と言うのなら、

まずは「人道に対する罪」を

国際的に平等に裁くように

支援するべきだと思います。





byしゅくらむ


シュクラム」はアラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へにほんブログ村 人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-03-20 23:58 | 「テロ」・IS・イスラム・宗教について | Comments(0)

【時事】私見・イスラエル選挙結果。ガザ攻撃で吹き荒れた逆風を乗り越えて、示された民意。





これが一番ビジュアルでわかりやすかった! 

選挙前・選挙後の議会内勢力図

(産経新聞ネット版 318日・19日記事より拝借)



▼前回の選挙結果 




▼今回の選挙結果 

b0343370_18454737.jpg


中東の将来を大きく左右するイスラエル国会選挙の

大勢が確定しました。





「与党リクード(強硬派)が接戦を制し、30議席。

1党を確保し、政権維持の見込み。


選挙直前に優勢とされた中道左派連合は、

予想に反して伸びず、24議席で第2党にとどまる。


和平に否定的なネタニヤフの続投で、

中東和平はさらに難しくなるだろう」

といった報じられ方をしています。





確かに厳しい状況なのですが、

あえてニッチな私見を書かせていただきますと。





あまり取り上げられていないのですが、

選挙前と比べると、実は、

「和平派」全体としては盛り返しているんです。


だって、前回の選挙では、大躍進した極右勢力が

25議席を占めてたんですよ? 






グラフで見る「和平派」の倍増



▼前回、2013年の選挙結果 


赤の部分 極右宗教政党「ユダヤの家」12議席+極右政党「わが家イスラエル」13議席


これら極右の議席は、今回半減しました。


その票はリクードに持っていかれたので、

結局、議会内での右派(下のグラフ 赤の部分)

優勢は変わっていないのですが。



でも、下のグラフの青の部分を見て下さい。



▼今回の選挙結果



青の部分は、中道左派と左派、つまり和平派です。


今回、事前に優勢とされた中道左派シオニスト連合

(「労働党」「ハトヌア」)が獲得したのは、24議席。

前回の極右なみの数です。



さらにここに、「アラブ系・その他」の18を合わせると、

合計42議席。

青(和平派)全体としては、改選前21議席に比べると、

倍増してるんです。




ちなみに、グレーの部分「中道」に入ってる

「イェシュアティド」も、

「イスラエルとパレスチナの二国家共存による平和の実現」

を掲げています。





あえてざっくり言わせてもらうと、

パレスチナとの共存を是とする勢力としては、53議席。


議会のほぼ半分近くまで達してるんです。





グラフの貼付元:産経新聞ネット版 318日・19日記事↓

http://www.sankei.com/world/news/150318/wor1503180014-n1.html

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1503190003.html


ちなみに産経データのニュースソースは、

イスラエルの大手左派新聞「ハアレツ」のようですね。





アラブ系政党の躍進。パレスチナ系とユダヤ系が手を取り合う




左派の議席を底上げしたのは、

「アラブ系・その他」の勢力。


アラブ系政党が2ケタ議席を獲得し、

第3党確保というのは、実は

イスラエル始まって以来の「歴史的快挙」とのこと。




『イスラエル総選挙でアラブ系統一会派が歴史的躍進』 


”イスラエルのアラブ系政党や極左政党などが加わった前例のない統一会派が、総選挙後の第3の政治勢力に躍進する勢いだ。”


”17日に投開票が実施されたイスラエル総選挙では、

アラブ系、ユダヤ系双方の左派運動家、

パレスチナ民族主義者などが初めて手を組んだ

アラブ系主体の「ジョイントリスト」が、

出口調査の結果、13議席を獲得する見通し”


"テルアビブ大学の学生でジョイントリスト支持者の

タレク・アワドはアルジャジーラに答えている。


「アラブ系とユダヤ系の平等を求め、

女性の権利を促進させる。

平和と民主主義の政党だ」"


exciteニュース Newsweekネット版 318日付

http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150318/NewsWeekJapan_E145791.html





この”前例のない統一会派”が結成されたのは、

選挙法が小政党に不利に改正されたため、

議席を確保するために合体したという背景もあったようです。



しかしいずれにせよ、

パレスチナ系とユダヤ系が初めて手を取り合い、

「アラブ系とユダヤ系の平等」を掲げて支持を得たのは、

この時期、とても重要なことだったと思います。


特に、昨年夏から和平派とアラブ系住民には、

逆風が吹き荒れていたからです。






逆風と分断の中で




昨年2014年夏、イスラエル軍によるガザ攻撃の時、

「パレスチナへの殺人を止めるべきだ」と

声を挙げた人たちに対して、

「お前ら、そんなこと言うならイスラエルから出ていけ!」と

罵声が浴びせられ、イスラエル人同士の対立が先鋭化していました。


その現場の生々しい様子が、こちらの動画で見れます↓



「イスラエルVSイスラエル」 

https://www.facebook.com/video.php?v=511805352294310&pnref=story




また、アラブ系住民とユダヤ人が共に学ぶ学校は

極右の襲撃の標的となり、

子供たちも日々危険に晒される

非常に厳しい状況が続いていました。



しかしそれでも、

(迫害を経験した)ユダヤ人として、

アラブ人を排斥することはやってはならない」と

抗議する声も、確かに消えずにあったのです。





今回、逆風を乗り越えて、

イスラエルの人たちが、「少なくとも

これ以上のパレスチナとイスラエルの衝突を望まない」

という意思を選挙で示したことに対して、

私は敬意を表したいです。




イスラエルにも、多様な意見が存在していて、

いまも共存の努力を諦めていない人たちが

いることは、忘れないでいたい。





もちろん今後、

強硬派によるさらなる逆風も予想され、

まったく楽観はできません。




ですが、そういう時だからこそ、

この人たちが和平への意志を保ち続けらえるように

「国際社会」が見守り支えていくことが、

本当に必要だと思うのです。




byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

by shuklm | 2015-03-20 19:02 | イスラエルサイド(現地レポ等) | Comments(0)

前回記事への反省

前回、「イスラエル総選挙 結果予想投票、実施中です」という記事をUPしました。


イスラエル選挙への皆さんの反応を知りたくて、「人気ブログランキング」上の投票トピックを作成したものです。

回答・コメントをいただいた方、ありがとうございました。


ただ、「人のところの選挙をどうこう言える立場なのか?」と己を省みると、客観的な評論がこのブログの目的ではなかったはずなのに、あたかも競馬予想のような軽々しい呼びかけ方をしてしまったのではないか、と反省しています。


記事を削除することも考えましたが、コメントをいただいた方もいらっしゃるので、投票結果はそのまま残させていただきます。


今後、改めて、自分のブログの主旨を考えながら運営していきたいと思っております。

そんな呼びかけにもかかわらず答えていただいた方々には、重ねて御礼申し上げます。

有難うございました。




byしゅくらむ

シュクラム」はアラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へにほんブログ村 人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-03-20 19:00 | 時事・ニュース | Comments(0)

【時事】イスラエル総選挙・結果予想投票、実施中です

はじめて投票トピックを作ってみました。よろしかったら、投票ください。

b0343370_19201504.jpg
気ブログランキング 投票アンケート

イスラエルの総選挙 結果は? 和平への影響は?

パレスチナ和平の行方を左右するイスラエル総選挙。「和平推進派が優勢」と報道されていますが、あなたはどういう結果になると思いますか?和平の推進を期待しますか?変わらないと思いますか?理由もお願いします。

参考URL: ここに注目! 「イスラエル総選挙の焦点」…

(NHKニュース・解説:出川展恒 解説委員)


(複数選択可)

  1. 和平推進派が勝利・和平が前進する(ことを期待する)
  2. 和平反対派が勝利・和平は進まない(残念ながら・・・)
  3. 和平推進派が勝利するが、和平が前進するのは難しいだろう
  4. 和平反対派が勝利するが、和平を進めざるを得ないだろう
  5. どちらも痛み分け。状況は変わらない
  6. その他(自由回答)

受付期間 : 2015年03月17日~2015年03月19日

©しゅくらむ

投票はコチラからお願いします↓

http://blog.with2.net/vote/v/?id=144988





byしゅくらむ


シュクラム」はアラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。


ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へにほんブログ村 人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-03-17 19:21 | 時事・ニュース | Comments(0)