オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

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カテゴリ:時事・ニュース( 28 )

アラブ世界への呼びかけ、ライブ配信中:【時事】IS(イスラム国)による日本人拘束事件

1月28日19時から、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)の緊急声明 

アラブ世界へ向けて、アラビア語と日本語での呼びかけ ライブ配信中です ↓

http://www.ustream.tv/channel/ourplanettv-ch1



それぞれの思いを語られています。

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また、あわせてJVJAによる2つ目の声明(1月25日付)

「両者の非暴力による対話は、十分に可能なのです」というメッセージも、

豊田直己さんからの言葉と合わせて張らせていただきます。



************

”下のアラビア語は

「以下の私たちのメッセージが、多くの皆さんのご協力で

イスラム国とそこに暮らす人々に届くことを願っております。」という意味です。

アラブ人のお知り合いに届けていただければと思います。豊田拝

مساعدتكم وبإسهامكم نأمل توصيل هذه الرسالة الى الدولة الاسلامية والى الذين يعيشون
في المنطقة.http://t.co/JlxHU9BKi4

http://www.jvja.net/JVJA_IS_Statement.htm




後藤健二さんの解放を求める緊急声明


 私たち日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)は、「IS( イスラム国) による日本人人質事件に対する声明」で

2人の解放を呼びかけてきましたが、湯川遥菜さんが殺害された可能性が高いことから、

以下、緊急メッセージをイスラム国および日本政府に届けたいと思います。

 1月24日にインターネットに投稿された湯川遥菜さんの遺体とみられる写真を持つ後藤健二さんの画像を見て、

私たちは悔しさと残念さでいっぱいです。

暴力では何も解決しないと声明を通じて訴え続けてきましたが、残念ながらその願いは踏みにじられました。

 しかし私たちは、残された後藤健二さんの解放を求めて、引き続き訴え続けます。

イスラム国と日本政府が真の交渉を行うことを求めます。

公開された画像と音声メッセージによると、イスラム国は日本政府との交渉を呼びかけていますし、

日本政府も人命を最優先すると明言しています。

両者の非暴力による対話は、十分に可能なのです。

 最後になりましたが、湯川遥菜さんが殺害されたことが事実であれば、ご冥福を祈ると同時に、

彼の犠牲が最後となることを祈ります。

また今も戦渦に直面するすべてのアラブの人たちが、苦難から解放されることを心より願います。



2015年1月25日
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会 (JVJA)




※ 以下に付記するアラビア語への翻訳はカイロ大学日本語科卒業生有志の協力で実現しました。

Emergency Statement Calling for the Release of Kenji Goto

We, the Japan Visual Journalist Association (JVJA), in our previous “Statement on IS (Islamic State) Japanese Hostage Incident” called for the release of the two Japanese hostages. However, due to the high possibility that Haruna Yukawa has been killed, we now make the following emergency statement to the Islamic State and the Government of Japan.
Upon seeing the image of Kenji Goto holding a photograph thought to be of the body of Haruna Yukawa posted on the internet on January 24, we were filled with regret and sorrow. We had been appealing through our statement that violence can not resolve anything, however regrettably this wish was trampled upon.
Yet, we continue to appeal for the release of the remaining Kenji Goto. We call on the Islamic State and the Government of Japan to engage in sincere negotiations. According to the released image and recorded voice message, the Islamic State is seeking to enter negotiations with the Government of Japan; and the Government of Japan has also expressed that human life is the top priority. Non-violent dialogue between the two parties is fully possible.
Finally, if it is true that Haruna Yukawa has been killed, we express our deepest condolences, and pray that he will be the last to be sacrificed. We also sincerely pray that all Arab people living in the midst of conflict be released from their suffering.

January 25, 2015
Japan Visual Journalist Association (JVJA)


貼り付けココまで***






情報が錯綜していて、私も全てを知る立場にありません。
板挟みになっているヨルダンの人たちの心情を思うと、簡単なことは言えません。


とにかく、ヨルダン人パイロットの無事を含め、
思いを同じくする世界中の人たちの思いが、
この声が届くことを切に願います。

読んでいただいてありがとうございます。










byしゅくらむ






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by shuklm | 2015-01-28 23:32 | 時事・ニュース | Comments(0)

【時事】IS(イスラム国)による日本人拘束事件について(追記有り)

今更なのですが、ささやかでも何か出来ることをしたいと思い、シェアさせていただきます。



敬愛するジャーナリスト豊田直己さんが中心となって作成されています。

英語・アラビア語訳も併記され、あらゆるルートでの拡散を呼びかけられています。

可能な方は、ぜひお願いします。




IS( イスラム国) による日本人人質事件に対する声明(1月20日付)

http://www.jvja.net/JVJA_IS.htm










この事件について、多くのイスラム教徒が、

「あのような行為をするのは、イスラム教の教えではない。2人の無事と解放を願っている」と

表明してくれています。




≪追加で張らせていただきます 

 国内最大規模のイスラム教モスクが人質解放を求める祈りと声明 ↓

(1月22日NHKニュース映像より)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150122/k10014885901000.html ≫




イスラム教の金曜礼拝がある今日、

日本に住むイスラム教徒の人たちも、2人のために

モスクで祈りを捧げてくれている姿が報道されていました。




IS(イスラム国)からシリアに逃れてきた難民の人たちも、テレビの取材に答えて、

2人のことを案じる言葉を口にしてくれていました。

自分たちだって、大変なはずなのに。





本当に、心から御礼を言いたいです。




彼らの思いに、私たちは報いることが出来ているのだろうか。





たとえどんな結末になったとしても、

彼らが示してくれた日本への思いは、絶対に忘れてはいけないと思いました。





とにかくいまは、最悪の事態に至らないことを願っています。







PS

なお、報道では、犯行グループについて繰り返し「イスラム国」と呼んでいますが、

まるで一つの国家があるような誤解を広めてしまっていると思います。


中東のことを知る方は「IS」あるいは「ISIS」と表記されていますので、

このブログでも、「IS(イスラム国)」という表記に替えさせていただきます。



PS

先日は、書きかけの記事を誤ってUPしてしまい、大変失礼いたしました。

せっかく見に来て下さった方がいらっしゃいましたら、本当に申し訳ないです。

削除した記事は、よくよく推敲してから別の機会にまた書きたいと思っております。

何卒ご容赦ください。








byしゅくらむ






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by shuklm | 2015-01-23 20:53 | 時事・ニュース | Comments(0)

追記2【時事】フランス風刺週刊紙襲撃事件/パリ・デモの現場からの声 「私はシャルリじゃない」。



素晴らしい文章を見つけたので、ご紹介させて下さい。

シャルリエブド襲撃事件について様々なコラムや意見を目にしましたが、一番、胸を打たれました。






私はシャルリじゃない」 パリ・デモ参加の牧村朝子さん

 2015年1月16日(金)11時7分配信カナロコ by 神奈川新聞

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******シェアココから***



”デモに行くつもりはありませんでした。参加したのは義父母に誘われたから。フランスでは今、シャルリエブドの痛みを自分のものとして引き受ける合言葉「私はシャルリ」が広がっています。私はそれに共感できなかった。


一つには、シャルリエブドの風刺画を面白いと思えなかったから。「こんなに過激なこと描いている俺って自由だぜ」と息巻いているようにしか見えなかった。




もう一つは、みんながそろって同じスローガンを掲げれば、それに共感できない人やイスラム教徒の人が怖い思いをすると思った。「『私はシャルリ』と口にできない自分はおかしいのでは」と思わせてしまうことにもなる。




たくさんの「火種」がある街に出るのは怖かった。でも、イスラム教徒のためでも、フランスのためでもなく、暴力で人を黙らせる行為は許せなかった。「怖い」という理由で家にいるのは暴力に屈することだとも思った。怖い場所にあえて出て行くことに意味があり、「私はシャルリ」というプラカードを持たないことが意思表示だと思いました。”





”事件をめぐっては「表現の自由」か「宗教への冒涜でありヘイトスピーチ(差別扇動憎悪表現)である」という議論になっているけれど、その前に「平等って何だろう」ということを考えた方がいい。


みんながみんな「表現の自由」を叫べるほど平等な世の中ではないからです。「たかが女の言うこと」「どうせイスラム教徒の言うことだ」と耳を傾けてもらえない人がいます。表現の自由を振りかざせる人と振りかざせない人がいる。日本でもフランスでも、世界中のどこでも。”





”行進に向かう途中の駅で目に留まったのは、人混みの中を歩く20代前半くらいの女性でした。

手にしたプラカードを気に掛けながら一人で階段を上っていました。プラカードは壁側に向けられていましたが、やがて人目につくように持ち替えました。



「私はムスリム」


そう書かれていました。




怖かったと思います。実際、女性は周りを気にしてきょろきょろしていた。事件後はモスクが相次いで襲撃されている現状がある。私だって「私はシャルリ」を掲げないだけで怖さを感じた。



でも、だからこそ彼女は行進に向かったのでしょう。「テロに抗議する非移民」「モスク襲撃に反対するイスラム教徒」の対立という単純極まりない見方ではなく、「テロに反対する」という一点で人は非ムスリムもムスリムもなく共存できると示すために、です。”





******シェアココまで***



全文、ネットで読めます↓

http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/kanaloco-20150116-121308/1.htm






周囲と同じでないことを表明することに「怖さ」を感じながら、

実際に現場に立って書いていることだから、物凄い説得力がありました。



私は昨日の朝、いつものようにトイレで神奈川新聞を広げて、

この記事を読んでそのままその場で泣きました。


これまでこの人自身が、いわゆる「セクシャルマイノリティー」という立場から、

圧倒的多数の人に耳を傾けてもらえない状況の中で、

相手に理解を強要するのではなく、

ひとつひとつ言葉を選んで、自分の身をもって通じ合う言葉を紡いできた人だからこそ、このような文章が書けるだろうとも感じました。






こういう人の存在を知ることが出来ただけでも、感謝したいです。






牧村さん自身についての記事も感銘を受けたので、貼らせて下さい ↓


【関連記事】









byしゅくらむ












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by shuklm | 2015-01-17 02:55 | 時事・ニュース | Comments(0)

追記・【時事】フランス週刊紙襲撃事件 「暴力vs表現の自由」の問題なのか?

[写真特集]フランスで370万人が「反テロ」デモ…50カ国の首脳らも参加

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150112-00010000-yjnews-int.view-000



「衝突より融和」を目指す動きが大きく可視化されたことに、まずは安堵しました。



ただ、「私たちはシャルリーだ」という連呼が、イスラム文化圏の人たちを排除してしまうのではないかと危惧していたのですが、

その同じデモに、イスラム教をはじめとして他宗教・異文化の人たちが多く参加していたとのことで、ひとまずはほっとしました。



また、「私たちはシャルリーだ」だけでなく、「私たちはアフメッドだ」というツイートが広がっているとのことで、ぜひ広めたいと思って追記します。


ハフティンポスト 【パリ銃撃】殺害された警察官はイスラム教徒だった↓

http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/09/ahmed-merabet_n_6441186.html


”アフメッド・メラベは人々を守った。彼こそが現代のイスラム教徒の本当の姿だ。殺人者たちは違う。#JeSuisAhmed”






一方で、この事件を機に、

排除を声高に叫ぶ極右(オランダの極右政治家ヘールト・ウィルダース)や、

事実をねじ曲げて敵を排除しようとする首脳(イスラエルのネタニヤフ首相)もいます。





排除と衝突を煽る声には乗らない、というメッセージを発信していく必要があるでしょう。







大切な視点を提供して下さっているブログを、以下に一部転記させていただきました。

ぜひ全文もお読みいただければと思います。





****************

小林恭子の英国メディア・ウオッチ

仏週刊紙襲撃事件 -欧州の価値観の普遍性を問う



”今回の事件を受けて、オランダの極右政治家ヘールト・ウィルダース氏は「欧州の文化的価値を共有しない人は欧州から出て行くべきだ」と、英国のテレビで語った(8日)。「欧州で生まれ育った人はどうするのか?」と司会者に聞かれ、「それでも出て行って欲しい」―。この言葉をどう解釈すればいいのか。


宗教改革を経験した欧州社会にとって、絶対的な権威の象徴だった教会組織をも批判できる自由は妥協できない価値観だ。

しかし、「すべてが風刺の対象になるべき」という主張を多様な宗教、人種で構成されるようになった欧州市民に強いる部分はないだろうか。

「もっと節度のある表現もあってしかるべきではなかったか」という論調を欧州の複数のメディアの一部で目にするようになったのは変化の兆しに見える”


”仏テレビ局「フランス24」の討論番組(7日)で、イスラム教徒の地方議員マジド・メサウデネ氏は「シャルリ・エブドは風刺の度合いが許容範囲を超えていると思う」と指摘する一方で、「そんな風刺を世の中に出す権利は認める。同時に、『許容範囲を超える風刺だ』という自分の意見も社会に存在する権利があると思う」と述べた。


メサウデネ氏も、ウィルダース氏も同じ欧州市民だ。異なる見解を持つ欧州市民同士が同等の立場で互いに譲り合い、歩み寄ってこそ、未来が開けるのではないかと思う。”


貼り付け元 <http://ukmedia.exblog.jp/23327515>





****************


土井敏邦WEBコラム 日々の雑感 325:

「表現の自由」に名を借りた“暴力”(フランス「シャルリー・エブド」襲撃事件)

”言うまでもなく、襲撃犯たちの残忍な殺害は、許せないし糾弾されなければならない。それは大前提だ。

その上で、私には、どうしても消せない疑問が残るのだ。

そして世界中に「言論の自由を守れ!」の声が大きくなるにつれ、私の疑問は次第に増幅していく。



それはあの「シャルリー・エブド」の「表現」は、ほんとうに「守れ!」と叫ぶべき「言論」だったのかという疑問である。”




”今回の事件もまた、世界に、イスラム教とそのイスラム教徒たちへの差別意識や恐怖心、憎悪の感情を増幅させるだろうし、その「イスラモフォビア」を世界に広げるために利用しようとする個人や組織を活気づかせるだろう。

実際、事件直後からフランス内外でイスラム教徒やモスクへの襲撃が頻発している。

また政治指導者たちの中には、己の政策推進のために、欧米社会で起こったこの事件(アフリカやパキスタンでの事件より、欧米で起こったこの事件は比較にならないほどその衝撃度が大きい)を利用する者も出てくることは間違いない。”



”国際社会でハマスを「危険なイスラム過激派」と同一視させる手法はイスラエルの政治指導者たちの常套手段だ。

実際、ネタニヤフ氏は昨年9月、国連総会でこう発言している。

「ISIS(イスラム国)とハマスは同じ狂信者たちだ。ハマスはISIS(イスラム国)。ISIS(イスラム国)はハマス。

(ハマスを擁護する)国連人権理事会はテロリスト理事会となった」

氏は、ハマスがISISと違い、住民の抵抗運動の中から生まれ、住民の強い支持があり、民主的な選挙で選ばれた組織であることは無視する。

また2009年8月にアルカイダ系の組織「神の兵士」がラファで「イスラム国」を宣言したとき、ハマスがこれを武装制圧し、自分たちとアルカイダ系の組織とは全く異質であることを内外に示したことも見ようとはしない。

皮肉なことに、もしハマスの存在がなければ、ガザ地区はシリアやイラクのようにアルカイダ系の過激なイスラム組織が群雄割拠しかねず、イスラエルにとってさらに危険な状態になり、ハマスがそういう状況を食い止める“重し”になっている。その現実も見ないふりをするのだ。”



”このように突出した一部の「イスラム過激派」を他のイスラム組織や一般のイスラム教徒全体と同一視させるやり方で、「イスラモフォビア」が世界に喧伝され増幅されていく。

それは今回のような事件を目の当たりにした私たち日本人の中にも無意識に浸透していきつつある。

大半のメディア報道の中にそれは象徴的に表れている。

しかも「表現の自由を守る」という大義名分があれば、それは正当化され、私たちは後ろめたさも罪の意識も感じずにすむ。

しかし十数億人のイスラム教徒にとっては、それは紛れもなく、自分たちの尊厳と存在を脅かす“暴力”なのである。”



貼り付け元 <http://www.doi-toshikuni.net/j/column/20150109.html>





****************


本当に「私はシャルリ」でいいの? 西洋とイスラムの「対立」をあおることにならないか

木村正人 | 在英国際ジャーナリスト




”「表現の自由」を攻撃することは許されない。ましてやテロは絶対に許してはならない。

しかし、シャルリエブド紙の風刺画には、イスラムに対する理解を深めるより、誤解と偏見を広げる効果もあったことは否定できない。


イスラム系移民はTVで「私たちはムハンマドを親よりも大切にしなさいと言われて育ってきた。

それを侮辱されたときの気持ちも理解してほしい」と悲しそうな表情を浮かべた。


ムハンマドの風刺画はどうしても西洋とイスラムの間に分断線を引いてしまう。

「私はシャルリ」というスローガンにイスラム系移民が果たして、ためらいも覚えずに共感できるのだろうか。


例えば、黒人がバナナをくわえて木から落ちる風刺画は許されない。

ユダヤ人がカネを数える風刺画は許されない。

偏見が黒人差別やユダヤ人迫害を助長した歴史があるからだ。風刺画による「表現の自由」にも自ずと限度がある。”


”今大切なのは、国内向けに対テロ戦争やテロ対策の強化を華々しくぶち上げるよりも、西洋がイスラムへの理解を深め、西洋とイスラムが違いを乗り越えて寄り添えるメッセージを政治指導者が積極的に発信することだと思う。


貼り付け元 <http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20150111-00042143/>





****************









byしゅくらむ





by shuklm | 2015-01-13 22:05 | 時事・ニュース | Comments(0)

【時事】追記 総選挙

イスラエルの総選挙に関連して日本の総選挙にも触れましたので、少々追記を。

選挙結果としては、与党絶対多数の一方で、自民党は議席減。
民主党は小選挙区は代表とか落選してるけど、民主自体の議席は微増。
「民主はキライだけど、批判票は入れとかないと」ということか。

でも多分、問題にすべきは目先の当落じゃなくて、投票に現れてないところ。

戦後最低の投票率をふくめ、
これが、民意。
それが、民主主義。

絶望でもカラ元気でもなく、
等身大のココからやってくしかない。

投票しなかった人は、
行けなかったのか、
行きたくなかったのか、
行くべきじゃないと思ったのか
選択肢がなかったのか。

数値化されていない、そこを知りたい

それが何を意味しているのか、
いまがどんな時代なのか、
よく胸に刻んでおきたいと思います。
by shuklm | 2014-12-15 08:05 | 時事・ニュース | Comments(0)

【時事】イスラエル国会解散、前倒しで総選挙



イスラエルでも、総選挙が行われることになりました。

予定よりも2年も大幅に前倒しして、です。




【時事】イスラエルが「民主国家」を捨てようとしている? ↓

http://syuklm.exblog.jp/23812969/

でも取り上げた法案の審議を巡って、「アラブ人を排斥するような法案は支持できない」と反対した2閣僚をネタニヤフ首相が解任。

これに抗議して、4閣僚が辞任。

国会解散・総選挙実施が決定したとのこと。



ニュースソースは、今回も

JSR発行のメルマガ「パレスチナ最新情報」にお世話になってます。


少なくともイスラエルでは、

他者を排除することを良しとせず反対したり辞任する閣僚がいるということです。

そのことには、少し救われる思いもします。


しかしそれが、選挙でどのように結果するのか。


3月に実施されるイスラエル総選挙は、

「選挙後に右派中心の連立政権が発足すればパレスチナに対する強硬姿勢が強まり、

暗礁に乗り上げている和平交渉がさらに停滞する恐れもある」

とあるように、イスラエルの将来を問う選挙となるでしょう。



日本でも、問われてます。



これから先、

他者を排除したり、原発再稼働とか集団的自衛権とか秘密保護法などをすすめようとする政権に

フリーハンドを与えるのか、そうでないのか。


民主主義は、最良の手段じゃないかもしれないけど、

とにかく民意は表現しないと伝わらないし、

民主主義の担い手が行使しないと始まらない。



明日は、私も選挙に行きます。



***ニュースソース原文引用ここから

(関連個所のみ抜粋させていただきました)**********

141210

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この間、最大のニュースは、「イスラエル=ユダヤ国家」と定義する法案のクネセト上程、ネタニヤーフ首相による、法案反対の2閣僚罷免、4閣僚の抗議辞任

でしょう。これを受け、クネセトは任期前解散を決め、総選挙は3月17日に行われることになりました。


【11月25日(火)】

リヴリン大統領、「ユダヤ国家」定義法案に反対

イスラエルを「ユダヤ人民のネーション・ステート」と定義する法案について、レウヴェン・リヴリン大統領は、アラブとの平等を定めた建国の父の考えに反す

るものだ、と批判した。「イスラエル独立宣言の起草者たちは、賢明にも、イスラエルのアラブ社会が、ディアスポラ時代のユダヤ人が味わったことを繰り返さ

ないことが大事だと強調した」と、リヴリン大統領は演説。

この独立宣言(1948年)は、すべて(の国民の)社会的・宗教的・文化的権利の「完全な平等」を約束している。「ユダヤ国家」定義法案は、23日の閣議で、賛

成多数で承認されたもの。

6月に就任したリヴリン大統領は、右派政治家だが、ネタニヤーフ首相とは対立関係にある。同大統領は、パレスチナ独立国家の樹立には反対し、パレスチナと

イスラエルの国家連合案を支持している。

この法案の原案は、リクードのエルキン議員の提案によるもので、ヘブライ語をイスラエル唯一の公用語とし、アラビア語を第2言語に格下げする内容も含んで

いた。閣議決定案では、この言語に関わる部分は修正されているが、どのバージョンがクネセトで審議されるかは現段階では不明。

同法案の反対者は、ますますイスラエルアラブ人の排斥を促し、差別的な法案のクネセト通過が容易になると危惧している。(11/26 ReutersHaaretz)


【11月29日(土)】

「ユダヤ国家」定義法案に反対デモ

イスラエル=ユダヤ国家と定義する法案に抗議して、同日夜、エルサレムで「ピース・ナウ」呼びかけのデモが行われた。警察によると、参加者は約800人。

ピース・ナウは、同法案が「排外的ナショナリズムと人種主義に基づくもので、わが国を破滅に導くもの」だと批判。

メレツのタマル・ザンドベルグ議員は「この抑圧的で過激な人種主義者・扇動家の政権から、われわれを解放しよう」と演説した。

同じ頃、エルサレムの"Hand-in-Hand"校に何者かが放火、消防隊が消し止めたところ、「アラブに死を」「癌(アラブ)との共存は不可能」などの落書きが見つ

かった。同校は、アラブとユダヤの混合授業を行っている数少ない学校で、イスラエル極右の攻撃目標のひとつ。

シャイ・ピロン教育相は、「民主主義を公然と傷つける暴力的で卑劣な行為」だと非難した。(11/30Al-Arabiya)


【12月2日(火)】

■◆ネタニヤーフ首相、中道派の2閣僚を解任◆■

ネタニヤーフ首相は、連立政権の主要閣僚であるラピド財務相(イェシュ・アティド党首)とリブニ法相(カディマ)を解任し、クネセト(イスラエル国会)の

解散・総選挙を行う方針を示した。解任を受け、イエシュ・アティド所属の閣僚4人が辞任を表明した。

ネタニヤーフ首相は同夜の会見で、中道2党の党首を務めるラピドとリブニが、パレスチナ和平問題やイスラエルをユダヤ人国家と定める法案を巡り、政権に対

する攻撃を繰り返してきたと非難。「より強く、より安定した政府を選出する必要がある」と述べた。(12/3 朝日)


【12月8日(月)】

■◆クネセト解散、3月17日に総選挙◆■

クネセト(定員120人、任期4年)は同日夜、解散して総選挙を来年3月17日に行うための法案を可決、前倒し選挙の実施が確定した。選挙後に右派中心の連

立政権が発足すればパレスチナに対する強硬姿勢が強まり、暗礁に乗り上げている和平交渉がさらに停滞する恐れもある。(12/8 共同)


(出典:Al-ArabiyaHaaretzIMEMCIndependentMaan NewsPalestineChronicleReuters、共同、毎日)


**************引用ここまで***


byしゅくらむ

by shuklm | 2014-12-14 00:02 | 時事・ニュース | Comments(0)

【時事】イスラエルが「民主国家」を捨てようとしている?

イスラエルの政治や国家を大きく変えるようなことが進行しています。


ニュースソースは、「アル・ジスル-日本とパレスチナを結ぶ(略称JSR)」発行のメルマガです。

そちらによると、


『クネセト(イスラエル国会)に大変な法案が提出されることになりました。

これが法律になると、イスラエルの「基本法」(憲法に近いもの)が改正(!)され、イスラエル国家の定義「ユダヤ民主国家」(Jewish and democratic countryから、「民主」の文字が消されます。代わって、「ユダヤ人民のネーション・ステート」(the Nation-State of the Jewish People)となるのです。』(原文は末尾に)

つまり、イスラエルは「民主国家」をやめる、と。


曲がりなりにも、「民主的な選挙で政権選んで、民主的な運営してます」っていう建前を維持してきたわけですが、それさえもかなぐり捨てるということを、公然と言ってる。


これには驚きました。これから先、もっと酷いことが起こるんじゃないかと、とても心配になっています。


それにしても、なんで、こんな法案が出てきてしまうのか。自分なりに、考えてみました。



イスラエルの現政権は、リクードと極右政党との連立政権。

前回選挙では、第一会派リクードだけでは過半数を維持できず、躍進した極右と組みました。


「強硬派」リクードよりも、さらに強硬路線を主張する極右に対して、ネタニヤフ首相(リクード党首)は、政権維持のために、常にもっと強硬なことを言わなくちゃいけない構造にあります。「誰が一番強くて頼りがいがあるのか」という競争になっている。



このままいくと、どうなるか。



歴代のイスラエル首相は、皆軍人出身で、ネタニヤフも元イスラエル軍将校。

「中東戦争をリアルタイムで経験した世代」です。


しかし、その後の世代の政治家や、宗教政党は、戦争を経験していません。

(宗教者は、宗教的理由から兵役を免除されているので、自分たちが血を流すことはありません)


ネタニヤフ自身は全く穏健派ではありませんが、もし、次の総選挙で「強硬派」リクード(ネタニヤフ)が負けて、

その後の世代や、もっと強硬な極右がさらに議席を増やすと、「戦争を知らない人々」による、イスラエルで初めての政権が成立することになる。

つまり、「今よりももっと本当に加減を知らない人々」が政権を担当することになる。

ものすごく危険なことだと思います。



次のイスラエル総選挙は、20171月。


それまでに、和平の道筋をつけないと。


ハマスとファタハがパレスチナの統一政権樹立に合意したことで、いまは本当は和平をすすめるチャンスのはずなのです。

今回の法案は、それを後退させてしまう。


時間はあまりない、と思うのです。



関連記事:

814日「ホロコーストを経験したのに、なぜ?」その2 ↓

http://syuklm.exblog.jp/23154936/


***ニュースソース原文引用ここから**********


141124

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クネセト(イスラエル国会)に大変な法案が提出されることになりました。これが法律になると、イスラエルの「基本法」(憲法に近いもの)が改正(!)され、イスラエル国家の定義「ユダヤ民主国家」(Jewish and democratic countryから、「民主」の文字が消されます。代わって、「ユダヤ人民のネーション・ステート」(the Nation-State of the Jewish People)となるのです。

ネタニヤーフ政権は、長期にわたり、パレスチナ側との交渉でも、イスラエルを「ユダヤ国家」と認めるよう、再三、迫っていて、パレスチナ側が当然ながら拒否してきました。

この時期に基本法まで変え、国際孤立を深めてまで独自路線を貫こうとするイスラエル右派政権の意図とはなんでしょうか。パレスチナ側との交渉再会はあり得ないというメッセージも、含まれているかも知れません。


**************引用ここまで***


P.S.

「ほぼ、隔日刊 パレスチナ・イスラエル」とうたっておきながら、かなり間が空いてしまいました…申し訳ありません!

それでも見に来て下さる方、ご心配いただいた方に、感謝です。

胃痛でしばらくお休みさせていただいていましたが、無理のない範囲で続けて参ります


byしゅくらむ

by shuklm | 2014-11-30 20:19 | 時事・ニュース | Comments(0)

イスラエル軍事侵攻のキッカケ「ヘブロン誘拐事件」への違和感。





ヨルダン川西岸エリアのいたるところに、
このようなコンクリートブロックが、
「車両テロを防ぐために」、
イスラエル軍によって設置されていました▼
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今年7月からのイスラエルの軍事作戦は、

行方不明となっていたユダヤ神学校の生徒の少年3人が、

遺体で発見されたことがキッカケとされています。



事件への関与を否定しているにもかかわらず、

イスラエル政府はハマスを犯人と断定し、

それへ報復として始まったものでした。



少年たちは、ヨルダン川西岸のヘブロン近郊で、

夜中にヒッチハイクをしている時に行方不明となり、

遺体はそこから遠くない場所に

埋められていたと報道されています。




ヒッチハイクは、ヘブロンの入植者の人達にとっては、

日常の交通手段だったようです。




田中宇さんの過去のメールマガジンによると、

ヘブロンの入植者たちはエルサレムへ通勤する人が多く、

その際、お互い乗り合いで、車が満員になるまで

待ってから出発する様子がレポートされていました。




それにしても、私が目にしたへブロン入植地は、

ほんの数時間の滞在だったのに、

敵意と警戒心の強さを強く印象に残す場所でした。




実際、ヘブロンは、入植地の中でも

一番衝突の多い場所です。





あれほど警戒心の強い地域で暮らす少年たちが、

しかもユダヤ神学校に通うバリバリのユダヤ教徒が、

ヒッチハイクでパレスチナ人に

簡単にさらわれたりするでしょうか?




どうしても、しっくりこないのです。


「これはイスラエルの謀略だ」などと

断言出来るだけの確たる材料を、
私は持っているわけではありません。


ただハッキリしているのは、
殺された少年の親が、「報復を望んでいない」と語っていたこと。


もうこれ以上の死は、望まない、と。


この声を、かき消させてはならないと思うのです。




PS

この記事をUPしようとしているところで、

「長期停戦成立」のニュースを聞きました。

まずは、よかったです。


とにかく1日でも長く停戦が続くことを願います。



by しゅくらむ

※記事の一部不正確を思われる場所を訂正させていただきました


by shuklm | 2014-08-27 06:46 | 時事・ニュース | Comments(0)