オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

syuklm.exblog.jp

カテゴリ:「国際貢献」・PKO・自衛隊( 16 )

コレが海外派兵リアル!死亡区分は事故死・病死のみ、「紛争死」は保険適用外。元自衛官が語る@VFPジャパン設立総会レポpart3






知ってるつもりで知らなかった海外派兵の実態。


戦死を想定されずに、最前線へ送られる自衛官たち。





「有事」には最前線に立つ

普通科連隊(現レンジャー部隊)出身の

井筒高雄さんが語った、

「自衛隊をめぐるリアル」。



重要な指摘満載だったのですが、

今回は海外派兵について絞って

再構成してお届けします。




b0343370_20043608.png


▲南スーダンPKOで戦死した中国兵の現地葬儀。

棺にかけられているのは、

左奥が国連旗、右手前が中国国旗






◆◆◆井筒さんが代表を務めるVFPジャパン

(平和を求める元自衛官と市民の会)

設立総会にての講演より◆◆◆


b0343370_20102186.png
b0343370_20034716.png




去年7月、南スーダンの首都ジュバであった

戦闘では、中国の歩兵部隊2名が戦死しました。




今後、こういったことが自衛隊員にも起こりうる。






しかし自衛隊の場合、「戦死」扱いになりません。

「戦闘」ではなく「衝突」なので。



そもそも「戦死」を想定していないんです。


「戦争死」にしたら、戦争で

憲法と直結してしまうから。






南スーダン派遣隊の死亡区分規定にあったのは、

「事故死」と「病死」の2種類だけです。






それから、「防衛省職員団体生命保険」

というのがあるんですが、

任意という名の強制なのに、

「戦争死」と「紛争死」は除外されています。

保険が下りない。





さらに、「PKO保険」という民間保険があります。



国の命令で任務で行くのに、

なぜ保険を自分で掛けなくてはならないのか?



死亡時の最高額は1億円ですが、

いくらもらえるか、

「死んでみないとわからない」

のが現実です。








■拒否できないことも知らされず入隊■






自衛官は皆、入隊時に服務規定に宣誓します。



原則的に、依願的退職は認めてもらえない。

労働基準法も、除外規定になっています。




そして安保法制によって変わったのは、

海外派遣時のペナルティです。


命令拒否をすると禁固刑になります。





これらは入隊時には知らされていません。


災害派遣や人助けをしたいと入隊したら、

そういう現実が待っている。





しかも誰が最前線に行くのかというと、

死亡時のコストが安い人達、つまり

入隊して4年以内の若い人たちです。








■なかったことにされているPTSD。家族も苦しんでいる■



b0343370_20095275.png



去年7月の南スーダン戦死者が出た戦闘で、

その惨劇を見て20名がPTSDに罹ったと、

日報報告にあがっている。

菅官房長官はそんなことはないと言っていますが。




戦闘任務、死傷者が出る現場、

砲弾が飛んでくる現場では、

PTSDに罹る可能性が高いので

きちんとしたケアが必要だと指摘されています。




すでに2004年の防衛省報告でも、

イラク戦争後の戦闘任務の検証事項が

まとめられてる。 





PTSDの行きつく先が自殺なわけですが、

イラクとアフガンに限定しても58名。



その裏に、PTSD傾向になる人が2,000人前後、

その手前の鬱や不安定障害になる人が約9,000人。




海外派遣すれば、部隊の1割から2割が

必ず心の障害を持つことがわかっています。







そして、注目されていないんですが、

帰ってきた自衛官の家庭内でも

PTSDを発症しているというデータがあります。




例えば、帰ってきたお父さんが、

ちょっとした物音で怒り出す。


あるいは、花火の音を聞いた瞬間

「あっ」と叫び声をあげる



そういう中で家族もどうしていいかわからず

心を病んでしまうという事例も報告されています。





しかし家族にもかん口令が敷かれていて、

今まで表に現れてこなかった。








■いまこそ自衛隊リアルの共有を■ 






b0343370_20103534.png

自衛官は、自衛隊法61条で

政治的行為を制限されています。



なぜ政治的発言してはいけないかというと、

武器を持っている人達が政治的関与すると、

クーデターが起こってしまうからです。




ですから、今回、河野統合幕僚長が

「憲法に明記されるなら有難い」

と発言したのは、大問題です。


b0343370_20100653.png


しかし政府は、「一個人の発言」としてなら

政治的行為の制限に当たらないと、

わざわざ閣議決定しています。




そうであれば、これからは、

OBだけでなく現役の方も、

「一自衛官として」どんどん堂々と

発言してほしいと思います。



b0343370_20104838.png


自衛官は入隊時に、

「事に及んでは、危険を顧みず、

身をもって責務の完遂に務める」

という服務の宣誓を行っています。



問題は、それが国民の負託に応えるものであるのか?

ということです。





それは、災害派遣などは別として、

安保法制に限定していえば、

国民の負託に応えるものではないと私は思います。


9条の下で、どこまで出来て

どこまですべきでないのか、

是々非々の議論をすべきだと思います。






◆◆◆




▼講演はすべて公認動画で視聴可能です!

<ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン設立記念シンポジウム>

https://youtu.be/R80vKczYwlc

https://www.youtube.com/watch?v=R80vKczYwlc&feature=youtu.be


Facebook: ベテランズフォー ピース ジャパン (VFP ジャパン)- Veterans For Peace JAPAN

公式サイト; http://vfpjp.org/








■個人的感想・いまこそ自衛隊のミッション議論の時■






お話を伺っていて改めて感じたのは、

現場の自衛官に矛盾がすべて押し付けられている

物凄いねじれときしみでした。



たとえ戦闘で死亡しても、

精神に深い傷を負っても、

なかったことにされてしまう。



公務なのに!!



憲法にぶつからないようにするために、

「戦闘現場でないところ」を選んで送り込むという、

訳のわからないことになっている。





じゃあそもそもなんのための海外派兵なのか??




南スーダン派遣は民主党政権時代なので、

自民党のせいだけではない。





これは個人的意見ですが、

一つだけ確実なのは、

彼らに負託するに足るミッションを

私たちは決めてこなかったということ。




自衛官が「危険を顧みず、身をもって

責務の完遂に務める」べきミッションとはなんなのか?




井筒さんも指摘されていた

9条の下で、どこまで出来て

どこまですべきでないのか」、

「国民の負託に応えるものであるのか」

について、議論はまだまだ端緒についたばかり。





いまようやく私たちは、自衛官の等身大

リアルに触れる機会を得ました。




ここを始まりにして、

お互いに向き合い、

議論に取り組んでいく時なのだと思います。





このブログでも今までずっと取り上げてきたことですが、

今後の改憲論議や国民投票もにらんで、

さらに掘り下げていきたいと思います。



【関連情報】

BuzzFeed記事

自衛隊員、海外派遣でPTSD傾向、自殺も 南スーダンでは「深い傷」 メンタルケアの重要性

https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/jsdf-ptsd?utm_term=.lnNeM9o96W#.omW3AX4XQv>


「海外派遣自衛官と家族の健康を考える会」

https://kaigaihakensdf.wixsite.com/health

ツイッター

https://twitter.com/kaigaihaken_sdf




【当ブログ内関連記事】


知ってた??自衛官が毎年2個小隊分ずつ自殺し、アメリカでは帰還兵が毎日平均23人自死している。戦争のリアルとコストを問うVFPジャパン、設立総会&記念講演へ!!▼

http://syuklm.exblog.jp/26910093/


コレが戦場PTSDのリアル!それは人生をどう変えてしまうのか?アメリカ兵PTSDケアのスペシャリストが指摘!@VFPジャパン設立総会レポpart2▼

http://syuklm.exblog.jp/26940290/


70年越しの宿題・その2。「自衛隊は軍隊じゃない」という理屈が、自衛隊員を危険に晒す▼

http://syuklm.exblog.jp/24931440/





byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
by shuklm | 2017-06-26 20:31 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)

頭をアツく冷やすためのJAZZ、憲法記念日に逝った友へ【伊勢崎賢治さんJAZZ&TALK LIVEレポ】





「平和とは、

自らが戦争犯罪を犯す可能性を

想定外にすることではありません。

ジャズ。泥憲和さんに捧げます。」


(伊勢崎賢治さんFacebookより)




b0343370_22024063.jpg





奇しくも、憲法記念日に亡くなられた

元自衛官の泥憲和さん。



陸上自衛隊の地対空ミサイル部隊に所属し、

まさに日本防衛の最前線にいた立場から、

集団的自衛権・改憲などに

精力的な発言を続けてこられました。





自衛隊という、常時日陰に置かれる存在が、

日本の平和、ひいては個々の幸せを

支えているという「事実」を知り

しかしながら、それを見ようともしない、

護憲原理主義者の危うさをもっとも深く理解し、

それでも突き放さずに対話を試みてくださった、泥さん。




懐の深い方、だったと思います。





一方、アメリカ追従の姿勢から

改憲を急ぐ輩には、本来、

「愛国」という言葉に内包されるべきは、

平和主義と基本的人権だと、叱りとばす。



理論と情のバランス感覚に優れた、

稀有な存在の方でした。






その泥さんに捧げられた

JAZZ&TALKLIVE、行ってきました。




泥さんの墓前に捧げられた

伊勢崎さんの言葉の数々を、

どうぞご一緒に噛みしめてください。








「9条も自衛隊も好きな日本人」





同じ憲法記念日に発せられた

安倍首相の改憲発言について。





伊勢崎さん


「安倍さんは、憲法9条はそのままで、

自衛隊を載せるって言い出したでしょ。


うまいなあと思いましたよ。




日本人って、大体が自衛隊が好きだし、

9条も大好きでしょう。


これが選挙の争点になったら、

自民党が歴史的大勝しますよ。」




「野党は何を争点にするか、

真剣に考えたほうがいいですよ。


この問題は、戦後ずっと

ほったらかしにしてきたからこうなった。」




「その最終章を、2年前から安倍さんは用意してた。




護憲派が『自衛隊を合憲』だって

言っちゃったら、憲法の意味がなくなっちゃう。


国の1番大切なものである憲法を

ないがしろにするなんてダメですよ。」






▼曲は、伊勢崎さん作曲の「日本のジレンマ」「忖度」。

b0343370_22033549.png







なるほど、と思いました。





国防や災害救助や国際貢献に

黙々と取り組む自衛隊を、

実に9割もの国民が支持していながら、

実際に彼らが直面している

現実や苦悩はほとんど知られていない。




「軍隊でない」という位置づけゆえに

法的身分がない自衛隊員は、

例えば任務であるPKOの場であっても、

個人の責任で引き金を引かねばならない。



「交戦権を認められない」ために、

当然のことながら交戦主体になれない

自衛隊員は、たとえ、南シナ海で

国防の任務にあたっていたとしても、

国際人道法の適用を受けられない。






つまり、いつ戦争犯罪人になっても

おかしくない状態を放置されてきたこと。


今や、それが自衛隊員にとっての

最大のリスクになっていると。






それは、憲法という理念と

自衛隊というリアルの間に生じる齟齬の

必然的な結果であり、

護憲派の主張する

「時の政権の無責任な運用」ばかりに

責任を帰するわけにはいかないのです。




そこを意識的であれ、無意識であれ、

見ないようにしてきた護憲派の姿勢は、

憲法の理念を結果として損なっている。






「自衛隊もこんなに頑張って

くれてるんだから、ちゃんと

位置付けてあげたほうがいいよね。


9条も変わらないんだったら

いいんじゃないの?」という、


ふわっとした世論を作ってきたのは、

多分に護憲派の責任でもあるということ。






だから、安倍改憲案は、そこを明確に取りに来てる。


いい加減、そこに気づいてくれよ、と。






自らが生み出してきた問題に、

どう護憲派は対応していくのか。


いま問われているのは

まさにそこなのだと、

あらためて考えさせられました。







伊勢崎さん「今日のラストの曲はクリフォードの『Peace』。

友人が亡くなった時にはいつもこれを演るんです。

今日は泥さんのために。

泥さんは追悼なんて望んでないかもしれないけど。

僕も追悼なんてされたくないですけどね。










「平和とは、

自らが戦争犯罪を犯す可能性を

想定外にすることではない。」





冒頭に引用した伊勢崎さんの言葉を再度繰り返します。





国際的に、あるいは人道上、

許されるか許されないかは、

憲法の理念とは違う位相で問われること。




だから、自衛隊というリアルと

憲法の理念に齟齬が生じるのは

当たり前であって、

そこを問うことなしに、

わたしたちが愛する「この国の平和主義」を

胸張って世界に誇ることができるのか? 

それは無理だと思うのです。





国連幹部やアフガニスタン武装解除の

日本代表も務めた国際紛争解決の

実務家が突きつける現実は、

今日も重く厳しいものでした。




「護憲派こそそのリアリズムを主張すべき。

それこそが真の平和主義ではないのか?」







泥さんが身を以て私たちに遺してくれた問い。




そこから目を逸らさないで、

真摯に向き合い続けるところに、

状況を切り拓いていくカギがあるのではないでしょうか。







伊勢崎さんの今後のJazzLIVE予定はコチラ!▼

https://www.facebook.com/kenji.isezaki.jazz/?fref=ts




【当ブログ内関連記事】


改憲の「割りきれなさ」、護憲の「落とし穴」。これからの「論憲」のために▼

http://syuklm.exblog.jp/26840079/


安倍首相の改憲案。北朝鮮危機もネタ? 明文化しても自衛隊員を救えない理由。▼

http://syuklm.exblog.jp/26833150/


自衛隊員が直面してる現実を、私達はリアルに知ってるだろうか? その1~3▼

http://syuklm.exblog.jp/25417679/

http://syuklm.exblog.jp/25432174/

http://syuklm.exblog.jp/25446802/


自衛隊、憲法、安全保障などはコチラのカテゴリーにまとめました▼

憲法・国民投票・天皇制など

国際貢献・PKO・自衛隊

安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和





byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
by shuklm | 2017-05-09 22:23 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)

超拡散希望!!【シェア】南スーダン飢餓への緊急支援を








【時事ドットコムより】


南スーダンの一部では、すでに

100万人が飢餓寸前の状態にあり、

このままでは、7月までに

550万人が深刻な食糧不足に陥る

との警告が。



国際貢献と言うのなら、

一刻も早い人道支援を…!

手遅れになる前に、シェアお願いします



****シェアココから******


[特定非営利活動法人

ワールド・ビジョン・ジャパン]より


【緊急アピール:南スーダン一部で飢饉宣言】緊急食糧支援にご協力をお願いします

http://www.jiji.com/jc/article?k=000000108.000005096&g=prt



世界の子どもを支援する

国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン

(東京都中野区、常務執行役員・事務局長:片山信彦、

以下WVJ)は、

2017年2月20日に南スーダンの一部で飢饉が宣言されたことを受け、

飢餓に直面している何万人もの人々に、

一刻も早く人道支援の規模を拡大する必要がある、

と警告します。


【100万人が飢饉寸前の状態に】


2017年2月20日、南スーダン北部ユニティ州の

一部地域で飢饉が発生したことが宣言されました。


世界食糧計画(WFP)などの国連機関は、

10万人が飢餓に直面しており、

さらに100万人が飢饉寸前の状態にあると報告しています。


このまま飢餓の状況が続くと、

7月までに、550万人が深刻な食糧不足に陥ると見られています。



【一刻を争う人道支援の拡大】


飢饉は、食糧安全保障が危機的な状態にあり、

すでに相当数の人々が飢餓のために

命を落としていることが慎重な分析によって

明らかになった場合に宣言されます。



ワールド・ビジョン・南スーダンの事務局長、

ペリー・マンスフィールドは次のように話します。

「食べる物がなく、すでに空腹だった子どもたちは、

今、更なるスピードで一層深刻な危機に陥っています」。



「あと数週間で雨季を迎えると、

道路は通行不能になり、

何百万人もの人が支援から取り残されてしまいます。


手遅れになる前に、食糧を届け、

備える機会は、小さく、閉ざされつつあります」





【ワールド・ビジョン・ジャパンの

南スーダンでの活動】


ワールド・ビジョン・ジャパンは、

独立前の紛争中から長期にわたって

南スーダンの人々のニーズに寄り添い、

栄養・食糧支援、水衛生、教育支援、

農具や魚網などの配布による

生計向上などの活動を幅広く行ってきました。

2016年度には、国連世界食糧計画(WFP)との連携により

60万人以上の人々に支援を届けました。

飢饉の宣言を受け、さらなる支援活動を継続していきます。





【南スーダン緊急食糧援助募金にご協力をお願いします】



WEB:https://www.worldvision.jp/form/donation/entry_input?did=367&price=5000


郵便振替:00140-4-900664「南スーダン緊急食糧援助募金のため」と明記の上、

「特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン」宛


※ワールド・ビジョン・ジャパンへの寄付は、

税制優遇措置(寄付金控除)の対象となります。




■ワールド・ビジョン・ジャパンとは


キリスト教精神に基づき、

貧困や紛争、自然災害等のために

困難な状況で生きる子どもたちのために

活動する国際NGO。


国連経済社会理事会に公認・登録された、

約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。


詳しくは www.worldvision.jp へ。




*****シェアここまで********






byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
by shuklm | 2017-02-26 18:35 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)

南スーダン「虐殺」に自衛隊員を加担させちゃいけない。なるはや撤退、そして自衛隊の役割の議論を。







**本日のINDEX***



1■いまや南スーダン政府が民族浄化を推進。自衛隊に犠牲が出てからでは遅い■


2■同調圧力に抗する難しさ。日本もあっという間にイスラエルのようになりうる。■


3■どうすれば撤退できる? 自衛隊を二度と「戦場」へ送らないためには?■



****





自衛隊日報開示請求をした

ジャーナリスト布施祐仁さんのTwitter

https://twitter.com/yujinfuse/status/830561387977994241

b0343370_21161096.png



1■いまや南スーダン政府が民族浄化を推進している。自衛隊に犠牲が出てから考えるのでは遅い■




b0343370_21162627.png



これが事実なら、南スーダン政府は、

もはや政府とは呼べない。


「虐殺」の推進機関となっている

ということです…。




危機アジリはしたくないけど、

現地状況は待ったなし。


停戦合意崩壊どころじゃない。





南スーダン政府をこれ以上

支援してはいけない。


南スーダン政府の要請に応じて

派遣されている形になっている

自衛隊員が、最悪、

虐殺に手を貸すことになってしまう。





そしてこんな状況で、もし万が一、

自衛隊員に「殉職者」が出たら。



小田嶋隆さんの正鵠を射た指摘▼

https://twitter.com/tako_ashi/status/830262710327599105



b0343370_21193068.jpg




b0343370_21092450.jpg




今考えずにいつ考えるの??




「何か」が起こったら、

平和運動側の主張なんて

ふっ飛んでしまう。



それから慌てて考えるのでは遅いんです。





今からもう覚悟を決めて、

態勢をつくっておかないと。







2■同調圧力に抗する難しさ。日本もあっという間にイスラエルのようになりうる。■






2006年の北朝鮮ミサイル発射時、


日本の世論があっという間に

「北朝鮮怖い。何するかわからない」と

恐怖と猜疑心一色に塗りつぶされる

のを見のあたりにしました。



朝鮮学校の生徒への嫌がらせなど、

吹き荒れるヘイトに、

抗することを口にするのもはばかられる雰囲気。






それは、その数年前に訪問した

イスラエルの首都テルアビブで

感じたのと、まったく同じ空気でした。



「今は非常事態だ」、


「何をするかわからない相手に

話し合いなんてできるか?!」、と。





「平和的解決を」なんて

お題目にしか聞こえない、届かない。




日本だって状況次第でいとも簡単に

「恐怖に囚われたイスラエル人」

になりうるのだと思い知らされました。







一旦世論が雪崩れると、

疑問の声を挙げるのすら

容易ではなくなる。





その時に何が言えるのか?


そうしないために何ができるのか?







3■どうすれば撤退できる? 自衛隊を二度と「戦場」へ送らないためには?■






これから先、どんな事態が起こっても、

私たち日本人が招いた責任です。


もはや時の政治家のせいには出来ない。




自公政権のみならず、

派遣を決めた当時の民主党政権の

責任はもちろんありますが、


自衛隊員のミッションを

明確に決めないまま

ズルズルここまで来てしまった私達国民も、

とうてい無実ではありえない。




どんなことになったとしても、

私たちが受け止めて進むしかない。



腹を括るしかないと思います。






とにかく今すぐ撤退するために、

どうか、野党も政局にしないで、

どうやったら実現できるのかを

真剣に考えてほしい。





日報の破棄という、

シビリアンコントロール機能不全な状態は

看過できない大問題ですが、


それより何より今は、

自衛隊員を虐殺者にさせてはいけない。


自衛隊員を犠牲者にしてはいけないはずです。



絶対に。






民進党もこの際プライドを捨てて、

手打ちでも何でもいいから

話をつけてほしい。


派遣した責任を問われたら

民進党だって吹き飛びかねないでしょう??





これまでは国際的にも人道的にも、

住民を見捨てて撤退なんか

出来ない状況だった。



でも今なら、

「現状の南スーダン政府への協力は出来ない。

人道への罪に加担するわけにいかない」

と言えるのでは??






そして南スーダン住民を誰も傷つけず、

自衛隊員も一人も欠けずに

無事に帰ってきてもらったら、



二度と自衛隊をこんな状況に

追い込むことがないように、

自衛隊のミッションを

皆でキッチリ決めましょう。




自衛隊を軍隊として認めるのか、

それとも解体するのか、

災害救助・国際援助に特化するのか、

といったことを。





それが自衛隊員を「戦場」へ送ってしまった

私たち国民の責任だと思います。





【当ブログ内関連記事】


テルアビブにて・4.「テロの脅威」に、勝手にビビる。

http://syuklm.exblog.jp/23757931/


【関連カテゴリー】


国際貢献・PKO・自衛隊

憲法・国民投票・天皇制など



※タイトルと文章を一部修正しました(2017.3.5)



byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
by shuklm | 2017-02-12 21:36 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(2)

【画像採録】カンボジアPKO 文民警察官の死・知られざる実態






本日放送 TBS「報道の日」特集より

『文民警察官襲撃事件・カンボジアPKOの知られざる実態』


襲撃され亡くなられた岡田警察官。
彼が属していた班長が語る現場の苦悩。

「地獄だった…」。


私たちがあまりにも知らないリアル。
まずはこうした事実を共有することから。



(取り急ぎ、画像のみ採録させていただきます)

b0343370_16515407.jpg
b0343370_16515522.jpg
b0343370_16515505.jpg
b0343370_16515602.jpg
b0343370_16515707.jpg
b0343370_16515740.jpg
b0343370_16515853.jpg
b0343370_16515928.jpg
b0343370_16565915.jpg
b0343370_16515951.jpg
b0343370_16520040.jpg




b0343370_16570013.jpg



b0343370_16570110.jpg



b0343370_16570166.jpg

b0343370_16570276.jpg

b0343370_16570380.jpg

b0343370_16570355.jpg


b0343370_16570478.jpg

b0343370_16570530.jpg


b0343370_16570603.jpg
b0343370_17015805.jpg
b0343370_17015828.jpg
b0343370_17015939.jpg
b0343370_17020032.jpg
b0343370_17020052.jpg
b0343370_17020161.jpg
b0343370_17020211.jpg
b0343370_17020235.jpg
b0343370_17020317.jpg
b0343370_17020460.jpg
b0343370_17033829.jpg
b0343370_17033920.jpg
b0343370_17034014.jpg
b0343370_17034050.jpg
b0343370_17034160.jpg
b0343370_17034271.jpg
b0343370_17034285.jpg
b0343370_17034373.jpg
b0343370_17034431.jpg
b0343370_17034580.jpg
b0343370_17093468.jpg
b0343370_17093578.jpg
b0343370_17093600.jpg
b0343370_17093757.jpg
b0343370_17093723.jpg
b0343370_17093874.jpg
b0343370_17093973.jpg
b0343370_17093923.jpg
b0343370_17094044.jpg
b0343370_17123385.jpg
b0343370_17123475.jpg
b0343370_17123436.jpg
b0343370_17123546.jpg
b0343370_17123632.jpg
b0343370_17123637.jpg
b0343370_17123746.jpg
b0343370_17123884.jpg
b0343370_17123856.jpg
b0343370_17123951.jpg
b0343370_17143254.jpg
b0343370_17143322.jpg
b0343370_17143425.jpg
b0343370_17143438.jpg
b0343370_17143568.jpg
b0343370_17143609.jpg
b0343370_17143600.jpg
b0343370_17143793.jpg
b0343370_17143863.jpg





※タイトル改題しました(2017.1.24)



byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

by shuklm | 2016-12-30 16:30 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)

自衛隊員が直面してるリアルを知ってる?その3







***「日本人は人を殺しに行くのか」より抜粋*****






「集団的自衛権」以前の問題





”では、今までの自衛隊の海外派遣は何だったのか。


これは、今の安倍政権だけの問題ではないのです。





カンボジアへのPKO派遣以来、

我々は歴史的に間違いを犯し続けてきました。




世界広しと言えど、

軍法のない軍事組織を海外へ送るのは、

日本以外にありません。






ですから、これからも日本国民が、

武器を持った自衛隊を

海外に派遣し続けるつもりなら、


集団的自衛権の行使容認などという話以前に、

自衛隊を軍隊と認め、

軍法を持たせるかどうかを、

国を挙げて喧々諤々

議論しなければいけないでしょう。






その間は当然、

自衛隊を海外に派遣してはいけません。





もしもこのまま軍法を持たない自衛隊の

海外派遣を容認するとしたら、

それは、日本国民のひとりであるあなたが、

ただでさえ重たい任務を背負っている自衛隊に、

さらなる苦しみを与えることと同義になります。”






***シェアココまで*****





こんな無責任状態のままで、

自衛隊員を危険に晒していいのか?

ってことなんです。




だから、自衛隊の位置付けを曖昧なままで、

彼らを「前線」に立たせてはいけないんです。



南スーダンでも、南シナ海でも。

海外でも国内でも、絶対に。





じゃあ具体的にはどうするか?




安保法を廃案にしたとしても、

この法的な裏付けがない状態は変わらない。



賛成議員を落選させたとしても、

それだけではこの問題は解決しない。




そこから先に話を進めないといかん時に

来ていると思うのです。





それを今後書きたいと思います。






【当ブログ内関連記事】


70年越しの宿題・その2。「自衛隊は軍隊じゃない」という理屈が、自衛隊員を危険に晒す。↓

http://syuklm.exblog.jp/24931440/



byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

by shuklm | 2016-03-03 19:29 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)

自衛隊員が直面してるリアルを知ってる?その2






***「日本人は人を殺しに行くのか」より抜粋*****





「軍隊でない」とアピールすることで無事だったイラク自衛隊






"イラク派遣で、こんなエピソードがあります。



イラクのサマワに送られた自衛隊は、

多国籍軍の一員でした。




現地は砂漠地帯ですから、

多国籍軍のユニフォームは

みんな砂色の迷彩服でした。




ところが、自衛隊だけは緑色の

ジャングル仕様の迷彩服だったのです。


それはもはや迷彩服とは呼べません。




自衛隊員は、

あえて目立つ服を着ていっただけでなく、

遠くからでもわかるように、

日の丸をデカデカと身に着けていました。





いったいなぜでしょうか?






なんと彼らは、

「平和の国、日本から来た私たちは、

戦争はしないんだよ」ということを、

身体を張ってアピールしていたのです。




わざと目立つことで、

『捨て身の軍事行動』をとったのです。






派遣された自衛隊員に自殺者が出る訳





これは、通常の歩兵が味わうものと、

まったく異質の「恐怖」だったと思います。



だから、自衛隊の中に自殺者が出るんです。




こんなことを、いつまで

自衛隊の諸君にさせるのでしょうか?




軍法を持たない軍事組織を

海外に送る政治的・外交的リスクを、

いつまで自衛隊に押し付けるのでしょうか?




こんな無責任な状態で自衛隊を出す

一国の総理がいたとしたら、

自衛隊の最高司令官を名乗る資格はありません。”






***シェアココまで*****





(その3へ続きます)




【当ブログ内関連記事】


【シェア】再録「イラク派遣 10年目の真実」↓

http://syuklm.exblog.jp/24488767/





byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

by shuklm | 2016-03-01 20:21 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)

自衛隊員が直面してる現実を、私達はリアルに知ってるだろうか?







たった今も、「自衛隊は軍隊じゃない」という

理屈によって、自衛隊員が危険に晒されている。





「安全保障」とかいうのなら、

まずはそのリアルを、

国民全員がちゃんと共有する

必要があると思うんです。






手掛かりにしたいのは、

国際紛争解決のプロ・

伊勢崎賢治さんの指摘。




元国連職員で、

アフガニスタン武装解除の日本全権代表でもあり、

防衛大学校で教鞭も執ったことのある方です。







著書「日本人は人を殺しに行くのか」より。


2014年の著書ですが、ここで指摘された問題は

未だに積み残されたままです。




3回に分けてUPさせていただきます。



(見出しはしゅくらむが付けさせていただきました)








*** 「日本人は人を殺しに行くのか」 より抜粋*****






自衛隊は、法的には警察の延長上





”自衛隊と言うのは、法的には「警察予備隊」

のまま存在しているものです。



つまり、「法的」に自衛隊は、

警察組織の延長でしかありません。





なぜなら自衛隊は、「軍隊」であれば当然

持っておかなければいけない「軍法」

――つまり、軍事法典、軍事法廷――を

もっていないからです。”






”軍事作戦では、必ず民間人を巻き込む

過失が起こります。




もし軍事作戦にあたる中で、

地元社会に対する過失が起こった場合、

どうなるのでしょう。



もちろん、訴追免除でそのまま、

ということではすみません。




ではどうするかと言えば、

軍を派遣している側の政府が、

地元社会に対し、

「現地法では裁かれないけど、

直ちに本国に送還して、

もっともっと厳しいその国の軍法で

裁くから許してね」と

言うしかないのです。





これが言えない軍事組織は、

単純に『使えない』のです。





そんな組織が派遣されれば、

現地社会がただでさえ持っている

「非対称な怒り」の火に

油を注ぐことになるからです。”







「軍隊でない組織」が国外で犯罪を犯すと何が起こるか?





”「軍法を持たない軍隊(に準ずる組織)の兵士が

国外で罪を犯したとき、

何が起こるのか?」


についての象徴的な例といえば、


20079月にイラクの首都バクダッドで起きた

「ブラックウォーター事件」です。





これはブラックウォーター社と言う

民間軍事会社(要は傭兵部隊)の人間が、

突然非武装の住民に向かって銃を乱射し、

少なくとも11人のイラク市民を死亡させた

という凄惨な事件です。





当時、イラク国内(つまり海外での活動)

における民間の軍事会社は、

イラク国内法から訴追されないばかりか

――正規の兵士でもないため――

アメリカの軍法でも裁けない状態にありました。





つまり、当時のアメリカの民間軍事会社は、

イラク国内で何をやっても

法に問われない立場にあったのです。




この問題は、イラク国内に

多くの怒りを呼び込み、

アメリカは国際社会から

強烈な非難の声を浴びました。






これと同じ事態に、

軍法のない自衛隊はあるのです。







今まで事件が起きなかったのは、自衛隊員の努力の結果





慣れない若い隊員が、

迫り来る(民兵が混じっている)群集を前に

恐怖でパニックを起こし、

銃を乱射してしまうというのは、

いつでも、だれにでも起きる可能性があります。




そんな状況であるにもかかわらず、

「非戦闘地域」「後方支援」などと言う形で

(実はこれらの言葉は日本独自の言葉であるため、

多国籍軍の現場では英語に訳しようがありません)、


「事件が起こらない想定」で、

自衛隊は海外に身を置き続けている訳です。




それでもなお、

自衛隊は何も事件を起こしていません。

誰も殺していないのです。





それはひとえに、自衛隊が偉かったからです。



現場の自衛隊員が、

誰よりこの問題を認識していたのです。






***シェアココまで*****





(その2へ続きます)



byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

by shuklm | 2016-02-28 10:44 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)

超重要!「駆け付け警護」という用語は現場には無い!






国際紛争解決のプロの超リアル指摘。


取り急ぎシェアさせていただきます。






ポイントは、



・「駆け付け」ようと駆け付けまいと、

 国際法上では武力行使



・「PKFは危険だけど、PKOなら安全」

 というのは時代錯誤

 いまやPKOが交戦主体



・PKF部隊派遣にこだわる先進国は、

 世界でも日本と韓国くらいだけ





国会での議論は井の中の蛙、



政府が言うところの「国際社会」でも「国際法」上でも

通用しない理屈ってこと。


まず押さえたうえで議論しないと!








***伊勢崎賢治さんTwitter 2月23日付より シェア***





2/26fri 大熊ワタル(cl)伊勢崎賢治(tp)ジャズヒケシ告知




まず「駆けつけ警護」なる用語は

現場にはありません。





あるのはProtection。


国連平和維持活動PKOが行う警備保護業務で、

駆けつけようと駆けつけまいと、

武力を使って保護します。





僕はかつてPKOにおいて、

配下にいる国連平和維持軍PKFと

国連文民警察をつかって、

僕の責任施政下にいる国連職員、

人道援NGOをProtectionする任務にいました。




他国部隊の警護は一つの統合指揮下に

「一体化」するPKF部隊として当たり前。


(施設部隊としての自衛隊がPKFでない、

武力の行使に一体化しないという歴代の政府のウソは、

これをご覧ください

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47860 )




その他の「駆け付け警護」は、

国連職員、人道援助要員への傷害を違法とする

紛争当事者国(例えば南スーダン)の

国内法を根拠として

警察権を行使する「国連文民警察」のお仕事です。




住民保護という「ある国家の国民に降りかかる脅威を

その国家に変わって国連が殲滅する」、


つまり「国連が自衛権を行使する」

ようになった現代のPKOにおいて、

国連平和維持軍PKFと

国連文民警察の線引きは、

より明確になりました。




PKFは交戦主体となりますので

準拠するのは戦時国際法・国際人道法。


国連文民警察は当事者国の国内法です。





つまり、PKFは戦争として敵に対峙し、

国連文民警察は犯罪として対峙する。



住民保護のために国連全体が

より”好戦化”するなかで、


昔は、現地国警察の補完的役割であった国連文民警察は、

身内(国連職員、NGO等人道援助要員)の

「駆けつけ警護」のため、

より先鋭化しています。




それが、Formed Police Unit です。


日本の機動隊を自動小銃、装甲車で

完全武装させたものと

考えてください。



南スーダンにもしっかり配備され、

全員女性の部隊もあります

(http://womenspolicenetwork.org/formed-police-units/)。





はっきりいって、

自衛隊の施設部隊より”強い”し、

これは、”警察”のお仕事です。




そもそも、”交戦”、

つまり戦争するようになったPKFに、

部隊を提供する先進国は、もはや、

その紛争に歴史的な責を負う

旧宗主国にもありません。




外貨稼ぎ(国連から償還金が支払われます)

の発展途上国と、

当該国の紛争が自国に影響があるという逼迫さ

(いわば”国家存立危機事態”)から

参加する周辺国のお仕事になっています。




南スーダンの韓国と日本ぐらいです。


PKF部隊派遣にこだわる奇特な先進国は。





戦争法案ハンタイだけに感けていると、

野党・与党の政局が、国際情勢から

遊離していしまいます。


言わずもがなですが、

実体のない「駆けつけ警護」に感けて、

交戦権のない自衛隊を交戦権を行使するPKFに

「一体化しない」と偽って送り続けてきたのは、

安倍政権”以前”の問題なのです。



もういい加減にしましょう。






2月26日(金)


大熊ワタル(cl)伊勢崎賢治(tp)ジャズヒケシ

午後7時半開演

於:吉祥寺 メグ:http://www.meg-jazz.com/map.html

with 坂本千恵(p), 鈴木堅登(b), 坂本貴啓(ds)



その後の予定です:


3月5日(土)

大熊ワタル(cl)伊勢崎賢治(tp)ジャズヒケシ

午後7時半開演

於:吉祥寺 メグ:http://www.meg-jazz.com/map.html

with 坂本千恵(p), 鈴木堅登(b), 坂本貴啓(ds)


3月25日(金)

伊勢崎賢治(tp)ジャズライブ

午後7時半開演

於:吉祥寺 メグ:http://www.meg-jazz.com/map.html

with 坂本千恵(p), 鈴木堅登(b), 坂本貴啓(ds)




***シェアココまで***




byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



↓よろしかったらポチポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

by shuklm | 2016-02-24 20:58 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)

【シェア】ノーベル平和賞の「チュニジア国民対話カルテット」、受賞の陰に日本の平和的支援が!



知っておきたいこの事実。


2011年の民主化選挙の時に、チュニジアの人たちは「日本にだけ選挙支援をお願いしたい」と語っていたそうです。

軍隊を送り込んで内政干渉したことがない日本だからこそできた、誇るべき平和的貢献がここにある。



元レンジャー部隊(自衛隊の精鋭)・泥 憲和さんのFacebook1010日付よりシェアさせていただきます。





***シェアココから****




【ノーベル平和賞の陰に日本の平和的支援】



チュニジアの民主化プロセスに対して市民団体などに平和賞が授与される。

時間が許せば講演でチュニジアに対する日本の支援について語ってきたので、感慨ひとしおだ。

日本は、アラブの春を経験した国々の民主化を支援してきた。

選挙支援もそのひとつだ。

これはいわゆる「押しつけ援助」ではなく、相手国側からの要請にもとづくものだった。




「日本にだけ選挙支援をお願いしたい」2011年の記事


http://www.jica.go.jp/topics/scene/20111215_01.html



内政干渉をしない日本の援助。

その支援の下で、公平かつ公正で透明度の高い選挙が行われたからこそ、選挙に負けた側もその結果を受け入れた。

その結果、チュニジアがまずはじめに民主的に新政権を発足させることが出来た。

誇るべき日本の貢献がここにもある。

軍隊を送り込んで内政干渉したことがない日本だからこそできた支援だし、成功のひけつもここにあると思う。


PKOを講演テーマに含んでいるときに説明しているとおり、「選挙支援」は国連の「平和と安全」のための国際貢献7つのカテゴリーのひとつ。

軍事的なPKOだけが国際貢献であるかにいう政府の説明はまやかしであり、日本は平和的なカテゴリーの支援分野で、すでに国際貢献を十分に果たしている。

今回の平和賞はそのことを雄弁に語っていると思う。

「ニッポンスゲー」の番組にはいい加減へきえきだが、以下のような記事は本当に誇らしく思う。




-リンク先本文より-



チュニジアとモロッコにおいてもJICAの選挙支援が実施された。


(中略)


両国においては、その成果も大きく、現地のテレビや新聞の1面などでJICAの選挙支援が大々的に報じられた。

それを見たJICA事務所の現地スタッフが、「JICA事務所に勤めていてこれほど誇らしいことはなかった。周りの人たちから『JICAがんばれ』と言われる」と喜んで語っていたのが印象に残っている。




チュニジアに新政権が発足(20152月のJICA記事)


民主化プロセスを継続的に支援


http://www.jica.go.jp/topics/notice/20150217_01.html




貼り付け元 <https://www.facebook.com/norikadzu.doro?fref=ts>





***シェアココまで**






byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2015-12-11 22:48 | 「国際貢献」・PKO・自衛隊 | Comments(0)