オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

syuklm.exblog.jp

【シェア】元・防空ミサイル部隊の自衛官の指摘。「軍隊はテロを防げない。集団的自衛権は日本を守れない」






2月のテーマ、「安全保障」を考えるにあたって、

絶対に外せないと思うこと。




それは、現場の自衛官の声です。


自衛隊が直面している現実です。







ぜひ読んでいただきたいのが、

元自衛官(防空ミサイル部隊所属)・

泥憲和さんの指摘。





1年半前のスピーチですが、

本質は変わっていないと思いますので、

シェアさせていただきます。











***シェアココから***





2014630 神戸・三宮の街宣活動に

飛び入り演説にて~







突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。




集団的自衛権に反対なので、その話をします。




私は元自衛官で、

防空ミサイル部隊に所属していました。



日本に攻めて来る戦闘機を

叩き落とすのが任務でした。





いま、尖閣の問題とか、

北朝鮮のミサイル問題とか、

不安じゃないですか。



でも、そういったものには、

自衛隊がしっかりと対処します。


自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。


そこは、安心してください。






いま私が反対している集団的自衛権とは、

そういうものではありません。


日本を守る話ではないんです。



売られた喧嘩に正当防衛で対抗する

というものではないんです。


売られてもいない他人の喧嘩に、

こっちから飛び込んでいこうというんです。



それが集団的自衛権なんです。





なんでそんなことに自衛隊が

使われなければならないんですか?



縁もゆかりもない国に行って

「恨みもない人たちを殺してこい」


安倍さんはこのように自衛官に言う訳です。


君たち自衛官も殺されて来いというのです。




冗談ではありません。





自分は戦争に行かないくせに、

安倍さんになんでそんなこと

言われなあかんのですか?



なんでそんな汚れ仕事を

自衛隊が引き受けなければならないんですか?




自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。


見も知らぬ国に行って

殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか。




みなさん、集団的自衛権は

他人の喧嘩を買いに行くことです。



他人の喧嘩を買いに行ったら、

逆恨みされますよね。


当然ですよ。





だから、アメリカと一緒に戦争した国は、

かたっぱしからテロに遭ってるじゃないですか。



イギリスも、スペインも、

ドイツも、フランスも、

みんなテロ事件が起きて

市民が何人も殺害されてるじゃないですか。




みなさん、軍隊はテロを防げないんです。


世界最強の米軍が、テロを防げないんですよ。





自衛隊が海外の戦争に参加して、

日本がテロに狙われたらどうしますか。


みゆき通りで爆弾テロがおきたらどうします。




自衛隊はテロから市民を守れないんです。


テロの被害を受けて、その時になって、

自衛隊が戦争に行ってるからだと

逆恨みされたんではたまりませんよ。





だから私は集団的自衛権には絶対に反対なんです。






安部総理はね、外国で戦争が起きて、

避難してくる日本人を乗せた

アメリカ軍の船を自衛隊が守らなければならないのに、

いまはそれができないからおかしいといいました。



みなさん、これ、

まったくのデタラメですからね。




日本人を米軍が守って避難させる

なんてことは、絶対にありません。



そのことは、アメリカ国防省の

ホームページにちゃんと書いてあります。


アメリカ市民でさえ、

軍隊に余力があるときだけ救助する

と書いてますよ。





ベトナム戦争の時、

米軍は自分だけさっさと逃げ出しました。


米軍も、どこの国の軍隊も、

いざとなったら友軍でさえ見捨てますよ。


自分の命の方が大事、当たり前じゃないですか。





そのとき、逃げられなかった外国の軍隊がありました。



どうしたと思いますか。




軍隊が、赤十字に守られて脱出したんです。



そういうものなんですよ、

戦争というのは。





安倍さんは実際の戦争のことなんか

まったくわかってません。



絵空事を唱えて、自衛官に

戦争に行って来いというんです。



自衛隊はたまりませんよ、こんなの。





みなさん、自衛隊はね、

強力な武器を持ってて、

それを使う訓練を毎日やっています。


一発撃ったら

人がこなごなになって吹き飛んでしまう、


そういうものすごい武器を

持った組織なんです。




だから、自衛隊は慎重に慎重を期して

使って欲しいんです。




私は自衛隊で、

「兵は凶器である」と習いました。


使い方を間違ったら、

取り返しがつきません。





ろくすっぽ議論もしないで、

しても嘘とごまかしで、

国会を乗り切ることはできるでしょう。





でもね、戦場は国会とは違うんです。


命のやり取りをする場所なんです。




そのことを、どうか真剣に、

真剣に考えてください。





みなさん、閣議決定で集団的自衛権を認めてもですよ、

この国の主人公は内閣と違いますよ。


国民ですよ。

みなさんですよ。





憲法をねじ曲げる権限が、

たかが内閣にあるはずないじゃないですか。




安倍さんは第一回目の時、

病気で辞めましたよね。


体調不良や病気という個人のアクシデントで

つぶれるのが内閣ですよ。


そんなところで勝手に決めたら

日本の国がガラリと変わる、

そんなことできません。






これからが正念場です。




だから一緒に考えてください。


一緒に反対してください。





選挙の時は、集団的自衛権に

反対している政党に投票してください。





まだまだ勝負はこれからです。


戦後69年も続いた平和を

崩されてたまるもんですか。





しっかりと考えてくださいね。



ありがとうございました。







******シェアココまで***





byしゅくらむ


シュクラムは、アラビア語で「ありがとう」。

筆者が知数少ないアラビア語です。

ここでの出会いと、ここまで読んで下さったことに感謝をこめて。

シュクラム!



↓よろしかったらポチっと押していただけますと励みになります↓

にほんブログ村 旅行ブログ 中東旅行へ   

にほんブログ村   人気ブログランキングへ


by shuklm | 2016-02-21 20:12 | 安保法・安全保障・日米関係/戦争と平和 | Comments(0)