オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

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カテゴリ:オトナの自由研究( 8 )

オトナの夏休み。課題図書はコレ! 「国民投票」と「新・国防論」☆







いささか挑発的な、しかし本質を突いてる

必読書をもう一度読み返してみます。


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◆今井一さん著 


「解釈改憲=大人の知恵」という欺瞞

9条改憲で立憲主義を取り戻そう~




今井さんは国民投票についての第一の論客。


9条がありながら解釈改憲がすすむ

理想と現実の乖離にもうこれ以上目を背けるべきではない、という鋭い問題提起。




国民投票概念図。同書より▼

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◆伊勢崎賢治さん著

『新・国防論 ~9条もアメリカも日本を守れない~』


PKOなど国際紛争解決の現場から語るリアル!

これを抜きに護憲も改憲も語れない。








さて。気になることは山ほどあるのですが、

参院選で体調を崩したので、レストアのため、

しばらくこのブログもお休みをいただきます。


国民投票へむけて蓄電して、また戻ってきます。

それまで覚えていていただけるととても嬉しいです。





【当ブログ内関連記事】


201555UP記事  憲法の日WEEKに。「国民投票でガチンコ勝負を!」 

http://syuklm.exblog.jp/24443491/





byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-07-16 16:40 | オトナの自由研究 | Comments(0)

内輪もめは「敵」を利するだけ。「アド・アストラ」に見る分断戦略。




漫画ネタでスミマセン。


でもコレ、現在進行形の事態にすごく当てはまると思ったので。




歴史上に名高い、ハンニバルVSスキピオの対決を描く「アド・アストラ」▼

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希代の軍事的天才ハンニバルに

大敗北を喫したローマでは、

その後の対応をめぐって世論が二分。



「かつてない強敵ハンニバルに勝つためには、

ローマ人は貴族も平民も一致団結して、

みっともなくても持久戦で対抗するしかない」

という現実的な主張を言う人間に対して、


「裏切り者」「ハンニバルの回し者」と

批判が集中します。




この中で、若きスキピオが、

ローマ人の諍いに割って入るシーンがコレ。



「お前こそハンニバルの手先じゃないのか?」と投げかけると、

お互い疑心暗鬼となるローマ人たち。



実はコレ、ローマ人を我に返らせる

ためのウソだったのですが。





▼「俺は今の一言で 皆とこの男の間に

  疑念という名の楔を打ち込み 分断した



「これは一般に 分断戦術と呼ばれる

 戦場や統治支配における基本戦術だ」

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▼「手に負えないほどの巨大な相手でも

 分断すれば力も削げる上

 個別撃破することも可能になる」



「大量の麦を小分けにして運ぶのと理屈は同じだ」




「わかるだろ

 こうやって貴族と平民が分断状態にあれば

 ハンニバルを利することになるんだ」


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現在、安保法制に反対する人たちの中で、

同じような対立が起こってます。





たとえば、前回記事でもご紹介した「新9条」。



政権の暴走や恣意的な戦争をさせない

ための提案なのですが、


これに対して、

「改憲をこっち(平和運動の側)から

言い出すなんて、相手の思うツボだ」とか

「そんな主張をする奴はウヨクだ」とか

非難する人たちが少なからずいるそうです。




そうやって「コチラ側」と

「あちら側」に区別することが、

まさに分断。




コチラで勝手に分裂して「バラバラな麦穂」になってたら、

「かつてない強大な敵」に勝てるわけがない。




それこそ、自発的に「相手」を

利することにしかならないでしょ。





「安保法制に反対するなら、

まずはどんな人でも一緒にやる」、

そこで束になってまとまらないと、

そもそも選挙でも勝てないでしょ。




「小異を捨てて大同につく」んじゃなく、

「大異を捨てて大同を創りだす」つもりで。





「選挙に勝てばメデタシメデタシ」じゃない。

政権の暴走にストップをかけるだけじゃない。




そこから先を考えましょうよ。






PS

いやでもホントにいろいろ

考えさせられて面白いですよ、

アドアストラ。



ローマ軍人の功名心や野心などの

心理的要素まで計算に入れた

ハンニバルの知略。


威勢のいい好戦派を支持する

ローマ市民、などなど。



いつの時代にも起こりうる

ケーススタディが満載。



単純に歴史漫画としてもおススメです
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byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-03-19 20:57 | オトナの自由研究 | Comments(0)

当ブログINDEX(2016年の月別テーマ)





今年は、月ごとのお題を決めてみました。

ざっくりこんなカンジで。





1月  IS・「テロ」・宗教


2月  「愛国」と安全保障・国際貢献


3月~4月 パレスチナ産品&レシピ・

      日常スケッチ・

      サッカーW杯予選


5月 改憲と国民投票


6月 イスラエルサイド・和平


7月 参院選・

   ラマダン明けとイスラム教


8月 「敗戦」と「独立」


9月  震災と虐殺・ヘイト


10月 未定


11月 アメリカ大統領選・日米同盟


12月~1月 宗教と無宗教






もちろん折々、閑話休題も挟みつつ。


また、その都度しゅくらむが気になった時事ネタも入れますので、

あくまで希望的目安ということで…(笑)。



変更の段は、何卒ご容赦ください。






どうか大きな事件や犠牲がこれ以上ないよう、

予定通りに書けるといいなと願っています。





byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-02-03 21:46 | オトナの自由研究 | Comments(0)

2016年。今年、取り上げたいこと・向き合いたいこと。「テロ」・宗教・安全保障、そして和平。





去年の当ブログでは、

シリアや日本の安保法制やPKOまで内容が広がりましたが、

自分の中ではすべて繋がっているひと連なりでして。




パレスチナ・イスラエル現地へ行ったからこそ、

「日本にしかできない国際貢献がある」と気づかされたし、

現地へ行ったからこそ帰国後にシリア人の友人と知り合えた。


その縁に報いたくて書くことで自分の世界も広がり、

心ある方々とさらに出会うこともできました。





ですので、その時々で個人的に気になった事を書く

というスタンスは変えずに参りたいと思っております。






今年、特に向き合いたいのは、以下3つ。






1■ ISと「テロ」、宗教とカルトなど



なぜ若者はISなどの過激派を目指すのか?

彼らとどう向き合っていくことが出来るのか?

彼らを生み出した現実をどう変えていくことが出来るのか?

まずベルギーやデンマークなどでの取り組みをお伝えしたい。



また、自分自身の宗教遍歴

(キリスト教系新興宗教→仏教→イスラム教→無宗教)と

渡り歩いてきた経験から自分なりに感じたことも書いてみます。







2■ 国際貢献、安全保障と自衛隊、改憲と国民投票など




パレスチナ・イスラエル・シリア・イラク・アフガンなど

「中東からの眼差し」が教えてくれた

「平和国家日本の進むべき道」について、さらに深めたい。



今年7月の参院選について、安倍政権は「改憲を争点に」と明言。

憲法や安全保障の議論がさらに活発化するでしょう。


この際だから、具体的なコトをちゃんと

詰めていく必要があると思うんです。




例えば、じゃあ南シナ海でどう対応すべきなのか?

憲法や自衛隊はこのままでいいのか?

中国などアジアや世界とどういう付き合い方をしていけばいいのか?



現実と真正面から格闘している方々の言葉や本から学んだことをご紹介していきます。







3■ パレスチナ・イスラエル和平の手掛かりを探す




現地を訪れてから14年の間に考えてきたことを

まだ書き尽くしていないので、

「ここまで出し切れたら本望だっ!」と思えるまでは

書き続けさせていただきます。


しつこくてすみません。







いま必要と感じた本、読みかけ&読もうとしている本。


前回記事で「世界情勢は分析不可能」と書きましたが、

世界がどうしてこうなっているのかは自分なりに知りたいので。

学んだことはまた折々書きますね。






で。



去年はどんどん長文化してしまったので、

初心に帰って、なるべく短くシンプルに、

「ひとくちサイズ」でお届けすることを心掛けたいと思います。

  ↑

ココ重要!





おつきあいいただけると幸いです。






【当ブログ内関連記事】


シリア関係


20152UP記事  シリア人留学生の言葉2。イラク攻撃直前にきいた、「イラクと独裁者と中東の民主化」のこと。

http://syuklm.exblog.jp/24177306/


その他、シリア難民やシリア映画などについてまとめました。

カテゴリー「シリア人の友人のこと、シリア関係」↓

http://syuklm.exblog.jp/i10/


日本の国際貢献・憲法・自衛隊・安全保障など

20155UP記事 パレスチナが日本に望んでいた、「東ティモールのような支援」とは? ↓

http://syuklm.exblog.jp/24534571/


20154UP記事  【時事】「国際平和支援」の最前線。報ステ「緊迫のコンゴPKOに密着」 ↓

http://syuklm.exblog.jp/24409230/


2015年9月UP記事

「賛成議員を落選させよう」。でもそれだけでいいのか? 70年越しの宿題=「軍隊を持つのか・持たないのか」に向き合おう。

http://syuklm.exblog.jp/24926841/



2015年8月UP記事

「なんでそんな遠い所のことを?」 社会で働き、20年。人生ままならないからこそ、伝えたいこと。~戦後70年の8月に~ 

http://syuklm.exblog.jp/24771441/




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by shuklm | 2016-01-10 14:48 | オトナの自由研究 | Comments(0)

複雑化する「イスラム世界」。いま1冊読むなら、ズバリ コレ!【追記アリ】

本屋で数えきれないほどのイスラム・中東・アラブ関係本を手に取ってみましたが、その中でも個人的にピカイチはコレでした。


「池上彰が読む 『イスラム』世界」

(株式会社KADOKAWA20147月発行 2015年3月第5版)

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ご存知、「週刊こどもニュース」の元お父さん役、現在は選挙特番の”無双”キャスター、池上彰さん。ココでも物凄く分かりやすく解説して下さってます!



なぜ自分がコレをピカイチと思ったのかと言いますと、


①予備知識全くナシでもOK

「そもそもイスラム教ってなんだっけ?」的なギモンから答えてくれる。


②複雑な事柄も、「イスラム原理主義って何だ?」といったトピックごとに短く区切られているので、スキマ時間に気軽に読める。


③トピックごとに、必ずイラストや国・地域の基礎データ(地図、人口、宗教など)がセットになっているので、イメージしやすい。


それこそ、「週刊こどもニュース」的な、「結局、簡単に言うとどういうことなの?」っていう視点で作られているので、「知れば知るほど暗い気分になる」のではなく、「知れば知るほど『なるほど!』と関心が出てくる」のがスゴイ。



どこからでも自分の興味のあるところから読めるのがまた有難い。

2014年初版なので、今月のチュニジアやイエメンなどの最新時事まではもちろんカバーしきれない部分もありますが、ニュースを見る時に手元にあると、その背景の理解にとても役立ちます。

「ははあ、今こうなっちゃってるのにはそういう理由があったんだ~」とか、

「こういう風にシンプルに説明すればいいんだ!」とか、物凄く勉強になります。



【追記】「なぜ自分がコレをピカイチと思ったのか」という理由が全く書かれていなかったので、青字の部分を書き足させていただきました。写真もなぜか冒頭の一枚が見出しで表示されないのでUPし直しました(2015.3.23




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by shuklm | 2015-03-22 21:35 | オトナの自由研究 | Comments(0)

旅のタイムカプセル 



2015年改めまして、

遅ればせながら明けまして。


今まで読んで下さった皆様、

またお会いできて嬉しいです。


初めての皆様、

訪問いただいき有難うございます。

よろしかったら、今後も時々

覗いて見ていただけると

とても嬉しいです。





2014年 7月のガザ攻撃の時。





次々と飛び込んでくる現地の惨状のニュースと、

「解決の糸口は見えないままです」

といった解説に対して、

毎日のようにテレビに向かって叫んでいました。



それがすべてじゃないよ!


 毎日ずっと戦争やってるわけじゃないんだよ!


 それ以外の日常生活があるんだよ!」と。





そして、そうした報道について、

「暴力はイカン」

「仲良くすればいいのにね」

といったコメントが付く度に、

「知らないのに簡単に言うな!」と

また怒ってました。




でも



よくよく考えたら、自分だって、

現地に行くまで、知らなかったんです。


自分だって、

「テロと報復の連鎖」って思ってたんです。


「ずっと戦闘が続いている大変なところ」って。




行ったことがない人だったら、

知らなくて当たり前




「報道と違う現地の姿」を探して、

2002年訪問した時の写真や

ツアーの報告書などを

引っ張り出してみました。




パレスチナ・イスラエル現地で

手に入れたガイドブックやら

パンフレット、

破壊された小学校で拾った教科書の破片、

土産物屋で買った絵葉書、

カレンダー、テレホンカード等々…

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10年位ぶりにそれらを手に取った時、

突然タイムカプセルが開いたように、


「私が見た、この人たちが生きてた、

生活のディティールを伝えたい」

という想いが、猛然と湧いてきました。


それこそ、小ネタみたいな、

日常の些細なコトまで伝えたい。



いや、むしろ、些細なディテール

こそが大事なんじゃないかと。





そして同時に、どうしても伝えて

おかなくてはと思ったのが、


パレスチナの人たちが日本に対して、

ものすごい親愛の情を寄せてくれていたことです。


どこへ行っても日本人とわかると

驚くほどの大歓迎を受けました




「日本人が来ている」と聞いて、あっというまに集まって来た地元の人たち。

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パレスチナの人からみた日本は、

戦争で廃墟になりながらも、

戦後奇跡の復興を遂げた平和国家」で、

ついには世界第1位にまで経済成長した、

「アジアの優秀な兄貴分」。


自分たちアジアの代表のように捉えてくれていました。




私はこのことを現地で知って、

目から鱗が落ちまくって、

一気に前が開けた気分でした。




こんなにも、思われていたなんて。




もちろん、そこには多分に

美しい誤解含まれているでしょうが、

それでもこれは、日本が持って

物凄い無形の財産だと思います。




だから、「日本は、実はこんなに友人を

持っているんだよ」ということを

声を大にして言いたいんです。


「アメリカしか味方がいない、

他に守ってくれる人がいない」と

思い込んでいる(思い込まされている)

かもしれないけれど、そんなことはないよ、と



彼らから受け取った思いを、

これから先、どうしたら活かしていけるのか。


それを改めて考えたいと思うのです。






20026月の訪問後、私は

パレスチナ・イスラエルには行っていません。


ずっと現地で支援するという方法も

あるけれど、私にはそれは出来ませんでした。



いまは、私自身は、

日本に生まれ育って

日本という地政学的・歴史的な

バックグラウンドを持った人間が

日本で暮らしながら何ができるのかを

考えていきたいと思っています。



その展望や可能性を、この場で

少しでも共有できるなら幸いです。






【関連記事】親日感情・日本への期待


201489UP   「日本は、『アジアの兄貴分』。」

http://syuklm.exblog.jp/23127427/


201489UP   「原爆の日に、伝えたい。パレスチナからの伝言。」

http://userconf.exblog.jp/entry/?srl=23127445


2014823UP  トゥルカレム難民キャンプ ・子供たちの歓声」

http://syuklm.exblog.jp/23217981/




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by shuklm | 2015-01-10 08:30 | オトナの自由研究 | Comments(0)

「ほぼ、隔日刊。パレスチナ・イスラエル」

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on June 7, 2002, in Jenin Camp, WestBank,Palestine

200267日、パレスチナ自治区。 

ヨルダン川西岸地区、ジェニン難民キャンプにて 著者撮影


この7月から、毎日毎日、パレスチナとイスラエルについて、暗いニュースと、展望の見えない解説が繰り返されました。


気が滅入ってしまう、そんな時に、

ほんの少しでも、マスメディアと違う現地の姿を目にしたり、違う面を知ったりしてもらえれば… と思い、無謀にも始めたこのブログ。

停戦が続いていることは歓迎すべきことなのですが、目に見える大きな戦闘が収まると、またフェードアウトしてしまうことを危惧しています。


「自分たちは世界中から見捨てられていると感じることが、何より辛い」と、パレスチナの人たちは口々に語っていました。

一方で、攻撃や占領に反対するイスラエルの良心的な人達の思いや、普通に暮らしているイスラエルの人達の声にも、現地で触れました。


彼らの声が、置き去りにされてしまわないように。


ほんのちょっとだけ、数日に一度、1分でもいいから、現地に思いを馳せる。

ほんの少しだけ、自分にも思いを巡らせる。

そのための、「小さな窓」でありたい、と願っています。


リアルタイムの報道でもなく、コラムとさえ呼べない、本当に吹けば飛ぶような、ささやかなこの場ですが。「ほぼ、隔日刊 パレスチナ・イスラエル」というカンジで、「忙しい方でも、1分で読める記事」を目指して、あえてささやかに続けていきたいと思っています。引き続き、お付き合いいただけますと幸いです。




※お蔭様で、開設1か月少々で、2,000アクセスいただいておりました。

 本当に有難うございます。

 現地へ関心を寄せる方がいて下さることを、嬉しく感じています。

 背中を押していただいた思いで、ブログランキングに登録などしてみました。

 一人でも見て下さる方がいらっしゃる限り、それを支えに、

 とりあえず思うところを書き尽くすまで、やっていきたいと思います。


byしゅくらむ


by shuklm | 2014-09-17 21:19 | オトナの自由研究 | Comments(0)

深掘りしたい方に、おススメ図書など。

ここまで停戦と和平について、にわか勉強で書いてきました。


私は、その道一筋の中東専門家でも研究者でもありません。すべてを語れる立場にいるわけではありません。

今この瞬間も、現場で奮闘されているジャーナリストの方々や、長年深く関わってこられた先達の方々に、敬意を表する者です。

もし興味を持たれた方、もう少し深堀りしたいと思われた方は、そうした方々の著書やWEBを、どうぞご覧いただければと思います。


ご参考までに、個人的なおススメをいくつか。

まず、高橋和夫さんの著書を2冊。

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『アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図』(講談社現代新書・1992年刊)


私自身、そんなにたくさんのパレスチナ本を読みこんだわけではないのですが、「パレスチナ問題に初めて接する人の入門書として、あえて1冊選べ」と言われたら、大変勝手ながら、これがイチオシだと思っています。

一番わかりやすく明快でした。


「様々な立場からの批判を公平に受ける」ことを期して書かれたそうですが、その通り。フラットな視点で書かれています。

私が現地を訪問する前に読了していたのは、この1冊だけでしたが、「パレスチナ・イスラエル 2者の対立」という構図ではない、複眼的な視座を得てから行くことができました。



上記入門書の続編・バージョンアップ版ともいえるのが、『そうだったのか! パレスチナとイスラエル』(幻冬舎・2010年刊)。


例えば、「パレスチナ問題をひとことで言うとすると」、イスラエルの平和運動家の説明が紹介されています。


「燃える家の二階の窓から飛び降りたら、下を通りかかった人がいて、その人がケガをした」。

「燃える家はヨーロッパであり、しかたなく窓から飛び降りたのがユダヤ人であり、巻き添えでケガをしたのがパレスチナ人」という訳です。

もちろん、パレスチナにとってみれば、ケガをした位では済まないのですが、今の事態を国際政治から解き明かすと、ものすごく合点がいきます。


この2冊は、ブログを書くときに、常に脇に置いて辞書的に使わさせていただいています。



【深掘りしたい方へのおススメ本等は、今後折々ご紹介させていただきます】


byしゅくらむ


by shuklm | 2014-09-15 20:25 | オトナの自由研究 | Comments(0)