オトナの社会科・中東からの声を手掛かりに。

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【時事】迫る最終期限・イラン核協議。次の「導火線」となってしまうのか?

「イラン核協議 最終合意に向け交渉ヤマ場へ」 6月27日 付NHKニュース より

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”イランの核開発問題の解決を目指す欧米などとイランの協議は、27日にもアメリカのケリー国務長官とイランのザリーフ外相が直接協議を行うなど交渉はヤマ場を迎える見通しで、交渉期限が今月末に迫るなか、最終合意に向けて対立を解消できるのか予断を許さない状況です。”



「核武装しないのなら、イランの核開発(平和利用)は認める」という最終合意に至るのか。

ただ、たとえ欧米とイランがなんとか合意できたとしても、イスラエルは承認できないのではないか。

「それではイランの核兵器開発を阻止できない。核開発の脅威が残るのなら、イラン核施設への爆撃も辞さない」と公言しているネタニヤフ首相が、武力行使に踏み切る可能性も否定できない。


中東の次の戦禍の導火線となってしまうのではないかと危惧しています。




なにが問題なのか? 


こういう時にいつもとてもわかりやすいので参考にさせていただいているのが、NHK解説委員で中東専門の出川展恒さんの解説です。



2015年03月27日 (金) NHK 放映 

キャッチ!インサイト「イラン核協議とイスラエル」↓

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/900/212942.html


(以下の画像はすべて、上記サイトより)




欧米とイランの大きな対立点は3つ。

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そして、交渉を左右する要因が2つ。アメリカ議会とイスラエルの動向。

合意してもしなくても、イランと敵対関係にあるイスラエルにとっては納得がいかない。

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ここから先は私見になりますが。


前々回の選挙で「イラン核開発阻止」を公約にしていたネタニヤフ首相としては、政権維持のためにはイラン攻撃を選択肢から外せないという面も抱えていると思われます。

しかしもしそれを選択したら、イスラエルの存立自体も脅かす事態を招いてしまうのではないかと思うのです。


以前当ブログにて、「イスラエルの民意がすべて強硬派というわけではない」と書きましたが、

だからこそ、なんとか、武力行使は回避されてほしい。

それを願いつつ、注視したいと思います。




【当ブログ内関連記事】

【時事】私見・イスラエル選挙結果。ガザ攻撃で吹き荒れた逆風を乗り越えて、示された民意。↓

http://syuklm.exblog.jp/24265760/



byしゅくらむ


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by shuklm | 2015-06-27 20:06 | 時事・ニュース | Comments(0)