オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

syuklm.exblog.jp

アメリカの底力はココにある/日本の私達が投げかけられているコト。






■アメリカ現地からの発信



「トランプ大統領」当確で、

勢いづく人種差別、

吹き荒れるマイノリティーへの排斥。



それでもワタシが絶望しないのは、

アメリカの人達の自浄能力を信じているからです。




大統領選直後から街頭で続く抗議の声、

カリフォルニア独立の動き、

マイケル・ムーアの激。



そして、アメリカ現地からの貴重な発信▼


「どんな暗い時代にも良識と善意が勝つ場面は必ずあります」

Shizuko NagashimaさんFBよりシェアさせていただきます

https://www.facebook.com/shizuko.nagashima.58?pnref=story





コチラもFBよりシェア。

カワイくてユーモラスで破壊力抜群!▼


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「人種差別をぶっとばせ

 パンダみたいになろう 

 彼はブラックでホワイトでアジア人!」(しゅくらむの意訳です)


内山 宙さんがSarcasmさんの写真をシェア

https://www.facebook.com/hiroshi.uchiyama.73?ref=ts&fref=ts&qsefr=1





アメリカに生きる人たちの勇気と底力を感じます。






あと、個人的には、

ほとんど表には表れてこないのですが、

10分に1人が薬物死しているというあの国が

内部崩壊しないでなんとか維持されているのは、

自助コミュニティの存在が大きいと思っています。






■ダイレクトに触れたアメリカの自浄力




ワタシがアメリカの自助コミュニティの力を実感したのは、

10年以上前、燃え尽き症候群に陥って、

アメリカ人カウンセラーのグループセッションに参加した時。


機能不全家族で育ったカウンセラーの彼は、

アルコールと薬物依存症からのサバイバー。



過剰摂取で生死の境を彷徨った後、

自助グループに繋がって回復し、

大学で心理学を修めて国家資格の

アディクション・カウンセラーを取得。


その後、全米随一の依存症治療施設

「ベティ・フォード・センター」勤務をへて、

州児童保護局職員として働いていました。




日本でいうと、

「アル中でジャンキーで廃人寸前だったホームレス」が、

その経験故にスカウトされて

国家公務員になったみたいなものです。




これって凄くないですか???





壮絶な人生をありのままに語り、

還元することで他者の回復を支え、

自分の喜びとして生きる彼を見て、


「人は何度でも生き直すことが出来るんだ」

ということを学びました。






アルコール・薬物依存だけでなく、

ギャンブル・消費・恋愛・性行動依存などの

依存症者のための治療施設・自助グループなど、

「生き直し」を支える自助コミュニティは、

全米のあらゆる州に存在しています。




そういう「敗者こそ復活できる」というのが、

社会の真の強さだと思うんです。







■日本の方がヤバいと思うワケ





自助グループは別に神がかったことをするわけではないのですが、

その底流には、

「自分のどうにもならないことがあることを認める」

「どんなにダメでも神は見捨てない」という

キリスト教的バックボーンが存在しています。




日本でキツイのはここだよなあ、と思うんです。





宗教が日常的な精神的支柱として機能しないから、

天皇制神話とかカルトに集約されちゃったりする。


経済成長神話が崩壊してしまった今、

企業も家族も包摂してくれない。



「置き去り」にされたと感じている人たちも含めて、

新しい拠り所とアイデンティティーをどう構築するのか。




実は厳しいのはアメリカより日本の方だと思います。





そこを私たち自身がどう創りなおしていけるのか、


希望を捨てていないアメリカの人達と一緒に、

それを探っていきたいと思うのです。







byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。
筆者が知る数少ないアラビア語です。
ココでの出会いと、ここまで読んで下さったことに、感謝をこめて。
シュックラム!



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by shuklm | 2016-11-20 19:54 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)