思い出の、現地ごはん。その2(ドリンク編)・乾いたカラダにしみこむ♩マラミーヤティー
パレスチナの美味しいご当地ドリンクといえば、アラビックコーヒーやミントティーが有名ですが、
個人的にイチオシなのは、マラミーヤティーです!
パレスチナ現地の農業を支えるフェアトレードショップ「セーブ・ザ・オリーブ」の製品
パレスチナ産「マラミーヤ・セージティー」
筆者撮影
ヨーロッパで言うところの、セージティーですね。
イギリスでは「庭にセージを植えている人は長生き」と言われる、万能ハーブ。
パレスチナは、中東地域の中でも、伝統的に薬草文化が発達しているそうです。
マラミーヤは、アラビア語で「聖母マリアの草」という意味とのこと。
「幼子イエスを抱いてエジプトへ逃げるマリアを保護した功により、
人々を癒す力を与えられた」というエピソードが伝わっています。
現地の人たちは、このマラミーヤで濃い目のホットティーを淹れて、
びっくりするくらい大量の砂糖をガンガン入れて飲んでたんですが、
暑い時は、これがまた美味しいんです!
後味サッパリで、油モノに合うんですよね。
中国料理にとってのウーロン茶に近いかな?
以前日本で飲んだ時は「いかにも薬草」っていうカンジで苦手だったのですが、
帰国後、現地モノを入手してから、すっかり好きになってしまいました。
※現地ごはんは、ひとまずここまでとさせていただき、
次回からは、「食で現地を支える」をお伝えしたいと思います。
もちろん、他にも美味しいアラブ料理は一杯ありました。
ただ、訪問当時、私自身アトピー症状が酷かったため、脂分や糖分が多いものを沢山食べられなかったんです。
あまり手を付けない料理のことをきいたり、写真を撮るのも、なんだかすごく申し訳なくて。
そのため、大変限られた情報になっていることをお許し下さい。
ご興味を持っていただいた方は、ぜひ
現地在住や旅上手な方々のサイトをチェックしてみてください!
byしゅくらむ