オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

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カテゴリ:ホロコースト/ヘイトのこと( 11 )

無意識の差別はなぜ起こるのか?? 【シェア】格差や差別を無視するときにやりがちな言動





はてこさんのブログより。


「自分は差別者ではないなんて安易に思うより、

そういうことをやりかねない人間だと思って

平素注意した方がずっといい。」



この指摘、ホントその通りだと思います。




凄く簡潔に解き明かされてる良記事。

自分も肝に銘じておくため、シェアさせていただきます。





はてこはときどき外に出る

格差や差別を無視するときにやりがちな言動



コチラも必見↓

「弱者やマイノリティにはやさしくしなければならない」という勘違い







byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-14 12:30 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

続・蓮舫議員の「国籍問題」。自称「愛国者」として、もう少しだけ考えてみた。






■それってそもそもそんなに問題なの?? 




前回記事、なにか自分でも中途半端なことを書いてしまった気がして、

再トライしようとしていたところ、

論旨はコチラで整理して下さってました!↓




清 義明さん

2016年09月09日15:21 


法務省ですら事実上容認している二重国籍の禁止規定が、どれだけガラパゴスルールなのか考えてみる

http://blogos.com/article/189913/?p=1




結論としては、


国籍選択済なので二重国籍ではなく、

法的にはなんら問題ない。


現在の国籍制度の方が現実にそぐっていなくて、

法務省ですらその矛盾を認めている。


ということなのですが。





どーしても個人的に引っかかったのが、

この間のネットや報道でモンダイにされていた


「二重国籍なのかどうか」という設問それ自体です。



 ↓

「二重国籍でない事実を確認=

身の潔白を証明できたからセーフ」、なの??



仮に二重国籍だったとして、

だったらなんなのかなあ???と思うわけです。



もちろん一般人なら問題ないことが、

民進党の代表候補=総理大臣候補であれば

「日本のことを最優先に考えてくれるんだよね?」と、

ハードルが高くなるのは仕方ないとも言えます、一般的には。


だけどだからといって、国籍を理由に

家族までバッシングされるなんて、ありえない。


本当に恥ずべきことで、いたたまれない。





■「ルーツが単一でないコト」はモンダイじゃない



今回のことで、

「蓮舫議員は二重国籍じゃなかった、問題なし」

裏返すと、「二重国籍だとダメ」ってなってしまうのは、

ちょっと待て、と思うのです。


実際に今日日本で生活している多くの二重国籍の

人たちの存在を否定することになる。


自称「愛国者」としては、

もっとオープンで息のしやすい国にしていきたいと思うのです。




そもそも、「二重国籍を認めたら乗っ取られる」といった

主張が繰り返されることが意味がわからないんですよね。


天皇自身が、自分たちのルーツに朝鮮半島出身者が入ってるって言ってるのに??

じゃあ天皇家を通じて日本は朝鮮に支配されてたというんでしょうか??


宮内庁HP 日韓ワールドカップ関連の天皇のコメント(問3)

http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h13e.html



むしろアジアという「一衣帯水」の大きな文化的繋がりの中で、

様々なルーツを持つ人たちと一緒に創って来た歴史を

大事にすべきなのでは??


少なくとも私は大事にしたいです。





■「少数者と連帯し誇れる国に」ノルウェー国王のスピーチが秀逸


ヘイトとレイシズムが溢れる現在、

様々なルーツのひとたちと一緒に、

これから先どうやっていくのか?


ぜひ見ていただきたいのが、コチラ↓



****FEMNEWSさんのブログよりシェア******


2016年 09月 03日

ノルウェー国王のスピーチ録画、277万回再生される



ノルウェーの国王が、木曜日、園遊会で行ったスピーチがすごいらしい。

翌日にはfacebookのシェアが100万人以上になったという。

さきほどクリックしたら、277万回になっていた。



Youtubeに、NRK(ノルウェー公共放送)の英字幕付き録画が出てきたので、

ハーラル国王の力強いスピーチのさわりを、私なりに訳した。



「ノルウェー人は、北方から、中東から、南方から、

いや、あらゆる地域からやってきました。


ノルウェー人は、アフガニスタン、パキスタン、

ポーランド、スウェーデン、ソマリア、シリアから

やってきた移民でもあります」



「出身はどこか、国籍はどこか、簡単には言えません。

祖国とは、心がここにあると思うところです。


祖国は、いつも国境の内側にあるわけではないのです」



「ノルウェー人は、女の子を愛する女の子です。

男の子を愛する男の子です。


そして、お互いに愛しあう男の子と女の子なのです」



「ノルウェー人は、神を信仰する人であり、

アラーを信仰する人であります。

全てを信じる人(汎神論)、

何も信じない(無神論)人もいます」



「ノルウェー人は、グリーグ(Grieg)、

ヒューゴ(Kygo)、ヘルビレス(Hellbillies)、

カーリ・ブレネス(KariBremnes) が好きです」



「つまり、ノルウェーはあなたがたであり、

私たちなのです」



「わたしの最大の夢は、お互いが助け合って、

この国をさらに信頼と連帯と寛容さにあふれる国にすることです」




国王が、難民、同性愛者、イスラム教信仰者など

少数派との連帯を、多数派に向かって吐露したのだ。


このような国王のスピーチを聞くことのできる国。

ウーンやっぱり、I Love Norway!


facebook_nrknyheter_videos




貼り付け元 <http://frihet.exblog.jp/25951389>





*****シェアココまで********




別に「ノルウェー素晴らしい!日本遅れてる!」とか

自虐的に言いたいわけではないですよ、念のため()




「わたしの最大の夢は、お互いが助け合って、

この国をさらに信頼と連帯と寛容さにあふれる国にすることです」。



シンプルに、こんな国を目指したいなあと思いませんか??







■「誰かを排除するのは愛国じゃない」




とはいえ、無条件に国という枠組みに回収されたり

「愛国心」ににスポッとハマるのも気持ち悪いというか、

全体主義を警戒してちょっと落ち着かない。



ワタシ自身、長らく日本人という属性は邪魔で、

「日本人である自分」は好きではなかったのですが。


中東・アラブ・イスラムの人たちから、

「同じアジアの兄弟」「平和国家日本」に向けて

寄せてくれている想いを知り、

それに応えたいと、

はじめて「日本というナショナルな枠組み」の

自覚的な活用を考えるようになりました。



同じ国に住んでいる人間同士、

あるいは他の国や地域の人たちとも、

相手の存在を否定したり損なったりせずに、

一緒に暮らしていきたい。


「ワタシは日本人で、自分も自分の国がスキだ」、と

もうちょっとフツーに言いたいんですよね。


右も左も関係なく。




元一水会代表の鈴木邦男さんの「愛国」についての指摘、

全くその通りだと思います。↓↓


「日本人は日本には四季があって富士山があって素晴らしいというが、

どの国の人も自分の国を素晴らしいと思う。


中国もロシアも米国も韓国も嫌いで、

日本だけを愛するというのでは本当の愛国心とは言えない」


http://www.47news.jp/smp/47topics/postwar70/turning-point/post_20150506143708.html





自分のふるさとには誇りを持ちたい。


けれど、

今回のようなレイシズムやバッシングがまかり通るようでは、

残念ながらとてもじゃないけど誇れない。



「だから日本はダメなんだ」と呪うのではなく、

少しでも誇れるところに変えていこうよ。


誰もが胸張って一緒に生きていけるところにしていこうよ、と


ありきたりかもしれないけれど、やっぱり言いたいのです。







【当ブログ内関連記事】


201528UP

「日本の友人たちよ、道を誤ってくれるな」。日本人だからこそ出来ることがあると教えてくれた、中東からの眼差し

http://syuklm.exblog.jp/24109189/






byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-10 19:49 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

蓮舫議員の「国籍問題」。 血統・国籍のハナシになると突然炎上してしまう件。





こと国籍や血統の話になると、

冷静な議論がなかなか成立しない。


ベーシックな事実が共有されていないために、

いきなり炎上に行きついてしまう。



こういう状況をなんとかしたいですよね。





想田和弘さんのコメントと小田島隆さんのブログが冷静に

論点をほぼ整理して下さっているので、

自分のメモのためにもシェアさせていただきます。





***シェアココから********




想田 和弘さんFB 99日付より



日本をことさらに誇りたがる人たちが、

逆にどんどん日本を誇れない国にしていくというこの不条理。



蓮舫議員は別に好きじゃないが (小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」)

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/090800060/?n_cid=nbpnbo_twbn




****シェアココまで********





複数のルーツを持つ人たちの気持ちと尊厳を損ない、

「インターナショナルでもグローバルでもない国です」と

自ら世界に宣言してしまった…。


本当に失ったものは計り知れない。




小田嶋さんの意見に100%賛同という訳ではないのですが、

ただ、ここで指摘されている通り、

私たちは今回のことを通じて、

びっくりするくらい国籍法などについて知らなかったことを

知らされました。


日台ハーフの人たちが置かれている現状の一端も。





「国籍選択」という踏み絵を強制される日本の制度って、

そもそもどーなの???





そうしたベーシックな事実を共有し、

知らなかった隣人の人たちと

今後どうやって出会い直していけるのか、だと思います。




自分と違う他者を片っ端から排除するのでなく、

一緒に何が出来るのかをどれくらい探れるのか、

「自由主義国家」の「民度」は、そこで測られるべきでしょう。







byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-09 22:13 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

貴重な記録!あの日、横浜で何が起こったのか。関東大震災の証言集、無料ダウンロードできます!






書籍として発行・流通されなかった幻の証言集が、

次世代に語り継ぐために、

なんと無料で公開されています!




『語りつぐ関東大震災 ~横浜市民84人の証言~』



横浜市内の100人近くの関東大震災を体験された方々

=お年寄り一人ひとりからお話を聞いて書き起こされたものです。



電子本ダウンロードはコチラから!

パブ―さんのブログ↓↓

http://p.booklog.jp/book/76167

b0343370_21500547.jpg

※書籍バナーをブログパーツに貼ろうとしたのですが上手くいかず、

パブ―さんのブログより画像拝借させていただきました。






「九月、東京の路上で」の著者・加藤直樹さんは、


「記号としての朝鮮人や日本人ではなく、

名前を持つ誰かとしての朝鮮人や中国人や日本人が

そこにいたことを伝えたかった」と、

ひとりひとりの姿を丹念に拾っていらっしゃいましたが、


地元・横浜でもこのような取り組みがあったとは。






「一面の焼け野原、弘明寺から横浜港が見えた」と話す福島秋好さん、

Y校に避難し、潰れた小学校の廃材からバラックを作った山下鶴次さん、


「地震も恐ろしかったけれどそれより恐ろしいのはデマだった」と語る大久保喜八さん、

噂に振りまわされるのを戒めた巡査がいたことを語る田辺清太郎さん、


朝鮮人100名を日本人の襲撃から守った川畑孝蔵さん、



そして実際に噂を信じて自警団に加わった人、

朝鮮人の惨殺死体を多く見た人たち……。





まさにあの日、横浜に生きていた

日本人、在日の人たち、その方々

ひとりひとりと出会い直すことから始めたいと思います。









【当ブログ内関連記事】

93回目の関東大震災の日に。「虐殺」に走った人と、とめた人を分けたものは?

http://syuklm.exblog.jp/26158073/







byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-08 21:56 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

9月のEテレ必見!「関東大震災と朝鮮人の悲劇」、中村哲さん、満州開拓団、そしてホロコーストのリハーサル。




Eテレ、頑張ってます!

9月は力作、目白押し。



http://www4.nhk.or.jp/etv21c/


ヘイトが吹き荒れる今だからこそ、見ておきたい。

そして勇気ある制作現場を応援したいです!





****シェアココから***********




■本日放送!!


93日(土)23時~NHKEテレ1 午後1100分~ 午前000

再放送10日(土)0時~(金曜深夜)

ETV特集「関東大震災と朝鮮人悲劇はなぜ起きたのか」

1923年の関東大震災。

混乱のなか流言が広がり、多くの朝鮮人が殺害された。

悲劇はなぜ起きたのか。

中央防災会議は2009年に国の機関として初めて事件を分析、報告書にまとめた。

それによると軍や警察、新聞も一時は流言の伝達に関与していた。

また裁判記録の研究が進み、

自警団などが殺害に至った経緯も明らかになってきた。

番組では、司法省の一次資料や民間の聞き取り調査などをもとに

事件の社会的背景を探っていく。

(語り 濱中博久 ディレクター 奥秋聡)




910


「武器ではなく 命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン~」


アメリカ同時多発テロから15年。

今も戦乱の続くアフガニスタンで干ばつと闘う日本人がいる。

医師・中村哲(69)。

「武器や戦車では解決しない。農業復活こそがアフガン復興の礎だ」。

中村は白衣を脱ぎ、用水路の建設に乗り出した。

15年たったいま、干ばつの大地には緑がよみがえり、

人々の平穏な営みが再び始まろうとしている。

戦乱の地アフガニスタンに必要な支援とは何か。

15年にわたる中村の不屈の歩みを通して考える。




917


アンコール▽忘れられた人々の肖像~画家・諏訪敦“満州難民”を描く


諏訪の父は昭和20年、家族とともに旧満州へ渡った。

3か月後にソ連軍が侵攻、たどり着いたハルビンの収容所で母と弟を失くす。

父は8歳だった。

諏訪は17年前に亡くなった父の手記で初めてそれを知る。

父の無念と苦しみを受け止め「忘れられた人々」を絵でよみがえらせたい。

開拓団にいた人を訪ね、中国の現地を旅した諏訪。

死んでいく祖母の姿をカンバスの中で再現しようと格闘を始めた。

2か月に渡る創作のプロセスを追う。




924日 


アンコール「ホロコーストのリハーサル~障害者虐殺70年目の真実」


ユダヤ人大虐殺に比べて、表だって語られてこなかった障害者の虐殺。

終戦から70年たち、事実に向き合う動きが始まっている。

きっかけの一つは5年前、

ドイツ精神医学精神療法神経学会が長年の沈黙を破り、

過去に患者の殺害に関わったと謝罪したこと。

学会は専門家に調査を依頼、この秋、報告書がまとまった。

何があったのか。

日本の障害者運動を率いてきた藤井克徳さん(自身は視覚障害)が現場を訪ねる。

語りは大竹しのぶさん。




*****シェアココまで*******





【当ブログ内関連記事】


【時事】ナイジェリアで「自爆を疑い、市民が少女を殺害」。事件が投げかけるもの。

http://syuklm.exblog.jp/24212181/


関東大震災93年目に。「虐殺」に走った人と、とめた人を分けたものは?

http://syuklm.exblog.jp/26158073/




byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-03 14:31 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

93回目の関東大震災の日に。「虐殺」に走った人と、とめた人を分けたのは、何だったのか?





今だからこそ読み返したい一冊。



「九月、東京の路上で  

1923年関東大震災ジェノサイドの残響」

加藤 直樹さん


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■自警団だけではなかった



1923年9月1日の関東大震災後。

「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んでいる」

「鮮人が暴動を起こす」という不確かな情報に

恐怖を感じた人たちの手で、

数千とも言われる人の命が、

わずか数日の間に奪われました。



在日韓国朝鮮人の人たちだけでなく、

中国人労働者や、

標準語を発音できなかった聴覚障害や

沖縄の人たちも犠牲になっています。



犠牲を大きくしたのは、自警団だけでなく、

未確認情報を拡散したメディア、

「暴動鎮圧」のお墨付きを与えた警視庁、

そして朝鮮本国での弾圧さながらに出動した軍隊でした。

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後から事実無根に気づいた警察が

事態を収拾するまで、1週間。





虐殺の嵐が吹き荒れる一方で、それに抗して、

在日の人たちを命懸けでかくまい、

守った人たちも存在していました。

b0343370_22041014.jpeg



その人たちと、「虐殺する側」とを分けたものは、

一体なんだったのか。





この問いこそ、私が知りたかったことでした。


まさにそれがこの本の白眉となっています。






***シェアココから**




”朝鮮人を殺した日本人と、朝鮮人を守った日本人。

その間にはどのような違いがあったのだろうか。




朝鮮人虐殺を研究する山岸秀はこれについて、

守った事例では、

「たとえ差別的な関係においてであっても、

日本人と朝鮮人の間に一定の日常的な人間関係が成立していた」

と指摘している。



つまり、朝鮮人と実際に話したこともないような連中とは違い、

ふだん、朝鮮人のだれかと人としての付き合いを持っている人の中から、

「守る人」が現れたということだ。



言ってしまえば当たり前すぎる話ではある。

だがこの当たり前の話を逆さにしてみれば、

「ヘイトクライム(差別扇動犯罪)」とは何かが見えてくる。”




”ヘイトクライムは、

日常の場を支えている最低限の小さな結びつきを

破壊する犯罪でもあるのだ。



ごく日常的な、小さな信頼関係を守るために、

危険を冒さなくてはならなかった人々の存在は、

日常の場に乱入し「こいつは朝鮮人の、こいつは敵」と叫んで

暴力を扇動するヘイトクライムの悪質さ、

深刻さをこそ伝えている。”



”「非人間化」を進める者たちが恐れているのは、

人々が相手を普通の人間と認めて、

その声に耳を傾けることだ。


そのとき、相手の「非人間」化によらなければ

通用しない歴史観やイデオロギーや妄執や

ナルシズムは崩壊してしまう。



だからこそ彼らは、「共感」というパイプを

必死にふさごうとする。”





”私は、90年前の東京の路上に確かに存在した人々のことを

少しでも近くに感じる作業を読者と共有したかったからこそ、

この本を書いた。



記号としての朝鮮人や日本人ではなく、

名前を持つ誰かとしての朝鮮人や中国人や日本人が

そこにいたことを伝えたかったのだ。




「共感」こそ、やつらが恐れるものだから。





そして、文章をまとめていくなかで気づいたのは、

実は90年前の路上もまた、

「非人間」化と共感がせめぎあう現場だったということだ。



ときには同じ人間の中でそのせめぎあいがおきている。


殺してしまった相手を、殺した人間が供養するのは、

そういうことだろう。”





”右翼政治家たちがけしかけ、メディアが展開する、

集団ヒステリーのような「非人間」化=

レイシズム・キャンペーンを、誰も疑問に思わない状況。

それはどこにたどり着くのだろうか。





私たちはそのなかで、

いつまで当たり前の共感を手放さずにいられるのだろうか。”






***シェアココまで****


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■「当たり前の共感」が、ヘイトスピーチ禁止へ




この本の発行(2014年)の後、今年5月、

ヘイトスピーチ(差別扇動表現)を根絶するための法律が、

ついに国会で可決。


さらに同月、川崎市は、

在日コリアンや様々な人たちが共生する街・

桜本を標的にしたヘイトデモに対して、

「市民の安全と尊厳を守るため」、

公園使用許可を出さないことを決定。




共生へ希望貫く川崎・「ヘイト」デモ中止

神奈川新聞カナロコ 2015年6月6日付↓

http://www.kanaloco.jp/article/177372




”わが街で、わが子の目の前で

「ゴキブリ朝鮮人、死ね、殺せ」と言われた絶望が、

「きょう、みなさんと一緒に希望によって上書きされた」。”

(崔 江以子さん)






法案成立前に野放しだったヘイトデモが

桜本の小さな商店街に入ろうとした時、


路上に身体を投げ出して阻止したのは、

何十年も同じ街に住み、同じ商店街で買い物をし、

同じ地域の祭りを担ってきた住民同士、

全国から駆け付けた同じ思いの人達でした。




この日常的な共感こそが、

小さな結びつきひとつひとつが、

紡いだ結晶だと思います。






■結晶を壊させないために




一方で、津久井やまゆり園の障害者襲撃事件に露わになった、

「障害者は抹殺していい」という思考。


日本人人質事件後に巻き起こった、イスラム教徒への排除…。





まさにいま現在進行形で、この日常空間で、

せめぎあいが続いています。





2016年を、ヘイトスピーチ・ヘイトクライム廃絶の元年にできるように。




どこの街でも、誰に対しても、

ヘイトスピーチ・ヘイトクライムをさせない。


制止・禁止するだけでなく、

生み出させないために。





小さな結びつきを手放さないで、

繋ぎ続けていきましょう。








「九月、東京の路上で」Amazon

https://www.amazon.co.jp/%E4%B9%9D%E6%9C%88%E3%80%81%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AE%E8%B7%AF%E4%B8%8A%E3%81%A7-1923%E5%B9%B4%E9%96%A2%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%AE%E6%AE%8B%E9%9F%BF-%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E7%9B%B4%E6%A8%B9/dp/490723905X




byしゅくらむ


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by shuklm | 2016-09-01 22:07 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(1)

「それはホロコーストのリハーサルだった〜障害者虐殺から70年目の真実〜」11月14日0時、再放送!




ETV特集、こちらも力作です。




『600万人以上のユダヤ人犠牲者を出し、「人類史上、最大の悲劇」として語り継がれてきたナチス・ドイツによるホロコースト。


しかし、ユダヤ人大虐殺の前段に、いわば“リハーサル”として、およそ20万人ものドイツ人の精神障害者や知的障害者、回復の見込みがないとされた病人たちがガス室などで殺害されたことについては、表だって語られてこなかった…』。


(番組紹介より)





私自身、「発達障害者」(ADHD=注意欠陥多動性障害・アスペルガー傾向あり)です。

時代がほんの少し違えば、「優性でない遺伝子」として「選別」され、「処分」されていたかもしれない。

とても他人事とは思えません。



そしてどうしても外せないと思うのは、そういう優性思想が、「良かれと思う善意の人達」によっても推進されてきたことです。



日本でもつい最近まで母体保護法という名の優生保護(堕胎)が存在し、いままた出生前診断という生命の選別が行われています。




遠い過去の「特殊な人々による狂気の所業」ではない。

いまも地続きな出来事だと思うのです。




***シェアココから******




【再放送予定】


2015年11月14日 よる0時放送(金曜深夜)


それはホロコーストの"リハーサル"だった

~障害者虐殺70年目の真実~



600万人以上のユダヤ人犠牲者を出し、「人類史上、最大の悲劇」として語り継がれてきたナチス・ドイツによるホロコースト。


しかし、ユダヤ人大虐殺の前段に、いわば“リハーサル”として、およそ20万人ものドイツ人の精神障害者や知的障害者、回復の見込みがないとされた病人たちがガス室などで殺害されたことについては、表だって語られてこなかった。


終戦から70年もの年月がたった今、ようやく事実に向き合う動きが始まっている。



きっかけの一つは5年前、ドイツ精神医学精神療法神経学会が長年の沈黙を破り、過去に患者の殺害に大きく関わったとして謝罪したこと。


学会は事実究明のために専門家を入れた国際委員会を設置、いかにして医師たちが“自発的に”殺人に関わるようになったのかなどを報告書にまとめ、この秋発表する。



番組では、こうした暗い歴史を背負う現場を、日本の障害者運動をリードしてきた藤井克徳さん(自身は視覚障害)が訪ねる。

ホロコーストの“リハーサル”はどうして起きたのか、そして止めようとする人たちはいなかったのか・・・。



資料や遺族の証言などから、時空を超えていま、問いかけられていることを考える。




貼り付け元 <http://www.nhk.or.jp/etv21c/archive/151107.html>






***シェアココまで***




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by shuklm | 2015-11-12 21:27 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

パレスチナ問題って、ぶっちゃけ何? その2・なぜホロコーストを止められなかったのか?





なぜヨーロッパはホロコーストを止められなかったのか?

なぜあれ程までに空前の大規模な虐殺となってしまったのか?




諸説ありますが、無視できない事実としてここで書いておきたいのは、

ユダヤ人を虐殺したのはナチスドイツだけじゃなかった、ということです。




ホロコーストへの「助走」はすでに


ナチスドイツがあまりにも極端で突出した形にやったから

世界に衝撃を与えたけれど、

ユダヤ人への迫害は、実はヨーロッパでは

過去何百年の間に繰り返されてきたことでした。




「ホロコーストは突然、また偶然に

発生したものではない」、と

高橋和夫さんが指摘されています。




19世紀と20世紀には民族主義という情念が

国際政治を突き動かす巨大なエネルギー源となった。


ところが民族主義の高まりは、

ユダヤ人に対する迫害を鋭いものにした。


自らの民族と他を峻別することで成立する民族主義は、

ヨーロッパの各地で生活するユダヤ人を異物として排除、

自らのうちに取り込もうとはしなかったからだ」


(高橋和夫さん著「アラブとイスラエル」より)





民族主義というのは、つづめて言うと、

「お国のために死ぬ」という考え方。

それによってヨーロッパは「近代的民主国家」を形作った。


それは、「国民」というカテゴリーに当てはまらない人たちを

排除することで成立した、と言えるでしょう。



排除されたのが、ユダヤ人やロマ(ジプシー)などのひとたち。

要するに、規模は違えど、

排除と迫害は日常にあるものだった。


ドイツやポーランドやリトアニアや帝政ロシアなどの

普通の農村で、数百人単位の虐殺は何度も起こっていた。




つまりホロコーストは、

ヨーロッパで長年繰り返されてきた「迫害」のひとつの帰結だった



戦争が終わってみて、ヨーロッパも

「まさかこれほど酷いことになっていたとは」と

愕然としたようです。





なぜ行き着くところまで行ってしまったのか?



あれほどの大量の虐殺は、

協力者がいたから、初めて可能だった。


直接手は下さなかったけど、

ヨーロッパが座視し容認したから。




1938年には強制収容所の存在が知られるようになったのに、

ユダヤ人難民問題を話し合う欧米の国際会議でも、

「確かに人道的に問題かもしれないけど、

そうはいってもうち(自国)で受け入れはちょっと…」とお茶を濁された。



フランスは「ユダヤ人差別法」を制定し、

ユダヤ人難民受け入れを拒否して送り返した。


イギリスは避難民の乗った船を銃撃した。


ナチス占領下のノルウェーも、

ユダヤ人を拘束し強制収容所送りにした。




「目の前からユダヤ人がいなくなってくれるならラッキー」

という思いもあったから、邪魔しなかった。


あえて辛辣に言わせてもらえれば、

「ていよく厄介払い」したわけですよ。





世界が傍観しなければ、

あそこまで大規模なホロコーストは不可能だった。



構図は、いじめやハラスメントとおなじ。

傍観することで事態を助長させてしまう。




いまだって、世界が傍観しなければ、

イスラエルによるガザ攻撃や入植はできない。





だから、いま問うのであれば、

「なぜホロコーストを経験したユダヤ人が、

 同じような仕打ちをパレスチナ人にするのか?」

「なぜユダヤ人は、ホロコーストと同じようなことを

ガザで繰り返すのか?」ではなく、


「なぜ世界は、ホロコーストと同じことを繰り返すのか?」

ということだと思うのです。





二次大戦後、ナチスドイツが敗北して

生命の危機は去ったはずなのに、

ユダヤ人はヨーロッパで安心して暮らしていけなかった。


ヨーロッパの側も「もう大丈夫だよ、安心して

ここで一緒に生活していってよ」とは

積極的には言わなかったということ。




戦後、ポーランドやノルウェー等の国々が

正式にユダヤ人虐殺やホロコーストへの関与について謝罪していますが、

ユダヤ人にとって、

「いまもホロコースト(生命の危機)は終わっていない」のです。





以前の記事で

「パレスチナ問題は、パレスチナへ持ち込まれたユダヤ人問題」

書きましたが、

だけどそれは、「ユダヤ人の側の問題」じゃない。



「ユダヤ人が安心して生きていけない世界の側の問題」、

だと思うんです。







【当ブログ内関連記事】

2014812UP記事  ホロコーストを経験したのに、なぜ? ↓

http://syuklm.exblog.jp/23141948/

2015726UP記事  「パレスチナ問題」って、ぶっちゃけ何なの? ↓

http://syuklm.exblog.jp/24726992/



byしゅくらむ


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by shuklm | 2015-08-01 15:33 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

【時事】ナイジェリアで「自爆を疑い、市民が少女を殺害」。事件が投げかけるもの。





自爆を疑われた10代の少女が、

群衆に取り囲まれ撲殺されたという痛ましい事件に接して。


「ああ、これ(群集心理の暴走)は、

いつでもどこでも起こりうることだ」と感じました。

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32日 NHKニュースより】



”事件があったのは、ナイジェリア北東部の都市バウチで

AP通信によりますと、(3)1日、

市場に入ろうとした10代とみられる少女が入り口で身体検査を拒否し、

そのあと、衣服の下に2つの不審なボトルを身に付けているのが発見されたということです。”



”このため、この少女は自爆テロを図ろうとしたと疑われ、

近くにいた人たちが少女を取り囲み殴るなどの暴行を加え、

殺害したということです。”



”少女が実際に自爆テロを図ろうとしたのかどうかなど

詳しい状況は明らかになっていませんが、

地元の警察関係者は「本当に自爆しようとしていたのであれば、

人々から襲われたときにすぐに爆発させていたはずだ」と指摘し、

少女がテロリストだという見方を疑問視しています。”



”ナイジェリアではイスラム過激派組織、「ボコ・ハラム」が

少女や女性などを自爆させるテロ事件が相次いでいて、

現地では、今回の事件はテロにおびえる市民の不安や怒りを

象徴する事件として受け止められています。”







気になったのは、この事件へのネット上での反応です。



真相はいまだ明らかではありませんが、第一報の段階から、

「(少女が)身体検査を拒否したのは不自然だ。

やっぱりテロリストだったんじゃないか」

「疑わしいことをしてたんだから、

(殺されても)仕方ない」という意見が

少なからず見られました。




本当に少女が「自爆」をしようとしていたのかという事実が問題ではなくて、

「少しでも危険な者は排除して安心したい」という発想。


これが一番危険なんじゃないかと。




だけど、そう思うこと自体を批判して済む問題でもない、とも思うのです。




自分の身を守りたいという「自衛」本能は誰にでもあります。

「冷静に怖がる」ことは、一番難しい。


自分だってその場にいたら、どう行動していたかなんてわからない。

ただそれが暴走すると、取り返しのつかないことを招いてしまう。




もしも、不安に駆られて不確かな情報に怯えているところに、

恐怖や排斥を煽るメディアが加われば、

あっという間に大量殺人につながってしまう。




1994年に80万人もの虐殺が起こったルワンダでも、

1991年から10年近く続くことになった旧ユーゴスラヴィア内戦でも、

昨日まで一緒に暮らしていた「隣人」を手にかけたのは、

普通に生活していた「普通の人たち」でした。




それは決して「遠い国の特殊な出来事」ではなく、

日本でも、1923年関東大震災後、

「朝鮮人が井戸に毒を投げ込んでいる」という不確かな情報に

恐怖を感じた人たちの手で、

数千とも言われる人の命が、わずか数日の間に奪われました。



在日韓国朝鮮人の人たちだけでなく、

在日の人たちを判別するため「5050銭」と言ってみろ!」と

迫られて発音できなかった聴覚障害の人たちも犠牲になりました。


(山本おさむさん著『わが指のオーケストラ』より)





一度恐怖に駆られてしまったら、雪崩うつのは簡単です。


その時、何ができるのか。

どうすれば、その「雪崩」を止めることが出来るのか。

それが起こらないようにするためには、

どういうことが有効なのか。




関東大震災後、虐殺の嵐が吹き荒れる一方で、

逃げこんできた在日の人たちを

群衆から守った人たちも存在していたそうです。



その人たちと、「虐殺する側」とを分けたものは、なんだったのか。


それを知りたいと思うのです。




1冊の本を読んで、考えてみようと思いました。


『九月、東京の路上で  1923年関東大震災ジェノサイドの残響』

(加藤直樹さん著・2014年・ころから発行)




「テロ」や「自爆」が日常用語となってしまった今。

投げかけられているのは、

「私たちは、歴史から学ぶことが出来るのか」と

いうことではないでしょうか。



二度と還ってくることのない無数の犠牲者の声を、

そして隣人を手にかけたり、それを傍観してしまった人たちの

取り返しのつかない痛みを、

次に活かすことが出来るのか?





そういう「お題」を与えられてるんじゃないかと思うのです。








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by shuklm | 2015-03-06 22:03 | ホロコースト/ヘイトのこと | Comments(0)

「ホロコーストを経験したのに、なぜ?」その2

エルサレム・首相官邸前

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それにしても、「なぜ今」なのか?


なぜ今回、イスラエルは、子供を標的にするような、

こんな滅茶苦茶な軍事作戦を強行したのか?



イスラエルの現首相ネタニヤフの側でいえば、

ぶっちゃけ、政権維持が理由ではないですか


今回の軍事作戦が開始されたのは、

パレスチナ内部で対立していたハマスとファタハが和解した矢先でした。


そしてハマスは、10年間の停戦を提案していました。


和平へ向かったら、右派リクードを率いるネタニヤフは、

国内での自分の存立基盤が危うくなる。

パレスチナ人同士で内紛してくれてた方が都合がいいわけです。



そんな身勝手な理由のために、

いまこんなにも沢山のパレスチナたちが犠牲になってる。


冗談ではない、と思うのです。


byしゅくらむ

by shuklm | 2014-08-14 06:26 | ホロコースト/ヘイトについて | Comments(0)